ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
米国エマーソン社 ( Emerson Radio & Television Co.)の真空管ラジオから、
「Model 511」であります。
発売は
昭和21年(1946年)、筐体は
ベークライト製、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる流行のモデルとなります。
そして、特筆なのは、このラジオのデザイナーでして、なんと
「口紅から機関車まで」で知られる、インダストリアルデザイナーの
「レイモンド・ローウィ(Raymond Loewy)」御大なのでありますた。
そんなわけで、美術の教科書などにも、必ず紹介されているラジオでありまして、日本では
タバコのピースや
コカ・コーラのパッケージデザイナーとしても知られておりますよねー
大物では、乗用車の
「スチュードベーカー・アヴァンティ」、
「ペンシルバニア鉄道GG1形電気機関車」そして、
「グレイハウンドバス」等のデザインなども彼の手によるものでした。
( ̄◇ ̄)♪
当方、ガッコは「芸術学部・デザイン学科・インダストリアルデザイン」の専攻ということもあって、所有しているだけでも嬉しくなってしまうやうなラジオなのであります。
(´・ω・`)
左右対称で、大きくRを描いた前端に、ポッカリと浮いたやうなダイヤル表示窓を組み合わせた筐体は独創的でして、まるで
ヒーターのやうな、とてもユニークなデザインでありますよねー
本体サイズは270mmx200mmx170mm、マルーンのグリルも無暗やたらと豪華そうでして、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
(⌒∇⌒)ノ
使用真空管は
GT管(12SA7GT-12SK7GT-12SQ7GT-50L6GT-35Z5GT)のトランスレス機で、自社製の
5インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
終戦直後の昭和21年、こんな高品質のラジオを製造してしまう米国電機メーカーって、いつもながらに、当時の
日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いであります。
と云うことで、今回もメルカリで
(米国製のラジオですがw)格安で入手、一応受信しているけどと云う、比較的程度の良い中古品でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
早々に到着したラジオのレストアですが、以前に誰かか修理したラジオらしく、シャーシ内部のペーパーコンデンサーなどが、すべて新品に交換されておりました。w
( ̄◇ ̄)
使われている黄色いコンデンサーなどから、けっこう前の修理のやうな感じですが、最初からとても良い音で鳴っておりまして、
修理する楽しみが減ってしまって損した気分でありますw
そんなわけで、レストア作業は汚れたキャビネットの清掃がメインとなりまして、換気扇クリーナーで強力洗浄ののち水洗いであります。w
( ̄◇ ̄)ノ
しかし、思った以上に黒い染みが残っており、300番から1200番くらいの耐水ペーパーで表面を研磨してやりましたが、まったく歯が立ちませんw。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、グリーンマックス鉄道カラー
「アイボリーB (西武アイボリー)」を吹いて仕上げてみますた。w
w( ̄o ̄)w
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、AMトランスミッターで飛ばしてやって再現、懐かしい音で鳴っておりまして、とても70年以上も前のラジオとは思えませんよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、7月も始まってしまいましたねー
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2020/07/01 00:07:27 | |
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