さて、先にタイトル名だけ思いついたものの困ってしまった。まぁいいか(笑)
1970年代後半、まんぞく家はキヤノン一辺倒だった気がします。FTb二台に続いて買ったのはAE-1だったと記憶しています。おそらくAE-1はF-1ODの下取りになったのでしょう。いつの間にか居なくなりましたが。
当時キヤノンのFDレンズ群といえばカラーフィルムと相性が良く、明るくカラフルな写真の出来は自慢でありました。いまだに「
アスフェリカル(非球面)」とか「
フローライト(蛍石)」なんていうフレーズには弱いまんぞくであります。
一方、キヤノンの上を行くカメラブランドとして「Nikon(にこん)」というメーカーがありまして、頑丈と信頼を売りにした無骨なカメラを作っておりました。重厚で精緻な写りを自慢として熱狂的支持者がいましたが、キヤノン信者から見ると「鉄のカーテンの向こうの兵器」みたいな感じでありまして、陰口を言おうものなら消される(笑)みたいな感じ。
そう!「ソ連」みたいでした(笑)西側陣営のキヤノンからみたら。
脱線しますがこのブログを書くにあたり「ベレンコ中尉」なんていうキーワードを検索したりしました。ニコンF2フォトミックなんかさしずめミグ25みたいなイメージかな。
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数年後我が家にとんでもないカメラが導入されまして。それがこいつ↓
親父、勝負に出ました(笑)。たまげたのは標準レンズT*プラナーの発色でありまして、色合いはキヤノンFDの延長線上ではあるのですが、作品から溢れる色、色、また色!圧倒されて言葉が出ませんでした。
さらに数年後、前出のカメラの操作に手こずったのか?(笑)こんなカメラがやってきました。これについていたレンズがニッコールだったのです。
この時系列で体験すると誠に申し訳ないのですがニッコールの分が悪い。
ニッコール=地味というイメージが自分のなかで定着してしまいました。
たとえば
金剛力士像とかを写せばいい仕事をするんでしょうけど、、、、、。私のニッコールレンズのイメージってこんな感じです。(おーさんごめん!!)
注意)1970年代のある一定期間での印象です。そこからオートフォーカスやコンピュータ制御や高感度カラーフイルムを経験する事なく写真から一時遠ざかった筆者の印象です。
キヤノンから乗り換えるといろいろ操作に戸惑う点が多いです。
こんな凄いものも現在手元にありますが上記3台は「休車扱い」になっています。(ジャンク箱とは別に保管)
ただ、いつかはニコンF5には一度仕事をさせようと、分厚いマニュアルをダウンロードだけはしました。50年以上守ってきた「Fマウント」という財産はニコンらしいというか、ありがたいと思っています。カメラとレンズの歳の差コンビを可能にするのはこのマウントが有ればこそです。
40年来の夢、非球面レンズをミランダで使うの図。
発色も新しい目のものは良さそうなので、F5でも使える純正の単焦点Dレンズとかノクトンクラシックなどに手を出してもいいのかもしれません。付くボディは山ほどありますから(笑)。
おまけ)FTbのカタログから、今みると単なる変なおじさんじゃないか?
Posted at 2021/10/23 12:55:26 | |
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銀塩写真 | 日記