
今回は鈴鹿ツインではありません。本鈴鹿のフルコースです!
快晴で気温も15℃前後と、絶好のコンディションでした。まっちゃん超えてスプーン手前ではかなりの横風に毎回見舞われましたが、それ以外はとにかく絶好!
前回のFSWと同様、輸入車ディーラー主催の走行会なので、壮観なパドックでした。んでやっぱり、白ゲルは僕だけ…(笑)
サーキットニコイチの殿も当然ご一緒です!(笑)
20分を3本走りましたが、やはりフルコースは走らせ方が全然違います。DAYTONAは、操作によりかなり明確なアクションを与えないと本領を発揮しないので、ゆったりとしたリズムで組み立てるフルコースよりも、鈴鹿ツインのようなショートコースの方が合っているように思います。
具体的に言いますと、バンク初期の倒し込みは素早くした方がロールが出やすいので、大きなRのコーナーであっても奥まで突っ込む必要がある。アンチスクワットを維持するためには高回転が必要だが、長いRの間に回転がドロップしすぎてしまい、旋回力が下る、等。
回転がドロップしてもそこからリカバリーが容易なリッターバイクだと全然楽なのだと思います。クランクの回転ジャイロも弱まっているので一次旋回にも有利。
また、当然速度域が高い訳ですが、その状態からでも姿勢やラインを自在かつ安定的に変更できるスキルも必要だと思います。まっちゃんやS字のようなだらーっと長いコーナーで抜けそうな前走車がいても、相手のライン変化にすぐさま対応できるようでないとかなり危険です。その逆で、更なる高速でブチ抜かれるシチュエーションもある訳で、この3者ともに後方が見えていないというバイク特有の難しさがより顕著に出てきます。
<トピック①>
前回のFSWで発生し始めた高速ブレーキングでのハンドルのチャタリングが、今回も発生しました。そして前回よりもやや強くなってしまっています。1コーナーと130R、シケインへの進入時に発生しました。
走行終了後そのままショップに入庫させました。明確な原因を掴むのが難しそうで、試走もできない(公道走行不可だし、できたとしても速度域が高くてサーキットでしかテストできない)ので、難航しそうです…(泣)
<トピック②>
130Rのクリップで後方からアグスタのRCだったかと記憶していますがイン刺しを喰らい、それだけならまだしも相手が外側に膨らんできたのでこちらはコースアウトを余儀なくされました。無転倒で済みましたが、最もやってはいけないところで、最もやってはいけないことをされ、大憤慨です!!コンチクショー!
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今回でフルコースにハマるかどうかな?と自分自身に観測気球を上げていたのですが、結果は玉虫色でした。コースへの習熟も必要だし、走らせ方をかなり変えないといけないため完全にスイッチして通わないといけないし、コストは高いしと、ネガは色々ありながらも、でもやっぱりフルコース特有の愉しさは感じられたり、新たな技術習得への挑戦という楽しみもあるし…。何よりも、この聖地が自宅から1.5時間程度にあるという恵まれた境遇を活かさない手はありませんね。
まあしばらく検討する過程を楽しみたいと思います。
はぐれ侍さんのブログ
Posted at 2017/11/13 18:16:15 | |
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