ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の卓上型式
トランジスターラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノおぉっっー!
ということで、懐かしの
八欧電機(やおう電機)のラジオから
「N-64B」であります。
発売は
昭和38年(1963年)となりますが、大手メーカー品のラジオと比べて、当時の資料等が極端に少く定価等の詳細は一切不明であります。
( ̄▽ ̄)b
サイズは、
幅390mm x 高200mm x 奥70mm、堂々としたサイズでして、プラスチックキャビネットのトランジスターラジオとしては、かなり立派なサイズでありました。
( ̄ー ̄)σ
グリーンとクリームのツートンカラーもモダンでして、近代的な直線基調のスッキリとしたデザインは逸品で、とても好感がもてますよねー
((o( ̄◇ ̄")o))
一見すると、真空管ラジオのように見えますが、それもそのハズで、同年に発売された
FM付き真空管ラジオ「N-64」の筐体を共用して、トランジスタラジオに手直ししたセットとなります。
使用トランジスターは8石、
単一電池7本で作動する、スーパーヘテロダイン方式のトランジスターラジオとなります。
( ̄▽ ̄)b
中波と短波のツーバンドラジオで、正面に三つ並んだツマミは、左端から電源スイッチ兼ボリューム調整、バンド切替えスイッチ、チューナーとなります。
( ・ω・ )ノ
自社製
7インチ楕円形・パーマネント・ダイナミックスピーカーと
3インチ・マグネットスピーカーを駆動させて、初期のトランジスターラジオらしい硬めの良い音で鳴っております。
スピーカーを左右に配した堂々とスタイルで、音質重視の大型キャビネットを採用した、所謂(いわゆる)
「ハイファイラジオ」と云われるカテゴリーの高級ラジオでありました。
比較的初期のトランジスタラジオで、貴重な細い缶タイプのトランジスタが使われており、エアーバリコンなども真空管ラジオのパーツが流用されている模様であります。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
あと、真空管ラジオではオレンジのパイロットランプだった箇所には、ピカピカの
「G」をあしらったバッジでメクラ蓋も取付けられ、無暗やたらと偉そうで最高でありますよねー
( ̄^ ̄)エッヘン
ということで、今回もオクで格安で落札した
ジャンク品から当方でレストア、電池の液漏れで
電池ボックスの周りが錆サビで、動作確認も出来ないと云う
ボロボロのラジオでありました。
開始価格の
2200円で入札いたしましたが、さすがに、こんな得体のしれないラジオを欲しがるのはアタシだけだったwと見えて、
そのまま当方で落札となりますたw
( ̄◇ ̄)♪
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、後ろ側の角っこに引っかき傷が在る程度で、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
ヾ( ̄  ̄ )
シャーシは、一部に錆が転移しておりましたが、その他は比較的汚れも少なく、乾電池を仮接続してテストを行ったところ、最初からまったく問題なく受信しておりました。
そんなわけで、レストア作業は、錆だらけの電池受け廻りの金具等の撤去と、朽落ちてしまった電池ボックスの調達、そしてキャビネット側面のフタの新設となりました。
元々は単一電池仕様ですが、最近の高性能アルカリ電池やエネループの出現で、単一電池に拘る必要もなくなりましたので、取り扱いのラクチンな、単三電池仕様に変更して調整であります。
と、ここで問題発生でしてw、このラジオ、
1.5V乾電池×5本の
「定格7.5V」仕様なのですが、単三電池5本用の電池ボックスは、
幅の広い横型しか販売されておりません。
そうなると、キャビネット側面の電池入れからの電池の出し入れが不可能となるため、応急処理として
縦型4本と1本単体の電池ボックスを加工、無理やりの接続となってしまいますたw
そして、跡形もなく朽ちてしまった電池入れのフタは、
1.2mm厚のプラ版から新設、キャビネット側の受けに
円形ナットを埋ち込んでやって、なんとか誤魔化してやりました。
あと、キャビネットの前面クリアパーツはネジ止めされているだけでしたので外して水洗、小傷などは耐水ペーパーで均してピカールで磨き上げ、定番の鏡面処理と行ってみますた。
ということで、やっとレストアの完了でありまして、早速、動画もアップしてみましたが、さすがわツースピーカーですねー、とても良い音でなっております。
( ̄ー ̄)σ
ささ、と云うわけで、今週も始まってしまいましたけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、
※写真はクリックで拡大します。
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Posted at
2024/05/21 00:09:34