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新品のストラップを買ったことで、幾分「前進あるのみ！」という感じになりつつあります。で、コーワの試写2本目の現像が出来上がってきました。

で、困ったことに評価が定まりません。動作が気まぐれあるいは不安定な感じで色調や写真の出来がてんでバラバラなのです。一定の傾向とか長所短所がつかみにくいのです。

ただし現時点で言えることは
１）ピントを合わせにくいカメラである。（最悪と言ってよい）
２）解像力はニコンやライカに劣る。
３）コントラストはおそらくペトリより低く、古いミランダよりは高い。
４）カラーはひょっとするとかなり良いかもしれない。



ピント合わせは難しいです。ただ色は綺麗。



M3と比べるのは酷かもしれない。





このあたりは1/500secが出ていない可能性や絞り羽の粘りがあるのかも。絞り込んでもあまりシャープな感じはしない。





そうかと思えばこの時の写りはなかなか素晴らしいものがあったり。



柔らかい描写のレンズかと思えば高コントラストで色調も異なる写真が突然現れたり。よくわかりません。

レンズが50ｍｍ固定なので街中撮影には少々気が重いです。広角レンズが欲しい。
（0.7Xコンバージョンが安価でヤフオクに出ていますが、、、）

なお今回の写真は多少デジタル修正しています。猿丸神社での調子がコンスタントに発揮できるならお気に入りの一台になるかもしれません。

おまけ



ケンとメリー。

コーワSETには現在フイルムが入っていて動作試験としては２本目を撮っています。細々とした不調があって一喜一憂していますが、少しだけ「接し方」が分かってきました。意外とよく写る個性的なカメラです。旧いフランス車のイメージかな？


　さて、コーワは早々とカメラ製造をやめてしまいましたから、80年代以降に流行った幅広のネックストラップなるものは存在しません。



今でもよく見るこんなストラップ
これが流行る以前は細い合皮の黒いストラップ+首当てのゴム、が定番。
もっと古いカメラは革製で茶色が定番でした。



ライカは前の日記で書きましたが、ペトリ、ミランダ辺りは当時もの純正アクセサリやデジカメのレトロ風味のパーツから選ぶ事になります。こちらも会社が無くなっているので企業ロゴ入りの幅広ストラップなるものは存在しません。

ところが、面白いものを発見しました。それがこれ。



コーワの光学部門は今も存在し、双眼鏡やスコープでは高級品を製造しています。五万円位の双眼鏡のネックストラップには当時と変わらない企業ロゴが3ヶ所も（＾∇＾）
ストラップ単体でも購入可能で、コミコミでは最終的には倍なりましたが表示価格は800円。

届いた品はコミコミ値段以上の高級品でした。

チョット撮影が楽しくなりそうです。タイトル写真の銀ボディに装着しましたが、コレは黒ボディに似合いそうですね。強度的にはコーワSIXにも使えそうです。