ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
C= C= \(;・_・)/ いってみよー!
ということで、
リンカーン(協和電機)の真空管ラジオから、
「5M-W1」であります。
キット式ラジオのメーカーとして最大手の協和電機が、教材用として
昭和35年(1960年)に発売したラジオで、当時の定価は6900円でしたが、
実勢頒布価格で5000円程でありました。
筐体(キャビネット)の材質は、この時代にしては珍しい
安価なベークライト製で、価格を抑えた学校向けと云うことも考えれば、如何にもって感じでありますよねー
( ̄ー ̄)σ
使用真空管は
mT管(6BE6-6BA6-6AV6-6AR5-5MK9)の5球、
フォスター電機(信濃音響)製の
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを二個駆動させております。
幅450mm×高160mm×奥170mmと云う堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
(`・ω・´)キリッ
四個のダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼音質調整、フォノ切替兼ボリューム調整、バンド切り替え、そして、選曲チューナーとなっております。
(⌒∇⌒)ノ
ワイド&ローを追求したw直線基調のフロントグリルを、豪華なモールドで貫いたデザインは無暗に豪華そうでw、
古い国産車のやうなスタイリングがキャラ立ちまくりでありますよねー
そんなわけで、今回も、オクで見つけた
格安(2500円w)のジャンク品から当方でレストア、
筐体が大きく破損、脚が紛失して
傾いていると云う、超ボロボロの悲惨なラジオでありました。
どう見ても修理は不可能な感じでありますが、実は、同じラジオの筐体だけを、
納戸大ジャンクボックスwに隠し持っておりまして、今回は、そちらを活用してのレストアと相成りました。
この筐体、10年以上前に入手し、使えるシャーシの出品でもあれば合体して、なーんて思っていたのですが、世の中そんなに甘くありませんねーw、そのままズルズルと今日になってしまいますたw
と云うことで、早々にレストア開始ですが、商品説明に
「電源は入るけど鳴らない」とありましたので、電源を投入してテスター片手にチェック開始であります。
(`・ω・´)
すぐに、足の切れた
350KΩ抵抗を発見、これでMW(中波)は受信を初めましたが、SW(短波)に切り替えてみても、そのまんま、中波放送を受信しているではありませんかw
アレレw、と云うことで、シャーシーを良く見てみると、なんと、以前の所有者(修理人サン)の手で
短波の受信回路をごっそりと撤去したらしく、中波専用ラジオとなっておりましたw
そして、今では見ることもない
古い紙巻製の電解コンデンサー(10uf×2個)が追加されておりましたが、ブーと云うハム音が強烈でして、完全に容量抜けの模様であります。
そんなわけで、
電解コンデンサー(47uf×2個)を
ラグ板で固定、その他のペーパーコンデンサーと一部の抵抗も
交換、なんとか大きな音で鳴り始めてくれますた。
(´∇`) ホッ
あと、パイロットランプゴム、バリコンゴム、それに電源とスピーカーケーブル等を交換、IFTを455KHzに調整してやって
半日ほどエーシングとなりました。
( ̄▽ ̄)b
保管していたキャビネットは、透明パーツなどを外して完全分解、換気扇クリナー攻撃の後に、ピカールで磨きだしてパフがけを行って艶を復活、鏡面処理と行ってみますた。
( ゚∀゚)ノ
最後に動画もアップしましたが、音声に歪みもなく、とても良い音で鳴っていまして、さすが、
ツースピーカーと云ったところであります。
( ̄◇ ̄)♪
ちなみに、今回は、たまたま再起不能な筐体のラジオを入手することができ、晴れて完成となりましたけど、やっぱり
二個一(ニコイチ)ってのは、あまりやりたくない修理方法でありますよねー
ささ、ということで、今週も始まってしまいましたねー
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。ヾ( ̄  ̄ )
Posted at 2023/06/19 21:04:12 | |
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