セダンと言えば…その40　2代目ニッサン　プリメーラ/プリメーラカミノ　リ・パッケージ　

　ああ、初代と比べてコストダウンが鼻につく2代目モデルですね。
後期はワゴンモデルやSR20VEの可変バルタイEGを追加してテコ入れ図りかなり商品力アップ。
当時の日産車はモデル途中であっても、節操無く何でもかんでもワゴンモデルを追加してましたっけ。
けど後日談では、確かこの頃のハイパーCVT は耐久性に難有りとかで、その後残っている中古モデルがかなり少なくなったとか。
(当時個人的には、これの後期モデルを購入候補にあげてましたが結局レガシィに決めてしまったのも思い出。)
そして多くの日産ファンはこの後の3代目に落胆したはず。
もしもこのまま正常進化してくれてたらと思う残念なモデルです。

ちょうど日産が売れなくなってくる頃なんですよね。
そんな中でマルチリンクビームサスを出してきましたが、モータースポーツではかえってそれが原因でセッティングができなかったようで…。ただ、まだ2代目はそれなりに欧州車の様な雰囲気がありました。ただ、3代目になったときにあのぶっ飛んだデザインには私もひいてしまいました。CVTもまだまだ発展途上でしたからね、技術をてんこ盛りにして売っていたように思います。言い換えれば、初代は素で売っても魅力はありましたが、2代目は付加価値がないと売れなかったということになりますね…。いい車ではあったと思うんですけどね…。