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まんぞくのブログ一覧

2023年11月15日 イイね!

辺境の墓標 読了

辺境の墓標 読了一週間ぐらい仕事と睡眠以外の時間を殆ど注ぎ込んで、やっと読み終えました。
鉄道、北海道、カルトな近代史。この三つに興味がある人は多分ハマってしまうのではないかな?割と速いテンポで話が次々広がって、序盤で引き返せないような謎が沢山わかりやすく頭に置き去りにされてしまった。そこからズルズルと中盤後半まで、、、、。



これ以上書くとネタバレが出てくるから、できれば私の拙い紹介で読み始めて蟻地獄に嵌ってしまう被害者(笑)が1人でも良いから出てくれないかなあ?と思ったり。

それと同時に、この大作が、どこの誰が誰に伝えようとして大量の手間と時間を注ぎ込み、それに見合った対価が得られているのか?そちらが大きなミステリーであります。

1)読み手の対価、作り手対価

カクヨムの作家情報によるとこの作者は途中で一度絶筆したがこれが実質処女作で無名のアマチュア。途中のPV数など少ないところは100以下といったシロモノです。
作者の費やしたであろう膨大な時間と労力からすると「全く元は取れていない」のは間違いないでしょう。また、誰をターゲットにしたかが全くわからない、そもそも「ない」のかもしれません。

読む側にとっても読破したと言うだけで自慢できる「◯◯賞作家の話題の超大作!」を読んだわけではありません。全く評価が存在しないものを門外漢が一から評価するわけで。作品の内容以外からは全く元は取れていないわけです。その中で読み切ったと言うのは、自分が独力で評価したという事でしょう。読む事で奪われた時間分の価値をみいだせたのでしょうね。この作品に出会えて良かったです。

2)アマチュアの強み、プロの弱み

クルマ道楽でもカメラでも音楽でも、大凡の趣味においてはプロとアマチュアが存在すわけで、もちろん技術はプロが優れている訳です。ただプロにおいては常に費用対効果と言うものが要求され、無駄なことはしない、出来ないわけです。だから採算度外視、時間と手間かけ放題、目的なし!と言った行為はプロには出来ないわけです。逆手に取ればそれがアマチュアの強みかな?と思ったりしました。それが技術を凌駕した時はね。




ちなみに一つ前のブログのタイトル写真、ドローンか何かからだとおもいますが、その写真に小さく写るお地蔵さんが今回のタイトル写真の歓和地蔵です。知らんけど。慰霊祭のニュース映像から。

◯色々な部分で間違いがあったらごめんなさい。(^人^)








Posted at 2023/11/15 21:55:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々雑感 | 日記
2023年11月11日 イイね!

辺境の墓標 

辺境の墓標 ここ数日、あまりみんカラを見ていない。
実は小説を読み進めているのだが、これが凄まじく長い。
長編小説なんて「グレース(グレースの履歴)」以来ではあるのだが、今回は作者がどんな人かも全く知らない作品。それどころか本として発売もされていないようです。

なんじゃそら?と思われるかもしれませんが、出会った経緯はこう。

——————————————-

Youtubeを観ていると隅っこに関連動画が紹介されるのだが、ある日「湧別機雷事故解説」というのに目が留まりました。コレがでてきたのは先日「パンプキン爆弾」の調べ物をしたからでしょう。湧別という地名が北海道だと思ったので、検索をかけてみた。



昭和17年、北海道の湧別という海辺の街に国籍不明の機雷が漂着した。戦時中の事で爆破処理を公開して行う事にしたのだが、直前になって移動させようと作業中に突然爆発。100人以上が即死したという事故だそうてす。

で、検索を進めていくうちに、定年退職した新聞記者が書いた??と思われるブログに突き当たりました。なかなか見事な描写でしたが、二、三回分を読み進めていくうちに違和感をを感じはじめ、それがブログではなく小説の一部であることに気がつきました。

コレが何なのか最初全くわからず長男に意見を訊いたところ、カクヨムというサイトに書かれた長編小説の一部分である事がわかりました。全く知らなかったのですが、アマチュアの物書きが作品をあげていて自由に読めるとか。

そのタイトルが「辺境の墓標」である事がわかり、その99/265話が湧別機雷事故の章の導入部であったようです。改めて1話から読み始める。


北海道が舞台の刑事物ミステリーのようで、常紋トンネルの近くで死体が見つかる事から始まります。この男は撮り鉄であったようで事件事故両面で捜査が開始されるがカメラが見つからず、また発見前現場で不審な灯りが目撃されていたことから現場付近の捜査が進められ、偶然3年前から行方不明の大学生の遺体が掘り返される。それがさらに数年前の行方不明事件につながって、、。てな調子で展開します。過去を洗う作業のなか戦時中の出来事が多数出てきます。

今やっと1/3くらい読み終えましたが、今は戸籍が怪しい大物政治家の裏どり辺りです。(笑)



北海道の人は土地勘があるので一層楽しめるかも。ちなみにエスハチはでてきません。

辺境の墓標


それにしても、これを書く労力と対価とか考えるとそちらの方がミステリーだな。
読む労力もさることながら。
Posted at 2023/11/11 10:08:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日々雑感 | 日記
2023年11月01日 イイね!

反省会

反省会日曜日のナイトミュージアムは楽しかった。暗い所で写真を撮るのだから明るいレンズをチョイスしたものの、一眼レフでは無いので見たまま写るとは限らない。
明るいレンズほど開放絞りでのピント合わせがシビアになります。果たしてキヤノン7Sの距離計の狂いはあるのか?なんですが



記憶では灰皿でピントを合わせた筈なんですがね。全体に後にピントが合っている感じ。再調整必要かな?



f0.95レンズの後ろ玉。これを見てしまうと怖くて使うのに気を遣います。
このカメラの放置が長くなったのは、いずれフルサイズデジタルカメラとマウントアダプタでレンズのみ使うつもりで今日までズルズルときたと言うわけで(笑)。
たとえボディを再調整してもらったとしてもあと何本フイルムを入れるのだろう。





スノークロスフィルターはなくても良かったかも。72φは昔トキナーの標準ズームで母親が使っていた遺品で、スマホと撮り分ける意図で使ってみたのですが。結果的には昭和のセンスを引き出す思わぬ効果も得られました。



一方のスマホについてはもっともっとアグレッシブでも良かったかも。今風の夜景っぽく明るく調整してみた。空に稲妻が走ればもっと良い(笑)。


さて、次に使うフイルムはKodak Gold 200です。修理から上がってきた(1959)Super-Canomatic Lens R 50mm f1:1.8(I)の試写から始めます。紅葉にはプラナーも使いたいからカメラボディはこれで。本貫禄キヤノンF-1。


Posted at 2023/11/01 21:22:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 銀塩写真 | 日記

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「さて、届いたけれど何を入れようかな」
何シテル?   09/30 18:37
まんぞくです。 名前の由来は「ねこあつめ」の食いしん坊ネコキャラです。 免許を取って40年以上。旧車歴もそのくらいです。 クルマ好き少年のなれの果て。...
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