ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の卓上型式ポータブルラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノおぉっっー!
ということで、
「JVC-NIVICO」のトランジスターラジオから
「Model 6H-3」であります。
「NIVICO」は
「日本ビクター」の北米向け輸出ブランド名で、ブランドの名称は
「Nippon Victor Company」の頭文字から取られておりました。
( ̄ー ̄)σ
発売は
昭和37年(1962年)、製造は日本、
単一電池6本で作動する、
スーパーヘテロダイン方式のトランジスターラジオとなります。
( ̄▽ ̄)b
一見すると、真空管ラジオのように見えますが、ビクターから発売された真空管ラジオ
「5A-23」の筐体を流用し、米国向けに手直したモデルとなります。
使用トランジスターは
6石、自社製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させており、初期のトランジスターラジオらしい、固めの良い音で鳴っております。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
サイズは
幅310mm×高140mm×奥140mm、堂々としたサイズで、
「NIVICO」ロゴ入りの丈夫な持ち運び用の取っ手も取り付けられておりました。
( ̄ー ̄)σ
フロント全面をクリアパーツで覆ったキャビネットは直線基調のスッキリとしたデザインで、落ち着いたターコイスとシルバーの筐体も、とても良い雰囲気でありますよねー
スピーカーグリルの
「JVC」のエンブレムも最高でして、ピカピカの真鍮製バッジが、とても良いアクセントとなっております。
(⌒∇⌒)ノ
正面にツマミが三つ並んでおりますが、中波専用のラジオで、左端のツマミから電源スイッチ兼ボリューム調整、音質切替スイッチ、チューナーとなっております。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
比較的初期のトランジスタラジオで、貴重な細い缶タイプのトランジスタが使われており、エアーバリコンなども真空管ラジオのパーツが流用されている模様であります。
あと、真空管ラジオでは
赤いパイロットランプだった箇所には、真鍮製の
「⑥」のバッジでメクラ蓋も取付けられ、
無暗やたらと偉そうで最高でありますよねー
( ̄^ ̄)エッヘン
そんなわけで、今回も国内オクで格安で入手、出品者曰く
「通電NG、現状品での出品、調整やメンテナンスが必要となります。」と云う、
超絶ボロボロジャンク品でありました。
ご挨拶価格の
2000円程で入札いたしましたが、さすがに、こんな得体のしれないwボロを欲しがるのはアタシだけだったと見えて、
そのまま当方で落札となりますたww
( ̄^ ̄)b
と云うことで、早々に到着したラジオのレストアですが、プラ製のキャビネットは、両サイドに
何かを溶かしたやうな癒着跡があり、全体に日焼でボロボロの状態であります。
シャーシは、電池受けの汚れ落としてやるだけで快適に受信を初めてくれましたので、ボリューム等をクリーニング、これだけで十分な感じであります。w
( ̄o ̄ )ノ
ということで、レストア作業は悲惨なキャビネットの清掃がメインとなりまして、まずは、シャーシーやらスピーカーなどの中身を取り出して完全に分解であります。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
埃とヤニまみれの筐体は、焼留めのクリアパーツを外して換気扇クリーナー攻撃を実施、両サイドの癒着跡は、瞬着パテで埋めてやり1000番程度の耐水ペーパーで表面を均して行きます。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、当方で近似色を調合、ピースコンで全体に吹付けて
鏡面処理と行ってみますた。
(`・ω・´)キリッ
そして、取り外した装飾類と中身のラジオを元通りに取り付けて完成となりましたが、傷んだ配線ケーブル類は、できるかぎり新品に取替えてやりますた。
ヾ( ̄  ̄ )
あと、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現しておりますが、さすがの音響メーカーのラジオです、とても良い音でありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、この連休も全力で引きこもり中でありますがw
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2024/05/03 03:27:15