自宅の無線LAN機器を高速なものに取り替えました。いままでは親機も子機も802.11n(Wi-Fi 4)という規格で運用していましたが、今回は子機を802.11ac(Wi-Fi 5)に取り替えるので、親機も一緒に取り替えるわけです。
取り替える無線LANの子機はThinkPad X220です。内蔵している無線LANカードを802.11ac(Wi-Fi 5)の無線LANカードに取り替えます。Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eの無線LANカードもありますが、残念ながらThinkPad X220のWindows 7ではWi-Fi 5までしか対応していません。ちなみに、Windows 10ならWi-Fi 6まで対応。Wi-Fi 6EはWindows 11が必要になります。
まずは交換する内蔵無線LANカードとしてIntel Dual Band Wireless AC7260をAmazonで2400円ぐらいで購入しましたが、アレ?というものが届きました。
▲Intel Dual Band Wireless AC7260(M.2版)
たしかにIntel Dual Band Wireless AC7260には間違いないのですが、ウチのThinkPad X220の内蔵スロットはミニPCI Expressなんですよね…。
▲ThinkPad X220のミニPCI Expressカード
どうやらIntel Dual Band Wireless AC7260にはM.2版とミニPCI Express版の2種類あって、間違ってM.2版を買ってしまったようです…。
M.2版はミニPCI Expressへ変換するアダプタを買えば使えないこともないですが、変換アダプタはそこそこなお値段がします。Yahoo!オークションでミニPCI Express版を調べると1400円ぐらいで出品されていたので、ソッコーで落札して装着しました。
製品以外にネットワークドライバが必要となりますが、Intel Dual Band Wireless AC7260はすでにサポート切れとなっているため、IntelからWindows 7用のネットワークドライバを入手できません。幸いなことにドライバを探しまくったところ、Windows 7(x64)用のネットワークドライバ「WiFi_21.10.1_PROSet64_Win7.exe」とBluetoothドライバ「BT_21.10.1_64_Win7.exe」を入手して、無事にインストールすることができました。
無線LANルーターの親機は802.11ac対応で2x2アンテナでのAterm WG1200HS4にしました。自宅ではルーター機能をYAMAHA NVR510と自宅サーバーで稼働させているため、無線LANはアクセスポイント用途なのでたいして負荷がかからないからです。
無線LAN環境が新しくなったので、親機と子機で試しにファイルコピーをしたところ、転送時間が半分ぐらいになっていました。およそ倍速になったので、まあ上出来でしょう!
Posted at 2024/05/11 10:38:23 | |
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