
約1ヶ月ほど前にマリーンズの「
佐々木朗希選手に対するロッテ・吉井理人監督の考えのニュースを見て」というブログを書いたことがあります。
その時に「ポスティングシステムで海外移籍すれば球団には契約金以上の利益をもたらすだろう」ということも書きました。
これは間違いでメジャーリーグの25歳ルールを忘れて書いてしまったものです。
ここ数年の鈴木誠也選手や吉田正尚選手のポスティングシステムでの契約で高額な移籍金を日本の球団が得ることができたのを前提で書いてしまいました。
25歳未満の時期に佐々木朗希選手をポスティングシステムを使ってメジャーリーグに送り出してしまうと本人の年俸が制限されてしまい、契約年俸に準じて日本の球団に支払われる移籍金が少なくなってしまうので、日本の球団としては25歳になって制限の無い高額な契約で移籍してもらい高額な移籍金を得たいと考えるのはビジネスとして当たり前かもしれません。
大谷選手がその例ですがファイターズはそれでも大谷選手をメジャーリーグに送り出したようですね。
佐々木選手との違いは大谷選手がその時点ですでに日本球界で実績を上げていたという点だと思います。
佐々木選手はポテンシャルはすごいですがまだシーズンを通して活躍できる状態ではないと言われていて、それが彼のメジャーリーグ挑戦に反対する大きな理由となっているようです。
でもこれは山本由伸投手のような完成形にしてからメジャーリーグに送り出さなければならないと言っているようでいわゆる「本人を思いやる親心」というか悪く言えばおせっかいのような気がしないでもないです。
佐々木投手はもう何も分からない子供じゃないでしょうし、メジャーリーグでも将来の大器を育成するプログラムは組むでしょうから25歳未満でメジャーリーグに行くことを心配する必要は無いのではないかと思います。
ビジネスとして大きな利益を逃す球団は行かせたくないでしょうが、本人は年俸を抑えられてマイナーリーグからスタートでも良いと思っているのなら本人の考えに寄り添ってあげるのも「本人を思いやる親心」なのではないでしょうか。
Posted at 2024/01/14 17:48:19 | |
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