まんぞくのブログ一覧

12/27から本日まで、ネコを預かっていました。四年ぶりの再会です。前回は三日程で我が家の一員になってくれたのですが。

ところが四年経つとお互い二歳の若猫だったのが今や六歳の中年猫。今回は中々馴染んでくれません。人にも警戒心むき出し。うちの柚も怖がって馴染む素振りを見せてくれません。

帰る間際になってやっと柚も距離を詰めてきました。

人にも愛想が良くなってきました。

帰る前の晩になって写真を撮れるようになりました（タイトル写真）




さて、この絵は1820年ごろのドイツの小説「牡猫ムルの人生観」の表紙の絵であります。

人の言葉が分かるのみならず、小説まで書けるようになったネコのお話であるのですが、この小説はあまりにも有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」の発表当時から漱石が参考にしただのパクっただのと話題になった作品らしいです。

こんな論文が有ります。
これの43ページにも

連載中にそんな話になったため、作品中にもカーテル•ムル（牡猫ムル）の記載があるようです。


ここまでは文学に疎い私がこの数日ネットで調べただけのニワカ知識なのですが、兎にも角にもこの「牡猫ムルの人生観」は一度読んでみたいなと思うのでありました。なお90年前にこの小説を日本語訳したのは私のご先祖様である事を付け加えておきます（笑）。