まんぞくのブログ一覧

前編からの続きです。レンタカーを借りての家族旅行。女性陣は温泉でのんびり、男性陣は機材持ってウロウロの珍道中ではあります。二日目はおくのと号に乗車します。タイトル写真は七尾駅出発前のおくのと号です。

（一日目）特急雷鳥で金沢へ→金沢でレンタカーを借りる→能登中島付近まで移動→C56牽引の166貨撮影→C11牽引の臨急客9412撮影→和倉駅付近で C56牽引の173貨撮影→和倉温泉宿泊

（二日目）早朝宿を出て C56牽引の161貨撮影→チェックアウトして七尾駅に→C11牽引臨急客9411おくのと号に乗車し穴水へ→穴水駅にて C56牽引の166貨撮影→なぎさドライブウェイ付近で水遊び→金沢でレンタカー返却→雷鳥で帰宅

〇その前に、謎の写真が出てきました。



時系列に写真を並べてみてあり得ない数枚のカットがでてきました。二日目午前中に私のカメラで私達が乗った9411を捉えた写真です。誰が撮ったんだろう？？考えられるのは実際に9411に乗車したのは親父以外の三人で親父はひとりレンタカーで穴水に先回りしつつ途中で写真を録った、という推理です。



では旅行二日目





男性陣は早起きして和倉駅近くで161貨撮影　午前７時過ぎ
そのあとチェックアウトしてレンタカーで七尾に向かいます。



おくのと号はこの駅までC58牽引ですがここで切り離し。



C11がここから牽引します。七尾駅発車は9時34分です。



「ボク、行ってらっしゃい！」のボクとは私の事です。



先頭車両に乗れましたので録音機を回すのですが、さすがに風のノイズが強くなってしまいました。でもなかなかの出来栄えだと自画自賛。





穴水駅で下車。列車はこのあと珠洲い向かいます。10時29分発ここから9421ㇾ





駅でぶらぶらしつつ、貨物の入れ替えをするC56を撮影します。日通のスイッチャーもいまでは見られませんね。



12時29分発の166貨の発車も撮る。撮り次第撤収！



千里浜で水遊び



レンタカーだからって、こういうことをしてはいけませんね（笑）時効ですけど。ごめんなさい。スプリンターSRかな？当時家にあった車よりずいぶんスポーティーな感じがしました。

〇最後に
古い三冊のベタ焼きアルバムから49年ぶりの旅行記を書くことが出来ました。途中から当時の生録音源が出てきましたのでそちらの方向に軸足を移動した感があります。ただ、いずれにせよ途中から思いを強くしたのは「両親への感謝」であります。孝行したいときに親はなし、と言われますが両親が健在なうちにブログを作っておくべきだったなぁと強く思うのでありました。改めてありがとうございます。


謝辞
今回のブログアップに際して参考にさせていただいたブログです。
ぜっきあいず様、ありがとうございました。



〇SL現役時代の写真や音源については「過去への旅、別館」のカテゴリーでまとめてあります。そちらから探していただけると嬉しいです。

子供の頃経験したSL撮影の旅、今回は最終回の石川県七尾線訪問です。一番身近であった国鉄草津線の無煙化（1972年10月）以降、蒸気機関車を求めて関西本線、越美北線、明智線 七尾線、倉吉線と親子で撮影旅をしました。もう少し早く生まれていれば単独行動で北海道、九州へと足を延ばした可能性はありますが、いずれにせよ非常に微妙な年齢と無煙化タイミングであったと今になって思います。
　今回は家族4人の一泊旅行で現地でレンタカーを借りて移動した記憶です。正確な日付が判らないのですが1973年のゴールデンウイークのどこかだと思います。

2024/7/7追記

昭和48年5/5-6のようです。こんなものが出てきました。

〇旅のおさらい
半世紀前のレポートを起すのもだんだん慣れてきて、写真のコマ送りやベテラン愛好家のブログ、当時のSLダイヤ情報などから概ねの行動が浮かび上がってきました。まずはSLダイヤ情報から。


C56牽引の貨物列車


おくのと号のダイヤ。金沢から珠洲までをC58,C11が牽引します。七尾から先はC11が牽引。

（一日目）家族四人で特急雷鳥で金沢へ→金沢でレンタカーを借りる→能登中島付近まで移動→C56牽引の166貨撮影→C11牽引の臨急客9412撮影→和倉駅付近で C56牽引の173貨撮影→和倉温泉宿泊

（二日目）早朝宿を出て C56牽引の161貨撮影→チェックアウトして七尾駅に→C11牽引臨急客9411おくのと号に乗車し穴水へ→穴水駅にて C56牽引の166貨撮影→なぎさドライブウェイ付近で水遊び→金沢でレンタカー返却→雷鳥で帰宅

のようです。
なお、今回の撮影範囲については現在のと鉄道七尾線として残っていますが穴水駅から先については既に廃線になっています。

では写真を見ていきましょう。



166貨　14時半ごろ





おくのと号9412ㇾ　15時半ごろ







173貨　撮影　18時ちょっと前　和倉温泉のホテルにチェックインしてからかな。

音源は多分１６６貨の方かと。





消灯前にセルフタイマーにて記念撮影

少し長くなってきたので続きは後編へ

日帰りドライブでフイルム一本撮りきり(24枚から36枚)なんて銀塩遊びを前々から提唱しております。スマホをサブに携行してですけどね。カメラは標準レンズ一本でも良いのですが所謂50mmレンズと言うのは「短い望遠レンズ」と考えていて、広角レンズも持ちたい。そして望遠も。撮り鉄なら135mm位ですが、荷物を軽くするなら2倍のテレコンバータでもいいかもしれない。



先週の越前大野には無理してマニアックなのを用意しました。
撮るだけなら純正28mmとニッコール135mmが手堅いのですが。
東独製の超広角20mmとミランダ純正の1950年代？の望遠。ソリゴールテレフォト135mm f3.5



少しデジタル修正しましたけど使えそうです。ただ綺麗な花の色はでません。



そう言えばブログで忘れていましたが勝原駅の近くには滝もありました。露出計なしでもスローシャッター気味で水の流れを表現。計算が面倒な時はスマホアプリに頼る。EC 50mm f1.4 1/30sec.








次の出番はこれかな？
ペトリのトラベルセット（＾∇＾）28,55,110mmで撮れます。



重量級ですが、こいつでも良いかも。ビックマ○クセットかな？



最近ご無沙汰と言えばこれ。最低の巻上げ感と最高のシャッター音が楽しめるセット。

なんて妄想していたら、うちのカメラでは
Nikon/Canon/TopconUni/Miranda/Petri
の5社のセットが組めることが分かりました。
さらにCanonEXEEとコンタフレックスがリーチです。
。((((；ﾟДﾟ)))))))




ミノルタに手を出さなくて良かった！（笑）

先日越美北線撮影記を書いた際に、勝原駅が今では花桃の名所になっていることを知りました。昔訪ねた時は荒涼としたさみしい場所という記憶しかなく、ちょっと意外な感じがしました。そんなわけでこの日曜日、嫁さんを誘って越前大野方面を探訪をすることにしました。1973年3月21日の訪問から実に49年ぶりになります。

日曜午前5時出発、ジムニーで福井を目指します。今回の目的は
１）勝原で花桃を鑑賞
２）道の駅　荒島の郷付近の探索
３）北陸の小京都、越前大野の街歩き
あたりですかね。九頭竜の2865１面会や夢のかけはし、面谷鉱山跡は今回はパスとしました。



駐車場に苦労するということで先に勝原駅へ行くことに。8時半ごろだったかな。



満開には少し早いです。源平咲きというのでしょうか？白とピンクが良い感じです。







後述しますが銀塩カメラも持参しています。しかしこの日の青空が綺麗に出なかったのでまずはスマホの写真でお楽しみください。




今回車を停めたのは公民館前の駐車スペース。このあたりに当時転車台があった筈です。右端のS字に曲がった道路とトンネルにご注目



こんな比較をして一人ニヤニヤするのでありました。

撮影もほどほどにして道の駅荒島の郷に行きます。珍しいロータリー交差点を曲がるとすぐ。一周年記念イベントで盛り上がっていました。入口で無料配布の越前大野街歩きマップを手に入れます。この施設にはモンベルのショップやボルダリング施設もあります。ここで遅めの朝食。
あとこの付近には越前SRさんが良く出没するアジトがあるというのでちょっと裏に回ってみました。当日は不在でしたが（笑）。

午前10時ごろ、越前大野市街地に到着。結ステーションの無料駐車場に止め、前出のマップを持って散策。お清水はすぐそば。そこから七間通りを進み朝市を観察（そろそろ撤収時間でしたが）。寺町というお寺ばっかりの通りを見て、少し早いお昼。ここは名店で普段長蛇の列らしいですが、奇跡的にすんなり。



おろしそば、ソースカツ丼ミニ。

日吉神社（ここは凄いパワースポットじゃないかと思った）、昔の遊郭のあったあたり、駅、古い町並みを散策。このあたりで持参のミランダFV+フレクトゴン20ｍｍF4広角レンズの出番です。





寺町（Miranda Fv CZJ Flektogon 20mmf4）



駅前ロータリー。静かで誰もいない。日曜のお昼にこれではだめでしょう。
遠くの山に雪が残っている。（Miranda Fv CZJ Flektogon 20mmf4）



腕木信号機が残っていました。（Miranda Fv CZJ Flektogon 20mmf4）

改札をくぐると




ここから撮った写真だったのか！！そして良く見ればほんの少しだけカラー写真の方が視点が高いような。小6と大人の身長差が出た？


（Miranda Fv CZJ Flektogon 20mmf4）


（Miranda Fv CZJ Flektogon 20mmf4）



3枚目だけはスマホ撮影。営業中のお風呂屋さん。
こんなかんじの建物はいっぱいあって退屈しません。



七間通りの酒屋にて。自分は下戸なので某氏へのお土産に。



お城をバックに記念写真。（Miranda Fv EC Miranda　50ｍｍｆ1.4）

小京都の名の通り規模が小さいですから市街地は徒歩でもなんとかなります。面白い街でしたので秋にでももう一度行きたいところですね。


（Miranda Fv EC Miranda　50ｍｍｆ1.4）

関西本線加太駅が4月よりリニューアルされたという話です。近年は無人駅でしたが、これから地域のイベント等のスペースとして使われると思います。朝市なんかが開催されたら寄ってみたいものですね。



この駅前から旧国道25号線を柘植方面に向かうと通称「加太の大カーブ」と呼ばれる場所が現れます。



場所１）上が関西本線、明治時代のトンネルですが、10トンダンプが通れるくらいのサイズ。この場所を左折。



場所２の角に三菱アイを止めてみました。少し離れて場所３から築堤を眺めます。



ちなみに半世紀前はこんな感じでした。



「入ってはいけません！」と書かれた看板が2枚も！

しかし半世紀前、線路内立ち入りが緩かったころは多くの鉄道ファンがこの崖をカメラを抱えて上ったものでした。





ここからは探検は潔く諦めて写真で懐かしむことにいたしましょう。







崖を上りきったところ。場所5から場所4を見ています。



非常に分かりにくいですが場所4から場所5を見るとこんな感じ。








まぁ、色々な撮り方ができるのですが自分としては思い出深い写真が一枚。↓



初めてここに連れて行ってもらったときはものすごい霧の日でして、その時の写真です。実はカメラのフイルム室に小石が入っていて、フイルムの下１/４あたりにひどい傷が！仕方ないので潔くトリミングをして横長に。この写真は当時「子供の科学、月例フォトコンテスト」に佳作で入選。名前だけ掲載されました。

それでは加太の大カーブで収録した音源を聴いていただきましょう。
貨物の最後尾にもう一両のSLが接続されています。