今年の雪山でブレイクしたドライブシャフトブーツ。
最近はなかなか切れなくなったけれど、
ブーツの品質が良くなっている。
昔はただのゴム蛇腹だったけれど、イマドキのブーツは硬めの樹脂で出来ているよ。
舵を切るなど可動の大きな部分はコレが多くなってきた。
が、故に・・・
ナックル側は切れずに、可動の少ないミッション側が切れてしまった。
ここは只のゴム蛇腹なの。
まぁ、14万キロ走れば仕方がないか。
チクショウ!
折角ブーツバンドのカシメ工具を用意してたんだけど・・・これはまた特殊なヤツだよ。
烏口みたいなプライヤーで咥えてカシメるバンドだね。
ナックル側の樹脂ブーツの方だけこれなんだけど・・・従来品では甘いのだろうか。
ミッション側のトリポートジョイントからバラすとブーツが通せるんですが、
ブーツを外すと、カップからの抜け止めの
サークリップがおかしなことに・・・。
ベアリングに絡んでクシャクシャになっていました。
多分・・・ナックル側での何かしらの作業の時に引っ張りすぎてしまったんだろうね・・・
ガンガン牽引すると、弱いサークリップがひん曲がって中で外れてこんな有様になるのでしょう。
ナックル周りでの作業はこれから気を付けないと・・・。
ここまでバラすとブーツが通せるようになります。
三又のベアリングはロッド先端のスナップリングで留まっているだけで、圧入はされていません。
分解は簡単な部類です。
特殊カシメバンドのほうは、ある工具でちょっと工夫してカシメに挑戦!
点検用ピックをいい塩梅で固定して、タガネで挟んで叩きましたよ。

インナー側のブーツは準備していた工具でカシメ・・・うーむ、カンタン。
よし、またひとつ終わったよぉ。

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GC8メンテナンス | クルマ
Posted at
2011/06/20 02:04:55