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クリューのブログ一覧

2023年09月24日 イイね!

2030年までに足並みがそろうのか‥‥欧州のEV政策

2030年までに足並みがそろうのか‥‥欧州のEV政策昨年10月、テスラは上海郊外にある巨大工場で生産されるモデルの価格を引き下げた。今年1月にはさらに値下げされ、テスラの現地生産車は昨年から最大14%安くなり、場合によっては米国や欧州の価格を50%近く下回った。中国自動車工業協会(CAAM)は22日、価格競争をやめるよう呼びかけた。値下げは販売減速や在庫積み増しに対する長期的な解決策にはならず、業界の健全な発展のため正常化すべきだと主張した。

しかし、この流れは中国国内に爆発的に販売台数が伸び、EVが急激に普及することになった。そして、比亜迪(BYD)を含む中国の大手EVメーカーは、公正な競争を維持し、「異常な価格設定」の回避を約束した。誓約の調印式は6日、上海で開催中の中国自動車フォーラムで行われた。自動車メーカー16社の幹部が登壇し、誓約に盛り込まれた4つのポイントに同意し、順守することを約束した。蔚来汽車(NIO)や小鵬汽車、吉利汽車や奇瑞汽車なども参加した。結果、低価格による販売はおさまったのだが、これが中国国内で終わらなかった。

低価格になるということは武器になる。欧州市場に輸出された中国のEVは欧州の自動車メーカーの脅威となった。

そこで今月、欧州委員会(EC)はEVのダンピング(不当廉売)調査ですぐさま中国に警告を発するという行動に出た。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は中国のEVに対する調査開始を発表した際、数年前に欧州の太陽光発電産業が崩壊した例に言及し、「EUは中国の不公正な貿易手段がわれわれの太陽エネルギー産業にどのような影響を与えたかを忘れていない。このようなことはEVで繰り返してはならない」と強調した。

このEVへの意向はもともとイギリスやフランスなど欧州の様々な国が内燃機関の販売を2025年あるいは2040年までに禁止するという政策が発表され始め、昨年欧州委員会が2035年までにと内燃機関を廃止することをまとめたことによる。

環境対策が表向きの理由だが、裏には、異常気象を危惧する環境団体の圧力と欧州の自動車企業や新たに参入してきた企業が自国の自動車産業の発展を狙ったという話がある。つまりハイブリッドで二酸化炭素の排出を低減をしてきた日本の企業よりさらに一歩先んじることで、自国の自動車関連企業に優位性を持たせることにあったと言われる。

ところが、中国からの安いEVが入ってくれば、再び、欧州車の企業は太刀打ちできなくなるわけだ。そのため、ダンピングがあったのではという調査をすることで中国側にある意味圧力をかけたわけだ。

さらには、イギリスではガソリン車の販売禁止、5年延期するということを明らかにした。 既にイギリスでは補助金は停止していることやEVの普及率は昨年では22%と言われるが、内情はレンタカー業界やビジネス顧客向けだという。スナク首相は、庶民にとってまだ価格的に高めなEVが今後も普及しづらく、もしEVのみになるとEVの普及は難しいと考えたのかもしれない。また同時にインフラ面でも遅れてしまうことになることを懸念して、選挙がらみではあるが、このような声明を出したと言える。
そう言えば、中国ではEVの墓場が話題になった。あれもカーシェアの会社のどうしの競争が激化。そしてその競争に負けた企業のEVが捨てられていたという。これも、EVの補助金が減額されたのも要因と言われる。

今年の春に欧州委員会でのドイツをはじめ、イタリアなどの抵抗も、一枚岩に思えたEV政策が、早急すぎることの表れではないだろうか。
もちろん、今年の異常な暑さの原因の一つにも自動車の二酸化炭素の排出も関係しているとは思うが、EVだからCO²量が減少するわけではない。極論かもしれないが、中国の発電の多くは化石燃料の使用が多く、EVの大量生産は中国の発展にはつながるが、二酸化炭素も増加するともいえるのである。また、中国はご存知のように経済発展に陰りが見えており、EVの輸出に力を入れることで経済の落ち込みを挽回しようとしているのが分かる。

欧州市場でのEVの普及は確実に進むとは思うが、欧州の中でのインフラの普及や自国の自動車産業の育成がうまくいかなければ失業者問題と相まって、EVの販売台数は伸び悩むのではないかと思ったりする。

マスコミはEVの先進性を謳うことも伝えるが、国内での課題についてはあまり報じることはなかった。また慎重になっている自動車メーカーの尻叩きもしてきたが、国内の足元をもっと報じることも大切なのではないか…。欧州のこの乱れのニュースをみるとそのような気持ちになる。多くの国々ではEV購入の補助金が出されているが、この補助金が減額されると大きな転機に向かう。それだけEVの価格は高いのだ。

世界でのEVの普及は一斉に行うのは困難である。その土地土地の環境やインフラによってEVが浸透する国もあるだろうが、そうでない国も多いのも現実である。二酸化炭素の排出量問題はグローバルな視点から解決を図らなければならないと思う。
そのためには、あらゆる視点から私たち自身も車について知ることが大切なのではないだろうか。
Posted at 2023/09/30 23:43:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車産業 | クルマ
2023年09月23日 イイね!

マツダ大創業祭

マツダ大創業祭今日は午前中、DMで紹介された「南九州マツダ 大創業祭」に行ってきました。今まではいつも私一人で行くのですが、今日はなんと嫁も一緒に行きたいと…。しかし、嫁曰く「今のマツダに欲しい車はない!」と最近口癖のように言っていたので、なんか魂胆があるのかなと思っていました。

さて、担当者さんに事前に訪問時間をきかれていたので予定時間通りに到着すると、なんと結構来客が多く、とても賑やかでした、
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受付を済まして、テーブルで待っていましたが、いつもの担当者さんも接客中で人出が足らない様子。結果的に店長さんが応対に来ましたが、その後、見慣れないスタッフの方が応対に。とりあえず、試乗は滅多に乗れないCX-60をリクエスト。

試乗には、見慣れないスタッフさん、私、そして嫁の三人で。んーいつもなら嫁がいないので気楽なんだけどな…。
規定コースを最初はスタッフの方が運転、そして同じコースをこんどは自分で乗るということに。最初はCX-60の感想を話をスタッフさんと話をしたのですが、やたら技術面に詳しい。おまけにどうもこちらの方言とは違う語り。きっと隣県の方かなと思っていたのですが…。

さてCX-60、助手席に乗ると思いの外タイト。やはりネットで言われるように後から振動を感じます。やはり自分はそこまで違和感を感じないのですが、このスタッフの方も「輸入車に乗る人からあまりクレームは来ない」とのこと。
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CX-60の試乗を終えると嫁の次期愛車の選定に話が移行。嫁曰く5ナンバーサイズのSUVが欲しいという要望にはさすがにスタッフの方も答えにくいようで‥‥。

んでもってもう一回、このチャンスでMAZDA3に試乗を依頼。個人的にはe-SKYACTVGに乗りたかったのですが、ディーゼルが回ってきて(笑)
ま、それでも車高の低さと乗り心地が改善されていることを再確認。こっちの方が自分に合っているなと思いつつ…。話はだんだんとR-EVの話になり、マツダの本社の話になって…マツダの車に乗るきっかけを聞かれたり、話がどうも営業の人とは違いを感じ始めたとき、「実は私、本社からの応援で広島からきてまして…」
と言われました…。
そこから、いろいろ話が広がって‥‥明日は隣県のイベントに行くそうで…お疲れ様です。
試乗を終えて会場に帰ると嫁が抽選会で当てたティッシュペーパーと、来場記念のショッピングバッグを持っていました。どうやらこれがお目当てだったかな。
もちろん、今日はまだまだ印鑑を押すようなことにはなりませんでした。嫁もしばらくマツダの動向を待つようで…。
大創業祭は明日まで 興味がある方はぜひ!
Posted at 2023/09/24 00:21:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda | クルマ
2023年09月18日 イイね!

MX-30 Rotary-EVという車

MX-30 Rotary-EVという車先日報道解禁となり、動画サイトでMX-30のRotary-EVがあちこちで取り上げられた。
ネット上ではロータリーが2013年のRX-8の生産終了から11年ぶりに復活とあって注目する報道もあれば、PHEVでの発電のみで駆動に関係のないもののため、否定的な意見もあるのが現状だ。

ではMX-30 Rotary-EVはどんな車なのか。
公表された資料や数値から見てみたい。
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文字通り、PHEVというのは今までのものは内燃機関での駆動とEVだけの駆動を使い分けながら、航続距離を延ばすというものがほとんどだった。つまり普段はEVでありながら、困ったときは燃料を使ったエンジンで駆動をするというのが他車の車である。MX-30のプラグインハイブリッドはシリーズ式ハイブリッドだという。
そこでハイブリッドについて種類と概要をまとめてみた。
スプリット式ハイブリッド
スプリット式ハイブリッドはモーターを二つ持ち、発電用と駆動用のモーターをもち、エンジンの動力をモーターに伝える割合を変えたり、逆に走行用モーターと発電用モーターにかかる負荷の割合を変えたりすることが出来、車の走行条件にあわせた適切な制御を行うことができる。プリウスがこの方式である。

パラレル式ハイブリッド

パラレル式ハイブリッドシステムはトヨタ以外のメーカーが多く採用するシステムで、エンジン一基とモーター一基の組み合わせが基本である。
一般的にはエンジンとトランスミッションの間に電気モーターが組み込まれており、モーターによる発電、走行をひとつのモーターで対応する。

シリーズ式ハイブリッド
シリーズ式ハイブリッドは現在のハイブリッドシステムから見ると少し特異なシステムで、走行は完全にモーターのみで行い、エンジンは発電専用に使われるシステムである。日産のe-Powerがこの方式である。

ちなみにホンダの場合は「シリーズ・パラレル方式」と言われその状況の応じて使い分ける方式だそうだ。

R-EVはこの中ではシリーズ式ハイブリッドで、PHEVの中では、唯一駆動用エンジンを用意しない車なのだ。
さらに、給電用のエンジンを持つ結果、航続距離を延ばすためにEVよりはバッテリーの容量が少なく、充電時間も少ない。
では他社の主なPHEVを比較してみたい。
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確かにハイブリッドとしての燃費は悪いものの、充電時間は思ったほど時間がかからない。SUVとして重量も自社のMX-30のEVと比較すると重くなるが、ジェネレーターや補器類で重くなったそうである。
またエンジンについても軽量に力を入れたようで動画サイト「Ride naw」でも取り上げられているが、アルミを使用した結果かなり軽量化されたようである。

5ドアハッチバック(セダン?)のプリウスは、別として売れ筋のSUVの車となると車両とエンジンとモーターとバッテリーで車両重量はおよそ2トン。多分に車両総重量となるとさらに約200㎏は増加するかもしれない。
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マツダの考えとしては、普段の生活において通勤などで車で100㎞を毎回走行するユーザーはそう多くないと判断したわけだ。したがってむやみにバッテリーを大型にして重量や充電時間を増やすことをせず、バッテリーの容量を抑え、むしろ普段使いの良い車に仕上げることを目指した。そして、長距離運転の際はロータリーで発電して800㎞(推測)も走行できるようにしたわけだ。

さらにはバッテリーの容量が減った分、価格もいくらか抑えることができ、500万円を切るプライスが可能となったわけだ。
インプレッションを待たないとはっきりはしないが
エンジン音もかなり車全体で静粛性を高めているという。他のEVほどではないだろうが、ロータリーの音も抑えられているかもしれない。
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バッテリーのみの走行では107㎞とあまり驚きの無い数値ではあり、燃費の悪いロータリーは給電のみという、従来のイメージからはあまり心に訴えることがあまり見当たらないが、SKYACTVIの考えに基づいてライトサイジングの考えで、ロータリーの排気量を上げてきたのではないか。また、コンパクトなロータリーを生かしたエンジンの組み合わせで仕上げたのが、このRotary-EVなのではないかと思う。
Posted at 2023/09/18 11:39:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | MX-30 | クルマ
2023年09月16日 イイね!

ドライバーの傾向 その13 後ろめたいことがあるとき

ドライバーの傾向 その13 後ろめたいことがあるとき人間というものは後ろめたいことがあるときは、できるだけ、他の人に知られたくないものである。

昨夜片道二車線の国道を走行中、テールランプが点灯していない軽自動車が交差点から侵入してきた。軽自動車では球切れというのはよくあるものである。しかし、それにしてはナンバー灯もついていない。
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こういう車の後ろにいるとブレーキを踏んだことが分からず、追突することもあるので、左からさりげなく、追い抜こうとした。

ところがこちらの速度に合わせて、その軽自動車はどんどん速度を上げていくのである。よく凝らしてみると、この車ヘッドライトも点いていない。無灯火である。一旦は点灯を忘れているのかなと思ったが、年式とグレードからして「AUTO」のある車のようであった。ということは、意識的にスイッチを切っている可能性があると思った。

速度が制限速度を超えるころ、この車がさらに速度が上がる傾向があったため、追い抜きをやめることにした。
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ほどなく、前の信号が赤になり、軽自動車と並んで止まることになった。ブレーキランプは当然ついたので、整備不良ではないことがわかる。しかし、
下手にのんびり行くとこちらの車線に入られては困るので、加速で追い抜きをしてかなりの車間をとった。
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ところがである。前方の車に追いついてしまい、さらにその前方の車が左折のために減速をしてしまった。やむを得ず、目を凝らしながら車線を変更。まだ追いついていないようだった。

しかし、もうそこまでかなり近いところに来ていたのである。
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取り合えず、私は左折をしてその場をやり過ごしたが、このドライバーこれだけの距離を無灯火で走るには、何か思惑があったはずだ。
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考えられるのは、自分の存在を隠したいというのがあるだろう。かりに接触、追突した、追突された場合はぶつかったから、ランプは壊れてつかないと言い訳が出来ると思ったかもしれないし、逃走も可能である。

また、このドライバーが飲酒をしていたら、なおさら追いかけられても捕まえられなければ、逃げ切れると思ったに違いない。

しかし、このご時世である。昨今のドライブレコーダーは性能が上がってきているので、無灯火は立証できるし、ナンバーも読み取ることも可能である。

得てして、この手のドライバーは、ドライブレコーダーの装着は低いと思っていることが多い。しかし、あれだけマスコミに取り上げられることを考えれば、自分の考えはおろかであることを気付かなければならない。

残念である。

Posted at 2023/09/16 08:53:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | モラル | クルマ
2023年09月16日 イイね!

日産ファンにはたまらない?

日産ファンにはたまらない?以前、フォードVSフェラーリという映画があったが、今回もほぼ実話をもとにした映画である。

全面協力をしたのはニッサンである。もちろん他のメーカーも出てくるが、現行GT-R?が全面に出てくる。主役は実在のレーサー、ヤン・マーデンボローがモデルである。
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映画のホームページでは次のような紹介がされている。
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世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。父親からは「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」とあきれられる日々。そんなヤンにビッグチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」だ。プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男(オーランド・ブルーム)と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー(デヴィッド・ハーバー)、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結。彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える───。

基本「スポ根」に近いストーリーだが、時間は短く感じるほどであった。
この映画、なんとなくグランツーリスモのゲームの世界のように見せたりどこかのアニメで使われたエンジンやサスペンションの動きを見せたりと様々な演出がされている。
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しかし、この映画で最も目にするのはニッサンであり「nismo」の文字である。実話に基づいているのだから当たり前だが、日産ファンにはたまらないだろうなと思う。そして、クルマ好きでも、ゲーム好きでも楽しめる映画だと思う。
ちなみに帰宅の際はアクセルをできるだけ踏み込まないよう注意を払ったことはいうまでもない。

関連情報URL : https://www.gt-movie.jp/
Posted at 2023/09/16 01:54:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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「昔は正月も休みなく店を開けていた事もあったようです。借金返せるようになったからこうもできるんでしょうね。@#焼鳥」
何シテル?   05/01 19:55
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
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