フイルムを入れないカメラ

　空シャッターを切るだけのカメラ、、、というのがある。例えばニコンFとかライカとか、たとえフイルムを入れなくても触って磨いて空シャッターを切って、、、それだけで充分に癒されるカメラですね。
とはいうものの、それが壊れていても癒されるというのはちょっと変態の領域で、完動品でないと居心地が悪い。
　というわけでたまには動作試験が必要です。



自分にとって高級品でなくこのカメラ（ミランダセンソレックス）がそれに該当します。10年位前にこれにハマってジャンクを含めて計4台落札しました。ポンコツ、実用品、極上初期型と買い集めたときに満身創痍の最終型黒ボディが出てきました。（それぞれレンズ付きで一台５K円以前後です）。黒いのは露出計なしカメラとしては一応だましだまし使えるのですが。極上はそのままにして黒ボディはジャンクを部品取りにしていつか仕上げようとその後放置。



黒カメラのだましだましの作例。既出でしたよね。



ミランダ用135㎜レンズ。メカ的に大変面白く、当時ついつい買ってしまいました。この作りから見ると後ろのペトリなんかはハリボテみたいなもんです。



整備は手ごわいカメラのようでプロにお願いするのが良いのかもしれません。次に話題に上がるのは何年後でしょうか？