ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいぇー!
ということで、懐かしの
ゼネラル(八欧電機)の真空管ラジオから、
「6S-14」であります。
発売は
昭和28年(1953)、当時の定価は
現金正価15500円、昭和27年の高卒国家公務員の初任給が 6000円程度の時代ですから、月給3か月分近い超高級品と云うことになります。
キャビネットの材質は
ベークライト、緩やかな弧を描いた天板に、フロントの大半を覆ったフィン状のスピーカーグリルは、なかなかオシャレであります。
また、レッドブラウンの筐体にゴールドの縁取りを施したダイヤル部分は、斬新で洒落たデザインでありまして、無暗に豪華そうで最高ですよねー
(⌒∇⌒)ノ
AM専用のラジオで、ダイヤルツマミは、左側が電源スイッチ兼ボリューム調整、右側がチューナーとなっており、左右に並んだツマミもなかなか良いものであります。
スピーカーを中心近くに配した米国調のデザインはなかなか素敵でして、
「General」のロゴがなければ、絶対に舶来品ラジオだと思ってしまいますよねー
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は
(6BE6-6BD6-6AV6-6AR5-5MK9-6E5マジックアイ)、自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動しております。
( ̄▽ ̄)b
サイズは、横約380mm×奥行き約150mm×高さ約160mm、重いトランスと、分厚いベークライト製の本体のために、重量が
5キロ弱もあり、とんでもないヘビー級のラジオとなっておりますw
そんなわけで、今回もオクで見つけた格安のジャンク品から当方でレストアとなりましたが、取りあえず受信はしてるけどと云う
ボロボロのラジオでありますた。
ヾ( ̄  ̄ )
また、ベークライト製の筐体は、落下させたかなにかで、底部の
片方の脚部分が盛大に割れており、なんとも悲惨な感じであります。
ウヒャ━━ヽ(゚Д゚)ノ━━!!!!
とりあえず、ヤニと汚れで真っ黒の筐体は換気扇スプレー攻撃、そして、ブラバンとプラリペアを駆使して、
欠けた脚部分を成形、それらしく再生であります。
ベークライト製の筐体は、1000番程度のサンドペーパーで均してピカールで磨きあげてやりましたが、磨けば磨くほど、白く曇って行ってしまうという状態でありまして、
(´・ω・`)
どうやら、当時の国産ベークライトの材質や製造工程に問題があるようで、同時期の米国製のベークライト製ラジオと比べると、かなり品質が劣ってしまう感じであります。
資料的観点から、あまり塗装はしたくないのですが、この状態では仕方がありません、似たような色を調合してやって、ピースコンで全体に吹き付けてやりました。
(`・ω・´)キリッ
続いてシャーシのレストアですが、以前に誰かか修理したラジオらしく、一部のコンデンサーが新品に交換されておりました。w
( ̄◇ ̄)
使われているコンデンサーなどから、最近の修理のやうな気もしますが、残っていた数個のペーパーコンデンサーと、固くなった電源コードを交換し電源を投入してみました。
結局、これだけでとても良い音で鳴り始めてくれまして、後は、半日ほどエーシング(慣らし運転)となりましたが、
マジックアイの照度があまりないのは、ま、ご愛敬でありますよねー
ささ、ということで、またまた台風の来襲ですねー
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2019/10/03 18:33:46 | |
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