今回の合同試乗会でニッサン DAYZに試乗した。
わずか10分程度の単距離試乗だったのでそこを考慮していただきたい。
グレードはプロパイロット搭載の上級グレード「ハイウェイスターG ターボ プロパイロットエディション」だった。内装は軽自動車とは思えない上質なレザー調のものできっと今まで軽自動車のプラスチッキーな印象を持つ人にはかなりの好印象だと思われる。またこの上級グレードは電動パーキングを搭載しており、同時にオートホールドといわれる、停止時にブレーキペダルから足を離しても停止しているという装備も搭載されていた。ナビの大きさは9インチだったが、それでも視線の中にはあまり大きさを感じなかったのはやはりフロントガラスの視界を邪魔しないようになっていたからだろうと思われる。
また、先代と同様エアコンのタッチパネルは凝っていて、ダイヤルではなく、
ライトの数を操作して調整するもの。
走り出しはクロスビーやRAIZEと比べると若干ひ弱だが、決して遅いわけではなく、軽自動車と比較すれば、ターボ車であるから普通車のコンパクトカー並みであった。また、エンジンフィールもがさつきもなくすうっと回る。しかし、ルーフの高さからやはりロールを感じるが、フロントシートの高さは低く、不安は感じなかった。またエンジン音は室内に入ってくることが少ない。ただ、この日はかなり土砂降りになったため、雨音は結構響いてきた。それも運転席よりは後方の方から感じた。
交差点でのロールもあまり感じず、軽快に走るというイメージ。頻繁に長い距離を走るには私のような年齢ではつらいかもしれないが、普段のタウンユースにはほとんど不満は残らないだろう。オートホールド機能は自分には普段から使い慣れていないことからほとんどブレーキペダルを踏んだままであった。ちなみにこの機能は最後にシフトをパーキングに入れるときには自動的にパーキングブレーキががかかるという機能も説明があった。
日産主導で開発されただけに、三菱色より日産色の強い車になっていた。なんでもドアミラーが助手席側だけ、3センチ後方に付けてあったりと結構細かなところに手が届いているだけに乗りやすさは確かだと思う。
さて日産も来年は5車種を続々と投入するという。ルークス後継、キックス、SUV系電気自動車ははっきりした。残るは…Cセグメントとして「セントラ」か「アルメーラ」か、それともSUV系の新型…、はたまたヤリス、フィットに対抗してBセグメントのマイクラか…期待が膨らむところだ。
Posted at 2019/11/24 15:01:26 | |
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