今日のブログは、この幸せな画像です♪
今年の3月から、高速道路上の充電環境が、
とてつもなく、大幅に、改善しました!!!
新東名だと浜松SAの上り下り、それぞれに8台、
駿河湾沼津SAの上り下り、それぞれに6台、
急速充電器が設置されたのです!!!
以前、こんなブログを書きました。
私がAZE0からZE1に乗り換えて、リーフの事を書く事が減った理由
この通りで、高速道路のサービスエリアの充電はEVにとって非常に重要です。
しかしながら、残念な事にサービスエリアの充電器は低スペックで、しかも多くて2台しかない。
なので、基本的に待ちが発生するのが前提でドライブプランを組む必要がありました。
それが、最低でも50KWで使える充電器が1つのSAに、6台、8台と複数台設置されたのです!!!
今回設置された充電器は・・・
それぞれ、2台分は、1基を1台で使用時は150KW、2台で使用すると90KWで分け合います。
浜松だと残りの6台、沼津だと4台は、基本は90KWで2台目が来ると50KWになる感じ。
右下の電話番号の下に書いてあるのですが・・・
浜松のタイプは微妙に違うけど、まあ、こんな感じです。
今回の充電器が設置された事で、こうなります!
ヨコハマ起点で、横浜から110km走った駿河湾沼津に充電器が6台です。
駿河湾沼津から116km走った浜松SAに充電器が8台です。
浜松SAから160km走ると鈴鹿サーキットです。鈴鹿が近くなりましたねw
私のLEAF e+ は、60KWHのバッテリー容量です。まあ、400km走れます。
そして、90KWの充電器で30分充電した場合は30KW、距離で200km分充電できるわけです。
新電元の90kW急速充電器で、未来の世界を体感しました!
鈴鹿サーキットの往復でシミュレーションしてみると・・・
我が家から鈴鹿サーキットまで、片道で335kmで往復が670kmなんです。
行きは浜松SA、帰りも浜松SAの90KWで充電する感じかなー。
スタート時の航続距離が400km、往路の浜松SAで200km分充電、復路の浜松SAで200km分充電。
400km+200km+200kmで800km走れる計算ですからね。
新東名の120km区間の速度次第では、駿河湾沼津で3回目の保険に充電する感じかな。
では、距離的には問題なくなっても、時間はどうな乗って、次の疑問です!
鈴鹿往復が2回の充電で、とんぼ返りが可能になるのですが・・・充電器がこれだけ充実すると、
充電の待ち時間を考えずに、単純に充電2回分、ガソリン車の+1時間で計算できるように!!!
しかも、600km走れば、ガソリン車だって休憩しますよね?
という事は、EVだからと移動時間が伸びるから使えないよねー、なんて事は無くなるんですね。
本日、15時ぐらいの浜松SA下りの光景ですが、到着時に1台使用中、私が到着、
そしてサービスエリアで買い物して車に戻ると、最初の1台が出発、別の1台が充電開始してた。
というわけで、私が滞在した30分に3台居たので、従来の1台しかないサービスエリアでは、
3台目の車は1時間待ち、そして自分の充電30分で、最大1.5時間滞在という悲劇がw
でも!!!これからは、8台をまとめて充電さばけるので、まじで世界が変わります!!!
良い話はここまで。
ここからは、非常に難しい話になります。まず、充電リテラシーの話。
今回設置された充電器は、1台だと150KWで2台繋ぐと2台とも90KWに出力が下がる充電器と、
1台だと90KWで、2台繋ぐと50KWに出力が下がる充電器になります。
そして、高速な急速充電器に繋いでもクルマ側のスペックで受け取れる電流は変わります。
という事は、ハイスペックの150KWの充電器に繋いでも、クルマ側の受け取りスペックが低ければ、
その車なりのスペックでしか充電できません。
要は、50KWしか受け取れないクルマが150KWの充電器に繋いでも、50KWでしか充電できない。
で、今日の駿河湾沼津サービスエリアの光景です。
さすが、東名上り週末日曜の午後は、50~70kmで2時間以上の渋滞が待ち受けてる状態で、
渋滞前にゆっくり休憩したいと立ち寄るのが、この駿河湾沼津なので大混雑です!
というわけで、運用開始した6台の充電器はフル稼働です!!!
ですが、これ、奥の赤く見える充電器が150KWなんですが、なんと使用しているのは、
残念な事にMAXで、37KWでしか充電できない、アウトランダーのPHEVなんです。
完全に、150KWという超急速充電器というリソースの無駄使いです・・・
私が到着した時点で、私が3台目で前の2台は枠が選べる状態で入ったのはアプリでも確認してた。
150KWが1台しか設置されて無ければ、全ての電動車が平等に使う権利がありますが、
このようにスペック別の充電器が複数台設置された場合、どのように運用するか。
これって、このような非効率な運用になる事が予想されてはいました。
でも、このような充電環境は夢のまた夢という状況では、起きる事も無かったんですよね。
ですが、せっかく充電環境が整っても、このような自分の車に適した充電器を使用するという、
リテラシーが育ってないという場面に、いきなり直面して難しさを実感しました。
そして、最後にドライバーのモラルです。
本当に最低です。まあ、この写真を見るだけで、このCX-5の運転手のスペックが想像できますw
給油口にアロンアルファを垂らしてやろうか。そういう事だぞ、CX-5の行動。
せっかくEVの充電環境がまともになっても、モラル無視のガソリン車ユーザーがブチ壊し。
前に書いたように大混雑してたので、20分ぐらいして車に戻るとこの状態。
そして、更に2台別のEVが来て、充電開始できずにハザードを出して待ってる状態でした。
6台の枠しかないのに、2台のEVが充電待ちしていて、1枠にはガソリン車が入ってる光景。
ハザード出して待ってるEVからは、CX-5への憎しみのオーラを感じましたw
私は、まだ10分充電できる状態でしたが、クソみたいなCX-5のせいで待ちのEVを不憫に感じて
自分の充電を早期に終了して、待ちのEVに譲りました。本当に残念過ぎです。
今回の結論
充電器の大量設置で、EVでも安心してロングドライブが可能になりました!
しかし、その充電器を、どのように効率的に使っていくかのリテラシーが不足してる。
そして、EVに限った話じゃないですが、免許返納した方が良いモラル無視のドライバーの存在。
私は今後も、持ちつ持たれつで楽しくEVに乗っていきたいと思っています♪
でも、これだけ充電器が増えたし、EVの台数は、もうあんまり増えなくても良いかなw
充電器は増えたけど、駿河湾沼津での6枠満車で2台待ちを見ると、まだまだ足りて無いよw
GTRはもちろん最高の乗り物ですが、LEAFのスムーズさもGTRの比じゃなく幸せになれます♪