コロナウィルスによる経済の停滞、2030年までに国内市場の電動化へシフト‥‥
自動車業界では昨年から大きな転換期に入ったと言える。その中でマツダはどのような舵取りをするのだろう。昨年の「2021年3月期 第2四半期 決算説明会」の資料を基に素人の見方で予想をしてみたい。
(1) Small商品群について
上記の資料によれば、small商品群についてはほぼ市場に投入した新たな技術的なものについては終了とされている。今後はそれをさらに他の車種に展開していくことになる。つまり第7世代の車種の投入時に装備していくということだ。
small商品群はCセグメント以下BセグメントであるからCセグメントのマツダ3・CX-30 、MX-30には投入しているものをマツダ2やCX-3にも投入していくということだと思う。となると欧州のトヨタとの協業であるヤリスハイブリッドの件が気になってくる。
もちろん市場の状況において経営する側は最良のことを判断するので、必ずこうなるとは言えないが、個人の意見としてはマツダ2の開発投入はある程度進んでおり世界市場投入を控えているのではないかと考える。なぜ、ヤリスハイブリッドをトヨタからOEMとして販売するのかというと欧州には独自の燃費規制があって,
「2021年の燃費規制は、欧州で販売するメーカー平均で走行1キロメートルあたりの二酸化炭素(CO2)排出量を95グラム以下に抑える必要がある。三井物産戦略研究所によると、ガソリン車の燃費に直すと1リットルあたり24.4キロメートルとなる。1グラム超過するごとに販売1台あたり95ユーロの罰金を払わなければならない。2030年までに2021年目標比で、CO2排出量を新車の乗用車は37.5%、新車の小型商用車では31%削減することも決定している(wikiより)
それは1台当たり、日本円で約12000円の罰金を払うことになるからだ。これは非常に企業の出費としては大きな痛手になることから、それを回避するための方策と言える。
しかし、いつまでもトヨタの力を借りることは自社ブランド力の低迷につながると考えると、マイルドハイブリッドやEVの開発が軌道に乗った時点で終了するのではないかと考える。つまりマツダ2は新型が投入されると思う。そして現在投入されているMX-30が搭載しているマイルドハイブリッドを小排気量化して搭載してくるのではないか。またロータリーエンジン技術を活用したマルチ電動化と言われるハイブリッドを搭載する可能性もある。
では、その時期いつか…?既にマツダ2は2019年7月にデミオから大幅商品改良として販売されている。自動車業界では余程のことない限り2年は販売を継続することを考えるとこの新型マツダ2は2022年夏ごろではないかと考える。もちろんその前後にコンセプトカー、或いはデザインカーが公表され可能性はあると考える。従って今年は動きはないかもしれない。
また、「中期経営見直し 方針」の中で,
「1. ブランド価値向上への投資 」としてその中に
「• 段階的な新商品/派生車の導入 • 継続的な商品改良の実行」
という項目がある。
継続的な商品改良の実行は従来までのとそう大差ないが段階的に新規な技術開発されたものを投入するということだと思う。
Posted at 2021/01/17 13:13:02 | |
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