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2013年02月23日

恐怖のハイサイド体験記

恐怖のハイサイド体験記 ハイサイドで転倒しました。スライダーは削れた上、マウントもねじ曲がっており、カウルもバキバキ・・・。









天候は晴れ、路面はハーフウェット、走り慣れたコースの2往復目の復路、右カーブでした。さほど深いバンクでもなく、攻め度65%ぐらいだったと思います。立ちあがりでアクセルを開けてトラクションを掛けていった矢先、リヤタイヤがスライド。「あっ、キタ・・・」と思いましたが、実はその後スリップダウンしたのかハイサイドしたのか記憶がありません・・・。自分はバイクにしがみつきながら滑走していったのか、飛ばされてバイクから離れていったのかも分かりません。


~ここから先の話は、記憶が途切れ途切れだったり、ぼんやりとした不明瞭な記憶を辿っています~
目の前で男性が「・・・ですか~!大丈夫ですか~!」と呼びかけてくれ、朦朧としながら起き上りました。「すいません、大丈夫です、有難うございます」と言ったような記憶があるのですが、あまりはっきりしません。
そして、バイクはその方が起こしてくれたようで、カーブのイン側路肩にスタンドで立ててありました。ウインカー等の破損パーツも近くに集めてくれています。
あたりを見回してみると、建設会社の作業小屋や看板があります。見たことのある景色なのですが、どちらが帰り道なのか判別できません(!!)「とにかく近辺を歩いてみれば、体も落ち着いて意識もはっきりするだろう」と思い、周辺を歩きます。作業小屋の中に人がいて、目が合ったような記憶があるのですが、これもまた“夢”だったような定かではない記憶。気付けばコーナーのアウト側を歩いており、いつ道路を渡ったのかも記憶にありません。対向車線にあるバイクの上に、ヘルメットも置かれており、「ああ、いつの間にかヘルメット脱いだんか~・・・」みたいなことを思った記憶がうっすら。

なかなか意識が鮮明になりません。強制的に頭を働かせれば回復するのではと思い、家族に電話しましたが、子供が応答してしまい、会話がなかなか成立しません。いやこれは子供の稚拙な会話能力のせいではなく、自分の会話能力が低下していたのかもしれません。

「埒が明かんなぁ~」と思いながら、とりあえずどちらかの方向に向かってバイクを走らせれば、位置判断ももっとできるだろうと思い、バイクを走らせます。左ステップが半分折れて、シフトレバーが折れ曲がっており、足首をぐにゃっと曲げないとシフトできません。が、それ以外は走行になんら支障はありませんでした。バイクが向いていた方向に走り出し、なんとなく帰宅方向であるように思えました。しばらくして自宅にたどり着くことができましたが、帰路もどこを通ってきたのか、断片的な記憶しかありません(怖)

家内にどやされ、子供にキティちゃんの絆創膏を貼って貰いながら、強く意識していたのは、「バイク禁止にされないように、脳震盪はおろか、軽傷であることを印象付けるために、カラ元気をアピールだ!」という、ヘンな使命感でした(馬鹿)。この時も幾分ましにはなりましたが、依然意識は不鮮明でした。この後お風呂に入って体がほぐれ、やっと意識が鮮明になりました。


~状況から推測を立てる~
その晩、バイクやウェアやヘルメットの破損状況、身体の損傷状況と断片的であいまいな記憶を総合して、ハイサイドであったとの推測に至ります。尚、近くに住む医師である先輩にも相談し、極軽い脳震盪と打撲や捻挫ぐらいで、深刻な怪我は負っていないことも確認しました。

右カーブの記憶、バイクの損傷は全て左側、身体も左足から左腰に渡る打撲、左手首の捻挫、ヘルメット左上部に痕跡、なんとガソリンタンク左上部にも擦り傷があり、一度90°以上の回転があったことの証左です。


右サイドで唯一の損傷である、右肩周辺部や右鎖骨あたりの激痛。これはスリップダウンでは生じ得ないほどの大きな衝撃があったことを物語ります。左半身を路面に激しく打ち付け、左肩を支点にして頭部も路面に打ち付けた結果、右肩あたりの腱や筋肉が引っ張られたのでしょう。今現在でもこの部分の痛みが最も大きく残っています。脳震盪により意識を失ったのですから、かなりの衝撃が頭部にあった訳で、ヘルメットが素晴らしく良い仕事をしてくれたことに少なからずの幸運を思います。ちなみに、閉じていたのにバイザーも吹き飛んでいました。


プロテクター入りの上下レザーウェアも同様、身体をしっかりと守ってくれました。レザージャケットの方はそれなりの擦り傷があるのですが、レザーパンツの方は良く目を凝らしてやっと分かる程度です。路面を滑らせてくれたレザーウェアの効力には本当に感謝感激雨あられ。 

レザーパンツの前ポケット横にリベットがあるのですが、これがかなり擦り減っている。そこが当たる部分の下着がなんと破れており、皮膚も打ち身と火傷のような跡がありました。レザーパンツは一切破れていないのに。つまり、路面との摩擦でリベットが過熱し、内側の下着と皮膚を焼いたということのようです。

これらの物証により、スリップダウンでは無くハイサイドだったという結論が確定的に。


~ハイサイドの恐ろしさ~
戦慄を覚えたのは、「アウト側に飛んで行った」のではなく、「イン側に飛んで行った」ことです。というのも、アウト側に対向車が来る左コーナーはより慎重に、そうではない右コーナーはちょっとだけガンバる、という心持で走っています。転倒時バイクは大抵アウト側に飛ぶという認識から、転倒時でも他者を巻き込まないための心持だったのですが・・・。
ハイサイドというのは本当に恐ろしい。

恐ろしいついでに記したいのは、“スライドの記憶はあるけど、その後の記憶が無い”ことです。
①アクセルオープン
②リヤタイヤスライド
③そのままスリップダウンorグリップ回復によりハイサイド
という流れのうち、②までしか記憶にない・・・。
グリップ回復した際に、パニックになってメモリーできていないのか、脳震盪により事後的に記憶が損なわれたのか、どちらか分かりませんが、どちらか分からないということだけでも恐ろしい。

後日の現場検証で、やはり大きめの右コーナーで、前半はブラインドではありましたが後半ちょうど視界がフルオープンになるあたりがハイサイド発生地点でした。



~再発防止への考察、スライドとグリップ回復を分けて考える~
ハイサイドというのは、“ブレークのちグリップ”のことで、“ブレークのみ”であればスリップダウンです。スリップダウンは飛んでいく方向も限定的で、身体やバイクのダメージも比較して少ない。でもハイサイドは、どこに飛んでいくか分からないし、身体やバイクへのダメージも大きい。

まずもってブレークそのものが起きないようにすることが重要です。
今回の件、僕の経験上では考えられない低負荷でのブレークでした。主には「タイヤ特性への無理解」が原因です。転倒後、純正タイヤであるPirelli Diablo Super Corsaのパラメーターを確認すると、ウェットグリップの低さがはっきりと表記されています。タイヤ溝の少なさからしてもそれは事前認識できなければならない。私は大バカ者です。もう一度、私は大バカ者です。


この点をわきまえるだけでかなりリスクは減ると思います。(次期タイヤはRossoⅡにしよう)
もう一つの観点は、“カミソリのようなSSのグリップ特性”です。しっかりと路面に押し付ければ、絶大なグリップ力を生むのでしょうが、遅い速度でも中途半端なトラクションであればグリップしてくれない。そんなハイグリップタイヤを履いておきながら、車重が軽い。自重では路面への押しつけができず、遠心力に依るしかない。となると結果的に速度域を上げなければならない。SSとはいわば“クルージングを許容しないバイク”と考えるべき。

次に、それでもブレークが起きてしまったあと、どう収束させるかです。スリップダウンは御の字、最悪のハイサイドを起こさせないためには?
話は少し逸れますが、この考察により、トラクションコントロール装備の重要性が飛躍的に上昇しました。「4輪ならまだしも、バイクのトラコンなんて、一体どこまで有効性があるのか?」と懐疑的でしたが、もうちょっと勉強したいと思います。スライド量を最小に抑えるような制御をするのか、スライド後のハイサイドを抑止するための絶妙なスロットルコントロールをするのか?大変興味が湧きました。(僕のDAYTONAにはそもそも装備されていませんが(笑))

話を元に戻します。「スライド発生時、アクセルを全閉しない」というセオリーもありますが、そもそも土台のバイクが揺らぎますので、右手首だけ絶妙にスロットル開度を保持するなんていう高等テクニックは、習得する自信がありません。そこでかろうじて着目するのは、サスセッティングです。これにより期待できる抑止力は極僅かでしょうが、とにかく考察してみます。ここから先は正しいのかどうか分かりません。

①リヤタイヤがスライドする
②サスが伸びる
③サスの伸びが限界になり、今度は車体が追随する
④グリップ回復
⑤サスが縮む
⑥サスの縮みが限界になり、今度は車体が追随する
⑦ライダーが飛ばされる

⑤及び⑥の挙動が急激であればあるほど、ライダーが吹っ飛ばされる慣性が強まります。ということは、サスのcompは柔らかくかつストローク量が多いほうが良いのでは?
反面、②の伸び量が小さい方が良い気もします。車体そのものの重量がスライド量を抑制(車体がリヤタイヤを引っ張ってくれるイメージ)してくれれば、キックバックのエネルギーも少量で済むのでは?でもキックバックからそのエネルギーが車体に伝わる効率も高く、やはり吹っ飛ばされる??

いやそもそも、①と②の間および⑤と⑥の間にはタイムラグなんてほとんど無いのでは?実際、記憶では①と②はほぼ同時だったように思います。そうなると下半身でのバイクホールドを強固にし、キックバック時には逆に下半身で柔軟に衝撃を吸収するかが肝要か?

尚、当時のリヤサス設定は、reb・comp共に最弱、プリロード設定は可変ではありません。

なんらかご見解をお持ちの方は、ご教示頂けると幸いです。鵜呑みにせず咀嚼をして自己責任の上で参考にさせて頂きます。


~“今後の糧”が得られない~
「記憶が欠損している」ということは、恐怖でもありながら非常に残念でもあります。以後の反省材料として当時の状況を振り返りたいのですが、それができない。となると対策も的を得ない。
変な言い方ですが、貴重な経験だったのに、それを今後に生かすことができない・・・。


~This is 麻薬~
バイクの難しさを思い知りました。身体でも頭でも。心技体コントロールの難しさだけでなく、この麻薬(と断言します。“身を滅ぼす”と分かっていながら、そのギリギリの淵にある唯一無二の快感を追い求めてしまう)との付き合う姿勢についても。
テーマとして浮かんでいるのは、「“絶対に転倒しない”という結果を出し続けなければならない」ということですが、それはバイクの特性上夢想であるようにも思えるし・・・。

自分は本当に“河を渡ってしまった”んだなぁ、と振り返ってももはや戻る気も無し(笑)


~今からバイク選びをされる方々への、ハイサイダーからの一意見~
バイクの面白さといっても、他にも色々あると思います。追い込まないとエンドルフィンを感じられない種類の快楽ではなく、車で言うイタフラのように、スペックやスピードではない官能性に魅力を感じられれば、より安全だと思います。むしろそういう魅力を感じ取れる方が、オトナと言えるのではないでしょうか。
最新型にはスペックは劣るが、数年前のDucatiなんかは生き物のようなフィーリングが脈打っているように見受けます。MotoGucciのV7あたりも、濃密なライドフィールとして非常に高い評価を多々見受けます。
また、過去にZRX1200-DAEGをレンタルした経験から、排気量と危険性はあながち正比例でもないと思います。低速、低回転域トルクの豊かさ(というか、むしろ暴力的でもありますが)から、中低速域でリアステアをビンビンに感じながら楽しめる特性があり、鋭利にコーナリングしてはじめて官能を得られるSSよりは格段に安全だと思います。
また、詳しく知らない自分が言うのもなんですが、トラコンやABSは、2輪においては絶大なるリスクヘッジになるのではないでしょうか。

そして、装備類の重要性。僕は今までまったく装備類には無頓着だったのですが、今回のバイクリターンで、はじめてプロテクター入りのレザーウェアを着用しました。「こんなちっぽけなプロテクターでどれだけ身体が護られるのか?レザーといっても、テキスタイルを重ね着して厚みを作れば変わらないのでは?」と、懐疑的でしたが、今回の一件で文字通り体感しました。「まずこれだけは揃えなさい」とご助言頂いた導師には感謝してもしきれません。本当に有難うございます


~結び~
う~ん、結びの文章として「皆さんはこのようなことの無いようにお気を付けを!」なんていうのが普通なんでしょうが、そんな警鐘じみたことを発する資格さえないような愚か者だと自認します。ですから、とりあえず発生した事実と自分の感想や考察を記すのみとし、後は読まれた方々にお任せすることとします。まあ、ブログとは元来そういうものですけどね。
ただ、自分のリターン活動に応援、共感、支持頂いていた皆様への申し訳ない気持ちはくっきりと在ります。この度は本当に申し訳ありませんでした。
ブログ一覧 | Triumph-DAYTONA675R | 日記
Posted at 2013/02/23 09:54:47

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あな恐ろしや、、、、バイクでの公道ハイ ... From [ hangetuのページ ] 2017年11月15日 13:05
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この記事へのコメント

2013年2月23日 10:29
まずは無事?で何よりです。
今のバイクの性能はかつてのWGPレーサー級。
タイヤの進化やフレーム、ブレーキ、サスの進化で
扱いやすくなったのは事実でしょう。
しかしそこで発生している運動エネルギーは
なんにも変わりなく、そこに大きなリスクがあります。

私がサーキットへ行くのは、それを受け止めるキャパが
公道よりずっと大きいからです。

コメントへの返答
2013年2月23日 17:09
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。
“無事”の範囲内と言えるかと思います。

東次さんのサーキット重視の姿勢、サーキットならどこでもいい訳でもなく、さらに選別されてますよね。その徹底ぶりには敬服いたします・・・。
2013年2月23日 11:27
ウギャー(>_<)

腰が復活して
今からという時に・・・
何しか体が無事で良かったです(^_^;)

気持ち切り換えて
春のツーリングまでに復活させましょう!!

ガンバ!!


コメントへの返答
2013年2月23日 17:15
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。

「これなら着てもイイかも」と思えるHYODに出会ってなかったら、今頃身体はズタボロだったと思います。
そんなHYODを紹介してくれたシャー君には足を向けて寝ることはできません。有難うございました!

次に復活する時には、もうちょっとカシコくなった“ネオSiSo”でお会いしまっせ~!(笑)
2013年2月23日 11:51
お体のケガが大きくなかったことは幸いでした。
記憶が飛び飛びということは、かなりの衝撃だったのでしょう。

私もバイクに長年乗っていて、転倒は数え切れないほどしました。
ほとんどはオフロードコースでの転倒ですが、ハイサイドは経験しています。

モトクロスをする時は、プロテクターでガチガチにして乗るので、毎週の練習で転ばないことは無かったのに怪我は数回ほどです。
スリップダウンがほとんどですが、ハイサイドは一度ありました。
バイクに背負い投げされて、思い切り地面に叩きつけられました。
息ができず、足に強烈な痛み。。。

リアブレイク⇒カウンター⇒リアグリップ⇒ハイサイドのパターンです。

幸い足小指の骨折だけで済みましたが、装備がしっかりしていたからこそだと思います。

そんな経験から林道ツーリングでも、プロテクターをしないと怖くて乗れなくなりました^^;

それでも乗りたいのがバイク乗りの性です。

家族に心配かけない程度に(これ重要!)、楽しんでいきましょう。


バイク共々、復活をお祈りいたします。


コメントへの返答
2013年2月23日 17:25
ご心配をおかけしまして申し訳ありません。

また、貴重なご経験を教えて下さり有難うございます!
オフは乗車位置が高い、必然的に頭の位置も高くて、転倒時には高いところから落とされて危険度は高い、ということを聞いたことがあります。怖いっすねぇ~・・・。

>「それでも乗りたいのがバイク乗りの性です。」
こっ、これを言われると、ジーンときちゃうんです・・・!(笑)


復活した暁にはもうちょっとオツムもバージョンアップさせます!(不可能?)
2013年2月23日 14:00
なんと! …

こうして寄稿されているのが、ご無事の証しと察しております(驚)

お身体、マシーンの復活をお祈り致します。
お大事になさって下さい。
コメントへの返答
2013年2月23日 17:29
ご心配をおかけしまして申し訳ありません。

Javel!さんのようなオトナっぷり、趣味の嗜み方のカケラでも取り込めていたなら、もうちょっとマシだったかも知れません・・・。

今度爪の垢をフレッシュなチルド便で送ってください!(爆)
2013年2月23日 14:03
何にしても重傷でない事は良かったですね。

推量ですが、路面が一部凍ってたとかじゃないでしょうか?
で、リヤが滑り出す→カウンター当てる(同時にアクセルオフ)→90度以上のスピンモーメント→結果的に裏投げの様に飛ばされて左側頭部から着地。
結果イン側に飛ぶ?

マサ齋藤の「ヒネリを効かせたバックドロップ」状態かな?

今のSS、特にミドルクラスは完全に整備された路面でないと真価を発揮しないセッティングなのでタイヤで性格を変えるならむしろツーリング~スポーツくらいで丁度イイかもしれませんよ?
ハイグリップは熱が入らないと面グリップが発揮出来ない上に、太いリヤタイヤは面圧が稼げない分フィーリングも悪いのです。

私が履いた中で一番手応え良かったのはパイロットパワー(非2CT)です、今は2TCを経てパワーピュアですが、安心感は素のPパワーかなぁ・・・。

本当は細いタイヤで柔らかいサスのオフ車でもあれば低グリップの対策も出来るんでしょうけどね。
SSのアシなら伸びは柔らかく、縮みですこしコシを出せるとリヤコントロールが容易かも知れません。

私も事故ばかりなのでサラリと「復帰頑張って」とは言えませんが、焦らずボチボチ考えて下さい。
スキルに勝る防御無し、ってね。^ー^
コメントへの返答
2013年2月23日 17:45
ご心配をおかけしまして申し訳ありません。

路面チェックの1往復目で、あるエリアに塩カルの残存は確認していました。発生エリア近辺には無いことを確認していたつもりですが、ひょっとすると残存していた可能性もあります。

こんな時に「マサ斎藤」をだしてくれるような優しさの人間は、サンデさんしかいませんヨ(爆)

うう~む・・・こうなったらDAYTONAにバイアス履かせよっかな~?(ウソ)

今回は本当に、先達たちの「冬眠」の意味を体で会得しました。バイクが治る頃、路面状況も改善するでしょうし、しっかり反省を活かして復活します!

色々と教えて下さり、有難うございます!
2013年2月23日 21:54
今回の転倒は本当に残念なことだったのは間違いありませんが、身体がご無事なのは本当に良かったことだと思います。

興味が生まれたら、アレコレ検証しながらとことんやっちゃうSiSoの流儀を考えると、残念ながら今回の件は起こり得てしまう事だったのかもしれません。もう少し、私からも控えめに走るようにとコメントでもできていればと、悔やむ点もあります。

今後はバージョンアップしてネオSiSoになるということですから、より慎重になるはずですので安全度は随分向上するであろうと思います。がしかし油断は禁物、もう一回やったら家族からの制裁は避けられませんし、命を削るのもバカバカしいのでじっくり丁寧に走るところから行きましょう。

バイクの快楽と危険は紙一重の位置関係ですが、「安全に」というツボさえ押さえれば最高に楽しい乗り物です。
温かくなったら、一緒に走りましょうね。(^^)
コメントへの返答
2013年2月23日 22:54
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。

こないだまでのボクはmad pig、あっ間違えた、mad dog。ナニ言われても聞かなかっただろうし、そんな悔やまないでください!

今は流石に聞く耳ワイドオープンですから、慎重に行きまっせ!

しばらくは誰かの後追いさせてもらって、その「ツボ」とやらを学ぶ必要もありそうです。ということでまたもや引っ掛かりましたね、僕のお守役確定〜!(笑)

でもセンセイだってさぁ〜、奥琵琶湖でゴニョゴニョ…(以下自粛)(笑)
2013年2月25日 23:26
全然「イイね!」じゃないんですけどイイねつけたらバイクつながりの方が有益情報くれないかと思ってつけさせてもらいました。ご容赦を。

で、まずはけっこうあちこち痛めたご様子、お医者様のご友人の意見は貴重ですが是非一度ちゃんと大学病院で精密検査受けてくださいな、ご家族のためにも!
5年前に峠ですっこけた僕の場合はそのまま救急車で病院直行でしたが(笑

転倒の経過や原因がはっきりしないってのはホント嫌なもんですね。
恐怖感から前と同じように走れなくなりますもの。
幸いハイサイド転倒はしたことありませんが、どうして転倒したのか原因がよくわからない転倒は何度かあります。
今回もし推測通りのハイサイドだとすると右前方に滑走っていうその後の経過がよくわかりませんね。

何にしてもブログから察するに現状大けが入院とかでないこと、愛車が走れる程度のダメージしか受けてないってことでひとまずホッとしております。
僕は前述の事故でバイク全損でした(泣

バイクの挙動や特性を知るには転倒は余りに痛いですが色んな意味で大きく前進した、この程度で済んだのは運が良かった!とか前向きに考えていただきたく。
近い将来、完治したデイトナとSisoさんにお会いしたく復活を祈念しちょります。



コメントへの返答
2013年2月26日 22:36
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。
また、“思慮深き”イイね!を、有難うございます!!

ぺちゃさんもやられたんですか!救急車&全損とは、貴重なご経験を教えて頂き、これまた感謝です。

そうなんですよ、「分からない」のが一番イヤですね・・・。
学習によって走り方に変化が付くのはいいんですが、恐怖感から変化が付くと、“愉しい感覚”を削がれますからねぇ・・・。それを避けるべく、残された物証からの検証に心血注いでおります!
右方向への滑走は、本当に怖いです。慣性エネルギーを左から右へ転換させるほどのキックバックがあったという訳で、ハイサイドだけはホンマにもうカンベンっす!“革新的なショートカットコーナリング!!”な訳ありませんよね(爆)。

温かいお言葉有難うございます!結果的には「これぐらいで済んだ」程度であり、これを糧として自分をバージョンアップできれば、辛い思い出ではなく良い思い出に変えられるはずだと考えています!

こちらこそお会いできる日を虎視眈々と狙っております!
必ずや復活、反対するヨメを騙してでも(笑)復活しますので、その節は何卒宜しくお願い致します!
2013年2月26日 18:12
すみません、はじめましてです。
本当にお体が無事でよかったです。
リスクと快感は天秤にかけてはいけないと思いながらいつもかけてしまうかもしれません・・・
愚かだと分かっていて続ける意味って、私の場合多分もう少し続けてみないとわからないかもしれません。
事故って何で起きたか分からなないから事故っていうのかもしれませんね。
以前保険会社で働いておりましたので、何かお力添えができればと思います。
困った時はお互い様で、持ちつ持たれつ、旅は道連れ世は情けです。(^-^)
コメントへの返答
2013年2月26日 22:41
はじめまして!コメント有難うございます!

ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。
バイク乗り達は、おっしゃる“愚かさ”で繋がっているのでは?と、好意的に感じています。
正直言いまして、自分の理性を超越してしまう存在は、バイク以外にありません(あっ、食欲もそうだわ(笑))。本当に不思議な存在です・・・。

ご協力のお申し出、誠に有難うございます!今のところそちら方面での悩み事はありませんが、もし何かありましたらお言葉に甘えさせて頂きます。
重ねて感謝申し上げます、有難うございます!
2013年3月5日 19:30
初めまして、遅コメで申し訳ありません。

ハイサイドにて転倒なされた状態でバイクと共に帰宅出来たご様子でお身体は大丈夫そうで良かったです。
記憶が一部曖昧な所があるというのが心配ですが・・・

心中お察しします。
自分は幸い峠で転倒はありませんが、夜遅く帰宅中に路面が砂まみれの状態であることに気づかずスリップダウンに近い形で転倒、バイクはスライダーを装着していたのが影響し滑ってガードレールの鉄柱に当たり大破、自分は薄着だったので未だに残る火傷を負ってしまいました。

装備は確かに大事というのがその時よくわかりました。

タイヤは個人的にお薦めなのがピレリのロッソコルサがお薦めです、グリップ力も路面を掴んでいる様なインフォメーションでライフも長いです。(タイヤに釘が刺さっていなければ1万キロは走れそうでした。)

SiSoさんへ最後に
    ハ_ハ
  ('(゚∀゚∩ デイトナ675はきっとなおるよ!
   ヽ  〈
     ヽヽ_)

コメントへの返答
2013年3月5日 23:18
ようこそ!私は拘りの両刃使いさんのブログをいつも見せて頂いております!
また、私も遅コメ常習者ですので、お気になさらないでください!

ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。
元々歪んでいた脳みそがハイサイドの衝撃でまっすぐになった!なんて減らず口がたたけるぐらいですから、無事であります!(笑)
ご心配いただき有難うございます。

僕は重装備大っキライ派だったんですが、導師のご忠告や友人のご推奨により、この程度で済みました。もし装備の販売担当を拝命したなら驚異的なセールスを樹立する自信があります(笑)
マジで重要ですよね!

このように皆さん自身の体験を語ってくださり、バイカーの人情に癒される日々を送っております。
と同時に、「恐怖体験をしたのにバイクから降りない、いや、降りられない?」中毒者への共感も増すばかりです(笑)!

な・ナンデスカ?!いきなり最後に出てきたゆるキャラは??
負った傷がメリメリ音をさせながら癒えていくじゃないですか!!

誠に有難うございます!
2013年3月22日 21:19
久しぶりにSiSoさんのブログチェックしたらえらいことになってたんですね。
バイクに乗る以上事故の可能性はありますもんね。
私も前のバイクでやらかしてますけど、やったあとは注意しても時間経つとそれも薄れていくんですよね…
私のデイトナも慣らしが終わり楽しく乗ってますけど、このまま乗ってるといつかはやるだろうなと思います。
毎回乗るたびにちょっとしたヒヤリハットはあるので気を付けなければと思いますが、それはわかっていてももっと攻めれるんじゃないかと変な向上心出てしまいますよね。
分かっていっても止められない…病気ですね…

こういうことに関しては答えは出せませんね。やりたいことをすればする程危険になる。

何より無事でよかったです。お大事に。もう治ってますかね?
コメントへの返答
2013年3月22日 23:33
ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。

バイク乗りのビョーキの類でもあり、いや、もっと初歩的な部分でのボーンヘッドなだけでもありましたので、今後はかなり改善されるはずです。筈…。

身体は幸いにして軽傷でありましたし、現在も日常生活に支障はないレベルまで痛みは改善しています。ご心配いただきありがとうございます。
2013年3月26日 20:39
遅い初コメ失礼します。自分の愛車紹介に付けて頂いた、イイねから来ました。実はつい最近、攻めて無いのに右コーナーでリアが滑って怖い思いをしたのですが、路面温度の低さと、タイア温度が適正で無かった事を加えて、考察された内容が腹落ちしました。自分は偶然にも、リアのグリップがコントロール出来る範囲で回復したので、大事に至りませんでした。対向車への心理から、右コーナーでスロットルがラフになるのも同感です。公道を走る以上、何らかのリスクを負う事になりますが、避けれるものは避けたい。ソロで走る機会が多い自分には、色々と参考になりました。頭部への衝撃は、時間が経過してから顕在化するもの、自覚症状が無いものが多いですから、ご自愛ください。675はドカと最後まで購入悩んだバイクです。早く復活されるとイイですね。
コメントへの返答
2013年3月27日 13:47
コメント有難うございます!遅かろうが初めてだろうが、文章をお寄せ頂くことが尊いです!

ご心配をお掛けしまして申し訳ありません。

九死に一生を得られたんですね・・・良かったです!ただ、結果的にはご無事ですが、過程としては相当危険なアクションですから、しっかりと再発防止への取組をなさることを希望します。

体へのご心配まで頂き、重ねて感謝申し上げます。
脳味噌への自覚症状の無さは生まれつきのようです(笑)

似通った2台ではないDAYTONAとDucati-SSが最終選考に残ったというのは、とても興味深いです! 最初にテイストを決め打ちせずに自由にピックアップし、最後にテイストを選択する、というプロセスでしょうか。僕とは真逆なので、目から鱗です!
DAYTONAも自分も先週末に無事復活できました!また近いうちにご一緒できればいいなと思っています、僕がまたハイサイドを起こす前に(爆)!

2013年4月15日 15:31
Sisoさま
ご無沙汰しております。
久しぶりに覗いてみれば、「恐怖のハイサイド体験」というタイトルが・・。
起こってしまったことは仕方が無いとして、幸いそれほど大きなダメージを負っていらっしゃらないご様子。
これを糧に、大人のライダーとしてステップアップされることと思います。
事故から帰宅されたときの心理など、非常に臨場感があり深く納得しました。私は一度家族からバイクストップをかけられた身ですので(笑
私はK1200Sに乗っている頃にサーキットでハイサイド転倒しました。後ろから知り合いがビデオを撮りながら追走していたので、そのときの様子を何度も再生してみました。私の場合、リアがスピンを始めてから反対側に吹き飛ばされるまで、わずかに1秒強しかありませんでした。こんな短時間でスライドをキャッチしてリアの加重を抜き、スライドを止めるなんて、訓練していなければできません。
日常的にレースなどの環境におかれているならともかく、スライドする場面もなければ、安全にそのような場面での対応を練習する条件もないのが、我々一般のライダーではないでしょうか。
ということで結論。
スライドさせない。装備を万全に(チェストプロテクターやネックブレイスも)。
長文失礼しました。同じR乗り同士、安全に楽しみましょう。
コメントへの返答
2013年4月16日 18:21
ご心配をおかけしまして申し訳ありません。

ご助言の通りです。
「スライドさせない」。この一言は短いが、深い考察が幾層にも重ねられた結晶ですね。僕はバカですから、「そんなん当たり前じゃん」と短絡的・表面的にしか捉えていませんでした(泣)。

やっかいなのは、「快感の得られる領域に近づけば近づくほど、スライドの可能性もひたひたと忍び寄るように高まってくる」、これは車でも同様ですが、スライドが顕在化した後の惨事に至る可能性は比ではありませんよね。ってか、車においてはスライドの兆候なんていとも簡単に掴み取ることができますが、バイクの場合は唐突。
車以上に、バイクにおけるトラコンの必需性(全能ではありませんが)を痛感しています。後付けkitなんて開発されないかな~。
2013年5月16日 0:32
大変な事故でしたね。今頃ですが、心よりお見舞い申し上げます。
これほどの体験だけに、それを冷静に詳細に総合的に分析された文章を、引き込まれるように読み入ってしまいました。
色々と納得したり感心させていただいたことはありますが、今の私は、まとめの方の「追い込まないとエンドルフィンを感じられない種類の快楽ではなく、車で言うイタフラのように、スペックやスピードではない官能性に魅力を感じられれば、より安全だと思います。むしろそういう魅力を感じ取れる方が、オトナと言えるのではないでしょうか。 」という言葉に惹かれました。BMWって戦闘機なんですよね。
コメントへの返答
2013年5月16日 20:46
わざわざコメントを頂戴し、光栄です!また、身体へのお気遣いまで頂き誠に有難うございます!
“コトバのコンダクター”スパグラさんを引き込めたとは、痛い思いをした甲斐があるってモンです!(笑)

うう~む、スパグラさんのおっしゃる“戦闘機”という表現は、そのままストレートに受け取らない方がいいな、と、防衛本能が働きました(笑)。なんかもっと深くて重層的なんじゃないかと。その折り重なりが何なのかを、過去ログを拝見して紐解きたいと思います。

ただ現段階でお返事するならば、僕の感覚からすればBMW(の動力性能)は、「コンビニにも乗って行ける戦闘機」です。そして、追い込んでも、追い込まなくても、胸のすくようなドライブフィールを提供してくれます。
また、機能性を追求して奇をてらわずミニマルに仕立てたのに、結果カッコイイのができちゃった感(長い)は、まさしく戦闘機だとも思います。
2013年5月20日 9:11
初めまして
スパグラさんの イイね!から来ました♪
この度は大変な事でしたでしょう、お見舞い申し上げます。

突然ですが、物凄い文章ですね!!
SiSoさんも、スパグラさんも
お二人のコメントに対するレスの表現力には、本当に感銘してしまいます。
こうやってコメント書いてても恥ずかしい…f(^_^;

んで、スパグラさんが言われていた戦闘機ってわかります
私も若い頃はバイクに乗っていましたが、SiSoさんが言われていた追い込んでエンドルフィンを感じるには少々危ないと思い四輪に転向した口ですf(^_^;

イタフラ車は脚が綺麗に動くので挙動が掴み安くていいと思いますが、BMWは思いっきり荷重掛けないと動かないので、そう言う部分では戦闘機かな…?

っあ、意味も無く初対面なのに長文になってしまい、すみませんでしたm(__)m
お身体御大事にしてください♪
コメントへの返答
2013年5月20日 19:28
はじめまして、コメント有難うございます!また、身体へのご心配を頂きまして有難うございます!幸いにも後遺症も残らずピンピンしております!
そうですね、大変な経験ではありましたが、そういう時は往々にして心ある方々がワラワラと集まってきてくださり、癒すどころか我を高めて頂けることが多くて感謝しきりです。本エントリーもまさしく。

文章をお褒め頂きましたが、引っかかりましたね!実は、ゴーストライターを雇っています(爆)

イタフラ車とドイツ車の違いのトピックは、おっしゃるように“脚”ですね。昔所有していたE46-318(M-sport)は、非力なことも相まって、シャーシの限界を垣間見ることはほぼ無く、それはそれである意味怖かったです。イタフラは「スポーツを日常のなかで愉しめるように仕立てられて」おり、通勤路10分間だけでもラリることができる素晴らしい車です!(笑)

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「こういうところがあるから、やっぱ好きなんだよな~、YAMAHA。https://www.gk-graphics.jp/archives/works/works-358
何シテル?   04/24 17:54
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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