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ようやくアカミミガメとアメリカザリガニが特定外来生物一覧に追加された。

2023年6月1日よりアカミミガメ・アメリカザリガニの規制が始まります！／日本の外来種対策（環境省 自然環境局）

ただし、６月１日からだ。
まぁ、役所仕事としては早い方かもしれないが、規制される前に売りさばこうとする業者を規制できないかねぇ。

１月２１日

アメリカザリガニとアカミミガメ「特定外来生物」に　ペット飼育は認める

専門家「遅きに失した」　ザリガニ＆カメ規制、実効性どこまで
長崎大教育学部の大庭伸也准教授

外来ザリガニによる生態系の破壊は２０年以上前から指摘されており、残念ながら規制は遅きに失した感がある。
とはいえ、在来種が多く生息する里山などを外来から守る第一歩と考えれば、決して無駄ではない。ごく身近な外来種が実は危険な生物であることを周知するきっかけにもなる

私の感覚では、５０年は大げさだが、規制するのが４０年くらい遅いと思う。

アメリカザリガニ　自然界に放すのはやめて
で述べたとおり、アメリカザリガニは、在来生物を食い荒らし、水草を刈り生態系を破壊する厄介者だ。

まぁ、まるで在来種のように普通に存在し、飼育している家庭も多かったので、規制すると大量に遺棄されることになっただろうから規制に踏み込めなかったんだろうけど。

最早悠長なことは言っていられないが、同様の理由で、ザル規制にせざるを得なかったのだろう。



新たな飼育を禁止しないと、意味ないんだけどねぇ・・・

ところで、
固有種の「ニホンザリガニ」は見たことないなと思ったら、もともと分布域が北日本の山地の川で、今は、北海道、青森県、秋田県北部、岩手県の一部のみで生息するのみで「絶滅危惧Ⅱ類」になっている。


さて、
ミドリガメの方も触れておこう。次ページで。

あきる野市のレッドリストで絶滅危惧ⅠＢ類に指定されるトウキョウサンショウウオ（同市提供）

大昔の話になるが、山でキャンプしてきたという人との会話だ。
ヤモリは川にいねーしと思いながら、



あてずっぽでそのとき浮かんだ名前を言ったが




てな会話だったと記憶している。知らない人にしてみれば、何をテキトーなことを言っているんだと思うだろうが、トウキョウサンショウウオという山椒魚は存在する。
図鑑でしか見たことがないけどね。

２０代前半までは頻繁に山登りをして、飯ごう炊飯と缶詰などで食事をする至福の時間を満喫したりしていた。だが、もう何十年も自然と触れ合わず、便利で快適な都会暮らしに明け暮れる毎日だ。

それでも、日本という国に住んでいると四季を感じることができるし、駐車場のアスファルトの隙間から生えた雑草に様々な虫が潜んでいることを確認すれば生命力の凄さを感じ取ることもできるわけだ。

まぁ、能書きはこのくらいにして、サンショウウオはカエルやイモリと同じ両生類だ。
種によっては例外もあろうが、大抵はオタマジャクシがカエルに成長するように卵から生まれ、幼生時はエラ呼吸、成体となると足が生え肺呼吸で陸上生活に適応するようになる。

いずれにせよ、両生類の生息域には水場が必要で、それだけに両生類の減少はわが国だけでなく世界的な問題のようだ。

１０月１６日（令和４年）

いきもの語り
絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオ　保全活動続くあきる野市

自然を保全するということは、自然に手を加えないということではなく、人間が適切に手入れすることだ

宅地開発など人為的な自然破壊が原因で絶滅危惧となったわけだから、やはり人の手でもとに戻すのが責務だ。
そして、在来種に深刻なダメージを与える外来種の繁殖を阻止しなければならない。アライグマ自身に罪はないが、やはり人の手で駆除が必要だ。

都心のアライグマ増殖か 生態系に影響、感染症恐れ

それから、アメリカザリガニによる捕食被害も深刻だ。

アメリカザリガニ　自然界に放すのはやめて

なお、昨年は、本記事に加えて、立て続けにサンショウウオの新種についての発表があった。




共に日本固有の両生類で、例外なく絶滅の危機にひんしている。
生息域の開発を抑えることは勿論、メガソーラーによる自然破壊も絶対に阻止しなければならない。

近年カメムシが大量発生していて、農家向けに「カメムシ注意報」が出ているそうだ。

カメムシはイネや果実など汁を吸って変色させるなど農作物に被害を及ぼすが、農家だけの被害を留まるわけではない。

カメムシ被害で変色したナシ＝８月、川崎市

カメムシといえば臭い。
英名は「Stink Bug（臭い虫）」というそうで、しばしば洗濯物についたり、家の中に入ってくる。
殺虫剤をかければ勿論死ぬが、死骸がそのままなら悪臭がいつまでも家の中に漂うことになる。兎に角、片付けなければならないが、素手で触ると手についた臭いが消えないので注意だね。

９月１８日

温暖化でカメムシ被害が大量発生、３５都道府県で農家向け注意報　越冬も可能、活動さらに活発に

ナルホド。越冬もするのか。
まぁでも、もう１１月だから大丈夫でしょと思ったらとんでもない。

明治節の１１月３日。
庭にいたよｗ

なんか、まだら模様で気持ち悪いし、ずいぶん大きなカメムシだな。

別角度をトリミング。


はて？こいつはなんというカメムシなんだろう。
害虫として名の知れた「クサギカメムシ」が浮かぶが、一応調べてみた。

分かりやすかったのが、ブラックキャップのアース製薬が提供する「害虫なるほど知恵袋」。

カメムシが洗濯物につくのはなぜ？悪臭を放つ“犯人”を撃退せよ！

「３」以降は割愛。リンク先で見てね。

ナルホド。
こいつは「キマダラカメムシ」だね。

ただ、本来は東京には生息していなかった「国内外来種」のようだが、そもそも国内に存在してはいけない「外来種」だ。
これは、個体調整の役目を担わずにはいられない。
殺虫剤が無いので、カビキラーを噴射して駆除完了。

Ｊ－ＣＯＭチャンネルで、新番組「荻野目洋子の虫はともだち」が始まったそうだ。

あまりイメージがわかないけど、荻野目洋子は虫好きだったんだねぇ。

専門家らと虫探しに出かけ、「私が一番楽しんでしまった」と振り返る荻野目洋子（左から２人目）。着ているつなぎは自前で調達した

てことは、
カマキリ先生無きあとの虫好き芸能人は荻野目洋子になるのかねぇ。

９月１６日

意外？「虫愛づる」荻野目洋子の新番組　形の神秘、ロマン伝える

さて、
私も虫好きと思われているかもしれない。勿論嫌いではないが、虫が特別に好きってわけではない。虫は都会暮らしでも割と身近な存在で目につきやすいので、写真が撮れればブログを書いたりしている。

てなわけで、
道路を歩くアシダカグモに気が付いたので、撮影してみた。

こりゃ立派な個体だ。
最初はタランチュラかと思ったよ。

アシダカグモは、基本的には屋内にいてゴキブリなどを捕食しているが、食い尽くせば、餌を求めて違う家に行く。その途中なのだろう。

前に我が家でも足音に気づいて見かけたことがある。

＞＞【注意】ゴキブリぜんそくと【閲覧注意】人食いゴキブリ

このときは今回の半分くらいの大きさだった。さすがに屋外では足音はわからなかったけど。

で、もう一つ虫好き女子のコラム。女優さんらしいがよくは知らん。

１２月２２日（令和３年）

美村里江のミゴコロ

孤高の軍曹

そして、別の日。
助手席ウインドウトリムのところになんかいるのに気付いた。

なんだまたセスジスズメか。

この前見かけたのと同じだ。
＞＞オオシオカラトンボの捕食

どうせなら違う種類の蛾がよかったけど、折角なので外に出て撮影。


都会にいる虫はこんなのばかりだ。
生計が立ちさえすれば里山の近くに住みたいと思うけどね。

朝、仕事に行こうと車庫に出ると、トンボがクルマの上を滑空している

トンボはしばしばクルマのボディを水面と間違えて産卵するから、卵産むなよ～なんて思ったが、狩りをしていたようだ。

よく見ると、市街地でも多く生息するシオカラトンボで、特段珍しくもない。

シオカラトンボはオスとメスで体色が違いメスは「ムギワラトンボ」とも呼ばれる。青白いのはオスで、産卵はしないわな。

まもなく、物干し竿を食事場所と決めて、ゆっくりと食べ始めたので、スマホを取り出し撮影した。

捕まったのは多分ハナアブだね。

トリミングして拡大


写真をよく見ると、

で、この個体はやや大柄にも感じたので「オオシオカラトンボ」だろう。

＞＞オシオカラトンボ／昆虫写真家の村松佳優の公式サイト「ムシミル」

「シオカラトンボ」のオスは、
グリーンの複眼で、羽の先端の模様が薄い。

シオカラトンボ／ムシミル

ちなみに、シオカラトンボもオオシオカラトンボもメスは麦わら色。

写真は「オオシオカラトンボ」の交尾。違う種類のトンボが交尾しているわけではない。


スマホを近づけても動じず、逆光だったし上からも撮りたかったが、動いたら飛んで行ってしまった。

で、物足りないので、
蝶々の写真でも追記しておこう♪

猛暑で芝が枯れそうだったので水まきしたらすぐに飲みに来た。
「キタテハ」とか「アカタテハ」などが浮かんだがちょっと違う。

こういうときネットは、図鑑をペラペラめくらなくていいので便利だね。
↘このページ

ツマグロヒョウモンのオス♂メス♀の違い／蝶の図鑑

で、恐らく「ツマグロヒョウモン」のメスだろう。

そして、ススメガ

これは特徴的でわかりやすい。「セスジスズメ」だね。

セスジスズメ／昆虫エクスプローラ

え、追記いらない？
そうですかｗ

ちなみに、セスジスズメの幼虫はこんな恐ろしいヤツだよ。


それではw