2022年01月15日
先日の帰宅時のこと。郵便物をポストに投函せねばならなかった。帰宅路のルートには郵便局があり、郵便ポストがあるため、そこで停止して駐車場に止める算段をしていたのだが‥‥。
後方からD社の黄色のコペンがどうも車間を詰めてくる。ま、いいか、もうすぐ止まることだし、抜き去ってくれるだろうと思っていた。と、目的の郵便局が近づいてきたのでウィンカーを出し、停止した。ところがである。このオープンカーも停止する。前方には対向車がいたが、まだ、普通なら安全圏だと思う距離なのに抜こうとはしない。そして対向車をやり過ごしたのち、ようやくフル加速で抜き去っていった。つまり、車間が狭い状態で停止したため、ステアを切って加速しようとしたときに対向車が来たため、私をよけることができなかったわけだ。
このことに類似したことがもう1件。
片側2車線の大きなバス道路。私は左車線を走行中。 前方には軽自動車が2台連なって走行していた。その2台のうち後方のD社イースは車間を詰めていたように見えた。
そのうち、左手にコンビニが見えてきた。なんとなく前方2台の速度が落ちたため、すかさず、私は右に車線変更。…そして、コンビニに先頭の1台が浸入するため、減速。するとそのイースが突然ウィンカーを上げて右車線に変更してきた!危険を回避するため、クラクションを鳴らしつつ制動と走行ラインを少し右にずらし回避。事故寸前だった。
次は片側1車線の道路でのこと。前方には初心者マークを付けたワゴンRがおり、その後ろにT社のライズがやはり車間を詰めている。しかし、このライズ、何度も何度もブレーキランプが点灯する。このルートは曲路のため、先頭のドライバーが運転に慣れていないこともあって、カーブでブレーキを踏む。それと同時にライズもブレーキを踏むということが起きていたようだった。それに耐えられなかったか、ライズは左折をして別なルートへ。 今度は私の前にそのワゴンRが。 ただ、この車、ブレーキは踏むがほどほど制限速度だったので、自分は車間を取ってアクセルを軽く踏むか、アクセルを抜くという繰り返しで対処。程なく、2車線になったのでなんなく、車線を変更して、ワゴンRの前に出ることができた。
高速道路でのこと。私の通勤道ではジャンクションがあるため、一旦本線から降り、さらに複合の合流ポイントを抜けて、また次の本線に進入する。そのとき、合流までは制限速度は40㎞/hになっているのだが、多くのドライバーは遅いトラックがいると車間を詰めている。しかし、本線に入るときに積載しているトラックは加速がそこまで速くない。当然車間を詰めている後続車も加速があまりできない。車間を詰めているドライバーはいらいらしながら、加速不良のまま追い越し車線に出るため、追い越し車線を後方から走行してきた車が制動をかけるということになることをよく見かける。
このことから、
車間を詰めるデメリットは、緊急に停止できないことだけではなく、視界が前方の車にさえぎられる部分が増え、周囲が見えなくなったり、次への動作が遅れてしまったりするということだ。また、前の車の運転に敏感になるため、加減速をすることが増えて、燃費も落ちるのではないだろうか。アクセルだけであれば、エンジンブレーキと軽い加速で対処できることで車にも優しくなると思う。
しかし、昨今のドライバーを見ていると、車速の遅い車にプレッシャーをかけることに重視しているように思うのだが、いかがだろうか。
Posted at 2022/01/15 23:34:06 | |
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安全 | クルマ
2021年11月03日
SUVとはスポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略である。スポーツやレジャーに適した装備を持った利便性の高い車両で、ふだん使いからレジャーまで幅広く使えるスポーツ車(多目的スポーツ車)となるのだが、このスポーツは我々が自らの体を動かすスポーツであることは言うまでもない。
しかし、高速道路だけでなく、一般道でもSUVが時折、猛スピードでひらりひらりと走行している場面に遭遇することがある。まるでスポーツカーのように走るその様子は、はたから見ると冷や冷やすることもある。確かに高出力のエンジンを持つ車もあることから走行は可能だが、本当にスポーツカー同様の走行性能があるのだろうか?
先日、以前よく見ていた動画に久しぶりにみた。それは以前、第6世代の(先代)アクセラ、アテンザなどの高速(77㎞)でのダブルレーンチェンジが可能かどうかを実験走行するサイトである。 当時はMAZDA6の優秀さに改めて感心していた。
今回はちょっと衝撃というかショックであった。実験車両はCX-3 2.0ガソリンモデルである。ディーゼルより多少がフロントが軽いと思われるのだが、時速77㎞での高速ダブルレーンチェンジは非常に不安定になるのが分かる。
以前清水和夫氏のDSTでの動画ではそこまで姿勢が変わることがなかったのだが、
侵入速度がDSTの場合は速度が低かったのか定かではない。
さらにもっとひどいのはニッサンキックスである。この動画を見るとSUVの怖さがさらに伝わる。(10分23秒辺りから)
車両を運転していたドライバーもあまりの衝撃だったようである。この2車が特別かというとそうではないようだ。(ただし、この動画は実験したサイトが違う)
スバルフォレスターでは、当初ドライバーが慣れてなかった状態ではレーン戻れない。車を挙動が分かった後は実験はうまくいく。となると一般のドライバーは難しい可能性はある。CX-5はどうかというとフォレスターと同様、レーンに戻れるがほんの少し速度が上がるとフォレスター同様に難しいようである。
CX-30はというとやはり安定はしているが、レーンチェンジは難しいようだ。
トヨタRAV4PHEVモデルもかなり苦手のようだ。
では、車高の低い車はどうなのか…?ホンダシビックはさすがで、非常に安定している。
現行MAZDA3や先代アクセラは、アクセラの方が成功した速度が高いという逆転現象が起きている。
先代アクセラ
またトヨタカローラは…
やはり、苦手のようだ。
いやいや、輸入車は違うと思ってしまうが、意外にアウディA3はもっと低い速ではないと成功できない。
さらにあのフォルクスワーゲンゴルフのGTiでさえも、
なのだ。
もちろん、その車の仕向け地の使用や環境で結果は変わるし、また、このサイトが本当に信用性があるかというのもこちらではわからない。さらに私には言語が分からない(動画サイトには日本語訳を入れているところもある。)のでどのような解説がされているかもわからない。
車には乗り心地と安全性のバランスを取って開発をしているのでこのテストが成功したからといって車が本当に素晴らしいかというとそうも言いきれない。
しかし、普段慣れない速度や、突発的なアクシデントが起きる一般道においては車は回避できないことがあることは知っておくべきだと思う。
Posted at 2021/11/03 08:48:53 | |
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