まんぞくのブログ一覧

うちのライカM3の来歴なんですが、40年くらい前に当時西武大津店３(?)Fエレベーター脇にあった写真店で中古品として購入したと記憶します。親父がこれをみつけて数日間考えに考え込んで最終的に落ちた（笑）というわけですね。

で、タイトル写真の説明なんですが、このカメラには買ったときから組紐のような珍しいストラップがついておりました。（リングの付け根の部分はゴムカバーで覆われていましたが劣化して紛失）
今回修理を依頼するにあたって、「ストラップもできればこのまま使いたい。使用中に切れて落下させたら嫌なので、チェックをお願いしていいですか？危ないという判定ならば買い替えます」と書き添えておきました。

修理後納品書には「ストラップは当時輸入元シュミットが販売していたドイツのベンザ社のものです。ストラップに入っている金具の爪をカシメ直しました」と備考欄に書いてありました。

シュミットといえばシュミット商会のことなんでしょう。

確証ではありませんが、たぶんカメラ自体もシュミットの正規物なんだろうなぁ？と。

さらにwikiには面白い記述が（以下引用）

日本橋室町にあった本社ビルは通称「ライカビル」と呼ばれ、有名であった。本社は戦後神田に移転し、ライカビルは一時期米軍諜報機関であるキャノン機関と繋がりがあり、下山事件に関わった可能性のある亜細亜産業が間借りしていた。蛇腹付のエレベーターや金庫室が残った歴史的建造物とされていたが、2004年6月に取り壊された。

ここまで

さてここから面白くなってきたので亜細亜産業とかキャノン機関（キヤノンカメラとは無関係）とかを検索し、下山事件へとたどり着くのでありました。

んで、下山総裁を轢いたD51651は伯備線布原で三重連SLとして活躍し1972年引退。(D51-651というタイトルで下山事件を題材にした舞台もあったようです)


ネットは便利だ（笑）

とかいうもののストラップの製造元というベンザ社は検索できませんでした。風邪薬のベンザにブロックされて（これがほんとのベンザブロックですな　笑）

カメラ
ペトリFTEE 2台レストアベース
1台はシャッター不良でレストア断念。
1台はレストア後動作確認。低温不良で現在は予備機。



コーワSET 銀黒2台(タイトル写真)
黒美品はプロにて修理不能判定。登録抹消。
銀は起き抜けの一枚だけシャッターが遅れるが、それも写っているので一軍登録

修理(プロ委託)
ライカM3 来年は一軍登録

現役復帰
FED-2 一眼レフ用広角レンズを利用して準一軍に

登録抹消
ニコマートEL 現役復帰するも漏電再発にて登録抹消



その他新規購入(デジタルカメラと露出計)　
スマートフォン(機種変更（＾∇＾）)

レンズ新規購入
プラナー50mm f1.4ZF
ニッコールAF-D 24-50
NikonシリーズE 35mm f2.5キリ番レンズ
Kowa 1.7Xフロントコンバージョンレンズ
あとニッコール80-200 f2.8もありましたね。大き過ぎて休眠していますが。
その他フード、ストラップ、フィルター　等々



Nikonレンズはうちのキヤノン、ミランダ、ライカ系で使用可能。全く無計画に買っているわけではないです。
結構注ぎ込んでいるけどストレス解消にはなっているかなぁ？



来年のフイルム事情に期待したいです。


追記)今でもかもしれないけど、鉄道雑誌って毎月こんな情報が載ってましたよね。ブログ書いていてこれを思い出した。というわけで懐かしいのをひとつ

親が残したライカには交換レンズが1本ありました。
レンズ交換可能なカメラだから取り敢えず1本いっとくチョイスだったのかな？
ヘクトール135mm f4.5と言う望遠レンズ
恐らく広角が高価で買えなかったのと、撮り鉄の性だったのかと。

で、今日調べ物をしていて知った驚愕の事実。
このレンズ
レンズ玉と絞りが本体(ヘリコイドから後)から分離できる構造らしい。
外した前の部分+ヘクトール専用アダプタリング+ビゾフレックス専用ヘリコイド+ビゾフレックスで、M3が一眼レフになるらしいです。
困ったもんだなライカちゅう奴は。合体物の極致。

専用アダプタリングが3K
専用ヘリコイドが6K
ビゾフレックスが10K
ヤフオクの落札価格はこのくらい。
D万円チョットで組めそうだ。

どーする？

と言うわけで、まずヘクトールを分離出来るかやってみた。

固い、固すぎる！外れない。

おまけに力を加えたらレンズ側のグッタペルタがバキバキに割れて剥がれてしまいました。



泣きながらカケラを拾い集めて補修が終わったところです。←いまここ。

さてどうしよう？



追記)外れました

タイトル写真は思いっきりトリミングしてアップにしています。

前回ライカM3のグッタペルカの素人修理をアップしましたが実は完成していませんでした。前回の写真は欠けているところを写らないように撮っていたのですね。





ここを直します。そのためには底蓋を開けなければいけません。フイルムを入れていましたから最後まで撮りきってしまいましょう。



例の黒い接着剤で埋めてしまいます。日向ぼっこさせて完成です。

キタムラまで車を走らせて現像の1時間ちょっとの間に昼ごはん。

Joyfulというファミレスに一人で入って、軽く昼ごはん。
新メニューに「大人のお子様ランチ」というのがあったので面白そうだから頼んでみる。

店員さん大きな声で復唱。恥ずかしいったらありゃしない！

エスニック？ヘルシー？とか期待していたのですが、結局子供口の大人用でした。うーむ。まぁ嫌いじゃないケド。

そのあと西方寺に行ってちょっとピアノを弾いて副住職と相談。実は近所でストリートピアノ設置の相談を受けているのです。

で、M3の試写。絞り開放の時の距離計、1/1000シャッターを主にみています。
一眼レフの代わりになりうるのでしょうか？








(ライカM3 ズミルクス50mm f1.4 Kodak 400)

良い相棒になりそうです。ミランダFVともうまくやっていけそうな予感（笑）。





ただ、高齢者が罹患すると予後不良の病気「ライカ熱」にかかったかもしれません。



これはビゾフレックスといいまして、望遠レンズや接写の際にライカを一眼レフのようにして使う装置です。一眼レフ好きで天邪鬼の私としてはちょっと欲しかったりします。レンズがなければ意外に捨て値なんですけどねぇ、、、、、。

6年間使ったスマホ付き露出計（＾∇＾）、急遽機種変更をする事になりました。最新のではなく一つ前の機種ではありますが、内蔵カメラのレンズが二つになりました。
それで色々な事ができるんですね。タイトル写真は新しいスマホカメラで撮った柚坊。被写界深度が自由自在、また１つオールドカメラの得意領域が奪われてしまったのかな？



旧いスマホカメラより黄色赤色が綺麗になった様な気がします。とは言え何回か使っているうちに「合成されたわざとらしさ」が鼻につく感じがしないでもない（笑）。


で、やっぱりライカM3で遊ぶ。
今回の修理では傷んでいた革の貼り替えも勧められたのですが、形見のカメラという事もあって外装は「敢えて」そのままでお願いしました。それでも先方が見かねたのか、一ヶ所だけ上手に補修してありました。

それを見ながら自分でもやってみました。剥がれているのはこの部分。



似た様な端切れはないものかとジャンク箱を漁ると、以前の日記の後廃棄したPetri V6ニ号機の革が良さげ。



おおよその形をトレースしてハサミで切り出す。



FTEE のシャッター幕補修に使った接着剤で貼り付け。まぁまぁの出来かな？



少しボカシを入れましたが35年以上前に撮った親父の写真。使ったカメラはセミイコンタ。手に持っているのがこのライカ。

息子にも使い方を教えないといけないかなぁ？

以上、新しいスマホで初日記投稿でした。







追記)しまった！このカメラの革を剥いだらよかった！