わ964たすが小僧の頃、高速道路の料金所が近付くと、皆さん、クルクルとハンドルを回して窓ガラスを下げて・・・
料金を支払うや否や、左手でシフトレバーを操作して加速させながら、右手でまたクルクルとハンドルを回して窓ガラスを上げて・・・
思えば結構忙しくクルマを操っていたものです。
ところが、一部の高級なグレードのクルマに装備されていたパワーウインドーは、今やママの足グルマにも当たり前のように装備され、スイッチを操作し続けなくてもワンタッチでウインドーを上げ下げできるようになり・・・
んで、ETCがあれば、料金所で停まる必要すらなくなり・・・
料金所でドライバーがすることは、速度を落とすことだけ・・・
と、クルマづくりの技術は、どこまで人間をナマケモノにしようとしているんですかねぇ。
完全自動運転が実用化された時、自ら操作して動かすクルマとしての自動車は、ひとりでに動くクルマに成り下がってしまうのでしょうね。
言いたいのはそんなことではなくて・・・
964カレラRSのような男の中の男が乗るクルマを除いて、ほとんどのクルマに装着されているパワーウインドーですが、電気で動かしているわけですから、イグニッションを切ってしまうと、当然、動かせなくなっちゃうわけで・・・
エンジンを切った後になって、バックするために開けた窓を閉め忘れていたことに気が付いたりします。
再度キーを捻ってアクセサリーのポジションに入れれば、ウインドーを開閉できるようになるのですが、これが何とももどかしい・・・
今は、イグニッションを切った後でも、一定の時間内であればウインドーを開閉できるクルマもあるみたいですけどね。
964のウインドーも、イグニッションをオフにしてしまうとウインドーを操作することができなくなるのですが・・・
何故かドアを開けた状態であれば、ウインドーを開閉できるのですよ。
ドアを閉めると動かなくなります。
これはわたすのようなうっかり者が窓を閉め忘れた時のための心遣いなのでしょうか。
それとも、もっと深い意味があるんですかねぇ。
ブログ一覧 |
ポルシェ | クルマ
Posted at
2016/02/27 15:35:18