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2024年02月18日 イイね!

セダンと言えば…その43 ニッサンマキシマ  マックスリラックス

セダンと言えば…その43 ニッサンマキシマ  マックスリラックス セダンと言えば、今回はニッサンマキシマである。マキシマは北米市場でのトヨタカムリ、ホンダアコードに対抗するために、ニッサンが投じた基幹車種であった。そのため、初代は2ℓオーバーの排気量で北米市場の投入され、その当時アメリカで発売されていた日産の最高級車種として発売された。
 本来、初代はブルーバードに2.4ℓを、2代目では3ℓV6 エンジンを搭載されたが、それまではブルーバードそのままであった。
しかし、1988年、3代目ではエクステリアはブルーバードからオリジナルになり、3ナンバー(1760㎜)となった。そのエクステリアのデザインは、当時としてはかなりプレーンであり、国産車にはない雰囲気を纏った。

CMでは、当時日本の芸能界で注目された4人の外国人タレント(ケント・デリカット、ケント・ギルバート、チャック・ウィルソン、デーブ・スペクター)を使い、アメリカライズされた車であることを強調した。

北米ではこのモデルでは日産はこれを「4ドアスポーツカー」称し、ニッサンブランドとしては、インフィニティが確立するまでの最高級車種でもあった。
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ニッサンでは同クラスにセフィーロがあり、ローレル、スカイラインとFR3ブランドであったが、初代セフィーロは当時としては斬新すぎるエクステリアが仇となり、販売不振になった。
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そのため、このマキシマとセフィーロを統合しセフィーロはFRからFFになった経緯がある。
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また、2003年になるとセフィーロがティアナにバトンタッチされたことから、マキシマとティアナがプラットホームを共用するようになった。しかし、国内市場ではセダンは廃れたこともあり、もっぱら海外での生産と販売であった。

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時折、マキシマの先鋭的なエクステリアからネットでの取り上げられることもあったが、残念ながら北米でも役目を終えた様である。
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実は今年、北米市場ではニッサンマキシマはその役目を終えて、販売終了となるようなのだ。
国内では既にアコードも、カムリもその役目を終えようとしている。しかし、北米市場ではアコードも、カムリもまだ気を吐いているだけにその一角が崩れるのはとても寂しい気持である。
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一足早く、マキシマは国内市場から撤退したが、北米市場でも販売終了と聞くと大きいセダンが良いという時代を終えたのかもしれない。

Posted at 2024/02/19 21:42:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2024年01月27日 イイね!

セダンと言えば…その42 プリメーラ  P12 ITドライビング

セダンと言えば…その42 プリメーラ  P12 ITドライビングダンと言えば…今回は3代目プリメーラ(P12)である。それまでのキープコンセプト2代目から脱却したモデルである。エクステリアはそれまでのスクエアな実用性重視の欧州車のようなテイストから離れ、かなり流麗なモノフォルムのものになった。ヘッドライトはイメージそのままに大型化され、ドアミラーはかなり尖がったものになった。ちょうど当時のカルロス・ゴーン体制とほぼ同時期だったこともあって当時の中村史郎氏が大きく関与されていると思いがちだが、基本のデザインは既に日産デザインヨーロッパ デザインスタジオにて進められていたという。

インテリアは当時のトヨタヴィッツに始まったセンターメーターを採用し、ナビ画面のもとには様々なナビはもとより、オーディオ、エアコンなどのスイッチ類を集中させた。これは、最近の車にも通じるものではある。
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しかし、それまでの日産ユーザーからは見放されたように思える。ボディサイズは大型になり、2.0ℓと2.5ℓになったことで中型車の良さは薄れたように思う。


ニッサンもそれを危惧したのか、スポーツモデルというべきNEO VVL付SR20VE型エンジン+6速MTを搭載したモデル「20V」を投入したり、デビュー2年後には1.8ℓも投入したが、販売増には傾かなかった。既にRVブーム真っただ中であったことでプリメーラワゴンに販売の主力を置いたようである。
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個人的にはやはり武骨なセダンのイメージが強かったせいか、おしゃれなセダンにはどうも魅力を感じることはなかった。また、尻下がりルックであったことやセンターメーターも多くの方々は見やすいという意見であったが、私個人には視線移動が大きく、好きになれず試乗もしたくなかった記憶がある。
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今になってみるとプレーンに感じたテールライトも欧州車なテイストも感じるが、当時は流麗でプレーンなセダンはあまりにも尖がっていたこともあって時代が付いていけなかったのではないかと思う。
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RVブームだからこそインパクトのあるセダンを投入したかったのかもしれないが、残念な結果だったともいえる。国内では4年間の販売であったが、欧州では、2008年まで生産販売されたそうである。
Posted at 2024/01/27 20:25:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2024年01月08日 イイね!

セダンと言えば…その41 プレセア 絶世のセダンです 

セダンと言えば…その41 プレセア 絶世のセダンです セダンと言えば…今回はニッサンプレセアである。90年代から始まったニッサン新型車投入の一つである。サニーB13,パルサーN14、そしてこのプレセアR10の3兄弟である。

もともとこのルーツはサニーセダンの姉妹車ローレルスピリットであったが、80年代からカリーナEDからのハードトップセダンの大流行に合わせて投入されたのが、このプレセアである。
キャッチフレーズが前述の絶世のセダン。桐島かれんさんを起用して見返り美人のように振り返りたくなるぐらいのスタイリッシュなセダンとしての登場だった。
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しかし、個人的にはグリルレスのデザイン重視のヘッドライトはそれまでのスポーツイメージの日産には違うように感じた。当時サニーGT-S、プリメーラ、ブルバードハードトップなど日産のセダンはスポーツ色の強いセダンが多かった。それからすればかなり、プレーンなデザインだったからだ。それを裏付けるかのように、販売台数もB13サニーが販売終了まで57万687台、N14パルサーが30万3065台に対してこのプレセアは19万3463台であることから販売面では今一つだったように思う。ただ女性オーナーはよく見かけることがあった。
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この初代のグリルレスを反省して2代目は異形グリルを採用。ボディサイズも少しサイズアップを図られた。ようやくハードトップらしいセダンに成長したように思えたが、やはり販売面では苦戦。カリーナEDは3ナンバーに成長した上に、セダンからRVに流行が移行しつつある中、2代目も 2000年、日産リバイバルプランの一環として抜本的な車種構成の見直しが行われ、販売終了と同時にブルーバードシルフィに統合された。
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ニッサンはサニーサイズのハードトップセダンを投入したはずだったが、セダンの主戦場がミドルセダン(ブルーバードやコロナ)やハイソサエティカー(マークⅡ、ローレル)が注目されている時代にコンパクトのハードトップは何か足りなかったのだろう。
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ただ、先日のモータースポーツの雑誌にはこのプレセアのJTCC参戦が予定されていたという記事が載った。車高の低さが有利となったJTCCでコロナEXIVが活躍しただけに、販売面でも日産本体は投入したかったのだろう。私の物足りなさは、スポーツ色だと思う。
スタイリングでは2代目は初代に比べのびのびとしていただけに、JTCCでデビューしていたらサーキットのプレセアはニッサンらしいセダンとして輝いてたかもしれない。
Posted at 2024/01/08 20:57:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2023年11月18日 イイね!

セダンはオワコンなのか?

セダンはオワコンなのか?オワコン とは、主に一般ユーザー又は個人ユーザーに飽きられてしまい、一時は繁栄していたが現在では見捨てられてしまったことらしい。正式名称は「終わったコンテンツ」で、元々はアニメファンの間で使用されていたようだ。

さて、自動車の場合、ICEつまり内燃機関であり、セダンという人もいる。さてセダンは確実にモデル数が減ってきている。
トヨタ 8車種(カムリ・カローラ・カローラ アクシオ・クラウン・ プリウス・プリウスPHV・ミライ)
ニッサン 1車種(スカイライン)
ホンダ 1車種?(アコードorシビック?)
マツダ 2車種(MAZDA3 MAZDA6)
スバル 1車種(S4)
三菱 0  スズキ 0 ダイハツ 0(OEMは除く)
トヨタも実質5~6車種である。
実に寂しいことになった。
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セダンが飽きられたのは、80年代後半どのメーカーも類似してきたことや社会的ヒエラルキーが出来上がってしまったことでイメージが高級感とそうでない車の差がはっきりしてきたらからだ。高級セダンや高出力セダンが登場したこともこのヒエラルキーに関係したのかもしれない。
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では現状のSUVはどうだろう。実はだんだんと今再びヒエラルキーが出来つつあるのではないか。トヨタセンチェリーのSUV風のモデルも登場しているし、さらに高出力のSUVも登場してきている。
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さらにエクステリアにおいても車高上げたり下げたり、エンドピラーを立たせたり寝かせてみたり、テールライトも飽きないように様々なこったデザインになってきた。

しかし、SUVの長所たる見晴らしがよい、乗降性が楽という以外はほとんどセダンの長短が同じになってきているように思うのだ。今後のSUVはスポーツ性とエンジンの高燃費あるいは高出力の2極化がらに進むはずだ。

セダン一辺倒からRVと言われたステーションワゴンブーム、ミニバンブーム、そしてSUVブームとこの半世紀近くの間にブームはいろいろとやってきた。

セダンは低重心、高剛性、低騒音といった長所がある。また、同クラスのSUVに比べれば、車体重量も軽くなる。これは自動車好きなユーザーからすれば、どうしても必要性の高いものである。低重心は、安定した走行性能と疲労感の少ない車に繋がる。また高剛性は衝突時の安全性はもちろん、走行性能も引き上げられることができる。さらに低騒音は疲労感を低下させるとともに、コストをかけず(静粛性を上げる部品の量や重さの削減)に、高級感を演出できることになる。

となれば、SUVよりも安価で上質な車を仕立てられるわけだ。さらにセダンはトランクルームがあることで空力的に車体の後ろに発生する渦を低減させる効果が得られるのだ。それはEVであっても同じで、より少ない出力で走行することができるのだ。
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セダンは趣味性の高い車として認知されれば、まだ終わりではない。エクステリアのデザイン、出力が高くなくても燃費の良さと走行性能、そしてインテリアの上質感…。
となると私にはMAZDA3のセダンが思いつく。
よくよく考えるとトヨタ・マツダ以外のメーカーはどうしてもSUVの開発投入を急ぎ、セダンが販売が見込めないとして断ち切っているのが現状だ。
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トヨタやマツダ、スバルも同じではあるが、存続ができるような方策を残している。一部は改良をさせながら販売を継続、あるいは新型を投入しながら改良を継続…。
自動車を趣味としているのは、様々形があるだけに、通ならセダンというわけはないが、高価格帯ではないセダンというものが出揃い始めると購入が始まるのではないだろうか?
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いや、既に始まっているのかもしれない。その第1弾がMAZDA3で、次がスバルS4、そして新型プリウス…。SUVブームに隠れて、スぺシャライズされた車がどのような形で今後デビューしてくるのだろうか。期待をしたいものである。
Posted at 2023/11/18 22:08:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2023年11月11日 イイね!

セダンと言えば…その40 2代目ニッサン プリメーラ/プリメーラカミノ リ・パッケージ 

セダンと言えば…その40 2代目ニッサン プリメーラ/プリメーラカミノ リ・パッケージ セダンと言えば…今回は2代目プリメーラ/プリメーラカミノである。先代のP10の成功したがゆえにキープコンセプトのエクステリアはあまり変化がなかったため、印象に残っていない方も多いかもしれない。
むしろ、ブルーバードの販売低迷のせいか、保守的なユーザーがこの車を購入したこともあって、最近まで高齢者が保有しているケースも多い。
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先代の901運動によってハンドリングに優れた車として認知されたプリメーラだったが、実用性重視のセダンのライバルの登場によってプリンス系列だけではなく、サニー系列でも販売するため、フロントのグリルとリアコンビランプのデザインを変更したカミノも同時に投入された。
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エンジンやミッションは先代からキャリーオーバーされたが、マイナーチェンジでニッサン待望の可変バルブタイミング&リフト機構を備えた190PSを発揮する「NEO VVL」と「Hyper CVT」を搭載販売強化を狙った。

また、ステーションワゴンブームの到来からワゴンも姉妹車として登場した。ワゴンは私も所有していたが、室内の空間はゆったりとしており、リアシートの背もたれの角度はかなり印象が良かった。また、ベーシックグレードでの1.8ℓも非力とはいえ、曲路では不満のない走りができた。
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さて、先代のP10では市販車での成功はよく知られているが、2代目はモータースポーツでの成功をおさめたモデルと言える。JTCCでも優勝はしているが、むしろ、老舗のBTCCで、1998年、最終戦を待たずにBTCC史上初の日本車によるシリーズチャンピオン(チームタイトル)を獲得。最終的にはマニュファクチャラーズと合わせて2冠を達成した。
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翌1999年にはドライバー、チーム、マニュファクチャラーズの3タイトルを獲得し、BTCCのタイトルを総なめするという快挙を成し遂げた。また他の欧州や南アフリカでのツーリングカー選手権にも参戦し、タイトルを得ているという。
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国内ではRVブームの陰に隠れて、あまりぱっとしないモデルであったが、もしBTCCなどの成績がもっと国内でも取り上げられていたら、販売も違っていたように思う。

さて、このモデル、P11Fというモデルが存在する。欧州ではP12がデビューするまで2000年よりフェイスリフトをしたプリメーラが存在している。それまでのオーソドックスなエクステリアから爬虫類系というか、動物的なこのモデル、日本国内で販売されていたらどんな結果が待っていただろうか。
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プリメーラ/プリメーラカミノはRVブームの陰で車としては日産にとっては先代に引き続いて名車と言える車ではなかっただろうか。
Posted at 2023/11/11 23:41:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | セダン | クルマ

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何シテル?   05/01 06:48
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