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SiSoのブログ一覧

2013年05月07日 イイね!

バイク映画+マルチパーパスビッグモタード試乗+2気筒4輪試乗+・・・

<<Closer to the Edge>>

マン島TTレーサーのドキュメンタリー映画を見てきました。
劇中ずっとラリって陶酔に浸れていたのに、終盤の“コナー・カミンス崖からぶっ飛びシーン@ヘリ空撮”を見た瞬間、きれいさっぱりシラフに引き戻されました・・・。

「マン島TTって、どうなんだ?」というテーマで臨んだのですが、批判的意味では全く無く、「野蛮である」というのが僕のヒトコト結論です。
人間だって、所詮アニマルであり、たまには本能むき出しの側面があってもいい。
例えばアルティメット化した格闘技。この競技そのものやこれを見て嬉々とする聴衆に対して嫌悪感を持つ人もいると思いますが、そんな嫌悪感も含めて“心を震わされ”ていることは確かなのでは?
“粗野”とみるか“蛮勇”とみるか・・・大差無いか。

 「just because you’re breathing doesn’t mean you’re alive
このサブタイトル、最高にシビレます。



<<Triumph-Tiger-Sport1050試乗>>

やっぱり排気量が1000cc近くになると、本当に楽です。クラッチミートに気遣い不要、車高が高くてアイポイントが良好なため交通の流れが読みやすい、サスストロークが豊富で自分の体重を動かさずとも右手だけで荷重移動ができるので楽、ニュートラルへもスパスパ入る。 ある意味、スクーター的な安楽さ。
カラーリングもなかなかカッコいいです。

帰りにDAYTONAに乗ると、まるで自分がアルマジロになったかのように丸まってしまいます。でも、今はコッチのほうがスキ・・・。リッターバイクのトルクで押し出されるのも良いけど、鋭いパワーでピーキーさを漂わせるこのカンジがぁぁぁ・・・堪らん!
ちなみに、DAYTONAの慣らしがやっと終了しました。ハイサイドを挟んだので6カ月かかりました(爆)。
8000回転からのエンジンの哭きったらもう、脳髄に電撃が注がれる~!



<<Fiat-500S試乗~待望のTwin-Airエンジン+MT>>

4気筒のMTやTwin-AirのATは試乗したことがありましたが、なんせ普段はフレンチロケットなもんですから(鼻高々)、4気筒MTはテイスト不足。Twin-Air-ATは、かろうじて2気筒の独創性を感じられましたが、ATのギッコンバッタンに辟易。「Twin-AirこそMTで操るべきでは?」と思っていたのですが、やはりそういう声は市場に数多だったようで、今回この500Sがラインナップされたとのことです。

「さあ走ろうか!」とシフトノブを1速に入れる時は、高揚する大事な瞬間なのに・・・。Fiatは常にそうですが、シフトゲートが存在しないかのようなグニャグニャのシフトフィールで、テンション下がります。
875cc、85ps、1010kg。発進時のクラッチミートに神経を使わなければならないか?と思ったのですが、案外普通に走り出してくれました。車速、トルク感、エンジン音からしてシフトアップタイミングを図りましたが、2速以上に入れることができません。レッドゾーン手前が巡航ホールドにちょうど良い位置でした。試しに3速に入れると、もうへろへろ。ここのギア比があまりにも遠すぎます。5速までありますが、4速さえも使うかどうか怪しいぞ・・・。

という感じで、テイストを味わうオアソビ車であることは重々承知の上でしたが、ちょっと使いモンにもならないという印象でした。

ディーラーマンが車庫入れしているのを傍らで見ていた時、アクセルを踏んだ瞬間のエンジン音が「ポロン、ポロン」と哭き、それには良い印象が残っています。
彼曰く、「これでも最高速は220kmでますよ」とのことで、試乗した印象以上に頑張れる能力を持っているようです。また「燃費は26km/l」ということでしたが、果たして3速に入れる人はどれだけいるのかな~?



<<2歳の息子・・・>>
家族が寝静まった家に帰ったら、仮面ライダー好きの息子の遊んだ残骸が・・・。

バイク好きなのは嬉しいけど、パパがハイサイダーであることをどうやら知ってしまっているようです(笑)。青い仮面ライダーの凄惨な姿が、笑えない・・・。
っていうか、これをあえて片付けさせなかった嫁に、謀略家の匂いを感じました(戦慄)。
Posted at 2013/05/07 22:01:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2012年12月09日 イイね!

MV-agusta-F3試乗記~リターンライダーへの道・完結編

MV-agusta-F3試乗記~リターンライダーへの道・完結編今回のリターンライダー活動の着火点となりました、MV-agusta-F3。300万円のserie-oroが先行していましたが、ついに150万円のスタンダードモデルのデリバリーが始まりました。やっと試乗もできますので、これでようやく車種選定も完了できます。(っていうか、先に椎間板ヘルニアを治さねば・・・)

このF3のトピックスの一つに、“逆回転クランク”があります。これへのインプレッションを読んでいると、かなり僕のツボに刺さるトピックスであり、現時点では盤石であったはずの本命が揺らいでしまうほどです。


ちなみに僕のツボというのは、
・DAYTONAの3気筒エンジンという機構は、独特のビート感を伴いながらもスムースに炸裂する回転フィールを
・YZF-R1のエンジンに採用されているクロスプレーン型クランクシャフトという機構は、上下死点に偏る回転モーメントノイズが突然きれいさっぱり無くなり、下半身までしか感じられなかったトラクションフィールがあたかも胸のあたりまで伝わってくるかのような“sweet”さを
といったように、「特異な機構がspecialなフィーリングをもたらす」ことです。4輪でも、ルーテシアRSのDASSなんかもう、酔いしれています。

ただこのF3の逆回転クランク、やはりイメトレではまったくイメージできません。まあでも、確実に順回転クランクとは違うフィーリングでしょうから、期待に胸躍らせ、試乗してきました。粋なディーラーで、市内から1時間ほど分け入ったワインディングコースでの試乗会でした。

発進は、今までのバイクの中で最も難しかったです。「確実にもう繋がったな」と思ってフルミートするとストール・・・。かなり長い間半クラッチをキープしなければいけません。再始動も、冷えているわけでもないのに、ムズがります。セル音のあとに着火し正常回転したと思っても、それからアクセルを大きく煽らないと途端にストール・・・。アクセル開度コントロールも難しく、百回転単位の微調整が全然できない。

エンジンフィールは、DAYTONAで感じたような3気筒の独特感はあまりありませんでした。とても回りの軽い4気筒という感じです。音はThis is agusta、F4譲りの乾いた高音が気持ちを高揚させます。

ブレーキも難しい!これはひょっとしたら逆回転クランクの影響かもしれません。まずフロントですが、タイヤが路面にめり込むフィーリングが感じ取れず、嫌な怖さがあります。リヤもいとも簡単にロック&ホッピングしますので、逆回転クランクの特性を考慮して大きめのブリッピング(=荷重をリヤに掛ける)が常に必要かもしれません。

と、私のメインディッシュである逆回転クランク、これ自体、僕に感じ取れたのはほんの少しだけで、しかも良い印象ではない・・・。

酷いのはリミッターです。コーナー立ち上がりで、エンジン音もいよいよ炸裂し始めるな!という一番オイシイところでリミッター発動・・・(泣)。タコメーターの半分から少し下あたりまでしか回りません。

あと、停止直前クラッチを切って空走していると頻繁にストールします。ディーラー担当者さん曰く「アタリがまだ付いていない」ということですが、直前に不整脈があったりしてストールするのでもなく、順調なアイドリングから唐突にストールするので、ちょっと不安要素で引っかかります。ちなみに、この個体はディーラーにて慣らし済です。

Serie-OroオーナーのLemondさんから教えて頂いてますが、本国仕様化によってストール症状(オーバーヒート時に頻発するらしい)や発進など含めて何から何まで改善・豹変するとのことで、必須でしょうね。

ミドルクラスらしい軽快感とagustaの真髄ともいえるエンジンサウンド、これにトラクションコントロールやアクセルマッピングモード切替などフル装備でこの価格ですから、一般的には“ベストバイ”と呼ばれるかもしれません。

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ただ僕からすれば、機械としての完成度や3気筒の独特感、バイクが本来の特徴とする“高機動力”をしっかりとライダーに提供してくれる信頼感など、DAYTONA675Rに大きく軍配が上がりました。(デザインや官能性についてはF3に完敗ですが・・・)

簡潔に表現すると「官能VS機能」の対決でした。
4輪で例えると伊⇔仏⇔独と、
「左に行けばいくほど官能は高く機能は低く、右に行けばいくほど機能は高く官能は低い」
と僕は位置付けているのですが、VW、BMW一辺倒だった自分は、一度はアルファロメオに食指を伸ばしながらも最終的にはルノーに落ち着いた経緯があります。最右翼から最左翼に行きかけたけど、中庸でハマったということです。
「官能も味わいたいけれども、土台にはソリッドな機能性が絶対に必要だ」という自分個人の志向性がここでも見事にくっきりと表れたと思います。
ちなみに、聞かれもしないでしょうが(笑)敢えて次点をあげるならば、YZF-R1でした。これからも夢枕に現れ続けるかもしれません・・・。


また、ちょっと自己満足的に嬉しかったのは、“自分の直感や評価軸がそれなりにしっかりしていたこと”に気付けたことです。DAYTONAは試乗行脚の比較的初期に試乗しました。その後色々試乗しましたが、当初直感的に感じた魅力が常に確固としてあり続け、他のバイクの魅力に揺さぶられることなく、ポールトゥウィンを飾りました。出会った瞬間に「あっ、僕はこのコ(バイク)が凄く好きだ!将来結婚(購入)するだろうな」と直感し、実際に成就するような。


さて、長期連載となった私の「リターンライダーへの道」もこれにて大団円(大袈裟)。振り返れば本当に沢山のバイクに試乗してきました。そしてそれぞれに、大変参考になる皆さんからのご意見やコメントなどを頂戴し、物凄くバイクへの理解が深まった数か月でした。誠に有難うございました。いや、理解が深まったというより、“底の見えない深みがあることだけが分かった”のかもしれません??
特にtak3さんはその評価軸が洗練されており、勿論バイクへの造詣も深いため、闇雲に動き回るかのような自分にとっては方向を指し示してくれるコンパスのようでした。special thanks!!

これからは“誇りを持って愛せる相棒”との蜜月を綴ることでしょう。その序章として、尊敬する雲上の導師が掲げておられる、バイクを愛する全ての人に深く深く宿るテーマを拝借しここに記します。


I love the Motorcycle and riding more than anything else on earth.
Of course there's danger;
but a certain amount of danger is essential to the quality of life.
-K26


Posted at 2012/12/09 08:07:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2012年10月26日 イイね!

Ducati-848evo試乗記

Ducati-848evo試乗記前回の1199試乗により、DucatiのSSへの心理的ハードルが下がり、かつ自覚症状の無いDucatiウイルスに侵されつつあるようで、大好物の軽量SS~Ducati版を試乗しました。



試乗車が出てきてビックリ。マットブラックなんてあったのですね!不人気カラー故、20万円安いとのこと。でも僕はこのシックな感じ、イタリアンレッドからハズした感じ、大好きです。
マットブラックのmadハズしist(ややこしい)さん、是非試乗に行って並べてきてください!


逆光でほぼ見えませんが、綺麗にまとまっています。


差し色にイエロースプリングのサスペンション。エンジンにはマウントされておらず、ほっとします(笑)


定番のフロント回り


試乗コースは高速道路無料区間を含むものの直線番長コースで残念、なうえにほとんど渋滞。
848ccとは思えない低回転域トルクのなさ。帰って早々、「国内仕様のデチューンですか?」とセールスさんに聞いてしまったぐらいです。でも、「いえ、マフラー以外は本国仕様と変わりありません。848は高回転型なので、低回転はご容赦を・・・」ということ。それにしても無さ過ぎ。中回転域でもパンチが感じられません。

ところでTriumph-DAYTONA675は、低回転域はもとより中回転域のトルク感と回転感が素晴らしく、ここで右手にドーピングが注ぎ込まれてしまいドウシテモ高回転域に突入する。そしてそこにはとてつもなく甘美なパワーの炸裂感が待っている、という流れるようにドラマチックなシナリオのあるエンジンです。つまり中回転域の重要性・構成比っていうことですが、それが乏しいのは全体イメージに大きく悪影響を及ぼすことが良く分かりました。

発進時の半クラッチを長めにしないとストールしかける、にもかかわらずフルミートしたと思ってアクセルを開けるとすぐにフロントが浮く。軽量であることをうまく調律できていない感じです。しんどいわー。ハンドル位置もかなり低いし。

ということで、やっぱり結局は恋焦がれる一途な気持ちを再確認しただけ、と、こんなオチでましたケドー??(盲目)
Posted at 2012/10/26 20:17:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2012年10月17日 イイね!

Ducati-1199Panigale-S試乗記

Ducati-1199Panigale-S試乗記“口だけマイスター”ですから、実はDucatiのSSには乗ったことがありませんでした。そりゃイカンだろ、ということで、デビューしたての1199(S)に試乗してきました。今更気になる848の中古車を横目に見つめながら・・・??

うおー、乗りやすい!トンガッた怖さが感じられない。ステップへの荷重をしても、ボディ側で上手く溜めてくれるというか、スパッと切れ込むでもなく、鈍重なのでもなく、素直なロール特性だと感じました。ハンドル角度も変えてあるのかな?結構開き気味&立て気味で、今までのSSで一番楽でした。
でも、アクセル全開時の、ちょっと脳味噌が置いていかれる感じはやはりリッタークラス。目のフォーカス機能も付いていけず、ぼんやりと三途の川が見えたりして(笑)。でも、これでもフルパワーじゃないんですね。フルパワー化する人達って、ホンマ尋常じゃないなー・・・。

全体デザインはカッコいい部類に入りますが、僕にはいまひとつ響いてこないです。




尖閣問題並みに議論沸騰のサイレンサーですね。一部には「騒ぐほどじゃないよ」という意見もあったので、気持ちはニュートラルにして眺めたのですが、やっぱり“破壊的にダメ”です。折角シートレールとリヤタイヤとのクリアランスが大きくてカッコいいのに・・・。



Sの贅沢装備のフロント回り


リヤタイヤ、エッジにロゴが入ってる!「ロゴが消えるまでバンクさせなっ!」っていう挑戦状ですね。


アルカンタラ調のシート、オプションです。純正は滑りやすいとのこと。


この液晶モニター、ドットが細かくてスゴク綺麗でした。


イグニッションオンにすると、Ducatiマークが浮かび上がった後、イルミネーションの演出があります。スクリーンへの映り込み(下の写真の赤色LED)もカッコいい。



クランクケースカバー、つま先がガンガン当たる。というか挟まりっぱなし。とりあえず的な加工(パテ後バリバリ)をしたにも関わらず、です。


距離を稼ぐエキパイの処理、萌えます。


エンジンブロックに直接マウントされたリヤショック。振動するエンジンにマウントされているのをこれだけくっきりと見せられると、リヤタイヤへの影響とトラクションフィールの劣化が心配になります。でも乗ってみた感じは全然普通でした。不思議~。




昔試乗したMonsterやHyperMotardの方が、唐突なアクセラレーションで辟易した憶えがあります。国内仕様のデチューンの味付けがほとんどなのでしょうが、ちょっとの差かもしれないけどやはり前傾姿勢こそが本来のバイクコントロールに適している、という当たり前のことを再認識しました。

総じて、「DucatiのSS」と構えることなく、むしろとても乗り易いバイクだと感じました。
(って、なんともアッサリな総評だこと…)
Posted at 2012/10/17 21:38:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記
2012年09月26日 イイね!

KTM-RC8R試乗記

KTM-RC8R試乗記約10年前に倒産し、以後はオフロード中心に功績を挙げているKTM、ここ数年はモタードブームを追い風とし、日本でも知名度が上がってきていましたが、彼らもSSを造っていました。メーカーフィロソフィを覗いていると、なかなか面白いではないですか!

こういうトンガったバイクと出会う時には、プロフェッサーを召喚するのが得策です。仕事が連日の徹夜に及んで疲労困憊だったようですが、当日は微妙な雨予報でしたが、「4輪デノ出撃ハ禁ズ。必ズF4ニテ出撃シ、KTMヲ爆撃セヨ!」と、拒否することは不可能な軍隊式命令を打電すると、「ポ・ポジションキツイ~!」とうめきながら到着してくれました。当初僕もかなりのトンガリバイクをレンタルして向かう予定でしたが、雨予報にあっさりと快適4輪に変更した僕が、さぞうらめしかったでしょう(笑)!


こちらの展示車両は国内5台の限定車(非R)だそうです。


1190ccVツインエンジン


垂涎のMarchesini


試乗の際のいつもの誓約書を記入していると、スパナ片手のショップオーナーから「サスセッティングどうしましょ?」と聞かれました。事前にセッティングを聞いて調整してくれるなんて、ここが初めてです。その有難さに驚きつつまずはお手柔らかにということでお願いしましたが、これはKTM社のユーザーフレンドリーさを体現している一幕だということを後程気付くことになります。

さあ試乗はRモデルです。


曲線、曲面がほぼ無く、直線と平面だけで構成したようなダイヤモンド調デザイン。超カッコイイ。


ヘッドランプには10個の小さなLED。夜に見てみたい。


サイドミラーと埋め込み3連ウインカー。ミラーカバーとの大きさのバランスがキマってる。


このブレーキランプがまたカッコイイ。ポンと後端部分に2個だけ付ければ事足りるはずですが、わざわざ見えにくい奥の方までランプが配置されています。贅沢です。ウインカーもフロント同様。


ブレンボブレーキ


ステアリングダンパーとフロントサス、リアサスは全てホワイトパワー。最近あまり見かけないけど個人的に憧れのあるWP。一時KTM傘下だったんですね。



試乗から帰ってきてtak3さんに「どうでしたか?」と聞かれて、ポッと出た表現は、「大人のSS」でした。1190ccもあるビッグピストンのVツインにカクカクしたアピアランス。結構てこずると思わせるのですが、かなり躾けられています。低回転ではおとなしくかつ扱いやすく、高回転ではそれなりのパンチ力を発揮し始めます。回転数に応じた能力の変化を見せてくれて、つまり自分の意思通りにパワーを仕舞いも引き出しもできるところが、大人っぽい。同じV型でもaprilia-RSV4(こちらは4気筒ですが)の方が荒々しい。
サスセッティングも最弱を指定していましたが、やはりその通りの動きをしてくれる従順さ。ショップオーナー曰く、「KTMはフレームもサスペンションの一部とみなしている」とのことで、アクセルのオンオフで容易にというか激しくラインが変わる特性を感じました。

“素性を明確に知るために”サスセッティングは最弱が良いと思っていたのですが、最近どうも逆のような気もします。むしろオブラートに包まれてしまう感じがする。これから試乗する時は硬めをリクエストすることとします。「えっ、まだこれ以上試乗するつもりなの?」と、これからも付き合わされる予感に辟易しているtak3さんの顔が浮かびます(笑)。っていうか、他人事のようにせせら笑っているそこのあなたも付き合わせますよ!シャークベイトさん!


ショップオーナーもかなりの“伝道師”。様々なバイクを取り扱ってこられたけど、KTMの考える方向性が自分が抱くバイクの方向性と合致したので、ディーラーになられたそうで、一家言お持ちです。「最初は修理だけで食べていく自信があったので、新車販売はする予定ではなかった」なんて言われるあたり、確固たる自信をお持ちです。
曰く、「KTMは、市場でのユーザーズボイスをきっちりと吸い上げて、次期モデルに確実に反映させてくる。ほんの数ミリの変更でも変更点としてアナウンスしてくれる」ということで、冒頭にも書きました通り、ユーザーフレンドリーなメーカーだと認識しました。伝道師もしきりに、「なにか腑に落ちないことがあれば、直接僕に聞いてください。なんでもチャレンジしますよ!」という姿勢を見せてくれていました。有難し。

KTMにはこれからも注目していきたいと思います!


tak3さんのブログ
Posted at 2012/09/26 18:55:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | バイク試乗 | 日記

プロフィール

「@Tetsu@ さん ウ・ウソだ!!Tetsu@さんに限ってあるはずない!…誰か、ウソだと言ってくれ…ww」
何シテル?   07/25 21:24
second take(2022.10) 憧れのALPINAを遂に入手し、SiSo-2.0に進化するような予感がありつつ、でもやっぱり根っこは変わらないだろう...
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「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」 
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