
タイトル画像のロードバイク用タイヤは 最近見かけるようになってきた GOOD YEARブランドですがブランド名を使わせてもらうライセンス契約製品らしいのでODM。
数年前からPIRELLIブランドの高級自転車タイヤも販売されるようになりましたが、これもODMという話を聞いたことがあります。
どちらも EAGLE F1 SUPER SPORT とか P ZERO とかクルマの高性能タイヤの名前をそのまま自転車用ハイエンドタイヤに使っています。
「有名ブランドの高級品の名前を付けておけば売れるっしょ。」というイメージ戦略でしょうか。
高級自転車用タイヤを造れるメーカーはそんなに多くないと思いますのでOEMやODMでもダメだこりゃっていうタイヤにはなっていないと思いますが、自分が買うならCONTINENTALやVittoria、Vredesteinなどの自社生産タイヤを選びます。
ブリヂストンは昔から全く自転車タイヤは製造しておらずクルマのタイヤ ポテンザをイメージさせるようなネーミングにしたエクステンザという高級ロードバイクタイヤでさえもOEMかODMです。
製品を設計開発したメーカーが自社ブランド製品として別の製造会社にその製造を依頼するのはOEMで、依頼するメーカーが設計開発をせずに(例えば〇〇ブランドのタイヤを製品化したいとかの依頼)依頼される製造メーカーが依頼したメーカーブランド製品の設計開発をして製造するのがODMということのようです。
スポーツ自転車用タイヤブランドはクルマやバイクでは馴染みがない自転車専門タイヤメーカーが多く、上記3社を除いたらドイツの CONTINENTAL 、フランスのMICHELIN(自転車タイヤはOEMらしい)、日本の IRC ぐらいしか自転車乗り以外の人には馴染みがないかもしれません。
自転車ブランドに関しても自転車メーカーと呼ばれているブランドのほとんどは企画・デザイン会社で自社製造はしておらず、数少ない製造会社が世界中の自転車をOEM・ODM生産しているという状況のようです。
今回のようなタイヤも含めて本当にそのメーカーが開発して製造を別の製造会社に依頼したOEM製品ならまだ納得もできるのですが、ブランドの知名度だけを利用してそのメーカー(ブランド)のノウハウが入っていないODM製品が市場に溢れているのは時代の流れからしかたのないことなのかな~????
Posted at 2023/01/17 19:06:17 | |
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