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2018年09月22日 イイね!

ぺったんこ組運動会【2018】後編

ぺったんこ組運動会【2018】後編alt手前のステルス戦闘機みたいなのがカエデFD2。最初の一本目よりは攻めました!とか言ってクネを追いかけたみたいだけど途中で諦めたそうw
クネは3名乗車だぞww

でも、えらいえらい。
ダメだと思ったらちゃんと抑えられる。
ナニクソ!っと思うのが人の常だったりします。
走り屋やってれば尚の事・・・でもプライドをかなぐり捨てて引く所は引く。そういうことが出来るかできないか。
ここが残るドライバーとそうでないドライバーの分岐点となります。

最初からこういう謙虚(まぁ、クルマ壊したくないだけだろうけど)な感覚を持っている人間は稀です。
きっとド派手にやらかした過去があるんでしょうね。
流石は首都高ドライバーだな。

altalt長く走ってるけど、速い速いと言われていたやつは殆ど残っていない。

実際うまくてヲレは速いんだ!なんて増長した気持ちがあると、引くに引けなくなっていつか致命的なやらかしをする。

いつもビビッて踏み切れないような奴ほど残っている。
ヲレもそうだし、クネもそう、いつも怖くてね・・・これ以上は無理!っていうリミットラインが自分の中に決まっちゃってる。
ビシッと決まっちゃってるから、それ以上速く走ることが出来ないんだ。
絶対に大丈夫なラインを超えられない。
だから、ほぼ絶対に大丈夫。そんな風に守ってると、レーサーやユウ君にやられる訳。もっと先を見てる奴にはなかなか敵わないよ。
ヲレなんかには彼らの様な特別なセンスやバックボーンは何もない只の普通の人だからね。
究極の限界を常に追求する訳には行かない。
自分で出来る範囲の努力と拘りで少しづつ前に進めばいいのだ。
普通の人には普通の楽しみ方があるんだからそれでいいのだ。

こんなふうにね、自分たちをきちんと俯瞰で見られれば、分をわきまえつつも、みんなで楽しく走れるはず。

事故さえしなければそれでOKなのさ。

そんな謙虚さを胸にまたみんなで走りましょうね、お疲れさまでした!
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altもうみんな結構長いよね^^;


Posted at 2018/10/01 06:12:32 | コメント(7) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2018年09月22日 イイね!

ぺったんこ組運動会【2018】前編

ぺったんこ組運動会【2018】前編一段落したんで漸く開催しました峠の運動会。

気温もすっかり下がって走りやすくなりましたね、まさに運動会シーズン。
今更ながら、こんなアンダーグラウンドなイベントをよくもまぁ、10年近くも続けてきてしまいましたね。


しかしまぁ、これはとても優秀ですよ。
ただのオフ会とは違う、これだけガチで走るだけのイベントに於いて・・・

この10年でなんと、たったひとりの死者も出していないw
(このあとに起きる事件の為にハードル下げたなw)


まぁ、走り屋が走ってればね、どうしたってクルマを壊すことはある。
それは、極力減らす方向へ持っていくことは出来るけど、ZEROにはなかなか出来ない。

バンパー割っちゃった、フェンダー凹ましちゃった、エンジン壊れちゃったってのは単なるツールの「破壊」
他車とぶつかっちゃったり、救急車や警察呼ばなきゃいけないのは「事故」


なるべく「事故」は避けたいものです。
(破壊も嫌だけど)


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今回は3連休で旅に出たとか、クルマが間に合わないとか、そもそもクルマが無いとか、そもそも走ってないとかwで少な目の、待ち合わせで9台の聖地合流4台の合計13台程度。

少なくもないか・・・


一軍機が少ないので、かなりゆっくりクルーズとなりましたね。

だ い のGC8は相変わらずですが、DCCD不具合未対策なのでターマックギヤ状態での参戦。
クネGDBもいつも通り。

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レーサーは新井さんが海外で乗ってたGRBを買い取って参加。

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皆本物のラリーカーに興味深々である。

このほか、放課後のS2も気が付けばS45000位になってるし、久々参加のカエデも2台目になるFD2を持ってきまして、活動休止中のシュンジが同席w
そして、その友達と言うカローラランクスのショウ君と言うのが来ました。

ノリさんは・・自分のクルマはないんだけど、
ヲレが面倒を見ている若者の山Pの16アリストで、ドライバー参戦しました。
山Pは走り屋ではないんだけど、ぜひ参加して間近で走りを見てみたいという念願からの車両提供です。

ATでNAのアリストですが、エンジン2JZ搭載のスポーツセダンですからね、パドルシフトも付いてるしFRマジシャンのノリさんのドライブで何処まで走れるか見ものです。

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あとは、ダンスで飯を食っているというスバル大ちゃんもGC8のVリミで初参戦。
以前は家族のためにとBHレガシーに乗っていたくせに、やっぱりワゴンは必要なかったとか言ってインプを買い戻すという暴挙に出るw

レガシー手放して20万キロのGC8を買い戻すってどうかしてるぜ!


あとは、その昔自作切り絵痛車シビックで一世を風靡したN君が久しぶりに自車のDC5で顔を出しましたが、明日が早いとの事で、待ち合わせ場所にて退席w

コイツもインテを売ってインプを買うとか言ってましたw



・・・なので、計8台にての出走となりました。


初参加が結構多かった(とは言っても2台か)ので、久々にちゃんとドラミ的なことをやって、運動会の趣旨と、公道ゆえの心構えのようなものを皆で確認。



そもそも、我々がメンバーに求める走りとは・・・上手い下手とか、速い遅いとかそんなことは実はどうでも良かったりするんですと。

周りがどれだけ速くても、自分の限界を超えない事。
冷静に自分の走りをする事。

とにかく事故しない。
とにかく自分のクルマで帰る事。

ビビりでもみっともなくてもいいから生き残ること。


ちゃんと自制が出来て・・・そして、それが全てだと言うような事をみんなで確認です。



さて、フォーメーションですが、D常連組が殆どいないので誰が前でもいいという感じでしたが・・・
先日より交通安全運動のキャンペーンが始まったばかりと言う事もあり、移動区間はいたずらにペースを上げたくない。

飛ばすところと抑えるところをうまくマネージメントしたかったので、クネに先頭を行かせようとしましたが、どうぞどうぞ~みたいな感じで結局ヲレに・・・。

う~む、まぁたまにはいいか。


後ろにクネ、レーサーと続かせて、S2かカエデをくっつけて、あとは戦闘力が不明なので、好きに続かせよう。。


まぁ、実のところ・・技術や経験の浅い後ろの方のフォーメーションのが大事だったりするんです。

どうしても、ビギナーだったりバトル慣れをしていない等だと、周りのペースに頑張って合わせようとしてしまうので、気が付くと自分の限界を超えてしまっていたりして危険なんですね。

前の方はもう、百戦錬磨のただの職人なんで余計な気遣いは無用。
その編成で楽しめるか楽しめないかだけです。。


みんなで事故しないで帰ることが重要なので、自分と絡まないから知らんぷりという訳には行きません。

自分達くらい長くこの世界に居ると、クルマ見てある程度話を聞くとおおよその実力は把握出来るようになります。
人間の立ち居振舞いだけ見てても、大体の事が解るんです。

コイツは結構走れるなとか、速いけど無茶しそうなタイプだなとか、伸び悩むだろうけど、長く生き残るタイプだなとかw


いろんな人たちがいて・・各々が、様々なドラマを背負ってこの舞台に立っている・・・。


何時だったかのブログにも書いたことがあるけれど..
遊びではあるけれど、遊び半分で挑むとヤバイ世界なのでみんなめちゃくちゃマジな訳。

只でさえ金が掛かるのに、ひとつ間違えば一発廃車・・・
で済めばいいけど、死んだり死なせたりしたらそれでお仕舞い。


「結婚したら走らない」って約束をしたヤツなんて、星の数くらい居る筈だw(ヲレもそう)


それでも一生懸命誤魔化して言い訳して、何とかかんとかまたこのステアリングを握ろうとする。
そうまでして続ける理由ってなんなんだよ、って話になるわけ。

みんなの背中に一言では説明できないようなドラマツルギーがある訳だよ。

ヲレは他人の背中にそういう物語が見えるのが面白いなぁ、と思って人を集めたりしてるだけなんだ。

そりゃあね、あのコーナーヤバかったね!とか、今日は誰が断トツに速かったよ!とかやるのが面白いんだけどさ、実のところは速くたって遅くたって構わない。


そこが一番ではないんだ。


どれだけ速くたって、人との関わりを極力持ちたくない・・・みたいなネガティブな人と遊んでも面白くないし、何も引き出せない。

当たり前だけど、つまらない人と遊んでもつまらない。


でも、何かを一生懸命やってる人って必ず何かしら持ってるものなので、大概魅力的な一面を垣間見ることが出来る。

それが、人となりであったり、走りの中にであったり、クルマ造りの中にであったり・・・


そういうものを求めてみんなと走っているんです。



前置きが長くなったけど・・・出走ですw

「だいさん、横いいっすか?」と言ってシュンジがGCの助手席に乗り込んでくる。
こうやって自分のクルマが無い時に、人のクルマの横を転々としていくってのもたまにはいいかもな。
自分のクルマで来てたら絶対自分で走りたくなっちゃうもんな。

人の隣ってあんまり乗ったことが無いです。(車酔いするからというのもある)


コースはいつもの如くDフルコースノンストップで走り切って、コンビニで休憩したあと、Y中湖をまわり、K峠から下山して再び聖地NGO周回コースですね。

これが一番バランスがいい。


Dは交通安全週間が始まった最初の週末ということもあるので、先頭なのをいいことに8割程度で流して行こうと画策していました。

最近はお巡りさんたちも色々な秘密道具を発表してきているので、いつそれをまともに食らうか判ったもんじゃありませんからね~。


最初のつづら折れの区間をさくっとこなして抜けた先で、数台の一般車。
・・・三連休だし仕方ないよね。

自分一人なら長めのストレートで一気に抜くけど・・・編隊だしね。


ゆっくり走っていた前走車が路地やコンビニで離脱したので、自分の前のワインレッドの何だかよく判らないクルマだけになった。

譲ってくれないなら抜こうかな・・・


そう思った刹那。

猛然と加速していく前走車。



「シュンジ、あのクルマ何だろう???」

「何でしょうね・・・」

「変なテールランプだな、マークXみたいな感じだけどちょっと違う・・・本田っぽい感じ、インスパイアとかかな。」

「レ・・レジェンドとかじゃないですかね。」

「あ~・・・、そうかも・・レジェンドだ。」



・・・しかし速い。
ストレートではメーターを振り切ってくれる。


絶対に只の一般車ではない。


「レジェンドって3リッターとか3.2リッターとか、NSXとかのエンジンだよな・・・しかも4輪制御の4WDだったはず。」


ただの一般車だと思ってた分だけギャップがでかいw
しかも、ストレートだけ勝負するDQNではなく、ショートカットの裏道を知っていたり、ブラインドの高速コーナーで減速しない所を見ると、コースをよく知ってる奴だな。

うかうかしてると置いていかれそうです。


くそう・・・8割で流す予定だったのに、凄まじい燃料の消費率にwww

コーナーもうまい。
車体の重さは隠せないが、それでも減速を最小限に抑え、立ち上がりまでのアプローチをあれだけ安定させられると言うのは、マシンの性能を超えた所にある。

2軍機では抑えられないスピードである。


絶対知ってる誰かだろ・・・。


「ヤバイ、うわまじか・・・。」


シュンジの独り言が凄いw
相当なカルチャーショックだったと見える。


名前もよく判らないオッサングルマであれだけ走られたら、スバルの戦闘機でかためたスポーツカー軍団はハッキリ言って形なしである。

まぁ、こっからあと10%ペースを引き上げた所の差が本当のクルマの性能の差なんだけど、
それって公道で簡単に試す領域を超えているんだよね。


つまり、この位のペースで走る分にはそこそこパワーさえあれば、どんなクルマでも一緒だよって事になります。

ほんとそれ。


でも、レジェンドっておい!
みたいな感じになっちゃうのも無理はないw

しかし、乗り方の違いこそあれ、こっちの方がコーナーでタイヤが鳴ってる感じです。
ほんとナンカン食わねぇなww

ホンダのSH‐4WDという、アウトプットを4輪で制御しているハイテク駆動システムは聞いたことがあるけど、ここまでスポルツに対応できているとは思わなかった。


ヤバイ一般車だねww


こういうのが居るのが峠の面白い所。
玉石混淆とはよく言うが、石ころだと思って舐めてると中身がダイヤモンドだったりして、びっくりします。

確信犯的にわざと変なクルマで走ってる奴とか居るからね。
天邪鬼と言うか・・・いやらしさ全開ですね。

まぁ、峠での速さってのはクルマの種類ではなくて、殆どウデで決まるからね。
そこそこ走れれば、何に乗ってても殆ど変わらないというのが正直な所です。



・・それでも、あれだけ走れるとなかなか付いて来られるヤツは居ないだろうから、向こうも逆にびっくりしたかも知れないな。



しかしこちらも舐めないでもらいたい。
腐っても、ヲレは雑草のエリート軍団「ぺったんこ組」のリーダーである。

・・・確かに古すぎて腐ってきてしまってはいるがなw


何と言ったって、この集まりからは全日本の選手を2名も排出しているのだ。


ヲレは何もしていないがな!

まぁ、偉そうに言ってはいるが・・・飲み会の幹事くらいの立ち位置であるw
それだって、今でもハッタリと能書きタレて先頭走るくらいの根性は見せられるんだぜ!


さすがに、取り敢えず家にあったクルマで来ました・・・みたいなレジェンド辺りに千切られる訳にはいかない。(結構必死だった)



後ろはクネとレーサー、カエデと放課後しか付いてこられてない。

道の駅の前に差し掛かり・・・
ヲレ達が入るのかどうかパーシャルで伺っている感じがする。


ヲレたちはそんな所へは入らん!
さっさと行き賜え!!!


レジェンドは嬉々としてアクセルを全開にする。
最後まで付き合ってくれるんすか!ありがとうございます!!!て声が聞こえたような気がしたw


後半は殆どが登りのハイスピードセクションであるにも関わらず、
1800キログラムもある車体をものともせず、3.5リッターVTECは300馬力のパワーで加速させていく。

この時は、なんでこんな変なクルマにやや苦戦を強いられているのか・・・という違和感が凄かったのだが、あとで素性を調べてみると非常に納得できました。


凄く速いクルマです。


最後のヘアピンまで取り逃がしこそしなかったものの、少しでも手を抜くとググッと離れていく・・・
そんなマシンでした。

ストレートエンドのコンビニ休憩で、ふらつきながら降りてくるも満足そうなシュンジの表情。


「峠にはあんなクルマがいるんすね・・・とても貴重なものが見れました。。」


走り屋ってのはね、多かれ少なかれ物理的な合理主義者だからね、図らずともそのステージに向いてる物、適したもので固めていくのがセオリー。

特にシュンジの考えなどは、その最たるもので構成されている。


だけど、それをわざわざ「一個外して挑む」という事がどういう事なのか・・・なかなか理解できないハズである。

真剣勝負の中に見える笑みというか、遊びと言うか・・・そういう余裕に畏怖を感じるものだ。
神々の遊戯という感じすらする。



そんな老獪に稀に出会えるのが峠である。

面白いではないか。



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アリストオーナーの山Pが放心状態であるw

若干遅れて到着したが、若干である。
レジェンドにも負けないような重量級ですが・・7年ものの、ヒビだらけのエコタイヤを装着している事を考えたら相当な猛プッシュをしてきたはずである。


いやいや・・事故しないでDを走り切っただけでも立派であるw


レーサーはマシンのセットアップが難しいのかポンコツだからなのか判らないが、ブレーキがヤバイとか、パワーが出ないからとECUのリセットを試したりしている。

グラベル用に換装した16インチブレーキをPバルブで調整しているようだけど、フルターマックにセッティングが合っていないのかな?とか色々と問題がありそうである。


ヲレのGCはと言うと、DCCDフリー固定と言う事を除けば操作系には不具合ナシ。
シフトレバーもちゃんと直したのですっぽ抜けもありませんw

いつもはセンターデフの締結を2~3段階くらい上げて、リヤサスの減衰を1段(4段中w)上げてちょうどいい動きになるなって思っていましたが、変えられないならと割り切って乗ると、DCCDフリーでリヤサスが柔らかいままのセットの方がクイックに曲がっていいな。

意図的に振り回したりしやすいし、それでいてリヤは食わせるセットなのでオーバー過ぎて危ないという事もない。

ぶっちゃけ雪と車検の時以外はDCCD要らない感じなんじゃん?
(センターデフフリーだとマルチローラーでのスピードの測定が出来ません。)


と思ってしまったよ。




さあ、聖地にはすでに冷凍みかん組も到着しているし、奈良からTATSUも来ているというので、早く行ってやらないとだな。

先ずは乙女チック街道を全開のまま上がり、NGOにはヲレが先頭のままカチ込みますw
シュンジはヲレの助手席からレーサーの助手席に移り、今度はカエデFD2がGCの後ろから付いてくる。

フロントグリルにくっつけた訳の分からんLEDバーライトをオレンジ色に照射して真後ろにベタ付けしてくるカエデ。

「ふーん・・・、ここでヲレとやる積りなのか。」


我々の峠用の軟らかいセットアップと違い、首都高用に硬く締め上げたシビックタイプRのサスペンションは、峠の高速コーナーくらいでは殆どロールを許していない。
オーバースピード気味に進入し、パキンとハンドルを切れば、即座に向きを変えアクセル全開でぐいぐい引っ張っていく。
旋回に時間を掛けないセッティングなのである。

インプレッサのターボパワーも4WDも意にも介さない程のコーナリング速度とトラクションを見せる。


我々の様な古い人間から見たら、今のFF方式のマシンの戦闘力は想像を絶する所まできている。
現行のFKなどは、FFのままVTECにターボを搭載し320馬力を発生してしまっている。

もはや登りだから、ストレートだから、と引き離せる車種ではないのである。
逆に、きれいに走れるところではフットワークで勝てないだろう。


「ふふふっ、こんな所じゃ勝負は決まらんよ。」


青看板を右折してNGOに進入する。


最初の右コーナーを立ち上がってスロットル全開。

シュルシュルと4輪が滑りながら膨らんでいく。
なんて食わないんだナンカンNS2R!

まぁ、ここでは仕方がないか・・・


相変わらず路面が濡れている。
日中の驟雨が北側斜面と多数の落ち葉で全く乾いていない。

もうNGOの名物みたいなものである。


最初の滑り出しの反動を利用して、次の左に向けて振り返していく。


飛んでいこうとするリヤを高速カウンターで細かく相殺しながらアクセルを抜かずに立ち上がり、ストレート全開!その奥のキツイ右を卍のまま進入し、ステアリングを切って一気にリヤを振り回す。

大概シケインなので、反動で振り返して左をクリヤーし、またストレート・・・


NGOの前半はこの繰り返しがメインなので、複雑なようでいて単調とは言える。

上がってすぐドリフト系の対向ばかり気にしていたらいつの間にかカエデが見えなくなっていたので、刺さったんじゃないかと思って心配しましたが・・・明かりは見えないけれど、なんとなく後続車の雰囲気は感じるので、まだ居るな・・・と一安心。


「最初の勢いはどこに行っちゃったんだよカエデ。。」


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一周して茶屋に着くと、TATSUのCTととみかんたちが到着しています。(なんつー派手な一群なんだよ)

しかし、今夜は走り屋が多い。
山頂付近はドリ車が占拠していてお祭り状態。

ナンバー無し車両をローダーで持ってきてる奴もいるし、やたらとギャラリーも多い。
交通安全週間中だっていうのに何だってんだ。(お前たちもだよw)

ドリフトするのはいいんだけど、周りが見えていない奴が多くてね・・・
対向きてるのにサイド切ってはらんでくるとか、ブラインドの先でタラタラUターンしてるとか、馬鹿が多くてどうにもならねぇ。

公道でもっと賢くやらねぇからどんどんやれる所が無くなっていくんだよ。

勿論上手くてマナー良くやっている奴もいるんだけどね、
どうせヲレたちは公道の悪者だからよ!みたいな感じであけっぴろげに割り切ってはっちゃけてる奴が多くてダメ。

ヲレもドリフト出身だし、最初はああいうのに混じって走ってたんだしあんまり悪くは言いたくないけどさ、
とにかく馬鹿が多くてどうにもならねぇ。

まぁ、クズは一緒だけどよ、

馬鹿と事故を貰わないようにこちらが注意するしかない。


山頂付近がざわざわしてるので、調子に乗ってカニ走り全開で突っ込んでいったらパチパチ写真撮ってる奴がいて焦った・・・ストロボ焚いて写真撮るのはダメだろ・・・。(取り締まりかと思ったよ)

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後続がぞくぞく到着。


・・・しましたが、一台足りません。
カローラランクスだかアレックスだかが来てないぞ。

シュンジが何やら電話で一報を受けた模様。


「どうやら刺したらしいです・・・。」

「え~、何処でだよ。」

「どうも上がってすぐの所みたいですね、廃車だそうです。」

「!!!?」

「彼女乗ってたろ!二人とも怪我はないのか?」

「そこら辺のことはまだ判りませんが、もう救急車が来ているそうです。」

「何だっけ・・シュウ君だっけか、走り屋って訳じゃないのか?」

「ショウ君です・・・一応走ってますが、粗削りな部分がありますかね・・・。」

「首都高メインで峠が初めてなんじゃないか?」

「初めてって事も無いと思いますけれど・・・どうしちゃったんですかね。」


どうもNGO進入時にクネに道を譲った模様。
慎重なクネはここでは初めたらたら走るんで、もしかしたら行けるかも!と無理をしてしまったのかも知れない。

ヲレのGCで行くと目立つというので、クネのGDBで現地確認へ。
NGOに入って間もなくという所で早くもパトカーや救急車、レスキュー車なども現着しています。
二人とも搬送になるようです。


「大事になってるな・・・。」

カローラランクスは、コースインして4つ目程の左コーナーの立ち上がり付近で真っすぐガードレールに突き刺さっておりました。。(流石に写真は上げられません)
バルクヘッドから前はガードレールの下に潜りこんでいます。

今時のクルマがブレーキロックで真っすぐ行くってあんまり考えられないので、
立ち上がりでタコったんでしょうね。

ヲレも・・・その昔初めて買ったブルーバード(U11)がそれでアウト側に飛んで横転しましたし、そのあとに買ったS13シルビアも、富士山から下りてくる時に立木に突っ込みましたw

20年以上昔の話です。


FFもFRも関係ありませんね。。。


事故現場では交通整理とレスキュー車でごった返していて、その隙間を何とかかんとかちょっと通して~と言った感じ。
もう一回通してもらって戻ろう・・・という雰囲気ではないな。

取り敢えず消防関係の処理と、レッカー作業で殆ど通行止めになっています。
ご両人の怪我は大したことが無さそうですが、一応救急車の中で処置を受けているという状況の様です。
怪我人が居るので実況見分が入りますし、あと2時間近くは閉鎖かな・・・。

事故現場が撤収するまで待ってる以外ないな。


「久々に起きてしまったな・・・廃車はタケチャン以来歴代2台目。けがは初めてじゃないか?」

「このまま一周するしかないよ、取り敢えず戻ろう。」

「そうだな・・・。」


クネはそう返事をするもののうわの空である。
頂上付近がドリ車天国だったので、このまま一周したくないんだろう。

ヲレはどんな時でも楽しもうという楽観的クソ野郎だから、どうせもう一周するなら上の連中よりド派手にカマして回ってこようとか考えてしまうが、クネ太郎は慎重派クソ野郎なので、絶対にそんなことはしない。

もはや攻めもしないでそろそろと一周して戻ってきました。


しかし、何と言うか・・・カローラの事故は残念だが仕方が無いなとしか言いようがない。
今回また聞きの初参加で、たまたま来ましたって感じの子だったからどこの誰とも知らないんだけど、ぺったんこ組の運動会に参加してしまったのは事実。

なるべく参加者たちを総合的にマネージメントして極力事故などにならないように心掛けてはいますが、運転しているのはドライバーですからね・・・

フォーメーションやドラミ、ブログでの啓発にしても、限界があるものです。


集まりこそしますが、結局おのおのが「孤高の走り屋」ですので、全ては自己責任であるという事を胸に今後も続けて行きたいと思います。

無事故の安全運転で行きましょうね!

後で聞きましたら、カローラの子たちの怪我も大したことなく、即日退院だったということで安心しました。



さてさて、茶屋に戻りましたが、当分は走れないので撤収の連絡があるまで適当に管を巻くしかありません。
まぁ、毎回殆ど走ってもあと1周2周という感じでだべってる事が多いので、大して変わらんか。


最初に一周走るよね・・そうすると、まずそれだけで一様に皆ぐったりしてもういいやという感じになる。
NGOはそういうコースです。

一周一周を本当に集中して挑まないと危険な、関東でも有数の難所と言っていい。

登りと下りで構成され、だコースがテクニカルだからというだけでなく、山陰であることもあり、路面状況が悪い事が多く、とにかくグリップが安定しない。

とにかく滑ることを前提として走っていないと攻め切れない。
グリップの限界をこえたドリフト領域を織り交ぜて行かないと速く走れない異常なコースである。

何事もなく戻ってきても、
たまたま大丈夫だっただけ・・・みたいな危険な場面を幾つもクリヤして帰ってきている。


だから一周して戻ってくると・・・みんな疲労困憊である。
足が震えている奴もいる。

そうとうヤバかったんだろう・・・

折角走りきれたのにもう一周とか・・・次はないかも知れない・・・
とか、みんな思ったかどうかは定かではないけれど・・概ねそんな感じですw

まぁ、ガチンコ組がこれだけ集まることもそうそうないので、みんなにとっても貴重な情報交換の場となっている。

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レーサーなんかキャンプ自炊用具を引っ張り出して夜食を作り始めているw
あやかってラーメンかなんか食ってる奴もいるし。


レーサー定例のラリー参戦記をみんなで聴きつつ、あーでもないこーでもないとやってる中でみんなのクルマを見て回っていました。

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みかんのGRBもまたまたすっかり出来上がっているな・・・
本当にレプリカが好きなんだな。

まぁ、実は運動会直前になって、何処に当てたんだか左側がボコボコになってしまったみたいですが、足回りが平気そうと言う事で、無事参加へ。
ここの所一緒に来ていた弟のGRBは何たることかエンジンブローとなり、助手席での参加です。

GRBがエンジン逝くかね・・・。

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車検が無理そうなランプポッド装着のGC8もイカッチイが、まさかの現行FKシビックRである。
誰だよ・・・こんなのを買うのは。

しかしこれはヤバイ、なんといういかつさ!

ランエボ亡き後、現在のWRXのライバルに取って代られたのはまさかのシビックである。
VTECターボで320馬力を叩きだし、トップエンドではEJ20に勝るピックアップを見せるというただのレーシングカー。

是非とも走ってる所を見たいものですが・・・走らないそうですw


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スバル大ちゃんのVリミテッドも何とか突っ取らずに回ってきました。
溺愛してる様なので無理はしないでしょうね・・・大事な事です。

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アリストを駆るノリさんも無事到着。
アルテッツァよりは速いって言ってました。

何か道間違えたとか言ってNGOを回ってきてないそう・・・
間違えるって・・・何回来てんだよ!ヽ(`Д´)ノ


まぁ、重量級FRのウンコタイヤなので無理して刺しても保証できないでしょうし・・・
オーナーの山Pはもう充分なくらいお腹がいっぱいなご様子。

まぁ、参加しただけでも立派と言えるクルマだよね。


何もしてない割に随分現場は盛り上がりましたが・・・適当にやってるうちにもう3:30AMと言う時間に。
事故現場撤収という報告も入っていたので、最後に一本みんなで行こうという感じに。

自分で走りたくない奴は、誰かの隣などに乗ってメリーゴーランドは回り始めます。

スバルの大ちゃんが乗りたそうなので、ヲレの隣に乗せることに。
その他、ノリさんが放課後S2の隣に乗ったり、山Pがクネ号に乗ったりとどのクルマもあいのり満席状態。

自分で走らんか~いw



レーサーが自分の後ろに付いてくると言っていたのでさっさと出ずに待ってたり、NGO入り口まで流したりしていましたがなかなか来ないので、もういいやと突っ込みます。

ブレーキに問題がありそうだったレーサーのGRB。
幾らアジパシで使うような本気の車両とは言っても、不具合でブレーキ踏み抜けちゃうようじゃ流石については来られないだろうしな・・・
そんなの関係ねぇ!って位の戦闘力があるなら途中で追いついてくる位の待ち時間は取ったつもりだけど・・・とにかく誰も来ないので後ろの状況がよく判らない。

誰かと走りたかったんだけど・・・行ってしまおう。

スバルの大ちゃんは隣に乗せるのはおろか、一緒に走りに来ること自体が初めてである。
NGOでヲレの隣だなんてきっと恐ろしいだろうな・・・


「何があっても保証は出来ませんが・・・路面もヤバイので刺すほど攻めないからさ。」

「はい、宜しくお願いします。」


誠実な青年だが、ウチより大きな子供の居る二児の父親である。
元々GC8などで峠に通ったりしていたようだけど、結婚して子供も増え、BHレガシーに乗り換えていた。
ヲレのブログなどを読んで触発され、GCを買い戻したようなことを言っていました・・・。

まぁ・・・ぶっちゃけ子供二人くらいだったら、GC8で充分だよね。
(キャンプが若干苦しいけど)

以前タイミングベルトの張替えなどを手伝ったりしてあげたことがあるが、割と自分で色々とやるみたい。
自分でやれりゃ金が掛からないからね、関心関心。

NGOに入る手前から隣で身体がこわばってる感じが伝わってくる。
声にならない声を発しているのが判る。


ふーむ・・・なるほど。
こりゃNGOに入ったら死んじゃうかもしれないな。


自分は、ブラインドコーナーの多い林道の様なコースでは、パチンと切り替えてドリフトメインの走り方になる。
ストレートが短かったら殆どリヤは収束しないと思う。

流して流して、流した中でも、一番タイヤが食う所を探しながらステアリングを切っていく。
クリップをオーバー姿勢でクリヤしながら、極力ステアリングを真っすぐにしてアクセルを踏んでいく。
フロントLSDが締結力を増し、スライドしながらもグイグイと引っ張っていくと、ドライブシャフトがきしきしと音を立ててフロントホイールへアウトプットしてゆく。

インプレッサと言うクルマはこういうコーナリングの一連の挙動がとても素直と言うか、掴みやすいというか感じ取りやすいクルマだなと思う。

自分のGC8はSTⅰのRAですから、元々DCCDと機械式のLSD以外は何も付いていない。
ローンチコントロールは愚か、トラクションコントロールもABSすらない。
今は、ESPと言ってブレーキやデフ、エンジン回転数を統合制御してヨーを意図的に作って曲げてくれたり抑えてくれたりするクルマもある。

そんな折に、ABSのトーンホイールすらないのだw

だからこそ、限りなくソリッドで判りやすいクルマだなと思う。
全ては右足と、ステアリングを回す手の感覚に掛かっている。

最新鋭の機能とデバイスが色々付いていたって、結局のところそれで走れている訳ではない。
全ては根本的なドライバーの操作を僅かに補助しているだけの事に過ぎないのだ。


そこら辺の微妙な感覚を限界まで掴みやすくするために、自分は靴を脱いで裸足で運転したりする。
普段はレーシングブーツまでは履きませんが、極力かかとに斜めカットの入った底の薄い靴を選ぶようにしていますが、裸足には敵わない。

自動車の運転と言う観点から見たら、あまり感心できない事かもしれませんが・・・逆に自分にとっての故しない為の最善策が裸足でのペダルワークとなっています。

ちょっと特殊かな?



ここ数年運動会では、自分のGCはマシントラブルが続発し、全開で走れないなどの消化不良が続いていたので、それを取り返すかのように振り回してきました。
シムスのエキマニとフロントパイプから絞り出されるEJ20Kの咆哮は高回転で甲高く響き、クルマが軽くなったかのようなピックアップの良さを見せてくれる。

低めの気温も後押しして、かなりパワーが出ている感じである。
ナンカンのNS2Rでは4WDでも掻き切れない程だ。

昨年末の排気系の機関改修から、きちんと走るのは初めてと言った感じなので、レーサーをきちんと待っても良かったが、単独で色々試しながらマシンと対話をしたかったというのが正直な所である。

隣の大ちゃんのことはもう殆ど忘れてしまっていた。
タイヤはお世辞にもいいとは言えないが刺すかもしれない程バランスは悪くない。
ちゃんとコントロールできる

結構狙った通りの動きをしてくれる。
フロントにヘリカルのLSD辺りが入っていれば、DCCDがフリーでも全く不満が無いな。
今までグリグリを無駄に弄り回してただけかw

初心に還ってAE86でバチバチにやっていたあの頃を思い出す。
あの不安定なマシンに比べたら、DCCDなんか無くても、なんて安全無比なクルマなんだろう。
最新鋭の電子デバイスなんて、人間を退化させるだけで何の恩恵もないな。
ヲレは下手になっていると感じる。

色々選べるとやたらと拘りたくなるのが人間ではありますが、実際は大して変わりゃしないんだよ。
さっきのレジェンドじゃないけれど、結局は腕で勝負。

それがクルマの世界だぜ。


頂上付近のドリフト会場は既に撤収、ほぼオールクリヤーで回ってきました。
下りセクションは余りに両脇の草が茂り過ぎていてブラインドのインフォメーションが全くない状態。
そこそこで下りましょ。


「どうだった?みんなは余りに何も参考にならないって言うんだけど・・・。」

「・・・とにかく凄く楽しかったです!」


楽しかったか、そりゃ良かった・・・(汗



Posted at 2018/10/01 06:12:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2018年06月02日 イイね!

異音原因特定と林道テスト

異音原因特定と林道テストいつもヲレが見ようとすると音が出なくて、都市伝説状態だったGDBの足回り異音。

リヤのハブだの、バックプレートだの、ドライブシャフトだの、現状で疑わしき箇所をしらみつぶしに直したりしたものの結局改修に至らずで、一体何なんだ!
となっていたんだけど・・・

音の発生頻度が多くなり、漸く4輪ウマ載せ状態で音が確認出来るようになりました。



完全に左フロントのハブ周りだな。

どんどんバラシて、ブレーキキャリパーやディスクなども外して詳しくチェックしていくと、ハブのアウターのオイルシールがブッ飛んでフランジとナックルの間で遊んでいるのが確認出来ました。
まぁ、遊んでいると言っても、完全に外れてしまう程隙間もないですから、厚みの2/3くらいせり出してきているという感じ。
シールの内側はフランジを一定の抵抗で咥えているだけですから、シール外周とナックルの口が擦れている音と言う事になります。

オイルシールの外周は、樹脂が何らかの原因で剥離すれば金属のカラーですからね、タイヤが回転してシールがフランジと一緒に回れば、ナックルと擦過する訳で・・・
フランジを咥えるシールリップ側では常に逃がしながら引っ張られているだけという状況ゆえ、タイヤ一回転で異音一回にならないという回転周期不協調も説明がつきます。

マイナスドライバーで押し込むものの、シールの外周は緩々。


これではまたすぐ抜けてきてしまうでしょうね。


ブレーキキャリパーやらバックプレートやらも外してみましたが、おかしなところは見つからず、原因はこれで間違いなさそうです。

alt
ドライブシャフト交換の時に見落としたな・・・


・・ていうか、判るかよ!そんなの。


ハブガタは出ていなかったからね。
ベアリングにとらわれ過ぎてしまったな。。しかしまぁ、何で抜けたんでしょう。

この辺のオイルシールは、かなり強めに引っ叩いてようやく入る圧入部品なので、勝手に抜けてくるのは不自然で謎。
異常発熱か何かがあって樹脂が焼けたか、ナックル側が錆びて腐って痩せてきたか・・・

とにかく滅多にない事だな・・・


でもまぁ、オイルシール交換はハブフランジを抜かないといけないので、どちらにせよナックルはオーバーホールだな。

流石にこれで直るだろ・・・ようやく見切れたな。


そもそも随分と軽い音なので、走ることそのものには問題がなさそう・・と言うことで、
週末の夜にヲレの所に来て音源を確認だけしたらちょっと走りに行こうと言われていた。

こういう時に限ってレーサーからも峠のお誘いがあったりして、、
クネはちょっと嫌そうだったけど、たまにはレーサーとも遊んでやんないと可哀想だろ。。

・・ということで、二人まとめて面倒見ることに。


レーサーも今や全○本参戦ドライバーなので、本番車のタイヤのチェックをしたいんだと。
硬質ダートのタイヤのままターマックでどこまで行けるか、みたいな所の確認がどーだとか‥

そんなの勝手にチェックしてくりゃいいのによ、何かって言うと誰か呼びたがるんだよな、淋しがり屋だからw


クネのマシンチェックで結構遅くなったので、ホーム経由して聖地の予定でしたが、東名で一気に行くことに。
東名の爆走番長のクネが行きの左右に分かれる峠区間でやたらと踏んでいくんで・・
スピードリミッターに当たったじゃねーかバカ。

こっちはコンピューター弄ってないんだからやめてくんろw


レーサーがどっかで聞いてきたっていう林道へ促されるままに付いていくが‥あれ、ここっていつかみんなで走ったなんちゃら林道に繋がってる道だな。

もう10年前かよ・・・





「さぁ、着きましたよ。」

とかいってちょっと路肩が広目のコーナーにクルマを停める。

「ここなの?」

「ここですよ。」

「ちょっと短くない?w」



国道から林道へ入ってまだ数分である。
少し戻った所からここまでをピストンするコースなのだとか。

いきなり100%のラリータイヤならいざ知らず、我々のストリートラヂアルではタイヤが溶け始める頃には終わってしまうなぁ。

何本かピストンで走ってみるものの、前走しようが追走しようが、タイヤが食うようになる前に譲るようになったり、千切られたりで全く絡めないw
これではペースカーにもなれないな・・・何しに来たんだよヲレww


うーん、通しで10分以上走れるコースが良かったな。
クネも不満そうだ。



alt
サスのセッティングを硬めに調整するレーサー。


ちょっと隣に乗ってくださいと言われて、ガチャガチャとゴツイハーネスを装着。
インカムを渡されて一本行かせる。

すれ違いも厳しいような見通しの悪い林道を右に左にブンブン振り回しながら旋回する。
ドグミッションの駆動音ってこんなに煩いんだな・・・
足がいいのかな、シャコタンじゃクルマぶっ壊れるんじゃないかっていうギャップや、一部未舗装かって位砂が出てる所がありますが、あまりクルマが飛ばないね。

さすが多弁式ダンパーのサスペンション。


ただやっぱ、ターマックだとロールがデカいね。
タイヤも硬質ダート用の036とかだから、食い方も超軟らかいSタイヤって感じか。
走れるっちゃ走れるけど、一瞬でタイヤ終了しそう。

alt
新品だったA036も・・・

alt
一晩で終了。
ていうか、最初のターマックの数本で終わってるな・・・



そして復路のパドックコーナーで調子に乗ってやらかすっていう・・・
あきらかにタイヤタレてるんだからやるなよ。

路肩のクネのGDBにリヤバンパーヒット。


ギリギリと見せかけてコレ当たってますからねw


隣で見ていたヲレも・・


「いま何かパチンて音がしたみたいだけど・・・」

「当たりましたかね・・」

「当たったか、小石を飛ばしたか。」

「ヤバイな・・・」

「どちらにせよオメーまたクネに怒られるぞコレ。」



戻りしなにバンパーを蹴られるレーサーw



「当たってんだよハゲ、やるなって言っただろ!」

「ご、ごめんなさい。。」


まぁ、リヤバンパーとリヤバンパーで、コンパウンドで消えるレベルでしたけどね。
流れ始めがもう少し早かったらドアが逝かれてたかもねw


「これでもレーサーならやりかねないと思って、15センチ外側に停めなおしたんだぞ。」




クネの予想の斜め上を行くレーサー・・・。

今後の活躍に期待であるwww



クネの機嫌も戻らないし、このコースじゃウチラは遊べないしもう遅いしと言う事で、
このまま複雑な林道をクネクネと進むと、そのなんちゃら林道に出るので、そこからNを経由して帰ることにしました。

Nまでは15分位あるので、レーサーを前に行かせてそこそこで走ってると段々タイヤが食うようになってきたな。
ゾーンに入ってきて面白かったですが、Nの手前でレーサーがガス欠寸前宣言で下山。



「え~・・。」



alt
クネは全然付いてこないし、オリャ何しに来たんだ今日は一体・・・。
クネプレッサの履いてきたグレッジ何とかRみたいなタイヤのインプレも知りたかったが、今日は使い物にならんな・・・

まぁ、それはいいけどね・・タイヤの食いだしが何か遅い気がするな。
ナンカンNS-2R。

スイートスポットに丁度入ると不満は感じないけれどね。


普段乗りで減りにくいって事ならまぁ、ヲレ向きではあるけれど。
フェデラル595RSRみたいな常に超絶グリップって感じではないな。



まぁ、安いし・・・こんなもんかw


alt
altクネプレッサが完調になったら、いつもより早めの運動会でもやりますか。









Posted at 2018/06/08 06:25:50 | コメント(8) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2017年11月18日 イイね!

ぺったんこ組運動会2017

ぺったんこ組運動会2017運動会やるよやるよ!


なんて随分前から言っておいて、なかなかやらなかった運動会詐欺士のヲレだったが・・・

夏過ぎから風邪と言うか、変なウイルスみたいなのにやられてひと月以上病人状態だったことと、その間何もできなかった事のしわ寄せのようなのに追われてて、気が付けばもう年末w


峠の気温はもう一桁台前半。

12月に入ったらスタッドレスに履き替えてしまうし、運動会と言うよりは、もう走り納めだよね。

定例のターマックのイベントを滑り込みで開催!
という感じになりました。


人を集めて走ったりなんてのは、十ウン年前から自然とやってたことだけど、運動会と称して定例化したのは2009年頃からですね~、ちょろっと声をかけると10台から集まってくるのが面白くてね。

記事にするものだから、みんカラなんかを通して参加申し込みをしてくる輩も増えて、「どこどこ最速だ」とか、「なんとか四天王」だとか、「神」ww だとか色んなのが釣れたなぁ・・・

自分で言うだけあって速いやつも多かったが、そういう連中をホーム外に引っ張り出して成敗するのがまた楽しかったw


本当に走ることが好きな奴はMだからね、


そんなヲレたちのサディスティックな洗礼を受けてなお、「またお願いします!」とくるヤツがメンバーとして残っていく。

ぺったんこ組のメンバーとして。



ヲレは基本的に、完熟の積み重ねによる速さを許さない。


特定のコースを人より走り込んで、誰よりもラインとブレーキのポイントを知り尽くしていれば、馬鹿でも速く走れるのだ。
だが、そんな当たり前の事にドラマはない。

「人よりお金を持っていればより良いものが購入できます」っていうのと同じで、
それで、たまに来たヤツよりヲレの方が速かった~って喜んでもしょうがないでしょ。


そんなことが楽しくて峠に通ってる奴が居るとしたら、そうとう人間性に問題があると思うw


勝って当たり前のホームコースを持ち、いつも基本に立ち帰る場所を持つことは大事だけどね。
ただ、そこに満足して外に出てこない走り屋が多い事も事実。

そんな暗い世界に切り込みを入れてみたかったんだよなぁ・・・当時のヲレは。


ヲレが重要視したいのは、ステージが公道であるという事。

一般車も居る、歩行者も居る、獣が横切ったり、落石があったり、何でも起こりうる一般道路であるという事、何が起きてもおかしくない危険な世界だ。


その中で戦うという事は、その時限りのエクストラプレーヤーであれと言う事ではない。


何があっても最低限で回避できる一定のマージンを設けながら走る。

常にだ。



運動会だからではなく、

常にだ。



飛ばす飛ばさないに拘らず、これは常に同じでなければならないと思っている。

普段、日中の一般道を普通に走っている時の方が余程難しいし危ないと思うくらいだ。



だけど、そういう難しさがあるからこそ、面白いと感じるのかも知れない。


知り尽くしたコース、読み切った路面、完璧な対向車のマネージメントがほぼ成立するホームでは、
サーキット走行のようなタイムの詰め方になってしまう。

そう思うと、急に詰まらないと感じてしまうのはヲレだけだろうか。


ヲレは元々、クルマを速く走らせたいという願望よりも、もっと幅の広い技術が欲しいと思って走り始めた。それは、性格が雑と言うか、よく言えばおおらかな気質というか、細かい事を気にしないせいで、よくクルマを壊したせいだ。

そのくせ人一倍クルマは飛ばす。

時間にルーズなので、待ち合わせの帳尻合わせでぶっ飛ばすのだ。

だから一般道だろうが、人一倍クルマを飛ばして途方もないスピードで僅かな時間を買ったりした。
当然危険極まりない行為である。


でも、生き残りたい一心で信じられない程の集中力と技術の上達を見せ、走り始めてたった数年で今現在の自分のスキルは完成していたと思う。


恐ろしい事に、殆どが峠と言うより普段使う一般道で身に付いた技術だった。




特に重要だったのは、テクニックではなく、先を感じ取る「勘」に近い能力であった。
「何かが居る」「何かが来る」それが判るようになってくる。

それが奇跡的に身に付いたからこそ、生き残れたと言っていい。


公道で必要なのは先読みの能力と、不測の事態に対応できる瞬発力。

それらを充分に発動できる状態を保ちながら、最大限のプッシュをするという事が、
公道を攻めるという事なのである。



今でこそ、それをいかに落とさないようにするか・・・という程度であるが、

いまだに、人よりはどこでも見境なくぶっ飛ばす方だろうなぁ・・・ということはここでは言わないでおこうw


先が判らなくてもかなり走れる。

逆に言うと、もはや完熟しないんで先が判ってても走れないw



みたいな感じです。




ま・・・ヲレ自身が、時間も経済力も潤沢ではないんで、
峠はホントにたまにしか行けないし、マシンにもそんなに金を掛けられない。

要するにたまにしか走れない訳。

即ち、毎週走ってるような連中をそいつらのホームで相手にするのはキツイ訳よ。


だから、どうせやるならみんなでアウェーでね、行き当たりばったり出たとこ勝負になれば、
技術とセンスだけがものを言う地力戦になるでしょ。


ヲレのハンデが少なく成る訳w


そんな訳で・・・ホームを流しこそすれ、最後が聖地擁するNGO戦としているのだ。

みんなここで走り込みはしてないでしょ。
流石に毎回だから、そろそろコースというか、リズムは憶えてきてると思うけど・・・
ヲレだって今となっては年一回か、多くて二回・・・

自分で催した走り会だけでしか来ないし、中にはレッキする奴もいるけれど、数センチ単位のラインで完熟してる馬鹿は居ないはずw


コーナー数多過ぎるし変則的、路面のコンディションも刻刻変わるラリーのSSみたいな峠だからね。

ぶっちゃけ誰もがアウェーだ。


まぁこんな感じで、ヲレの個人的な走り事情も微妙に内包するw運動会ではあるが、
それは偏(ひとえ)に貧乏な走り屋の味方でありたいが為である。


お金があるもの勝ちの世界なんて詰まらないじゃない。


通ったもの勝ち、
ガソリン使ったもの勝ち、
タイヤすり減らしたもの勝ち、
チューンしたもの勝ち(ここはあまり当てにならないがw)、

そりゃそうだろう。


人間、黙々と人一倍やっていれば何だって出来る。


そこまで金が許し腕もあるなら、素直に競技の世界で活躍すればいい。

今やyuu君もレーサーも表舞台で活躍しているトップアスリート。
それはそれで素晴らしいじゃないか。

昔から一緒に走ってきた同志として、我々も鼻が高いというものだ。


私たちに出来ない事を、出来る人たちに託す夢というものもある。


そして、峠に残った我々に出来ることは・・・
彼らがいつでも帰ってこられるように、一筋縄ではいかない技術と、速さと、伝統的な馬鹿さ加減を守り抜いて行く事であるw



前置きが長くなったが・・・久々の運動会。




今回はちょっと少なめの10台。
同乗含めて13~4人くらいだろうか。

もう辞めることはないであろうという、分別をなくしたクズだけがここに残っているw


仕事でも趣味でも何でも、自分の領分というものが誰にでもある。
だけど、その領分を一度でも手放してしまうと、なかなかそこには戻れなくなってしまう。

空いたところには家庭や子供の事、行列を作って待っているその他の事が直ぐに占領してしまうからだ。
相当な努力と想いがなければそれを取り戻すのは不可能だろう。


彼らがどれだけ苦しくてもそれを手放さなかったのは、その事が判っているからだ。



クズを地で行く根性が無ければここには立てない。


クネにレーサーにシュンジに・・・yuu君も相変わらず顔を出してくれるようだ。
いつの間にかVABに乗り換えた猪さんもきちんと来てくれる。

どいつもこいつもクソみたいに速い変人ばかりである。

単身赴任で関東に来てるだけなのに、ここの所毎回来てくれるニコチンもシビック売ってデミオで参戦w
一瞬免許が消えかけた黒スカ君もマシンが入院中なのに代車で参戦。


当該エリアの最高戦力のバトルを間近で見られるのである。




最早クルマなんて関係ないのだ。



変人達は先に行かせてのびのびやらせた方がいいと思い、VABの2台を前にやって、ヲレは追っかけながらリハビリとマシンの様子を見させてもらいたい。

長い改修作業が本日完了したばかりなのである。



チャージし過ぎていきなりエンジンが燃えても困るし・・・

ヲレがいつも恐れているのは、誰が速いとか、もしかしたら刺すかもしれないとか、そんな事じゃない。
またGCのエンジンが飛ぶんじゃないかという恐れだけである。


新品メタルから10万キロは大丈夫、と言う事は実証済みだが、僅かなマネージメント不足で簡単に終了する脆弱なエンジンEJ20K。

微塵も気は抜けないぜ。


後ろにはクネにシュンジに、そして残りの2駆組を続かせます。


ヲレの隣には今やクルマすら所有していないが、かつてFDやアルテッツァで雪山にまで参戦したFR使いのノリさんを乗せてきました。

まぁ、楽しんでいってくれ。


久々のD前半区間で感じたのは、やはりというか、フロントパイプのせいだろうねぇ、
今まで苦しそうだったトップエンドまでの伸びが気持ちよく吹ける。

吹け上りが速いから、レブりそうになるな・・・

低速は良くなる良くなるという話も聞いていたが、良くなってはいないな。
悪くもなっていないという感じ。

上か伸びるようになった分、今までと変わらない所がかったるく感じるという言い方も出来そうだが、
まぁ、街乗りで感じないので特に悪くはなっていないだろう。


元々スッカスカだしw


でもまぁ、パワーバンドは明らかに高回転側にシフトしたな。

維持する回転域を少し変更する必要はありそうだ。



あとは、明らかにメンバーのプレートのせいだけど、ヨーが今までより残りやすい動きになった。
ピッチングに関係なく、後からぐいと向きを変えてくれようとするので、中高速コーナーはグイグイ踏みながらも曲げていくのが楽になりそうだが、トリッキーなコースでトラクションが足りなくなる可能性も・・・


ま、テクニカルは特性に関係なくガツンと無理やり向きを変えちゃえばいいと思ってるので、高速コーナーが楽になる方がヲレには向いてるかもしれないな。

ただし、かなり乗り方で合わせていく必要はあるな。


クルマ的にはかなり変わってしまったな・・・まるで他人のクルマみたいだw


前走車なんかに助けられながら、前の2台を何とか視界ギリギリの所で押さえる走りがやっとだな・・・
でもまぁ、そんなVAB2台の地獄のハイペースに助けられながら、超高速でGCの挙動を把握していく。


「何だか掴んで来たぜノリさん。」


気が付けばワイヤー寸前だった3年目のフェデラル595RS-RR。
柔軟性のない僅かなゴム厚のピーキーなグリップ特性ではあったが、それなりに暖まってきてツボにはまってきた。


「よっしゃ行くぜ!」




「バコッ!プラプラプラ・・・」




「あ、シフトがすっぽ抜けた!」


昨シーズン雪山で出たアレである。




「うわマジか・・・。」


プラプラになったシフトレバーをグリグリしてどうにか何処かのギヤには入った雰囲気。

どうも4速に入ったようだ。



場所は道の駅まであとちょっとという所。
こっからあとはほぼ高速セクションだ。

4のままローソンまで行っちまうか・・・


何かを感じ取ったのか、VAB2台が若干アクセルを緩めて待ってくれていた所に追いつく。


そして再スタート・・・するものの、4速オンリーである。
コーナーにシフトダウン出来ずにブレーキだけで進入するという自殺行為の連続・・・


「く~!無理だあ~!!!」


無情にも離れていく2台のテールランプ。


「無念・・・」


そして同時に近づいてくるクネ太郎。
ハザードで道を譲り渡し、一瞬で3台は消え去ってしまった。

ヲレのD戦エクストリームソース区間は終了である。




必ず立ち寄るコンビニで改修作業となりました。


「畜生何なんだよ・・・。」


春先に替えたばかりのシフトボールジョイントのハウジングカラーが、台座からすっぽ抜けていました。
下から止まっていた外掛けのスナップリングは外れて脱落した模様。


うーむ・・・なぜ外れたんだ・・・。


しっかり留めたと思っていたが、掛かりが甘かったのかなぁ。
確かになかなか嵌らなくて、やたら大変な思いをしたのは憶えている。

リングがないんじゃ留まらないぞ、どうするか・・・


そこで工具箱をごそごそやってると、タイミングベルトの新品のオートテンショナーについてくるピンに着目。スナップリングが嵌まる辺りに、横穴を開けて、ピンを貫通させてカシメてしまおう。

シュンジが気を利かせて買ってきてくれたターボライターで、ピンを真っ赤になるまで炙って溶かしながら、横穴貫通。


これでレバーが固定出来たぞ!


気温3度の中、一体何をしてるんだヲレは・・・・



少しの間ほかのプレーヤーを待たせてしまったが、ゲーム続行である。



あとは中高速コーナーの連続するK峠を越えれば、聖地エリアである。

D区間でのインプレッション通り、ダウンプレートによるフロント低重心は塩梅が良かった。
本来アンダーが勝ち始めて立ち上がりまで若干待ちになる区間が、踏んだままグイグイ曲がっていく感じがある。

リヤのタイヤの銘柄を一つ落としたような動きを、
ハイグリップタイヤのまま意図的に起こしやすくなった。

とでも言えばいいかな?


やはり、リヤのスタビリティはこの位が一番いい、好みだ。






聖地に上がって来ました。

NGOを軽く一周してきましたが、コースインして直ぐシフトレバー抜けが再発し、2速オンリーで回る羽目に・・・



今度はレバー自体が上にすっぽ抜ける自体に。
ハウジングにレバーを突っ込んだ後、入り口を何かですぼめてカシメないと駄目なんだな・・・。

初めはタイラップですぼめていたんだけど熱で軟らかくなってしまうのか、やはり抜けてしまう。

そこで、ブローオフ配管のトライドンが丁度良かったので、拝借し配管はタイラップで固定。
よし、抜けないな!


2本目3本目は改修作業に追われて無効になったので、

最後に一本くらい走りたいなぁ・・・



レーサーが消化不良だなんだのと、愚痴をこぼすので仕方ないから一緒に一本行くか。

自分のペースが出せる前に行こうかとも思ったが・・・
マシンが色々と不安なのと、レーサーの造ってきたVABの競技車両(○日本車両)の動きを後ろで見てみたいとも思った。



「ふん・・・それで日本のタイトルを狙っていくんだろ、ヲレのポンコツGCくらい余裕でちぎってみせろ。」



レーサーのVABは動きが独特だった。

アンチラグシステムによるどこからでも加速する60キロからのトルクには舌を巻くが、鳥籠のようなロールケージのせいなのか、ラリー用の多弁ダンパーのせいなのか、動きに腰高感があり、重たそうである。

NGOのように低速のコースだと、サスの追従性が良すぎるせいなのか、タイヤとのマッチングの問題なのか、ターンインで苦労している感じがある。



「速いけど・・何だか難しそうだな・・・」



自分のGCは最後の一本、リヤサスの減衰を一段上げて走った。

リヤのトラクションを落としてでも、やはり早めに向きを変えていくセッティングでないと、ここでは細かいシケインで後手後手になる傾向がある。

低速のつなぎで差が出やすいコースなのだ。



後ろで見ていてノリさんが呟く。

「何かレーサーさん凄い動きですね・・・ブレーキもパッパパッパ踏むし、随分手前から振っていきますね・・・」

「ドグミッションだから左足ブレーキに専念してるんだろ。」



何とかついては行ってるものの・・残部僅少だったのヲレのフェデラルも終了寸前。
タイヤが食ってるうちにもう少し追い込み掛けるか・・・。


「そろそろ期待に応えてやるぜレーサー!」


ガツンと右コーナーをインベタでターンインし、振り返して次の左にアプローチしながらアクセルON。


「バシュー!!!」



突然エンジンルームで何かが弾け、マシンは失速。


「すまんレーサー・・・」




クラッチを踏んでいてもエンジンは停止してしまいました。

ヤバイヤバイ、一気にエンストはヤバイだろ。


直ぐにセルを捻るとエンジンは再スタート。
チンチンのタービンとシリンダーヘッドに水を回します。

でも、煽ってないとエンストしてしまいそうである。


煽った感じの回り方ではブローと言った感じじゃないかな???
ヘッドガスケット抜けとか??


・・・判った。



ふと、ブローオフの配管のタイラップを思い出す。

端に寄せて停め、エンストさせないように煽ってるうちに、ノリさんにエンジンフードの中を確認してもらう。


「やっぱブローオフの配管です。」


うーむ、そうか・・・やはりタイラップでは何事も解決しないか。



取り敢えず、工具箱の中の図太い番線でホースを縛り上げ、フルブーストで抜けないのを確認。
放課後のS2に、ニコチンデミオとでほどほどで回ってきました。


畜生・・・一本走り切れない・・・


うーむ・・・、まぁエンジン壊れなかっただけいいかw



「なぁ、ノリさん。明日下の子の誕生日なのに、クルマ壊して帰ったら死ぬほど怒られる所だったよ。」

「まぁ、壊れてますけどね・・・。」







S2で合流した放課後と、yuu君の86。
86は有名なクルマなので、ちょっと見せられないんだわw





それにしてもいかついチームだな・・・。
誰をとっても、そこらへんじゃまず負けてくることはない変態ばかりである。


峠の職人集団ぺったんこ組。


ヲレとクネで立ち上げた峠のコミュニティーだ。
恰好を気にせず、速く走る事だけを考えて、10年、20年とハンドルを握ってきた本物の走り屋の集まりとなった。


ヲレなどは今となっては殆ど峠には出没しなくなり(出来なくなり)、最早雪での出撃回数の方が多いような塩梅となってしまったが、これからもこんな風に続けて行くんだろう。

最早、やるも辞めるもないのである。


家のクルマでたまに来た。

それだけの事だからね。




「どうだノリさん、隣は楽しかったかい?」

「楽しかったですよ~自分で走ったのと変わらない位楽しめました!」





ちょこちょこトラブって水を差す感じが余計だったが、
概ね踏んで行けたからね。

そこそこ楽しめました。



みなさんもお疲れさまでした。またやりましょうね!

もう冬支度して忘年会だけだね。

Posted at 2017/11/26 06:02:19 | コメント(9) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2016年10月01日 イイね!

Autumn Festival 2016

Autumn Festival 2016台風の当たり年、とでもいうのかな。

夏の運動会と称して定例イベントを画策していたのだけど、延期、延期で、それでも空はグズグズしているので半月ほどインターバルを置いたんだけど、それでも週末ごとに雨マーク。

こりゃ贅沢言ってると年内開催すら怪しい勢いだったので、当日雨マークだったけど夜半上がってるようなら決行!という事で招集致しました。




続々集まってくるファミリー達。
所有するだけに満足しないストリートの本気組の面々である。

最初の集合場所ではやや少なめの8台。


今回は聖地での合流組が多いようだ。


いつもの流れとしてはホーム手前のコンビニで集合して、
ホーム擁する県道をフルコースで走りながら、山を二つも三つも越えながらN擁する聖地へ上がるというのが定番になっている。

ホーム(といいつつヲレは実質現役ではないけれど)は7割8割で流しながら、体とタイヤを慣らしながらマシンの状態と自分のフィジカルを確認し、聖地へカチ込むという段階を踏みたいからだ。

退役組と遠征組は常連現役組には絶対勝てないものなので、公平を期すためにホーム決戦を敢えてしない体裁なのだけど、現役一軍機を先頭にすると大体10割になってしまうw


危ないんだよww


一応リミッターの積りで二駆のS2を先頭に据えてそのあとにホームの現役高速機を2台続け、ヲレのポンコツがそれを追いかけ、後ろにクネGDB、あとは推定オッズに照らして隊列を組んでみました。

S2・NSX・GRB・GC8・GDB・ER34・BNR34・EK9
というフォーメーションでスタート。


S2の伸びしろを侮っていたな・・・ホームのアタック区間のペースが想像以上に速くなっている。
全然フタになってない。

久々なのでラインが詰められない。
ジリジリと前のGRBとの距離が離れていくのを感じながら、ストレート加速での返済を試みるも前のクルマの方が加速力があるっていうwww

工事による道路の改変箇所が数か所あり、知らなかったのでかなり危なかった・・・恐ろしくて突っ込めない。


こりゃ数回空けずに通わないと同じリズムが取れないな・・・


先が判らずに追いかけるだけというのはクルマへの負担が大きいもので、かなり高回転に頼ってしまった・・ブレーキもMX72がタレたよ・・・
油温が110度を超えた辺りで痛恨のアクセルオフ・・・。

この辺を弁えられないと20年選手のGCにはエンジンブローが待っている。


しかし、速い連中だな・・・



今も昔もそうだが、やはりホーム現役のトップグループというのは速い。


不思議な話なのだが、ホームの速さというのは技術的に突出してきた結果ではないのが本当だ。
弛みない反復練習による完熟の結果が大半を占めている。


S2やNSXの名誉の為に言っておくと、彼らは紛れもなく熟練の能力者である。


ことホームの速さが突出が、その技術の上に成り立っているのは間違いないのだが、走り始めて割と間もないようなドライバーでも、特定区間の反復練習によってほぼ同等のペースを作ることができる、という不思議が峠にはある。

追いかけるのがやっと、というだけの走りをするのに、フタを開けてみるとサイドターンもやったことないとか、他のコース行くと全く走れないなんて話はザラである。

そんなドライバーでも、繰り返しの走り込みによってラインを詰めブレーキングポイントを詰めて、圧倒的な速さを生み出したりするのが常連組というものだ。

それくらい、地元の走り込みによる優位性は変わらない。



そして、只でさえ速い熟練の技術者が、更に特定区間を真剣に反復練習することで、他の追随を許さない非人道的なペースを作り出すのがトップグループというものである。


サーキットのタイムアタックと一緒で、
セッティングを出しながら通わないと不可能な領域だ。



だからやっちゃダメなのw




よって、誰も通ってはいない遠方コースでのアウェー戦がメインでなくてはならないのだ。


クネもタイヤがクソな筈だけど、流石は慣れてるホームコース・・・遅れる区間はありながらも最後まで先頭グループに居ました。

頑張るオジサンw


その後ろでもERとBNRが入れ替わっていたり、テクニカル区間でEKがスカイラインに食らいついていたりと、とそれなりの接近戦が展開されていた模様。



たまには、ホーム常連組のスピードを確認しておきたいのが人情。

・・・界王拳2倍で挑んだけど・・・結果、3倍界王拳クラス。
S2じゃなくてNSXが前だったら、もう一段上か・・・

最初からスーパーサイヤ人じゃないと厳しい感じだな。


雪との兼ね合いがあって軟らかい足は詰められないし、第一通えないからな・・・結局この辺かw


なんて考えながらホームでの高速戦を堪能し、
県道向こう側のコンビニで休憩したあと聖地へ上がります。


ところが!五湖エリアに入ったとたん雨がポツポツと。
K峠越えは完全ウェットになってました。

ここのハイライトは広い中速ヘアピンの連続なので、流し気味に走ってみたけど割といい感じ。
ドリフトで繋いでもケツが出過ぎないから安定感があるな。

今のセッティングとタイヤで雨が初めてだったのでバッファには丁度良かったね。


現地合流組はとっくにNのレッキを終了させてる筈なので、いつもの如く一本走ってから茶屋での合流へ。

安定の完全ウェット&濃霧。
ここはいつ来てもこんな感じだな・・・

まぁ、毎回ココということもあってみんなもだいぶ道を憶えちゃったと思うけど・・・
来ても年に1、2回程度だからね・・・コーナー数多すぎて完熟には程遠いと思うし、ラインも何も・・・雨だったり霧だったり、落ち葉だったり、路面状況が毎回不安定なので、慣れと言うよりは、結局地力の勝負になる。

出たとこ勝負の瞬発力に賭ける走りである。



かなり癖のあるテクニカルの応酬コースではあるけれど、広いところあり狭いところあり、登って下ってぐるっと周回出来て茶屋で休憩できるという集まるイベントにはこの上ないレイアウトなのが魅力だ。





シュンジや艶消しみかん達と合流。
ランエボのTATSUや、みかんが3台連れてきたりで・・

全部で14台か・・・あとからやってきたスイスポ2台も知ってるクルマだったようで、結局実質16台が集まったことになる。

深夜の茶屋の全区画をほぼ全て埋めてしまった。


こんな感じになってしまうので、ココになってしまうんだよな・・・。



今回はぺったんこ組現役トップグループのレーサーとyuu君が競技の練習関係でお休み。
ペースをいたずらに引き上げる一軍機が少なかったので、安全に楽しめました。

雨の超高速戦とかやりたくないからね・・・


濃霧が問題だったけど、一本だけシュンジと連んで走ってみました。

いつだったかレーサー曰く 「全然一軍機の速さになってますよ」 の言葉を信じて誘ってみたのだ。


元々粗削りだけど筋が良かったシュンジ。
頭がいいので、理屈先行気味で操作が追い付いていないという時期が長かったが、漸く落ち着いてきて安定感のある走り方をするようになってきた感があった。

ここの所一緒に絡む事がなかったので、一度見ておこうと思ったんだ。


なんとなく、走る前から速くなっている雰囲気がある。

緊張感を持ちつつも自制が効いている人間の、独特の気配が感じ取れる。


よしヲレが先行で行こう。




「あぁ、これは付いてきちゃうかも知れないな・・・ドキドキ。」



落ち葉多めの完全ウェットと、コースの半分は火災現場のような濃霧に包まれている。
流石のヲレもいつものようにははっちゃけられない。

いまのシュンジの技術とクルマの性能を鑑みると、スタートから一気に千切るのはちょっと厳しそうだった。



この天候だと濃霧の下りは無茶出来ないので、多少は無理の利く登りの一騎打ちしかないだろう。
下りはどっちが前でも張り付いて終わりになる筈だ。

タイヤが冷えている前半は思いのほかラインが膨らんでしまう。
595RS-RRを4本入れているが、ファイアーパターンなどというふざけた溝のせいか、雨のグリップがイマイチである。


前半はアンダーやオーバーを出してみて、グリップを探りながら色々試してみる。
さすがにシュンジはしっかり付いてきている。

それなりに踏んではいるので、並みの走り屋だったら大概消えてくれる筈なんだけど、そう簡単ではないか。。。

コーナーの繋がりを考えながら、早めに振って全開時間を長くとる走り方が一番良さそうだった。
テンポよくポンポンと繋げて走ると、流石のシュンジもジリジリ離れてしまったけど、それでもヲレも頑張って漸く引き離す感じ。

でも、いい所で濃霧が邪魔して追いつかれてしまうな。


しかし、この路面状況でこれだけのペースに付いてくるなんて想像以上だな。
無理だけでは付いては来られない長いコースなので、上手くなったんだな・・・。



速いぜシュンジ。



なんだか感極まってしまう。

こういう事が嬉しいんだよ。
ヲレたちがはっきりとした言葉にこそしなかったけれど・・伝えたかったことを、



きちんと踏襲してくれている。

そして表現し、体現してくれている。



ちゃんとそこに生きている。





伝わったんだな・・・。




シュンジの場合は上手くなったと言うよりは、精神的に大人になったな、という感じがする。

もともと正しい理屈もテクニックも持っているのに、
その二つが嚙み合っていない事が問題だったからね。

やり過ぎず一歩手前で止めることで、要求されている理論上の理想の走りとリンクするようになったんだろう。

アクセル抜いたら不思議とそっちの方が速かった・・・みたいな感じかな。


護るものも出来て、一歩引く事が出来るようになったんだな。




ストリートで一番大事なのは、まずクルマを壊さない事。
事故しないことである。

まぁ、ちょいちょい擦ったり割ったりというのは走ってる以上仕方がないが、廃車につながるような大きなミスをしないという事が大命題である。

誰より速く走るとか、負けん気も大事な時はあるけれど、


ことクルマの運転に関しては、とにかく実力以上の事は出来ないのだ。

今時分、何を買って来たって尋常じゃなく速いクルマばっかりだ。
昔みたいにKPスターレットだの、AE86だのって常に全開であとは腕みたいなそんな時代じゃない。

右見ればインプレッサ、左見ればランサーエボリューションで、今回一番かわいいクルマですらシビックタイプRである。



どんな時代だよ。



詰まり、誰が乗ったって踏めば200馬力300馬力出てしまうし、
大径のディスクブレーキで止まってしまう。

そんな強烈なマシンのポテンシャルを100%出し切れる峠なんてこの日本には存在しない。


要するに、元々必要以上に高性能のクルマがあり、それをどう抜き、どう抑えるか、というのが今の若い走り屋に求められているドライビングなのだ。

自分を制し、クルマを制すれば、自ずと次のステージが見えてくる。



気持ちが先走る若いうちには、なかなか気付き難いことである。



現在のホームの王者であろうOさんのNSX。

エキゾーストもエキマニから変わっているんだろう、GTカーのようなエンジン音がするw
同じ乗用車という感じではないね・・・スーパーカーです。



TATSUのCT9A 顔が変わってるけどエボ7である。

運動会決行の知らせを午後7時に出してから、まさかの奈良から駆け付けたよ!
長期連休じゃなくてただの土曜日だぞwwwww

しかし、まさかの現地ウェットでげんなり・・・


でも、天候に左右されないのが4駆ターボだぞ!



黒スカくんER34

外観R仕様の、二駆のターボである。
タイヤがクソだったとかでホーム以降はちゃんと走れていない模様。

元FR糊としては、今度はどんな走り方をするのか間近で見てみたいな。



シュンジGDA

不人気のA・B型がマニアックな丸目インプレッサWRX。
カムのセッティングが低速寄りなので、タイトセクションだとSTIより速いのかも知れない。

軟らかめの車高調入れてリヤデフだけ機械式に変えているあたりが、弄り方としてはバランスが良さそうだ。



だ い のGC8 インプレッサWRX STIバージョンRA

壊れても壊れても復活する悪魔のGC8である。
20年落ちの動態保存車両と言っても過言ではない。

今のクルマに合わせて走るとあちこち壊れちゃうのは仕方がないやね。。。

どうせ壊れちゃうのでチューンなんてしません。
ダウンサスとマフラーと、基本整備のみ。



放課後AP1 S35000

18インチホイルとバーフェンに収めたリヤ265タイヤでまるでチョロQである。
雨でもNでもコースを選ばない速さを身に着けてきたね。

ドライだったら、ここで一番速くてもいいクルマである。




クネGDB インプレッサWRX STIバージョン

ここの所走ってないせいか、足のセッティングとタイヤのマッチングが悪いせいか、FIFAランキングがだいぶ落っこちてしまっているクネ。

歳のせいだなどと言うと、もう降りるようなので復権が待たれるところである。

硬い足にしたのにゴミみたいなタイヤばかり使うから走れないんだよ・・・



ニコチンEK9

ヲレも昔あこがれたシビックタイプRである。
ハチロク現役時代、こんなのに乗り換えたら登りも下りも最速だな・・・なんて妄想したものでした。
コーナーは超速い筈!まだまだイケるぜ!

何だかんだまだちゃんと絡んでないね、次は後ろ走るよ!!



中部の猪GRB インプレッサWRX STIバージョン

ホームの超高速機。
最近エンジンが壊れたらしいけど、D保証がギリギリ利いたらしい・・・あと10年使えるじゃんw

しかし、GRBのメタルが流れるって聞いたことないけどな・・・どんな使い方してんだよ
追加メーターもオイルクーラーも無し。


潔すぎだろ。



HIKO君のBNR34 GT-R

34がもう20年落ちとは思えないね・・・今見るとなんてコンパクトなマシンなんでしょ。
値段も全然落ちないし、寧ろ上がってるね・・手放したり潰したりしたらもう買い戻せないね。

各部の疲れがだんだん出てくる頃、ちゃんとメンテして次の10年につなげたいところ。



冷凍みかんGRB。

鬼のバーフェンレプリカ仕様のGC8を捨てて、GRBに乗り換えたみかん。
ちょっと乗ってくれというので、一本走ってみたんだけど乗りにくい・・・

リヤサスのスタビリティーが高いのに機械式のリヤデフが突っ張り過ぎてるな・・・フロントデフもヘリカルだからアクセルオフで前後デフがロック。

これはリヤのイニシャル落とすか、トルセンに戻した方がいいかも知れない。

ヲレだったら、社外のリヤ1.5WAY機械式あたりでイニシャル弱め、リヤスタビライザー強化、ダンパーややリヤ効き若しくはリヤ車高をちょっと上げてスタビリティーをちょっと落とします。



みかん弟もGRB。

GRB兄弟である。
前回の走り納め会ではスリップしてリヤのロアアームを曲げていましたね。
今回も雨だったけどどうだったんでしょう。

シュンジとやる際、横乗りしたいというのでナビシートへ。

感想を聞かなかったけど、雨の消耗戦なんて乗せられているだけだと怖いだろうな・・・。




あとは、みかんが連れてきたGDBのAラインと、黒のエボⅩ。
どっちもマジマジ見たことないし、ちゃんと見せてもらえばよかったな(*^-^*)


それにしてもGRB率が高いな。

いまインプレッサを中古で買うってことは、イコールGRBを買うってことなんだろう。
凄いねぇ・・・

ヲレの感覚からしたら、スーパーカーと変わらないからね。




それにしても、メンバーはどんどん入れ替わったりしているけど、まだまだ走ってる奴は居るんだね。


走り続けるっていうのは簡単じゃないからね。

自分の環境も変わるし、気持ちも変わる。
大人になるに連れて護らないといけないものも増えていく。



それでも、



それでも走り続けるというのは本当に大変なんだよ。
真剣に取り組めば取り組む程、より何かの犠牲の上に成り立っているのは間違いない。

少なくとも、ずっと同じテンションではいられない。


いつ降りても自由なこの世界では、情熱とプライドだけが原動力なのである。
それでも走り続ける道を見つけるという事は、

本当の自分を探す旅に似ている。




ここにこそ自分の証明がある。

ここにこそ本当の自分が居る。



ヲレはそんなおろかな連中のきらめきを、なるべく傍で見ていたいだけなのかも知れない。



楽しかったね、みんな待たね!









Posted at 2016/10/08 05:34:44 | コメント(9) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ

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だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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