W杯ロスなみなさんこんにちは。みんカラスタッフのTAKASHIです。スポーツニュースでは代表選手の移籍話が盛り上がっているようですね。
何を隠そう、わたくしサッカーよりも野球派でしたが、ロシアで大活躍だった
乾貴士選手と下の名前が同じということで一気に
サッカー好きになりました。
はい、ミーハーです。単純です。
今回は、そんな乾選手が高校時代を過ごした滋賀県は野洲市に工場がある
タナベさんにお邪魔してきました(偶然)。
見せてもらったのは、
こちら!
どどんっ!!
SUPER GTマシン!?
ではないんです。
今回、SUPER GTに参戦中の
リアルレーシングさんと
タナベさんが
ホンダS660向けに
コラボ製品を作ったということでお話を聞いて参りました(`_´)ゞ
リアルレーシングは、国内トップカテゴリのSUPER GTとSUPER FORMULAに参戦中のレーシングチーム。
SUPER GTでは、塚越広大選手と小暮卓史選手
(ここでもタカシ!)という国内でもトップクラスの実力者がタッグを組み、2018年の第1戦では
見事ポール・トゥ・ウィンを達成している
名門チームなんです。
見せてもらったデモカーは、そんなリアルレーシングさんが
SUPER GTで戦うホンダNSX-GTにそっくりのカラーリング!
NSX-GTのチョロQ版みたいでかわいいですね。
こちらが本家(?)NSX-GT!!
かっこいぃ~
コラボ製品を出すことになった経緯をリアルスポーツの代表、長江さんにお聞きました。
※リアルスポーツは、リアルレーシングさんが新たに設立したアフターパーツの新メーカー
「リアルレーシングとして、レースで培ったノウハウを注入した製品をずっと作りたかったのですが、我々は製造する技術がなかった。タナベさんには、レースでスプリングやホイールを供給してもらっていて、社長同士も関係が深かったこともあり、タッグを組んで一緒に製品を作ろうとなったのが発端です」
今回、開発にあたり実際に塚越選手・小暮選手の2人にサーキットで
徹底的にテストをしてもらったとのことです。テストの詳細はムービーをご覧ください。
ドライバー・メカニックの表情から
“リアル(Real)”な緊迫感が伝わってきますね~。
長江さんによると、製品は元々タイムを出すことをあまり想定していなかったんだとか。
「乗り心地の評価テストのはずが、金石(リアルレーシングの代表)がドライバーに対し『お前、タイム出てないよ』と言ったらドライバーも焦りだして。それでドライバー達が本気になって『タイムを出すならこうして』とパーツを交換しては外しての繰り返し。そうすると今度はメカニック同士もヒートアップしてきて、『タナベさんの方が(取付が)早い、負けてられない』ってなっちゃって。笑」
さすがみなさん、レース屋さん。テストに対する執念が違います。。。
(こちらはピットストップ時の作業風景)
今回リリースされた製品は、サスペンション、マフラー、剛性パーツ、ホイールの4種類。
1度に全部は...という方のために
オススメの装着順も聞いてきました!
答えてくれたのは、リアルスポーツの西崎さん。なんとSUPER GTではタイヤ交換も行う現役バリバリのメカニックなんです!
(上の写真に写っているかも?探してみてください)
日々タイヤ交換で鍛えられているのでしょう。腕っ節が凄い。結果にコミットしてくれそうです。
「サスペンションを生かすためには、クルマをしっかりさせないと足も良く動かない。ミッドシップエンジンのオープンカーであるS660は、どうしても車体剛性が低くなってしまうので、まずはストラットタワーバーやアンダーブレースを装着するとクルマが激変します。ドライバー2人も装着した後は『全く違う!』と驚いていました」
なるほど。まずはボディをしっかりさせることが重要なんですね~。
その次が足回りだそうです。
「普段我々はレース場にクルマを持ち込んで徐々にセットアップを詰めていき、レースを迎えます。リアルスポーツのボディパーツを装着すると、ボディをしっかりさせて足回りをセッティングしていくというレースと同じ一連の流れを味わうことができます」
SUPER GTを戦う現役のメカニックが開発に携わっているのもリアルスポーツの特徴ですね。
マフラーには、
SUPER GTファン垂涎のこんな演出も!
そうなんです!
専用のバンパーメッシュを装着することで、
NSX-GTと同じ位置にマフラーがくるようにデザインされているんです!
しかも
触媒形状もNSX-GTを模したデザイン!
芸が細かい!
(メッシュのピッチや線の幅だけで20種類以上試作したとか。ひぇー。)
溶接跡がきれい(なんとハンドメイド)。こだわりが違います。
デザインを担当したタナベの林さん。開発は壮絶だった。。。と仰ってました。
そんな苦労の甲斐って、後ろからのスタイリングは
インパクト抜群ですね~。
こちらがNSX-GTのリア周り。
ホイールもNSX-GTと同様のデザインが施されております。
(左が実際にレースで使用したホイール)
センターロックに見えるよう、あえてホイールキャップにロゴを一切廃したデザインに。「ホントにロゴ入れない?やっぱり入れる?」という議論が何度も起こったとか。
それでも目指したのは、
使い勝手と
本物への忠実性。男気が感じられます。
走ってる姿はセンターロックっぽく
レーシーな雰囲気ですね。
最後に、小暮
TAKASHIになりきって(?)少し運転させてもらいました。
サスペンションはサーキット志向の強い
Rスペックが装着されています。
(もちろん安全運転。)
ビューン!!
ビューン!!
※イメージです。
第1印象は、サーキット向けのRスペックなのに
とてもしなやか!
まるで
乾選手の高速ドリブルのように、タッチはとても穏やかですが、スパン!スパン!と向きが変わります。
この応答性の高さは、3Dタワーバーやブレースによる剛性アップが効いているようで、ストリート志向の強いSTスペックの減衰力を一番柔らかくすると、ノーマルよりも乗り心地が良くなるのでデートにはこちらがオススメだそうです。
今後は、シビックなどの対応車種も増やしていく予定とのことなので、リアルスポーツ×タナベの動向に目が離せないですね!
リアルスポーツの詳細はこちらからチェックしてみてください~。
Posted at 2018/08/06 17:01:15 | |
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