• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

クリューのブログ一覧

2025年02月15日 イイね!

プリウスと一週間ほど過ごしてみて…

プリウスと一週間ほど過ごしてみて…愛車の修理のため、代車にレンタカーのプリウスがやってきた。
どうも車検証を見る限り2リッターエンジンで装備やアルミのデザインからするとグレードは「G」である。

高速道路を主体として1日に往復140kmの走行5日間乗り続けた印象は、非常によくできた素晴らしい車であることである。
alt
スタイリングも↑の画像を見てもわかるようにスポーツカーのようなスタイルは明らかに他車とは違い、魅力あるものだ。特にリアの部分は惹かれるものがある。
alt

まず、懸念をしていたシフト。どこにシフトが入っているかわからないとういのが最初の印象だが、いったんドライブに入れてしまうと操作をする必要を感じなければ、そのままでバックの時とドライブに入れたのちに「P(パーキング)」のボタンを押せばことは終わる。また、ドアの施錠のする音もきっとオーナーの心を揺さぶるだろう。
alt

また、走り始めるときもシートベルトを締めてシフトをパーキングから右に倒し手手前に引けばそのまま「D(ドライブ)」に入れれば、あとはアクセルを踏むだけである。きわめて簡単ですぐに操作が終わる。
シートは柔らかく、運転に支障をきたすようなことはなく、疲れにくいものである。あとからあちこち痛くなるようなものではない。除電スタビライジングプラスシートだからだろうか?
alt
運転席にあるメーターも速度を中心に表示され、ステアリングを適正な?位置に動かせばそれで問題なし。

走りだせば、振動のない加速で求めている速度に達する。それを高級という表現になるのか、それともEVと同様な無音の加速と表現すればよいかわからない。19inのタイヤにしては、硬さを感じさせない足回りである。かといって凸凹を拾わないわけではなく、そこはだいぶ軽減されて振動を伝える。第2世代TNGAプラットフォームの素性の良さがわかる。「水野和敏が斬る!!」で話題になったウェッジングラバーの効果もあるのか、ハッチバックにありがちな異音も感じなかった。
alt
加速については誰も不満を言うものはないだろう。いざ、踏み込めば、しっかりと加速していくし、高速道路でのどんなシーンでもレーントレーシングアシスト(高速道路のクルージングをサポート)、レーンディパーチャーアラート(はみ出さないをサポート)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付 ついていくをサポート)、アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビーム(夜間の見やすさをサポート)、ロードサインアシスト(標識の見逃し防止をサポート)といったあらゆる機能が運転を支えるので、不安などなく余裕をもって運転ができた。
alt

また、高速道路を法定速度αで走行中、挑むように後方から軽トラが接近してきた。すると、メーターの表示の中に後方車接近の警報が鳴るシステムになった。ということはあまりにもしつこい場合はこの表示を判断し、110番すればよいことになる。
一般道路でもそん色なく普通の車としてだけでなく、静粛性のある車として走行する。先進性を感じたければプリウスで大満足という人も多いと思う。
燃費は私の通勤道路を5日間通して平均燃費は22.7㎞であった。2WDでWLTCモードで28.6㎞/ℓであるから約80%の達成率であった。
alt

さてプリウスには燃費において劣るMAZDA3と比較してどうか…。
まず、運転席において全く思想が違うという気がしている。マツダの場合はどちらかというとどっぷりとバスタブにつかるようで囲まれ感が強い運転席である。プリウスは、運転席に乗り込むときは傾斜の強いピラーで乗り込みにくい。しかし、運転席に座ると視点が高く感じ、両腕を太ももあたりにおいてステアリングを握るようなリラックスするような姿勢で運転ができる。MAZDA3はというと、肘をあげてしっかりと握ることを基本とする。もちろんプリウスと同様の姿勢を取るのも可能であるが、ステアリングの位置が変わってくる。プリウスはステアリング前方にあるメーターを確実に見えるようにステアリングを下げる必要がある。MAZDA3はステアリングの中からメーターを見えるようにする。それでも、フロントウィンドウのヘッドアップディスプレイはしっかりと目視できる。つまりメーターでもヘッドアップディスプレイのどっちも選択して目視できるのである。
alt

また運転時の姿勢はペダル配置も違いが出る。ご存じの通り、両車ともオルガンペダルであるが、プリウスはアクセルペダル右側にタイヤハウスの出っ張りがでてくるため、ほんの少しペダル位置が左側になる。
MAZDA3はタイヤハウスは奥にあり、両足が左右対称に配置できる。そのためなのかどうかわからないが、プリウスはペダルをキチンと踏まないと速度維持ができないのに対して、MAZDA3はそこまで気を使わなくてももっと楽に速度の維持ができる。つまりプリウスはクルーズコントロールを使用するような頻度が多い時は気にならない。しかし、MAZDA3は一般道でも高速道路でもクルーズコントロールを使用しなくても速度維持が楽になる。
alt

 またステアリングのボタン配置や装備についても違いがある。当初プリウスに乗って困ったのはステアリング周辺のボタンである。どこにあるのかを覚えるのは両車同様であるが、ボタンの種類が多く、探すことが多いのはプリウスである。さらにクルーズコントロールに任せ、速度を決めてもレーンを維持する機能や車間を維持する機能をONにするボタンがあり、気づかずにいるとクルーズコントロールだけで走行している場合があるのだ。
alt

MAZDA3の場合はクルーズコントロールをすると既に機能をすべてオンにできるようになっている。それはマツダコネクトの設定で既にドライバーが決定をし設定できるからである。そしてドアミラーの位置もどうしてもプリウスは視点移動が大きく感じ、MAZDA3は視点移動が少ないように思えた。個人的な意見で、シートベルトを締めるときにすぐに右手で捕まえられるMAZDA3に対して、プリウスは簡単に手に引っかかることができず、探してしまうことが多い。また長時間の運転をすると、左ひざあたりにセンタークラスターの固いところが当たり、痛くなってしまった。
alt
 
 燃費については誰が見てもプリウスの圧勝である。しかし、マツダの2.2ディーゼルは同様のルートで平均19~20㎞/ℓをたたき出す。また1.8ディーゼルはさらに低燃費になる。もちろんパワーにおいてもマツダ車が後塵を拝するが、現在ガソリンと軽油の価格差は約20円で程度である。それを考慮するとプリウスのほうがやはり維持費は安いのだが、だからといってその差は小さいと思う。
alt

高速道路での燃費を差がないと考えるとあとは好みになってくる。
もちろん一般道路まで考えると、この違いは、また変わってくるのかもしれないが、個人的には思ったほどプリウスとの差はないのではないかという気がしてきた。もちろん燃費だけを考えれば、さらによいアクアやヤリスのハイブリッドがあるのだが、Cセグメントで考えるとMAZDA3はプリウスとはそこまでは格差はないということが分かった。
はたから見れば、マツダにはストロングハイブリッド車が少ないので販売としては、困難さがあるのだろうが、こうして比較していくとMAZDA3はそこまで格差がない。だからマツダ本社は、販売を継続しているのかもしれない。
Posted at 2025/02/15 22:26:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記
2024年02月17日 イイね!

大丈夫かトヨタ…

大丈夫かトヨタ…この数か月の間自動車業界は大きく揺れたと思う。ご存知の通り、トヨタグループのDENSO、日野自動車、ダイハツ、豊田自動織機の不正が大きく取り出されたからだ。

日本を代表するトヨタグループでの出来事は「トヨタなら安心」という既存概念を大きく揺るがしたと思う。さらには、トヨタという大きなグループですら不正がおきたのは、今の自動車業界に大きな課題がのしかかっているからではないだろうか。
alt

組織で不正が起きるとき、「不正のトライアングル」という三つの要素の条件が揃った時と言われる。(大塚商会HPより)「不正のトライアングル」とはアメリカの組織犯罪研究者であるドナルド・R・クレッシー(Donald Ray Cressey)が提唱したもので、不正は「動機」「機会」「正当化」という3つの要因がそろった時に発生するとした理論だという。
alt

今、トヨタをはじめ自動車業界には新しい流れが起きているのはご存じのとおりである。従来の車だけの開発に専念できるのであれば、トヨタをはじめ、その他の企業でも発生しなかったように思う。

昨今自動車業界で話題になったのは
MaaS
…Mobility as a Serviceの略。ICT(情報通信技術)を活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、自家用車以外の全ての交通手段による移動を1つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ新たな『移動』の概念

alt
図はこちらから

CASE…2016年9月のパリモーターショーでメルセデス・ベンツが発表したことが端緒であるが、それぞれの技術やサービスはすでに開発や普及が進んでいるものばかりである。Connected - インターネットへの常時接続(コネクテッドカー)、Autonomous - 自動運転・自動運転車、Shared - カーシェアリング・ライドシェア、Electric - 電気自動車

半導体不足
 新型コロナウィルス感染による様々企業での生産ストップや企業の倒産、人手不足によって、半導体の生産が遅延。それに伴って半導体を多岐に使用する車の部品が完成車の納期に遅れが生じている。

電動化
…地球の温暖化によって異常気象があらゆるところで報告発生したことで、様々な環境団体がCO²の発生を抑えるために各国の政府が過剰に反応し、電動化を進めている。

他にも業界内での燃費競争なども取り上げられることもあったが、世界的に発生しているのはこれらの4つではないかと思う。そして、これらの産業界のコメと言われる半導体に大きくかかわっていることもご存知の通りである。

その中で従来新規参入には難しいと思われた自動車業界に対して他の業界から電気自動車を開発し、参入し、株主に賛同を得ることで大きな発展をしたメーカーや、安価な労働力を持ち、他国のメーカーが開発に様子を見守っているうちに、国家ぐるみで電気自動車の普及に力を入れ、コストダウンから価格を下げることでのし上ってきたメーカーもある。

そのため、経営者は自社の存続を踏まえ、舵取りが難しくなり、様々な課題に取り組まなければならなくなった。さらには、方向性が一つではなく、選択肢がいくつもあるため、課題解決の答えを一つに絞ることは難しくなる。そのため、あらゆることにコストをかけなければならなくなった。
alt

そのため、販売する車種を絞り、コストを下げながら、ある程度の利益を算出しそれぞれの開発費に投じなければならなくなった。(トヨタ社内の車種整理と販売店でのトヨタ車全車種販売)
alt

日産グループ(含三菱)とホンダは電動化へ大きく舵を切ることを宣言。スバルは独自路線でトヨタと歩調を合わせ、マツダは電動化で先頭を走ることによるリスクを恐れ、石橋を渡るような戦略、スズキもトヨタと協力しながらも、独自路線を取るようである。つまり、日本の自動車メーカーもトヨタに依存しているところがある。しかし、これはトヨタとて一社だけでは、今後の自動車の規格や基準などの面で有利になるからであって、決して単純に大風呂敷を広げたわけではない。
alt

日本のトップになったトヨタは、国内の他のメーカーにできない実証実験にも取り組んでもいる。それが、富士山のふもと静岡県裾野市で建設中の実証都市「Woven City」(ウーブン・シティ)である。
alt

モータースポーツでもルマン5連覇、WRCでも3連覇という実績を残した。
alt

つまりトヨタは世界的にも大きな発展をしてきた。しかし、それはトヨタ内の企業だけではなく、国内の自動車業界の重圧をも圧し掛かったといえるのではないか。

その結果を残す、あるいは方向性を出すため(動機)にノルマ(目標)が掲げられ、トヨタ本社への結果を認められ、新たな予算獲得を(正当化)しなければならなくなった。しかし、時代は、新型コロナウィルスの蔓延と、少子化による人手不足が起きた。そしてまた働き方改革を言われるようになった昨今、残業をすることはできず、効率を求めざるを得ず(機会)、不正をせざるを得なかったのではないだろうか。

今回のトヨタグループの不正は、それぞれの企業だけの問題ではなく、世界の自動車業界に起きている大きな潮流の中で生き残らなければならないという中で起きたものととらえることができるのではないだろうか。
ややもすると、それぞれのグループ内の企業の組織に目を向けてしまうが、トヨタグループ全体で見てみると、このような見方もできるのではないだろうか。

以前の三菱社内の不正やフォルクスワーゲンのディーゼルゲートも大きな痛手を被ったわけだが、トヨタはどのような未来になるのだろうか。一つ間違えれば日本の経済にも響くだけに、今後類似した不正が起きない、あるいは発覚しないことを祈るばかりである。
Posted at 2024/02/18 12:25:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年10月15日 イイね!

ライズ/ロッキーHVモデルの注文取消し

ライズ/ロッキーHVモデルの注文取消しこの記事は『トヨタ、「ライズ」注文取り消し ダイハツ不正で、生産見通し立たず』について書かれています。

トヨタライズ/ダイハツロッキーはトヨタグループではドル箱の車だったはずだ。ところが4月下旬に海外輸出車両の試験において側面衝突試験の認証申請における不正行為が判明したことがこの注文取り消しのそもそもの原因である。

この不正発覚に関して社内での調査が行われ、5月中旬、新たに国内向けのダイハツロッキーHEVと、ダイハツがトヨタにOEM供給しているトヨタライズHEVにもポール側面衝突試験に関する認証手続きに不正が見つかったわけだ。
alt

不正の主な内容は、ポール側面衝突試験(UN-R135)では、左右の試験を実施する必要があり、その試験データの提出をする際に、助手席側(左)は立ち会いのもと試験を実施したが、運転席側の試験結果として右側の社内試験データを提出すべきところ、左側の衝突試験を行ない、左側のデータを右側のデータとして提出したというもの。認証試験は滋賀県のテクニカルセンターで行なわれ、2021年6月に認証を取得している。 また、ガソリンエンジン車とハイブリッド車では異なる認証試験となるため、ガソリン車では左右の試験データを提出して認証を受けているとのこと。
alt

当初は今後、審査機関・認証当局の立ち合いのもとでの再試験などを行ない、側面衝突性能が法規に適合していることが確認されれば、出荷を再開するとしていたはずだったが、ほぼ半年経った今、今度は注文取り消しとなってしまい、生産見通し立たないという。
もちろん半導体不足ということも納期の遅れにつながったと思われるが、再試験の実施や認証にこれだけ遅れを生じさせる理由は何だろうか?
alt

第三者による調査委員会が当然動いているだろうが、この調査委員会での聞き取りや調査報告が遅くなっているのか、そこまでは報じられていない。第三者による調査委員会が報告されて試験を再度行い、発売ができそうなものだが、注文取消しというのはダイハツ社内で何かあると考えてしまう。
スクープ雑誌では新型ムーブの発表もあったにもかかわらず、延期されこれもまだ情報が来ない。まさかと思うが、この不正がライズ/ロッキーだけでおさまらなくなっていないかが心配である。
だからといってガソリン車においては認証されているので車両自体の問題はないとは思うが…。
alt

コンパクトカーや軽自動車の開発費は価格について課題が大きく、利益はかなり少ないと聞く。それだけにコストをかけながらも、どこをカットするのかで開発は大変だという。また、人為的ミスだとしても、もしダイハツ社内において今回だけではなくそれ以前からそのような温床があったとしたら…。長引けば長引くほど勝手な推測をされやすい。
いち早く解決をして再度販売をしてほしいものである。
Posted at 2023/10/15 16:30:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年07月29日 イイね!

C-HRの生産終了に思う。

C-HRの生産終了に思う。今月末をもってトヨタのC-HRが生産終了となった。さらにはご存知の通り国内では2代目の販売は見送られることになった。

2016年に第86回ジュネーブ国際モーターショーで発表され、ニュルブルクリンク24時間レースのSP2Tクラスに参戦。同年末には販売を開始された。
それまで雑誌には頻繁にこのC-HRが取り上げられ、販売前からかなり話題の中心になった。
特徴的なそのエクステリアは、「ガンダムチック」などと揶揄されるほどで当時のSUVからすればかなり先鋭的なものだった。また国内でウィンカーが流れるLEDシーケンシャルターンランプを採用したことで、アフターマーケットにも多大な影響を与えたと思う。
販売が開始されるとあまりの人気に納期が1年以上と言われ、キャンセル待ちもいたと聞いている。そしてそのことが青色吐息になっていた「ハリアー」がこのC-HR人気によって息を吹き返したと記憶している。
C-HRの価格とハリアーの価格が似通っており、全く国内市場で見向きもされなかったハリアーが「C-HRが買えないなら」とハリアーを購入するという流れになり、今のハリアー人気に至ったのである。
alt

発表から約6年。まさかの終焉。2019年秋のマイナーチェンジのときには既に販売に陰りがあったように記憶している。「GR SPORT」なるグレードを投入するのも販売のてこ入れとスクープ雑誌に書かれていた。それでも販売減少を挽回することができなかった。

あれだけの人気の的になったモデルが国内では受けなかったのはなぜだろうか。確かに高速道路で危険運転をしたものもいたこともあってイメージが悪くなったということもあるだろうが、その時は既に販売は右下がりだった。
alt

私が思うのはこのC-HRがスペシャリティクーペだったこととトヨタの中にライバルが乱立したからではないかという気がする。
スペシャリティーカーの良さはそのエクステリアである。そのため、何かを犠牲にして割り切らねばならない。しかし、SUVの本来の目的は5ドアHBであることから多様なものを積載できることを求められる。決して他のモデルに対して積載量は劣らないが、他のモデルの方がイメージが良かったのではないか。またこのモデルを購入したいあるいは購入できたそうな購買層は通勤や休日に使うファミリーカーとしての役目を考えていたと思う。そうなると都市型SUVは長距離は問題は無くても子連れには手狭に見えたかもしれない。
alt

そしてこのC-HRには多数のライバルが出現したことも役目を早く終了させたのではないだろうか。
ご存知の通り当時のライバルだったヴェゼルは2代目にバトンタッチ。今も販売台数では約3000台前後を維持している。
alt

CX-3は排気量を1.5ℓに絞りクラスを下げて販売を継続。またCX-3からバトンタッチをされたCX-30も1200~3000台を販売している。
alt

これらのモデルはC-HRと比較するとほぼオーソドックスなエクステリアに見える。確かにCX-3もスペシャリティと言われてはいるが、C-HRほどではない。またC-HRには自分の膝元にエクステリアがスタンダードなカローラクロスが、また上級モデルとなるとレクサスUX、あるいはトヨタRAV4、そしてハリアーが価格的に近い。
alt

先鋭的なエクステリアはライバルからすれば、あまりにも突出していたことが逆に短所となり、オーソドックスにまとめた周囲のモデルの方が魅力に見えたのだろう。
alt

日産はジュークというやはり先鋭的なモデルを同様に打ち切り、キックスを国内に投入した。理由の一つには当時の日産の中で2つSUVを持つのは、かえって販売が分散してしまうことを懸念したと考えれる。
alt

マツダにすればこのC‐HRと同じ役目がMX-30なのかもしれない。思い切った技術やデザインを盛り込むことで自社の販売の中心となるモデルのコストを下げながら、今後の販売にそのデーターを残す。そう考えてみるとC-HRも失敗作ではなく、プロジェクトとしてSUVを購入する人の求める嗜好性をつかめたとすれば、成功したともいえるかもしれない。
Posted at 2023/07/29 08:11:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年06月25日 イイね!

ヴェルファイアの存続の意味するのは何か…

ヴェルファイアの存続の意味するのは何か…新型アルファードとヴェルファイアが発表された。これまでは、巷ではヴェルファイアは廃止の見込みという噂が流れていた。しかし、結果はアルファードより付加化価値を付けた商品(高出力エンジンの搭載)としての発表だった。


2002年 それまでニッサンエルグランドの独壇場だった高級ミニバン市場にエルグランドのモデルチェンジに合わせるようにアルファードが発表され、その後2008年、力強さと先進性を謳いヴェルファイアが登場した。
alt

昨今アルファードの販売は増加傾向になっていたにも拘らず、ヴェルファイアは販売にブレーキがかかり、先代の販売は昨年から特別仕様車だけになっていたという。
2021年1月から3月の登録台数を平均すると、アルファードは1か月平均で1万1368台に対して、ヴェルファイアは1061台に留まっていたという。

これだけ差があるとトヨタにとっては廃止というのが検討されておかしくないはずだった。しかし、なぜか。

マスコミにはヴェルファイアの廃止については開発陣の反対があったことが言われているが…。
alt

その昔トヨタコロナと日産のブルーバードは車格が同じことからお互いがライバル視され、BC戦争として話題になった。その後もカローラとサニー、あるいはカローラとシビック、ミニバンの時代にもオデッセイとイプサム、ウィッシュとストリーム、ステップワゴンとノア・VOXYと注目の車に対してトヨタは刺客を送るようにライバル車を市場投入してきた。しかし、その末路は市場の消滅になっていることが多い。ライバルが一人勝ちをすると消費者の商品の選択が限定されてしまうため、だんだんと販売が先細りになるからだ。
alt

ヒット商品というのは、それまでに無いものが市場に出てきて、注目されるからである。しかし、その商品の魅力をさらに付加価値や欠点を補う新たな商品が投入されると消費者はどちらかを選べるようになり市場は活性化していくのである。

高級ミニバン市場は、パイオニアだったはずのエルグランドがほぼ市場から見放されてしまっている。また生き残りをかけて投入されたオデッセイは一旦は退場したが、中国から逆輸入することで市場に留まったが、販売増は困難であろう。
alt

ただ一人、トヨタは姉妹車として2車を残した。トヨタにすれば、同じプラットホームを使いながらも共通部品を持ち性格の違う車をだすことで販売拡大を見込めると同時にコストの削減もあるだろう。さらに中国をはじめ、一部の海外市場にも輸出をしていくようである。また、今度のモデルはさらに価格帯は高価格帯になっているようだ。

つまり国内市場だけでは、アル・ヴェルが生き残れないと踏んだ。これはクラウンでも同じだった。国内では生き残れないとなればそういう市場が無い地域に投入することで販売増を狙ったと言える。
alt

ショーファー(お抱え運転手)ドリブンはセダンからミニバンという図式をトヨタは狙った。デビューからのスタートはかなり良いものになるのではないかと思うが、国内市場においては従来の販売台数とは大きな違いがみられるのではないかと思う。ただライバルがほぼいなくなった状態でどうなっていくのかだろうか…。
Posted at 2023/06/25 07:47:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「ますます高級車になりそう "業績悪化は日産だけじゃないメルセデスなど欧州メーカーたちも!! 欧州自動車メーカー低迷の要因は?" https://l.smartnews.com/m-5Xx2IN7a/dX4bKR
何シテル?   08/07 12:28
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

1984.1.22 1984新田原基地航空祭(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 22:12:25
アカデミー 1/72 F-22 ラプター 製作記 (Academy 1/72 F-22 Raptor building report)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/07 15:03:29
WHAT DO YOU DRIVE? 
カテゴリ:マツダ関連サイト
2011/10/03 21:25:36
 

愛車一覧

マツダ CX-3 2代目 嫁の3 (マツダ CX-3)
2代目のCX-3 パワーアップされているだけに燃費は少し伸びないかもしれません。
マツダ プレマシー マツダ プレマシー
この車でも10万キロ突破したいなあ・・・・
マツダ CX-3 嫁の3 (マツダ CX-3)
嫁の車
日産 シルビア 日産 シルビア
オヤジの車を乗り回していました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation