この日は、大阪府と和歌山県の境にある
和泉葛城山に登りました。
標高858m、古くから修験道や雨乞いなどとの信仰と関わりが深く、高龗(たかおがみ)神社〔葛木神社〕や、八大龍王社などがあります。
山頂付近のブナ林は、「和泉葛城山ブナ林」として大正12(1923)年、国の天然記念物に指定されています。
登城口の
牛滝山大威徳寺です。
大威徳寺は、山号は牛滝山、天台宗の寺院です。
役行者が開創したとされる寺院で、葛城修験道の霊場でした。
寺号は、比叡山の学僧であった恵亮が、境内にある「三の滝」での修行中に滝の中から牛に乗った大威徳明王が現れたのを見て、その姿を彫って本尊として祀ったことが由来とされています。
空海も当山で修行をし、多宝塔などを建立したと伝えられ、かつては真言宗と天台宗の兼学寺院でした。
多宝塔は、国の重要文化財に指定されています。
紅葉の名所として知られています。
大威徳寺 - 01 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 02 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 03 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 04 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 05 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 06 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 07 posted by
(C)pismo
大威徳寺 - 08 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 01 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 02 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 03 posted by
(C)pismo
葛城山は、奈良時代に役小角(役行者)が開いたとされる葛城修験道場として、信仰を集めてきました。
高龗(たかおがみ)神社は、葛城山の頂上付近にあります。創建の伝説によれば、岸和田藩主岡部氏が狩に来山した時に、白鹿を射殺すると、たちまち雷が鳴り豪雨となりました。そこで、藩主は巨石で社殿を造り、葛城一言主命、八大龍王をまつって山を鎮めたと言われています。以来、社は五ヶ庄(塔原、相川、河合、蕎原、木積)の郷社とされ、特に雨の神として信仰されました。
7月18日、8月、9月第4日曜日には祭礼が行われています。
頂上付近の和歌山県側にも八大竜王社があります。
高龗神社(葛木神社) - 01 posted by
(C)pismo
高龗神社(葛木神社) - 02 posted by
(C)pismo
高龗神社(葛木神社) - 03 posted by
(C)pismo
高龗神社(葛木神社) - 04 posted by
(C)pismo
高龗神社(葛木神社) - 05 posted by
(C)pismo
八大龍王社 - 1 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 04 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 05 posted by
(C)pismo
和泉葛城山 - 06 posted by
(C)pismo
ブログ一覧 |
トレッキング | 日記
Posted at
2015/02/15 20:59:26