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2024年01月27日

セダンと言えば…その42 プリメーラ  P12 ITドライビング

セダンと言えば…その42 プリメーラ  P12 ITドライビング ダンと言えば…今回は3代目プリメーラ(P12)である。それまでのキープコンセプト2代目から脱却したモデルである。エクステリアはそれまでのスクエアな実用性重視の欧州車のようなテイストから離れ、かなり流麗なモノフォルムのものになった。ヘッドライトはイメージそのままに大型化され、ドアミラーはかなり尖がったものになった。ちょうど当時のカルロス・ゴーン体制とほぼ同時期だったこともあって当時の中村史郎氏が大きく関与されていると思いがちだが、基本のデザインは既に日産デザインヨーロッパ デザインスタジオにて進められていたという。

インテリアは当時のトヨタヴィッツに始まったセンターメーターを採用し、ナビ画面のもとには様々なナビはもとより、オーディオ、エアコンなどのスイッチ類を集中させた。これは、最近の車にも通じるものではある。
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しかし、それまでの日産ユーザーからは見放されたように思える。ボディサイズは大型になり、2.0ℓと2.5ℓになったことで中型車の良さは薄れたように思う。


ニッサンもそれを危惧したのか、スポーツモデルというべきNEO VVL付SR20VE型エンジン+6速MTを搭載したモデル「20V」を投入したり、デビュー2年後には1.8ℓも投入したが、販売増には傾かなかった。既にRVブーム真っただ中であったことでプリメーラワゴンに販売の主力を置いたようである。
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個人的にはやはり武骨なセダンのイメージが強かったせいか、おしゃれなセダンにはどうも魅力を感じることはなかった。また、尻下がりルックであったことやセンターメーターも多くの方々は見やすいという意見であったが、私個人には視線移動が大きく、好きになれず試乗もしたくなかった記憶がある。
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今になってみるとプレーンに感じたテールライトも欧州車なテイストも感じるが、当時は流麗でプレーンなセダンはあまりにも尖がっていたこともあって時代が付いていけなかったのではないかと思う。
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RVブームだからこそインパクトのあるセダンを投入したかったのかもしれないが、残念な結果だったともいえる。国内では4年間の販売であったが、欧州では、2008年まで生産販売されたそうである。
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Posted at 2024/01/27 20:25:20

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この記事へのコメント

2024年1月27日 21:54
こんばんは。
あー、この頃からですわ、日産車から興味が失せた時期は。
このプリメーラのデザインは革新的過ぎましたが、あまりに従来のファン層からそっぽ向かれる車にしてしまいましたよね。
これもまた日産十八番の悪しき伝統。
確かフロントサスもこれの代だけ新規に起こしてたような(うる覚え)。
ミニバンブームもきっかけのひとつかも知れないけど、うまく繋げば今も残ったであろうセダンだったのに残念です。
コメントへの返答
2024年1月28日 20:30
こんばんは
それまでの日産のファンが増えたデザインから、トヨタよりのデザインで没個性になったので一気に変化を求めてしまったのが、良くなかったのかもですね。
トヨタに似ているようでまた違うぐらいの方がアンチトヨタには良かったのかもしれませんね。
しかし、国内市場だけでもやっていけなくなってきていたのも事実。日産にとっては苦しい時代だったのかもしれません。
2024年1月28日 9:25
初代P10乗ってました~!
自分も日産に興味が無くなった時期ですな。スタイリッシュ?センターメーター???
やっちゃえ、ではなくやらかした日産です(。-`ω-)
とか言いながら、前車エスティマはセンターメーターでしたけどねwww
コメントへの返答
2024年1月28日 20:33
P10は本当いい車でしたね。2ℓのTeを試乗しましたが、とてもパワフルだったのを覚えています。
日産のデザイン部も試行錯誤していた時期なのかもしれませんね。
センターメーターも少なくなってきましたね。
2024年1月28日 17:00
その当時親戚の叔父が日産でヨーロッパ向けの車をデザインしていました。プリメーラは名車の1台だと思います。
コメントへの返答
2024年1月28日 20:34
そうだったんですか。スタンザやオースターのようなブルーバードの仕立て直しより、きちんと開発したプリメーラはよかったですよね。しかし時代に合わなくなってしまいましたね。残念です。

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