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2023年08月18日 イイね!

台湾有事はそこまで

台湾有事はそこまで先日の武田哲也の三枚おろしで紹介された「完全趣味レーション台湾侵攻戦争 山下裕貴著 講談社+α新書」を読んでみた。また「自衛隊最高幹部が語る台湾有事 岩田清文他 新潮文庫」をも読んでみた。

というのも、武田鉄矢の三枚おろしで2週にわたり「孫氏の兵法」というテーマで放送された内容があまりにも衝撃的だったからだ。ウクライナ侵攻によって中国がロシアから学んだことや現代戦として新しい兵器や取り扱われている今、放送内容よりも深く知りたいと思ったのが理由である。

そしてこの手の場合、見方によって結論が違っていることもあるので、発行社が違うものも読む必要があるかもと思って両方を読んでみた。ちなみに前者が今年の4月、後者が昨年の5月に発刊されている。

この2冊の結論は両方とも中国による台湾侵攻作戦が行われると、確実に日本が巻き込まれ、自衛隊が出動することになるということ。

どうしても台湾と中国ということに視点に奪われ、隣国である日本には関係ないというイメージになりがちだが、、中国は台湾に侵攻するとなるとアメリカ合衆国から妨害を受けないよう短期決戦をするために日本の尖閣諸島や与那国島、西表島等に中国軍が拠点を置くことになるというのだ。そしてそこには駐屯している自衛隊と火花を相まみえる結果占拠するというのである。

では、中国が台湾に侵攻するタイミングとはあるのだろうか。
そのタイミングは5つあるという。
① 台湾が独立を宣言したとき、あるいは独立のプロセスを表明したとき
② 台湾が国連に加盟申請を行ったとき
③ 台湾内部の混乱(大陸派と独立派との対立等)
④ 台湾の核武装の動き
⑤ 台湾が平和維持軍の駐留を要請したとき

確かにこの中には事実上ありえないというものもあるが、来年は台湾の総統選挙が予定されている。もし中国がサイバー攻撃で政治家のフェイクニュースを流し、政治家の不祥事をでっち上げて国内に混乱にすることも可能だとも言う。また中国国内でも同様に国内の世論も操作してしまうと中国はさらに侵攻へ一歩進められるともあった。
ちなみに既に中国国内では合成と思しき画像がネットにアップされているという。つまりネットを使って偽装工作してまでも情報操作をし大義名分を前面にして正当化するわけである。

またこのサイバー攻撃は台湾侵攻の際、九州の電力会社に行い、一時的でも混乱させれば、九州の自衛隊の動きをいったん封じること可能とされている。そのすきに台湾に侵攻がしやすくなるわけである。

さらにはいったん中国が侵攻した場合、自衛隊は部隊を南西諸島方面に移動させると北の守りが手薄になり、今度はロシアの脅威が増大するのだそうだ。さらに中国はアメリカと本格的な戦争を望んでいないだけに最小の被害になるようにとどめ、全面戦争にはならないようにし、台湾の奪取とそれにかかわる日本の南西諸島の奪取を考えているそうだ。

詳細はこれらの本をぜひ手に持って読んでいただきたいところである。本当に台湾有事…対岸の火事では済まされないのだ。

車とは関係がないと思われる方もおられるが、台湾には受託生産で世界最大手TSMCがあるのだ。もし台湾に中国による侵攻が行われると工場が破壊されたり、半導体について外交カードに使われてしまう恐れまである。つまり自動車が生産が困難になることもあるのだ。それだけにこの台湾と中国、そしてアメリカの動きに注目すべきだし、危機感を持つことは大切ではないだろうか。
Posted at 2023/08/18 21:57:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2023年08月13日 イイね!

いつまでも戦後であることの意味

いつまでも戦後であることの意味もうすぐ8月15日になります。この先週からNHKでは太平洋戦争を振り返るNHKスペシャルを深夜に集中放送を始めました。TBS系でも特別番組『つなぐ、つながるSP戦争と子どもたち 2023⇒1945』が放送されました。
お盆という時期と戦争が終わった日が重なるのは偶然ですが、帰省をして墓参りをするというのもだんだんと薄れているという人もいます。

先日、鹿児島県曽於市にある芙蓉の塔というところを尋ねました。芙蓉というのは、富士山の別名“芙蓉峰”からくる名称です。そしてこの芙蓉の塔があるのは1945年に芙蓉部隊と言われる当時の海軍の航空隊が駐屯していた基地です。
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この岩川基地は「秘密基地」とされ、普段はアメリカ軍から分からないように、滑走路を牛や豚を放し、移動式の小屋4棟と移動式の樹木10数本を設置して畜産農家の牧草地に見せていたと言われます。
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芙蓉部隊は詳細はウィキなどでご覧いただくとして、この芙蓉の塔は当時の軍用機が離発着した滑走路上にあります。芙蓉部隊には零戦だけではなく、整備が困難な彗星という艦上爆撃機も主力として使用されていました。
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画像はこちらからお借りしました。

現在零戦の機体は結構国内にも存在しています。鹿児島には吹上の知覧特攻機や鹿屋市にある海上自衛隊(復元機)基地記念館にもありますが、彗星の復元機は国内に1機しかありません。この芙蓉の塔の横にある曽於市埋蔵文化財センターにはその珍しい機体の彗星のエンジンカウルをはじめ、プロペラなどの珍しい部品が展示されていました。展示の数は少ないですが、貴重なものだと思いました。

そして昼食はお食事処「ふよう」へ行きました。外観は普通の民家なのですが、家屋の前にちょっとした小さな小屋があり、そこの地下には当時の芙蓉部隊の発電所があったところだったとのこと。食事前に店主の方と見学をさせていただきました。
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大変急な階段の下には
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20畳ぐらいの広さの部屋がありました。ここは物資不足から鉄筋コンクリートではなく竹を使った竹筋コンクリートだったようです。ここから300m離れた場所には地下司令部後もあるようですが、既に埋められているようで、入口しか残っていないようです。
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ただ、こうして地下壕にいるとあの「宇宙戦艦ヤマト」を思い出しました。このような地下壕がヒントになっているかもしれません。
1945年から78年が過ぎました。平和憲法、安全保障条約、国際連合への加入…日本は戦争にその後巻き込まれないよう、様々政策/方策を取ってきました。すべてが正しいというわけではないでしょうが、現実には日本の国民は戦争に巻き込まれてはいません。

以前、映画「空母いぶき」に出演した佐藤浩市氏が「日本はいつまでも戦後でなくてはいけないんです。戦前になってはいけないんです。」と言っていました。他にもいつまでも戦後であるべきだと同じように言っている方がいました。しかし、ご存知の通り周辺国家はあまりにも好戦的な姿勢を貫いてきています。

朝の武田鉄矢の三枚おろしでは「孫氏の兵法」というテーマで台湾有事について2週にわたって話をしていましたが、やはり専門家からみても今は非常に危ない時期に来ているようです。
だからといって私たちが大きなことはできませんが、大きな力によって先導され、戦争に向かっていくのは間違いであることをいつも考えていないといけないと思います。それがいつまでも戦後であるべきだということではないでしょうか?

そしてそれを理解できるのがこうした記念館や遺跡などではないでしょうか。普段、やれF-14がかっこいいだの、宇宙戦艦ヤマトがどうだと言っていてもそれは戦争になっていないから言える話です。(矛盾と言われたらやむを得ませんが)

高校の社会の先生が授業で言ったことを今でも思い出します。「戦争になる前に戦争にならないようにするのが外交です。外交力がないと、自国のこと、権力者の建前しか考えなくなり、力で他国を制圧しようします。」
確かにロシアにしても北朝鮮にしても周辺国家からの脅威があったからこそ、侵略戦争をしたり、脅威になるようにしています。また中国にしても習近平は毛沢東ができなかったことをやり遂げたいがために台湾に対して圧力をかけています。

日本が今後どのような政策を取らないといけないか‥‥。あれだけ批判されていた自衛隊の存続もやっと多くに人に認められたにもかかわらず、日本の経済的に発展ができない今、航空機その他の装備はだんだんと旧式化しています。自衛隊が活躍するのは災害の時で済むような時代がこのまま続いてくれたらと思いました。そして核に頼らない時代が早く来てほしいとも思いました。
Posted at 2023/08/13 17:43:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 日記
2023年08月11日 イイね!

ベストカーのMAZDA2のスクープを深読みしてみる…。

ベストカーのMAZDA2のスクープを深読みしてみる…。先日MAZDA2についてベストカーにスクープした記事が掲載された。また動画サイトでもこのことに触れ記者が今後について語っていた。

ベストカーの記者が触れたのは、次期MAZDA2は「丸みを帯びたキュートなデザイン」ということ。またユニットはロータリーを使ったPHEVを搭載する予定ということだった。


さて、昨今の自動車開発において大切なアーキテクチャーからMAZDA2について考えたい。
第6世代のアーキテクチャーは、CX-5(初代)を投入するときにはホイールベースの延長や短縮を考えて開発されている。当時のアテンザ、アクセラそして現在のMAZDA2はCX-3やMAZDA2のセダンまでもカバーしていると思われる。
しかし、厳密にはいえばDJ型はSUV、HB、セダンの三つである。

MAZDA3がデビューしたのち、MAZDA2も移行すると思われていたが、それができなかったのはEVやハイブリッドを搭載することを考慮した結果、サイズを小さくすることができなかったと聞いている。結果、新規に開発ができないがため、第6世代のものをアップデートするという手法になったと言われる。
では、新型を開発するとなるとどうなるか…。

昨年の2030年の経営方針、あるいは今年の株主総会からすれば電動化へのトランジション(準備過程)は2025年以降である。そうなるとMAZDA2をベースにBセグメントのアーキテクチャーをPHEVや後のEVのバッテリーを搭載まで考慮して開発しなければ、非常に短いスパンで開発を再び行わなければならない。マツダにはそんな体力などない。したがってBセグメントあるいはCセグメントまでのサイズやPHEVやEVの搭載を考慮してアーキテクチャーを開発してくるはずである。

従って、もしMAZDA2のモデルチェンジが早々に行われるのであれば、現在のMAZDA2の大規模商品改良となるはずである。

そして今回商品改良を行った際に話題になったのは女性に対するアピール力がないということであった。マツダは「走り」を好む人が多く、一般のユーザーには敷居が高いため、女性が敬遠しているということであった。
昨年の商品改良はそこに重点を置いたものになったことはご存知の通りだ。

これをさらにデザインをリファインしてどうしても女性が受け入れやすいデザインにするとなると外板を変えてエクステリアを変更することが予想できる。

ただ、これがスズキのスペーシアとスペースギアの関係のようなものになる可能性もある。つまりMAZDA2はさのまま残しておき、MX-20のようなネーミングでエクステリアが丸みを帯びた女性ユーザー重視の車になるとか…。

もし、ベストカーの予想を信じて、近年中に商品改良をするのであれば、第6世代をベースにエクステリアに大きく手を入れて、PHEVを搭載したグレードが登場することになる…のではないか…。と考えることができる。
それとも新たにEV用のアーキテクチャーを敢えて採用し、2025年からバッテリーEVとして、商品改良モデルとして登場をするか…。

ただ、はっきりしているのはマツダはこのBセグメントを諦めてはいないということと、このBセグメントの購買層は女性が多く無視できないことから、女性を意識したデザインを取り入れ、ウィークポイントたる燃費についてもPHEVも搭載する。しかし、これが電動化に移行する2025年以降なのか、それよりも早くなるのかは明確になっていない。

いずれにせよ、2025年までそのままでのMAZDA2の販売は苦しい。果たしてベストカーの記事の通りになるのだろうか。

Posted at 2023/08/12 00:58:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | mazda2 | 日記
2023年08月06日 イイね!

8.6水害から30年…。

8.6水害から30年…。この記事は、あれから30年について書いています。

8.6水害から30年が経ちました。私は当時20代。ということは多分30代の方々には全く知らないか聞いているが記憶にないということになるかもしれません。

先日もこちらのローカル番組がこの特集を組んでこの災害の記憶が薄れないよう様々な視点で放送をしていました。
私はというと以前も触れましたが、当時友人と旅行に行っていて私は巻き込まれずに済みました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/689666/blog/43008321/

6日の夜その友人と食事でした。お互い歳をとったなぁと時間の経過を改めて実感しましたが、やはりあのときの話題になりました。偶然にしてお互いがけ崩れや水害に合わずにここまで生きてこれたことを再認識しました。

今回の台風では被害こそそこまでありませんでしたが、やはり課題は残りました。完全に災害を食い止めることはできませんが、最小に抑えるとなると過去の経験が重要になることがあります。

そういう意味でも災害に対する備えをすることが大切だと思うことでした。
Posted at 2023/08/11 10:13:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2023年08月06日 イイね!

こんな人にはなりたくない…。

こんな人にはなりたくない…。先日の人間ドックでのこと。昨年の経験を生かしてちょっと早めに家を出て、いつもの健康管理センターに到着。運よく入口に一番で並んだ。僅差で60代と思しき女性が到着。私の横に立った。この健康管理センターは受付順で検査が進むこともあって並び順で結果の終了時刻が変わってくる。

さて、その後30代ぐらいの男性が続き10人ほどが集まってきた。自分はというと入り口のドアの前に立ち、開館時間を待った。
開館時間10分前になったとき、70代ぐらいの男性がタクシーで乗り付け、人が集まっている反対のベンチに座った。そしてしきりにこちらを気にしている様子がうかがえた。

そして5分前…みんなが並び始めたとき…その男性がすっと途中から割り込んだのだ!それも3番目!私、60代の女性、その次にである。

そこで去年ことを思い出したのだ、私は3番目にならんでいたのだが、エレベーター乗ったときに高齢の男性が一番最後に乗り、トップバッターで受付をしたのだ。
そう言えば、この割り込みの男性と似ている気がする。

開館2分前、この男性がドアが開いてるだろと何度も何度も言ってくるようになった。実際私はドアから近距離なので電波が反応しないことが分かっていたので無視。

そして開館時間、すかさず、エレベーターに乗り、ドア付近に待機、ドアが締まった時点でドアの入り口に立った。せこいと思いつつ、あの男性が割り込むのは気に入らなかったのだ。
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エレベーターが空いた途端、係員の男性が一声‥‥
「並ぶ順番は下で並んだとおりに並んでください!」
ふと後ろを見ると、なんと割り込んだ高齢の男性が、2番目にいるのだ!
なんというやつ!周囲の目にはさすがに耐えられなかったのか3番目に落ち着いた…。それでも納得しなかった人は多かったと思う。

こんなことを平気でする男性がいるなんて、なんて恥ずかしいことだろう。きっと高齢の男性は「ばれたか、しまった」しか思わなかっただろうが周囲の反応はどうだっただろう。周囲のことが見えなくなったときそれは、ただの迷惑野郎でしかないと思う。

これは運転でもいえることだと思う。周囲のことが見えない運転するドライバーは自分本位でしかない。今月のカートップには煽り運転の記事が掲載されていたが、共通するような気がした。
Posted at 2023/08/06 09:26:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | モラル | 日記

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何シテル?   05/01 06:48
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