
隣に停まってると「ヲッ」と見てしまうクルマのひとつ
にFIATがある。
チンクエチェント(Cinquecento)は500のイタリア読み。
この現行型は1200~1400㏄の排気量がありますが、
著名過ぎる先代の愛称をそのまま踏襲することになったんですね。
以前、伊本国にて、先代
チンクエチェントの保護法案というものが審議されたことがあった。
直接フィアットを名指したものではなかったけれど、
「排気量1,000cc未満で25年以上経っている自動車」に対して、
税金の免除・車検期間の延長・乗り入れ規制区域の緩和・などの優遇措置をするもので、
事実上チンクエチェントに対するものであった。
さすがイタリアと思ったものだ。
日本では旧いというだけで増税され、排ガスが厳しくなり、
爪弾きにされ、ガッツリ蹴っ飛ばされて、スクラップ逝き。
お金をやるからプリ○スに乗り換えろとか言われてしまう。
ひとつを長く愛する精神は、日本では死んでしまったのだ。
などと、旧車海苔らしいたわごとをほざきつつ、
暮れの大掃除を始めてしまいました。
今年は久しぶりに、本棚という聖域の本格的な仕分け作業です。
ミンスの蓮舫さんには負けていられない。
途中でコンプリートを投げたコミックスや、何故か沢山出てくるヲレが買ってない本、
パラパラと数分で読み終わるJAFスポルツの束・・・半端なヤロウは徹底的に処分だ。
数年前に、カーボーイやらPDやら、スピマイやらオートメカニックやらの
数百冊の雑誌の束を処分していたので、クルマ関係はそんなにない。
しかし、今年は遂に、ビーパルや、山と渓谷、
月刊アクアライフなどのナチュラリストの領域にメスが入る。
ココは断腸の思いでバッサリ逝きます。
でも、自分の掲載号とかだけは取っておこうw
よおし!デカイ本棚が二列空いたぞ!!
でも・・・なかなか捨てられないのが、ハードカバーの書籍。

たとえば、椎名誠だけでも50冊位ありそうで、スゲー場所を取るんだけど、
何故か手放せないなぁ・・・
普通に考えたら、まず読み返すことは無さそうだけど・・・
アイザック・アシモフとか、ダン・シモンズのSF長編も超面白かったから
いつか読み返したいけれど・・・
無いかなぁ・・・w
読んでない本もいっぱいあるし、、なのにどんどん買ってきちゃうし。
でもいつか・・・そう思うと捨てられない。
最近はあんまり本を読む時間がないよ。
生活スタイルが読書に合わなくなってきたんだよね・・・
通勤はクルマやバイクだし、身体使う(!?)んで、帰ったらすぐ寝ちゃう。
休みは何がしかのクルマ作業。
昔は、何とかして読書ばかりして生活できないだろうかと本気で考えたりしてた。
面白い本と出逢った時の至福といったら、代わりになる物がなかったものだ。
若かりし頃の価値観と人格形成の主軸を担い、
まだ見ぬ世界への、期待と想像を掻き立てた。
そんな情緒的な日々を、いつか必ず取り戻す。
それが僕の一生掛かりの目標です。
もう大晦日か。
Posted at 2009/12/31 04:12:33 | |
トラックバック(0) |
ちょっと気になる他人のクルマ | クルマ