
まぁ、所謂玄関ですw
スタンドに取り付けたショートエンジン邪魔すぐる。
さっさとヘッド外して、スタンドから降ろさないと・・・。
トランスミッションも邪魔だなぁ・・・。
それにしても・・・開けてビックリ!
なんてキレイなヘッド内部。
たまにオイル交換サボって、6000キロとか走ったりしちゃってたんだけどね。
冬場でも100%ミネラルの超高粘度オイルを使ったりしてたけどね。
距離開けちゃって油量が減っちゃってたのを心配して、余ってた#140のギヤオイル代用で足して乗ってたりしてたけどね・・・。
こんな使い方で前回のOHから7万キロだけど・・・。
基本的にブン回して乗るからかなぁ、
バルブの傘も、ピストントップも意外なほどきれいだった。
街乗りでも回すしね・・・7000rpm以上とかまで引っ張るよ何時でも。
その方がシフトもギクシャクしないしね。
最近は余り峠にも出没してないんで、日頃から回さなきゃ回すトコないんでね、
速度も、エンブレでコントロールするクチなんで、常に高回転キープ。
街乗りで6㎞/Lっていう高燃費もキープwww
さっきも、たまたまマッキーと話してたんだけど、
エンジンなんて、とりあえずブン回してるのが一番調子がいいよねって話。
それで、安いのでいいからチョイチョイオイルを換えておけばベストなのかなって。
必ずしも、オイルの交換サイクルを守っていれば、エンジンは守られるって訳じゃないんだよ。
自分のEJも、前々回のOHの時に初めてヘッド剥ぐって、
ピストントップやバルブが結構カーボンだらけだったんだ。
その時の距離で7万5千キロ、前のオーナーから3万キロで譲ってもらったので、
自分の実走で4万5千キロ。
結構回してた積りだけど、乗り方が悪いのかなぁ・・・なんて思ってた。
ベアリングブローによるエンジンOHから早7万キロ。
乗り方もオイル管理も全く変わらずこれまで来たけれど、今回は全く汚れていない。
ということは・・・
前オーナーでの3万キロという距離の中で、既にカーボンだらけになっていたということだ。
前オーナーは、走り屋ではないものの、相当なクルマオタク。
神経質なほどメンテしながら、キレイに大事に乗っていた。
オイル交換なんて、無駄に高いオイルを、3千キロを待たずに換えていた筈なんだ。
だが致命的だったのは、大事にするあまり、エンジンを回さなかったことだ。
回さない事で温存するような気持ちになるんだろうか。
ただでさえ、バルタイ機構すら持たない高回転型ユニットであるEJ20K、
純正でもリッチな燃料マップにもかかわらず、
3000rpmあたりでシフトしながらコンビニなどを往復していたのだろう。
一度堆積したカーボン汚れは、そのあとでどんなにブン回そうとも、
いいオイルを使おうとも、無くなることはない。
エンジンをバラして地道な作業で除去する以外にないんだよ。
回転中に剥離したカーボンの大きな破片が、シリンダーの内壁を傷にしたり、
バルブシートに噛み込んでしまうこともあるよ。
GT-RのRB26なんかじゃ、よく聞くハナシだね。
大事に大人しく乗られていたクルマほど、エンジンが死んでいる。
オイル交換じゃ防げないんだ。
今のエンジンってのは丈夫なもんでね、どんなに激しく使っていたって、オイルによる完全潤滑が果たされていれば、機械的な摺動部分が磨耗してしまうって事は殆どない。
10万キロ使おうが、30万キロ使おうが、クランクベアリングも、ピストンリングも、
皆無といっていいほど磨耗していない。
ブローするときというのは、特殊なファクターが絡んで一瞬で終わらせてしまうだけなんだ。
壊れたわけでなく、定期的にオーバーホールのようなことをするとすれば、
分解して、オイルシールやパッキンを取り替えたり、タペットを揃えたりするくらいのもので、
ピストンリングですら、むやみに換えたりしないほうがいい。
せっかくいいアタリが付いている物を換えない方がいいんだ。
これくらい丈夫に出来ているというのに、回さないが故にエンジンは死んでしまう。
人や自然と接せずに部屋でPCやTVゲームと睨めっこの毎日では、
現実を直視できず、身も心も腐っていく引き篭もり君と同じように・・・
大事だったらブン回してよ!エンジンは言っているよ。
人もクルマもさ、ボソボソ喋らないで元気に行こうぜ!
