ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
米国コロナ-ド(Coronado)ブランドのラジオから、
「Model 43-8241」であります。
発売は終戦直後の
昭和21年(1946年)、発売元は米国ミネソタ州セントルイスパークに本社を置く、総合商社
「Gamble-Skogmo, Inc」でありました。
( ̄◇ ̄)♪
筐体は
ベークライト製、チューニングダイヤルとボリュームを左右に配し、大きくRを描いた丸っこい本体は、まるで小型のヒーターのやうなユニークなデザインでありますよねー
サイズは
幅290mm×奥180mm×高200mm、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる当時の流行のモデルとなります。
ステック状のスピーカーグリルも特徴的で、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は
GT管(12SA7-12SK7-12SQ7-50L6GT-35Z5GT)、
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動し、意外と良い音でなっております。
( ̄▽ ̄)b
いずれにしても、終戦直後の
昭和21年、こんな凄いラジオを製造してしまう米国電機メーカーって、当時の
日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いでありますよねー
と云うことで、今回も
メルカリで
(米国製のラジオですがw)格安で入手、一応受信しているけど、全体に誇りまみれで
ボロボロのジャンク品でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、シャーシーは意外とシッカリた感じでして、以前の修理者サンの手で、ブロックコンデンサーが電解コンデンサーに交換されておりました。
とは云え、さすがに
80年も前のラジオに、いきなり通電する勇気wも持ち合わせておりませんし、テスター片手にチェック開始、特に問題も無さそうで、そのまま電源投入であります。
とりあえず受信してますが、ブーッッと云うハム音が発生しており、また感度も極端に悪い状態でして、おそらく、交換された電解コンデンサーが原因だと思われます。
(´・ω・`)
空中配線よろしく適当に取付けられた電解コンデンサーは
(33μF+33μF)となっておりまして、確かに、これではちょっと容量不足でハム音も発生しそうでありますよねー
そんなわけで、新しい電解コンデンサー2個
(47μF+47μF)をラグ板でしっかりと固定して交換、その他のペーパーコンデンサーも
交換となりました。
続いて、ヤニと汚れで真っ茶色のベークライト製の筐体に換気扇スプレー攻撃、後はピカールで磨き上げて鏡面処理と行ってみました。
( ̄◇ ̄)♪
厚紙製の裏板は取付穴がボロボロでしたので、木工用ボンドと厚手のケント紙で補強、せっかく残っている
オリジナルの裏板ですし、とりあえず、こんなもんでヨシといたしましたw
あと、真空管の発熱や経年変化で歪んでしまった、ビニール製のダイヤル表示板は、
PCを駆使して原版から制作、塩ビ版で挟み込んで複製して取り付けてみました。
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によって
AMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみましたが、ノスタルジックな懐かしい音で鳴っておりますよねー
ささ、ということで、かなり温々な日々となりましたねー
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
(`・ω・´)キリッ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2023/03/20 21:33:44 | |
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