日曜日は消化試合。
ここの所、なかなか人のクルマの面倒を見ている時間がないんだけど、合間合間で何とか時間を工面。
この間オールペンしたクルーガーの車高調整なんだ。
なぜ車高調入れてベタ車高なんだろう・・・
SUVでやる事じゃないと思うんだよね。
こういうクルマは、車高高めでデカく見えるからカッコイイんだと思うんだけどな・・・。
この車高も、前オーナーの時のままで、段差で擦るわ乗り心地は悪いわで、上げたいんだと。
ウマで揚げてサスを調整しようとすると、何かおかしい・・・。
車高調のダブルナットで固定するシートのロックリングの方が、ところどころ無かったり、
割れて外れかけてたり・・・何で?
切ってあるネジスリーブの一番下までシートが落ちきってしまっている。
考えられる予想は、全てのダブルナットが緩んで車高が落ち切り、緩みによるガタでサスストロークの衝撃を受け続け、金属疲労で破断、脱落・・・そんなところだろうか。
その旨を、オーナーに伝えると、
前オーナーが友達だというので聞いてみますと電話。
すると・・・どうせ一番下まで下げたかったんで、そもそもロックさせてないとの回答。。。
ダメに決まってるだろw
こんな2トン近い車のサスの衝撃が、どれだけのものだと思っているんだよ。
足回りの部品が緩んだままでいいとか・・・流石にその発想は無かったわ。
聞けば、その友達、トヨタのディーラーのメカニックだとか。
こんな話ばっかりホント困ったなぁ・・・。
ダメだよ?こんなこと。
一ヶ所はロックリング脱落、二ヶ所リング半壊、
一ヶ所なんかは、完全固着で緩みゃしない。
つまり四ヶ所全滅。
どーせいっちゅうねん。
結局車高調整は断念。
その他の細々とした作業だけで終わってしまった。
そんなこんなやってる時に、携帯が鳴る。
「ちょっと面倒かけることになるけど、事故しちゃってさ・・・。」
「え・・・どしたの。」
「オカマ掘っちゃってさ、今事故処理中なんだよ・・・。」
「走れるのか?」
「分からない。」
「水やオイルの漏れがなくて、フロントタイヤが変な方向向いてなければ自走は出来るだろ。」
「確認してみるわ。」
ヘッドライトが点きっぱなしになっちゃってどうにもならないというので、
ウチに寄らせることに。
あ~、結構ヒデーな。
レバーで開かなくなってたボンネットを何とかこじ開ける。
ヘッドライト点きっぱなしは多分、食らってるあたりでアース線が短絡しちゃってるんだろうね。
ランプのソケットとヒューズを引っこ抜いて消します。
ちょっとデカイな・・・ヲレが合間でやってる暇ねーわ。
車両保険入ってるけど20万か・・・
全部は直らないな。
「板金屋の兄貴の所に電話しといてやるから、もう工場に置いてきちゃえよ。」
アシが出ないようにやるなら、
フレーム直して中古外装くっつけて、走るようには出来るけど最悪ペイントは出来ないだろうな。
あとで金貯められたら、あらためて塗ってあげる感じになるかな。
これくらいじゃ廃車にはしないぜ。
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人のクルマも直します | クルマ
Posted at
2013/10/29 23:50:06