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「今年は寒いよね」
と誰もが口にしていたが、ここ最近急激に暖かい日が続き、桜の開花予想も一気に早まった。

これじゃぁ、４月のさくらまつりは葉桜かな。


ところで、桜の代表種であるソメイヨシノは、接ぎ木による栽培ですべての木が同じ遺伝子を持つ、要するにクローンなので病気が流行しやすいという。

３月５日

【クローズアップ科学】

桜の王者「ソメイヨシノ」　見えてきた起源、クローンの弱点も

まぁ、ウリナラ起源説はいつものことなので、無視しようｗ

しかし、中国や朝鮮半島が原産の特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」とは困ったね。
これも、支那朝鮮による侵略の一つだ。意図的に持ち込まれたのかもね。

最近の子供は知らないが、カミキリは子供に人気の昆虫である。だが、そのすべてが植物にとって幹を食い荒らす大害虫である。
途上国の中には幼虫を重要な蛋白源としている国もあるようだが、日本の昆虫を食べる県でもカミキリムシの食用は聞いたことがない。
ほとんど役に立たないので根絶が望ましいが、幹に潜む幼虫を探し当てるのは容易ではない。

３月１４日(１３日発行）

日本から花見が消える？　桜の木食い荒らす外来カミキリが激増　専門家が警告、駆除には「切り倒すしかない」

各地でソメイヨシノ一辺倒から他品種の桜へ転換期を迎えているようだ。
確かに染井吉野の桜並木は美しく、一斉に咲いて一斉に桜吹雪となって散ってゆくのが春の風物詩であることに異論はない。新緑も美しいし、紅葉も美しい。

でも、やはりこれは人口的に造られた風景であるから、多様な品種による桜並木が全滅を防ぐ手立てなのかなと思ったりする。

映画「ジュラシックパーク」でみた「ティラノサウルス」が私の中では完成形だった

幼少より図鑑などで慣れ親しんだ姿は想像図でしかないが、それが正に生きてよみがえった。映画をみたときそんな衝撃を覚えたものだ。


だが、困ったことに、近年、実はティラノサウルスは羽毛に覆われていたとの説が浮上している。

２月１９日

【クローズアップ科学】

最強恐竜ティラノサウルスに羽毛あった？前脚は何のため？　大型の仲間、日本にも　議論白熱

この記事は産経「おやこ新聞」夏休み自由研究ツアーに同行してくれた草下健夫（くさかたけお）記者の記事だが、毛の生えたティラノサウルスってちょっと嫌だなｗ

いやぁ、恐竜の記事を久しぶりに読んで、正に恐竜は男のロマンだねと感じた。
ジュラシックパークで度々人間に立ちはだかる小型の肉食恐竜ヴェロキラプトルなんて、知らなかったけど、やはり動きが敏捷で知能が高いらしい。

子供達に人気のトリケラトプスとステゴサウルス。


そして、大型の草食恐竜ブロントサウルスもよく知られた恐竜だが、実は先に発見されていたアパトサウルスと同じであることがわかり、ブロントサウルスの名は消えていく運命となった。
しかし、その後の研究でやはり別種である可能性が高いと発表された。
＞＞アパトサウルス／恐竜図鑑

まぁ、この論争は学者に任せておけばいいかｗ

で、今年夏には「ジュラシック・パーク」の新作が公開されるんだって。

ジュラシック・ワールド／炎の王国

外来種のウシガエル
一人の夜道では聞きたくない不気味な鳴き声だｗ

＞＞ウシガエル／ 国立環境研究所侵入生物データベース


そのエサとして持ち込まれた、これまた外来種のアメリカザリガニ。

＞＞アメリカザリガニ

名前にアメリカとついているが、外来種であることは大人になってから知ったくらい、普通にどこでもいる生き物という認識だった。

【びっくりサイエンス】

外来種のアメリカザリガニ、日本で繁栄した驚きの習性とは

在来の生物を食い荒らし、水草を刈って生態系を破壊する厄介者だ。数が増えすぎ、もはや根絶は難しいとされている。
雑食性のため水草も食べるが、刈るだけのことも多く、都合のいいように自ら環境を変えてきたことが、日本における勢力拡大の要因の一つと考えられるという。

日本の固有種であるニホンザリガニはもともと、北海道や東北地方の一部にしか生息していないという。
また、大型のウチダザリガニという種もあるが、これも北米原産で昭和初期に食用として持ち込まれたらしい。

９月１６日

【主張】

アメリカザリガニ　自然界に放すのはやめて

この善意の放流も結果として悪意ということになってしまうのだが、それは兎も角、飼育の放棄が厄介なんだよね。
生き物をあやめるのは気が引けてということなのだろう。
だが、それはあまりにも身勝手な行為であると認識して欲しい。

かつて、「川口浩探検隊」率いる「水曜スペシャル」（テレビ朝日系）で、「幻の古代魚ガーギラス」として報じられた「アリゲーターガー」が、都市河川に生息している始末だ。

画像は平坂 寛氏の記事より

アリゲーターガーは大型の肉食魚だ。昨年ようやく、特定外来生物に指定され、飼育、輸入が禁止となった。

９月６日

【ソロモンの頭巾】

アメリカザリガニ　省力型の連続捕獲装置が登場　長辻象平　

困ったことに有害度の高いオオクチバスやブルーギルを駆除した池などでもアメリカザリガニが増える。「中位捕食者の解放」と呼ばれる現象だ。町の暴力団が消えるとチンピラが増えるのに似ている。

なるほどねぇ。
暴対法でヤクザの取り締まりを強化したら、ハングレ集団が台頭したというわけだ。

それにしても、一週間で２００匹も獲れるのはすごいね。
それだけの数のアメリカザリガニが、水草を刈り、貝や水生昆虫、水質浄化をしている水草を切って食い荒らしているということだ。

これまでも、外来生物について取り上げてきたが、やはり、人間が持ち込んだ以上、人間の手で調整するしかない。

＞＞外来種問題を考える／環境省自然環境局

この日本の美しい自然を守るのは、日本人にしか出来ないことなのである。

動物の異常行動や地震雲など、地震の前兆と言われている現象は多い。

その中でも、インパクトが強いのは、普段は深海に潜む深海魚の目撃だ。


平成２８年２月、新潟県・佐渡島沖で定置網にかかった深海魚のリュウグウノツカイ

深海魚漁もあるので、網にかかるのは、近年では数が多いらしいがそう珍しいことではない。
しかし、砂浜に見たこともない不気味な魚が打ち上げられている光景を目撃したら、すわ海溝型地震（海洋型）の前兆かと思っても無理はない。

だが、
７月３１日

【科学】

深海魚の目撃と地震は無関係　東海大が検証

と、いうことである。

あと、内陸型地震（直下型）の場合は地中の電磁波の影響を受けての発光現象もあるようですが、冒頭の地震雲等を含めて、科学的な根拠は示されていない。

さて、
未曽有の大惨事となった東日本大震災だが、数年たっても、「東日本大震災の余震とみられる」という誘発地震が頻発していた。
３月６日

【クローズアップ科学】

広範囲で相次ぐ大震災の誘発地震　「古傷」に数十年は警戒を

先日、久しぶりに緊急地震速報を聞いた。
１０月６日２３時５６分のことである。

携帯はならず、確かウジテレビを見ていたと思うが、テレビ放送上での発表だった。
東京は震度２で、少し前なら、携帯もけたたましく緊急地震速報が鳴り、子供達もたたき起こされていたと思う。
大分精度があがったんだね。

ところで、巷では、小さな地震が来た方が、エネルギーが分散されて大地震とならないといわれている。

地中のひずみエネルギーが蓄積しそれが一気に放出されるのが地震のメカニズムであるから、あながち素人の戯言とは言い切れないようだ。

【温故地震】

都司嘉宣　江戸後期の有感地震　「巨大」直前に急減、克明に記録

余談だが、震災当時は、儲からないと判断したのか、禿バンクには「緊急地震速報」が受信できなかったねぇｗ
確か、一機種のみの設定だったと思う。

マイクロプラスチック

レジ袋やペットボトルなどが紫外線や波で砕かれてできた５ミリ以下の海に漂う見えないゴミのことだ。

マイクロプラスチックによる海の汚染は世界の海に広がっているが、日本も深刻な状態にあるという。

大阪湾のカタクチイワシ（京都大提供）

琵琶湖、大阪湾、東京湾などの魚４割、体内に微細プラスチック確認　汚染、深刻な状態　京大チーム／産経WEST

魚の体内からマイクロプラスチックが見つかったという悍ましい結果であるが、塩から検出された事例と、日本ではないが水道水にも含まれていた事例があったという。

又、ゴミだけでなく、歯磨き粉には研磨剤としてプラスチック・マイクロビーズが含まれていたようで、米国の規制から始まり、各国で排除が進んでいる。
我が国では、規制はまだのようだが、自主的に代替素材に切り替えているようだ。

＞＞マイクロプラスチックビーズへの対応／花王

７月３日

【正論】

“母なる海”が死ねば人類の生存は不可能　１００年後をにらみ海の再構築を　日本財団会長・笹川陽平

海流はなぜ起こるのか？
でも触れたように、地球温暖化の影響を受けて、気温の上昇だけでなく、海水温の上昇も深刻だという。

▼日本近海の海水温（表層）

気象庁ホームページより

平成２９年９月１３日の状態だが、東シナ海や太平洋側の海水温が非常に高いことが一目瞭然だ。

９月１４日現在発生している「強い」台風１８号は東シナ海の海水温が高いため「非常に強い」台風に勢力を増して進んでいる。

上陸すると被害をもたらす台風だが、少なければ少ないで、深層と表層の海水の攪拌が起こらず、海水温の高い状態が続いてしまうという。
その影響で沖縄のサンゴの白化が深刻な問題となっている。

＞＞サンゴ礁保全の取り組み／環境省

海水温の上昇はサンゴの問題だけに留まらず、海の生態系全域に深刻な影響を及ぼす。

▼サンゴの白化

奄美新聞より
※但し、画像は、大寒波の影響で白化した時のもの。サンゴが生息に適した海水温はおよそ20～28度。海水温がこれより高い場合のみならず、低い場合も白化現象が起きるという。

さて、
自然災害は勿論昔からあったのだが、近年の異常気象は誰の目にも明らかだ。そして、本文にあるように、海はこれ以上の負荷に耐えることが出来ない。
地球温暖化は完全に人類の責任であるから、人類の責任に於いて解決すべき問題である。

ただ、乱獲については、特亜の無計画な乱獲は勿論大問題なのだが、行き過ぎたクジラの保護も問題じゃないかな。
体の大きなクジラは大量に魚を食べており、それが食物連鎖というものであるのだが・・・