まんぞくのブログ一覧

「好きなジャズピアニストは？」

いつも聞かれる質問であります。その時々で真剣に聴いているピアニストというのは後述するようにたいてい無名であるので、とりあえず面倒くさい(笑）から


バド・パウエル
ビル・エバンス

と答えるようにしています。
いずれも今日のピアノトリオのスタイルを確立した偉人であります。いわば発明者のような方ですね。

相手が物足りないような顔をされたらすかさず追加の二人。

トミー・フラナガン
シダー・ウォルトン

と、とりあえず回答しております。

ダメ押しでアート・テイタムあたりを加えておくとか、オスカー・ピーターソンというカードで相手に探りを入れるとか、、、、、色々あるんですけどね。


さて、昨今のyoutube動画などを見るととんでもなく素敵な動画がアップされています。
著作権等の問題からか、あまりメジャーな方の演奏はすぐ削除されてしまう（何度も魚拓を取っておくべきだったと大後悔）のですが、日本で無名かつ、その国でのトッププロの演奏なんかはしばらく残っていたりします。

最近一番好きな演奏。ゴリゴリの激しい演奏ですがフリージャズではありませんよ。三人ともイタリア国内ではかなり有名なプレーヤーのようです。

たこ坊主みたいなイカツイおっさんですが、豪腕かつ繊細。サックスも坂上二郎みたいな（笑）イカツイ外見。唯一ビブラフォンはジローラモみたいなチョイ悪親父。

グランドピアノがグラグラと揺れています。！こんなのはじめて見た！！







このピアニストのトリオ演奏、ゲーハー3人のすばらしい演奏。
ちなみにピーター・アースキンはウェザー・リポートのドラマーとして有名らしいです。




まぁ、私はこんなジャズが好きです。

DOME Zero　(童夢　零）関連グッズとして、タイトル写真のようなW-1ホイールがありますが、オプションで専用ナットが用意されていた事までを知る人は少ないと思います。ネット上にも情報が無いので、今回入手したナットの写真をアップしておきます。



一台分16個はダンボール箱に入っています。WN-1という名前はホイールナットのイニシャルなんでしょう。





ナット4個が更に小さい箱に入っています。あけたらこんな感じ



ホイールにつけるとツライチになるように設計されています。



先端は通常の60度テーパーの形状をしています



レンチを差し込むとこういう感じになります。

今回入手したものはM12-P1.5ですのでフライングVには装着できません。
当時は別売りオプションだったようです。16個で3万円近くしたらしいですが現在調査中。

ここを読むと、このナット、特許取得されているそうな。

1979年ごろに、知り合いのカーショップに頼まれて、「童夢-零」のパーツをベースにしたカーアクセサリーを生産/販売しました。当時としては、あまりに奇抜なデザインに評判は悪く、まったく売れませんでした。特に通常時は表面がフラットになり、ホコリ等も入りにくい特殊ホイールナットは特許まで取得しましたが、どこからも引き合いはなく、夢の特許料生活は実現しませんでした。（「林みのるの穿った見方」より）


当時の意気込みとか、日本のモノ作りとか（あとちょっとうわついた感じとか）が伝わってくる逸品です。





2019年12月8日補足）

えらいことに気が付きました。そろそろタイヤを組もうかとホイールを出してきたのですが、ホイール一本だけオフセットが違うことが判明！！！

よくよく眺めてみるとこのホイール、表面の寸法（深さ）が同一。裏面の明らかに長いのがオフセット７、残りの短い3本が１８、ということになっているようです。

ホイールについては裏面を削るか、左右で違うWTSを使うか、ヤフオクで半端物の中古を気長に待つか、等々考え中です。

それよりもツライチになるこのWN-1というナット、どうやらオフセットごとに用意されているみたいです。（今見て分かったのだが部品の箱にオフセット値が書いてある）

ちょっとびっくりしました。