
トイレのドアのハンドルにガタが出ていて、内側からロックをする時にも引っ掛かって動きが悪かったりロックできなかったりするようになってしまいました。
ハンドルのガタつきはもうだいぶ前からありましたが、ガタつきが大きくなる毎に片側のハンドルの固定ネジを緩めてドアの表裏から両方のハンドルを押しつけて隙間をできるだけ少なくしてまた固定ネジを締めるということを繰り返してきました。
ロックできなくなったのは今回が初めてです。
TOSTEM(現LIXIL)の玄関ドアに続いてこちらもTOSTEMです。
いろいろな製品は10年を超えると不具合が出るようにできていると聞いたことがありますが、玄関ドアの電動ユニットは部品注文してから1週間経ちますがまだ入荷したという連絡はありません。
このトイレのドアハンドルとロックユニットも交換品の注文をしても時間がかかりそうな雰囲気です。
ドアハンドルにガタが出ているうえに、ハンドルが水平ではなく先が少し垂れ下がってきているのでロックがかかりずらくなっていて、ハンドルを水平に持ち上げてやるとロックできる状態です。
ドアハンドルのガタつきとは別にハンドルの先端がが少し下がった状態になっているのはリターンスプリングの力が弱くなっているのが原因のようです。
たぶん直せるだろうと思い、バラし始めました。
ネットでロック部とドアハンドル基部の外し方を検索してみかましたが、いずれとも異なった方式のようで困った末に力ずくで引っ張ってみたら外れました(笑)。
この画像の左右の丸い部分は、通常カバーが外れてネジが見えるのでそれを緩めれば内外に分かれて外れるのが一般的なようですが違っていました。
ユニットを外した後です。
ドア修理中にトイレを使用するのにこんな物を貼りましたが、家には3人しか居ないし使用中ではない時はドアを開けていたので無駄な物だったかも。
原因が特定できました。
ハンドルのリターンスプリングが折れていました。
折れたスプリングと同じものを探すのがたいへんそうなので繋いで使用できないかトライすることにしました。
M5のボルトが入りそうでしたので金ノコで短めにカットして繋ぎの入れ子にしました。
元の場所にセットして作動を確認してからユニットボックスを元どおりに組立てドア内部に戻しました。
ドアハンドルがグラつく原因が分かりました。
この画像の左右のパーツはドアハンドル基部でドアを表裏から挟み込んで固定されるものです。
ネットで調べたら一般的にはネジ2本で締め付けてドア本体にしっかり固定されるべきものですが、これは赤矢印の樹脂部分が反対側の樹脂穴に差し込まれて固定される作業性重視の構造でした。
ハンドルを回す時に力が掛かる根元の部分なのにネジで固定もしていません。
内外から押すだけで固定という方式で、固定を担うのは赤矢印の部分の1本だけでもう片方には何も固定する部分が付いていません。
ドアハンドル基部がドアにしっかり固定されていないのですがら、ハンドルがすぐグラグラになってしまうのは当たり前です。
妻にこれを見せて構造のことを話したら「次はLIXIL(TOSTEM)は絶対に使わない。」と言っていました。
「次」ってもう一軒建てるつもりなのかな?(笑)
Posted at 2024/10/08 15:38:43 | |
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