• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

だ いのブログ一覧

2017年02月20日 イイね!

もう切れたのかと思ったけど・・・

もう切れたのかと思ったけど・・・前回ドライブシャフトブーツを交換したのは6年前だった・・・。

感覚的には一昨年くらいの積りだったが。

毎日通勤に使われているマシンだから消耗は激しい方だと思います。
逆に6年も持ったと言った所かな?



あらゆる事が、つい最近の事のように感じてしまう・・・ヤバイ。



今回は費用の関係で、切れた箇所のみの作業。

新しいグリスに入れ直して、新品ブーツで組んでいきます。

今年車検だからと言っていたけれど、
確か夏頃だよな・・・

半年もあったら反対側が切れててもおかしくないので、また直前でチェックしておいた方がいいかもなぁ。



飛び散ったグリスをきれいに掃除して、組み直して終了。


最近は2年3年がすぐに感じてしまうので、しょっちゅうやり直してる様な気になってしまうけど・・
適正なスパンだと思います。



価格高騰の中古軽スポーツ市場。

手放したら買い戻せないよ~大事に乗らないとだね~。

やっぱり軽いね~この頃の軽は。

Posted at 2017/02/27 02:01:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2017年02月12日 イイね!

化粧直し

化粧直し15年間ウチで活躍してきた平成10年式ミニカトッポですが、老齢の母が乗らなくなったこともあり手放すことになりました。

ヘッドOHに、エンジン乗せ換えに、ハブやブレーキのOHなどなど、色んな所を直しながら17万キロ乗りましたが、いよいよお役御免となります。
そうは言っても一応整備ばっちりではあるので、次の嫁ぎ先を探しつつ見た目だけでもきれいにしておかないといけません。

最後の化粧直しと言った所でしょうか。



こんな具合で板金してサフェーサーの状態のフェンダーとバンパーで3年ほど乗っていましたが・・・写真だと判りにくいですが、再び軽くぶつけてあり、少し凸凹しています。


これを新たに板金してから塗装し直したいと思います。



叩いたりパテ付けたりサンダーで研いだりして成形し、サフェーサーを入れます。
家からコードリールで沿道まで電気を引っ張り、エアコンプレッサー環境で作業しています。

マンションなのに一階居住だから成せる業w



サフェーサーを研いで足付けまでしたら、本塗装のマスキングです。
今回は、色は市販の缶スプレー、クリヤーのみ2液のウレタン塗料をガンで吹きます。




メタリック塗料吹き付け後。
板金した場所以外はぼかしているので全面をしっかり塗る訳ではありません。

この状態で一回乾燥させ、バンパーの塗装準備をします。

フェンダーの塗装箇所と近接しているので、テープを貼っても痕が残らない位まで乾くのを待ち、フェンダー側をマスキングします。



バンパーを塗装しました。



3:1のロックペイントのクリヤー(エコロック)を使用して塗装の仕上げです。

塗装ガンは岩田か明治を愛用しています。





伸びが良く、艶がいいのでいい塗料ですが、乾燥が遅いのがネック。
寒かったけど、湿度が低かったので一時間ほどでマスキングを剥がせるようになりました。


しかし、紙を剥がして気が付いたんだけど・・・バンパーの色がちょっと違う。。
個体差なのか、色番号をそもそも間違えたのか・・・バンパー色A26じゃないのかよ!

自分で調色しないとこういうことになります。



まぁ・・シンメトリーだし、それほどおかしくもないからこのままでもいいかw



板金箇所も大丈夫そうだね。

機関好調で見た目がきれいなら買ってくれる人もいるでしょう!




最後に満月をバックにパチリ。

基本的にお袋の通勤の足でしたが、エンジン運んだり、単車を運んだり、子供の送り迎えに、色々と活躍した便利なクルマでした。

ターボはないけど、OD付きの4速オートマで街中でのギヤ比ばっちり、腰高なのにサイドターンも出来る安定感。


エンジン・足回り・ブレーキ周りフルOH済み。

なんか手放すの勿体ないけどなぁ・・・
でも、ウチにはR2があるし、使わない物は持たない主義。


また誰かに可愛がってもらいなさい。



15年間お疲れ様!

そもそも買うやつが居るんだろうかw





Posted at 2017/02/14 02:28:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2017年01月22日 イイね!

Quarter-century660

Quarter-century660KK3ヴィヴィオ、初年度登録が平成4年の富士重工業の軽自動車だ。
25年も前の軽自動車である。

元々は自分の職場の知り合いが乗っていたのを把握していて、クルマの買い替えの話を聞いてもっと親しい知り合いに斡旋、その人が手放す際にも更なるクルマ仲間に斡旋。

ポンさんの元に落ち着いたという訳だ。


FFでECVTなのが残念ではあるが、スーパーチャージャーなのが幸いして、
今時分としてはこのようなホットな足グルマは存在しないので、存命の権利を与えられている。


10年くらい前なら逆に捨てられていた可能性が高い。


ここ5年くらいの動向をずっとヲレが伺っていたお陰で、
今も車両番号標が与えられている訳だw


自分で乗る訳でもないのに、つまらぬお節介ではあるが・・・
貴重な資源が誰にも見出されることもなく、埋もれて消えていくのは何とも忍びない。。。

そんな風に考えてしまうのだ。


まぁ、何だかんだで結局触れる範囲にある四半世紀ヴィヴィオ。


距離も8万キロ後半位で異様に乗ってないんだけど、流石にあちこち調子が悪いので本腰入れて直していくことになりました。


GCに乗ってるヲレが言うのもなんだけど・・・
そもそもヲレが中学生位の頃に作られた軽自動車で、修理というよりレストアの域に入ってきている改修内容に・・・ハッキリ言って外装もダサいし、内装もダサい。

ダッシュ上の丸型アナログ時計何だよこれ・・・


同時期ならアルトワークスの方がずっとカッコイイなと思っていた訳ではありますが・・・


スーチャーの比類なき瞬発力と、4輪独立懸架装置に基づく車体の安定感。
これがヴィヴィオの代え難い魅力なのだという。



元々オイル漏れがひどく、タペットカバーやデスビのパッキンを交換し、切れているロアボールジョイントやタイロッドエンドのブーツを交換。

つい先日車検だけは継続してきたのだが、アクセル煽らないとヘッドランプの光量は足りないは、フットブレーキは二回×(パッド交換以外はフルOH済)。

オマケに、ブーツ損傷の見逃しでビニールテープで誤魔化していた部分が下回り検査で発覚
まぁ、これも予想はしていたので・・・

2段階で仕掛けていた策(罠)が発動し、検査は無事合格したのだが、それにしてもギリギリだったな・・・な車検。



次回車検までの課題としては、フロントブレーキのパッドとディスク交換。
オルタネーターの交換などが挙げられます。


車検の逸話はどうでもいいのだが、それでも止めど無くオイルが漏れてくる。
カムとクランクシール交換をやるまで完封はないだろう。

距離も距離なのでタイミングベルト交換と同時に実施することになりました。



普通はこの年式の軽自動車には実施されない作業である。

それは何故か。


車両の査定額を超えてしまうからである。


簡単に言うと、今売ったときの価格を修理代が超えてはいけないという判断基準である。

クルマも資産という考え方が根深い日本では、どうせ手放すクルマを直してもその分を回収できないという事なんだろう。

確かに査定額5万円のクルマに、
15万円分修理代掛けても20万円にはならないのが実際のところ。


ヲレに言わせれば何とも不思議な算定方法だと思ってしまう。


軽自動車も今や新車で買えば200万円の時代。
大卒の初任給が25年間で2万円も上がっていないのに、軽自動車は50万円近く高くなってしまった。

これだけ割高感半端ない軽自動車と比較してしまえば、
もう普通車の方が価格も安いし、ぶっちゃけ燃費もいいし広いしでいいことずくめなのに、
未だに自動車税が勿体無いとか言って200万円の軽自動車に乗りたがる。


小さくて小回りがきき、軽くて燃費のいい軽自動車のメリットは否定しない。


免許取り立てのウチの奥さんも、古いR2のバンパーを擦りながら乗っている。
だがそれは、安く仕入れて低予算で維持していけると踏んだからであって、金額を見ずにDで新車をポンと買うような真似はウチではしない。

簡単にウチのR2で計算したら20万で仕入れてナビやら色々付けて10万でも30万円。
ここから年間のメンテ費用を多めに計上して10万円で見込んだとして、
10年で130万円車検入れたら160万円てとこか。
頑張って15年乗ったら220万円位かな。

今の新車買ったら、乗り出しで同じくらいだろう。

新型車の魅力と燃費の良さ、税制の優遇措置を鑑みて何十年乗ったらこの差額を回収できるのか誰か説明して欲しい。

どこかで結果的にひっくり返るなら、すぐにでも新車を買おうと思いますw


実際は、安全面まで考慮すると軽自動車に乗って欲しくはないというのが本当だ。
軽自動車の規格目一杯のキャビンスペースで設計された外板は極限まで薄板化され樹脂化され、ノーズも短縮、乗り降りがし易いとか言ってBピラーのないモノコックすら存在する。

これでは、軽自動車が走る棺桶と揶揄されるのも致し方ないだろう。


燃費に関しても、小排気量だと燃費がいいという考え方は前時代的なもので、今の1000㏄~1500㏄クラスのレシプロエンジンの燃費性能には目を見張るものがある。

新型のヴィッツなどはハイブリッドなどを搭載してしまったためにリッター当たり34kmも走るそうだ。
ハイブリッド無しの1KR搭載モデルでもJC08でリッター24km。


軽自動車というのは、車格以外にも排気量の制限があり、シリンダー容積が660mlを超えてはならないとあります。


つまり、この排気量の範囲で一生懸命ターボ付けたり可変バルタイやバルブリフト(軽では本田だけ)を付けたりして頑張っているんだけど、絶対的な排気量の小ささはどうしても埋めきれないので、高回転まで回すことになる訳。

結局実用域がJC08モードなどとは大きく外れた所になるので、
普通車に混じってブンブン走ってると平気でリッター10kmとかになるのが軽自動車。
新しいクルマはどんどん重くなってるので新型車のそれは尚更の事だろう。


クルマというのは排気量が大きいほど、カタログ燃費に近い走りをする傾向がある。
トルクがあって回さなくてもいいからだろうね、低回転で走れるから結果的に燃費がいい。


つまり何が言いたいのかと言うと・・・

家計を考えて軽自動車を選ぶなら、相当安く仕入れて長く乗る積りでないと、軽に乗ることによる税制の優遇は効果を発揮しないという事と、最早燃費性能や車両価格なども上のクラスと逆転しているんだよ、という話。(軽の税金も上がってきているしね・・・)

因みにS660のようなスポーツカーは費用度外視だろうからこの図式には当て嵌まらないだろう。




・・話が大きく逸れた様で実は逸れてないのだが、
こんな25年も前のヴィヴィオを何で直してまで乗るかって話ですが、車両価値が5万だ10万だと半ばバカにした訳だけど、実勢価格はこれからどんどん上がっていくと思われている。

実際MTのヴィヴィオに関しては60万とか70万で取引されている事例がある。


見方を変えれば、MT化して構変取れば一気に回収できるポテンシャルがあるのだw

まぁ、このオーナーはそんな無粋な損得勘定でクルマを買う男ではないので、
ただ気に入ったクルマをずっと維持して乗っていきたいだけなんだろう。





能書きはこのくらいにして作業内容です。
タイミングベルト交換なので、右前のタイヤは外してクランクプーリーアクセス用のメクラを出します。



恐らく、ヲレが中学校で授業を受けてる最中に締められたであろうクランクプーリーのボルトは、
インパクトではビクともせず、セルクランキングによって撃破。




エアクリーナーとドッキング構造の面倒なスロットルボディーをうまい事バルクヘッド側に逃がし、漸く作業スペースを確保。

寝る前のわずかな時間、寒い中でやっているので早くも帰りたくなっています・・・




補器類ベルトも特殊な取り回しのアイドラーブラケットASSYを取り外して漸く撤去。
一回やってるから判るけれど、初めて見たら悩むような構造だよ。


カバーを外して中を見ると案の定ドロドロの状態。
オイルだけでなく水も漏れている雰囲気。

こういうものは距離よりも年月で管理すべきではないかなぁ・・・と思います。


でも最上位モデルのRX-Rとかは、タイミングベルト交換を車検2回毎に交換とメーカーの指示があるようです。(それはそれで頻繁だなぁ・・・)




カムとクランクの1番気筒圧縮上死点の合いマーク。

クランク側が判りづらいですが、エンジン側の12分くらいの位置に突起がありますので、そことスプロケの丸印を合わせます。
同時に、カム側は正午の位置で背板の切り欠きと丸印が合っていればOK。

これらを合わせてから分解すれば組む時に楽なのです。




LLCを交換されない時代があったんだろうね・・・
痛々しく錆びているウォーターポンプ。

羽根の形状も見るからに古臭い感じがします。



取り外しに手こずったカムとクランクのシール。
カッチカチやぞ。

これじゃオイル止まらないわ・・・



取り敢えずバラすものをバラしたので、この日は就寝。。。



翌日早くからやろうかと思ったけど、子供の面倒とか見ながら家の事をやっていると自然と午後に・・・

3歳と1歳の男の子が家にいるという事は実はとんでもないことで、
その所業は凄まじく、言い方は悪いが悪魔を飼育しているようなものである。

可愛くてかわいくてと・・・幸せを運んでくる天使なのは間違いないと思うんだけど・・・

部屋なんかヲレがきれいに方付けても15分で大地震か空き巣にあったのではないかと思われるほど荒らされてしまうのだ。


流石に神経質を絵に描いたようなウチの奥さん一人で、二人見るのは厳しいのが現状。
普段は保育園だからね、実は日曜日が一番大変なのかも知れない。


そんな、家での仕事を一段落させてからのタイミングベルト組み付け。



ほぼほぼ社外品で揃ってしまうタイミングベルトセット。
ていうか全部かw

オイルシールは勿論、ウォーターポンプも絶対交換しましょう。
今回は補器類ベルトやハイテンションコード、スパークプラグも交換します。


もう完調の匂いしかしないw



ウォーターポンプも元がここまでボロいと交換が気持ちがいいですね。

ただ、交換は実は結構厄介で、とても手が入らないような位置で細いホースが一本接続されています。
ネジを全部取ったのになかなか外れてこないのでおかしいと思ったんだよ。



オルタとACコンプレッサーのブラケットの間だもんな・・・
外すのはなんとか無理やり引っ張り出してクランプを緩められたけど・・・


組めるか?これwww


こんな狭い所で先曲がりのプライヤーか何かでクランプを緩めたまま、ホースをニップルの根元まで押し込めるかどうかって話で・・・



おっしゃ組めたw


もう終わったようなもんだ!



何通りか試したけど正攻法で組めそうもなかったので、漏れ留めも兼ねてニップルに液ガスを塗布してぬるぬるにし、クランプを緩めることなく無理やり押し込みました。

ホースが5センチ位と短いのが幸いしましたね。





あとは、逆の手順でベルトを組み付けていき、プラグとプラグコードを交換。
これでうがいと水漏れ確認がてら、ただの水で暖機運転。

電動ファンが作動するまでアイドリングしてみます。

勿論エンジンは一発始動!



暖機している間にグズグズのスタビブッシュも全交換し、車検で指摘されたジョイントブーツも交換。
水漏れもオイル漏れも一切なかったので、新しいLLCを若干濃いめで作って入れ替え。

排出したうがいの水も凄い汚かったです。



絶好調になったEN07Z型エンジン。
空ぶかしでもヒュンヒュンといい音で回ります。


クルマの返却がてら上の子を乗せてブンブンしながら走ったりしましたが、
改めて思ったのは・・・


このクルマ速い!


ってこと。
これはヤバイね~。

久々に完調のビビオ乗ったけど速い速い。


スタビブッシュ換えたおかげでステアがちょっとカチッとしたこともあり、山陰の峠っぽい所で小刻みに切り返していくところでもツンツン向きを変えてくれるし、リヤがバタバタ跳ねない割に、粘り過ぎてアンダーって感じでもない、ホイールベースが丁度いいんだろうね。

スーチャーだから立ち遅れがないのでこういう狭い所は無敵っぽいな・・・


と思ったら、バイパスみたいな高速っぽい所でも余裕でメーター振り切るハイパワー。
トルクバンドがCVTの守備範囲と合っていて抜けてる所を感じなかったな。


うーむ、これは楽しいかも。
・・・これは確かに内装ダサくても手放さないかw



久々にヴィヴィオの凄さを思い知った修理でした。





そしてその疲れからかインフルエンザ罹患・・・子供二人が罹ってたら逃げられないか。


Posted at 2017/01/27 16:33:53 | コメント(5) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2016年11月23日 イイね!

BNR34 車検整備

BNR34 車検整備HIKO君のGT-Rが車検なので、整備でした。
ついこの間通したばかりな気がしてましたが、2年間はあっという間ですね。

事前のチェックで不具合を洗い出しておいたので、あとは部品を替えるだけ。


ウチのイプ太郎同様、古い車だからね・・・

何が壊れても不思議ではない。
油断せずしっかり整備してゆく必要がある。


まずはタペットカバーパッキン交換。

エンジン周りのオイル滲みが酷くなってきたんだよね、あとはタイミングベルトやるときにカムとクランクのシールを替えて、クラッチをやるときにクランクシールのリヤをやればほぼ完封。

まず第一段階としてタペットカバーを潰しておきます。



ちょっとオイルスラッジの堆積が酷いなぁ・・・カーボンの層になりかけてる。
あまり回してない証拠である。

日頃あまり踏んでないんだろうなぁ。。
長距離乗らないのもエンジンが汚れる原因だ。
幾ら高いエンジンオイルを頻繁に替えた所で根本的には防げない。


可変バルタイ機構などがないRB26DETT。

完全に下を捨てて高回転を重視した日産のチューンドエンジンである。


これはもう、日頃の乗り方なので如何ともしがたい雰囲気はあるが、とにかく酷使といったような使い方を日頃からしてやるとエンジンはきれいでコンディションの良い状態を保てるものだ。

DQNのようにそこら辺でもワンワン回して、
ブーストを掛けなくたっていいから高回転まで引っ張る。
ちゃんと回転を合わせながらエンブレで減速する。


エンジンは、優しくしてやった所で温存というものはない。
使わない領域が死んでいくだけで、何もいいことはないのだ。
頭の悪いボンボンのクソガキと同じで、つけあがるだけで何も出来なくなる。

普段からビシバシレブ直前までブン回して、油温も水温もしっかり上げてエンジンの鼓動を全身で感じよう。

それだけで鍛え抜かれた鋼のパーツ群は輝きを取り戻し、毎回べったりと定着するだけだったオイルスラッジはすっかり流動し、粉々になり、オイルエレメントで回収される。


スバルのエンジンも低回転ばかり多用しているとエンジンは真っ黒になるよ。
毎日壊れる直前までぶん回そうぜ。



今更やりようがないので、カバーだけ極力掃除をして新品のパッキンで組み直します。

いつかエンジンをオーバーホールする時が来るまで、すっかりきれいにするのは無理だなぁ。

こびりついたカチカチのカーボンスラッジは、
剥離剤などを使いながらガリガリと掃除しないと取れない。

エンジンクリーナーとかキャブクリーナーみたいなのは、表面を薄ーく溶かすくらいのもので、何百回投下しても無駄である。
クリーナー系のケミカルは基本的にオイルシールとか、Oリングとかを痛めるので使わない方がいいのだよ。


そんなことをするよりも、とにかくぶん回していれば重くなっていた高回転域が回るようにはなってくる。

バルブステムや、傘、ピストントップについていたカーボンが外れて動きが軽くなり、パワーも戻るかもしれないのである。



そうは言ってもHIKO君もお父さんだからね・・・
これから維持費も掛かってくるし、正念場だなぁ。


たまにしか乗らないなら、そのたまにを濃い「たまに」にしてやるといい。




あとは、カピカピのカップリングファンを新品にし、


キュルキュル滑ってたベルト3本を全部取り換え、


ブーツ切れで車検が×っぽかったロアボールジョイントもブーツ交換。
ここのブーツは純正部品の設定がないので、社外品を使います。



あとはエンジンオイルとオイルエレメントを交換して準備は万端。




あとは多摩で継続通して延命成功です。



アテーサなのに二駆のラインに入っちゃって並び直しとかアホ臭い・・・
これだけで一時間のロスである。

ブレーキのテスターすら使えないとは思わなかったな。

光軸は、純正バーナーであっても何をやっても合格しないので、ハイビームで合格させます。
プローブ検査は、アイドリングでの待ち時間が長いと触媒が冷えて不合格になるので7千回転ブリッピングを10発くらいかましてから検査。

マフラーはニスモ、車高もローダウンですが、ノーチェックで検査合格です。



まだポンさんのビビオの車検があったか・・・





Posted at 2016/12/05 00:37:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2016年09月19日 イイね!

旧規格のブレーキ

旧規格のブレーキここの所整備がちょこちょこ発生するHA11アルトワークス。

パッドインジケーターの擦過音発生でパッドとライニングの交換となったのだが、以前よりブレーキの心許なさを問題としていた。

アルト系の旧規格のブレーキは容量が小さく、タッチも悪い。
ノーマルのブレーキパッドでは、ガツンと踏んでようやく奥で止まる感じであり、ロックなどしないのではないだろうか・・・と思うほどだ。

数年前にキャリパーとマスターシリンダーのOHは実施済であるが、タッチまでは改善されなかった。


オーナーが走り屋ではないので、街乗りで危なくない程度に制動すればよいという感覚でみていましたが、整備後の試運転などで少しでも追い込んで走ると、直ぐにブレーキはフェードしてしまい、ペダルはふかふかになってしまうのでした。

タイヤもそろそろ古くなってきたのでハイグリップに交換する事を考えると、絶対的な制動力不足が懸念されます。


ここはひとつ良さげなパッドを奢って、ブレーキの底上げをすることになりました。




グレードは忘れたけど、プロジェクトμの街乗りからミニサーキットレベルまでOKみたいな、セミメタルのタイプ。

リヤはドラムブレーキなのですが、ちゃんとライニングも同じものがあるんですね。




フロントパッドの交換は、ラジペンで出来そうな構造。
挟まってるだけのスライドレールを外れ留めのクリップで留めてるだけ。

パッドはまだまだ使えそうな感じですが、
確か2980円とかで購入した、激安純正同等品です。

もう捨てていいでしょう。




リヤのライニング交換は、見ての通り面倒な作業。

パーキングブレーキのスイングアームもカシメピンでバラシて再使用だし、シューの調整が要らない自動調整式なのがせめてもの救い。



タイヤはフロントが内減りしている。
車高は下げていないのだが、タイヤが古めで食わないのにエア圧が若干高めだったのが原因だろう。

FFなので、マメにローテーションをしないと結構勿体ない減り方になりますね。
前後入れ替えておきましょう。




そしてここであることに気付く。

今回のブレーキと同時に、パワステのアシストに違和感を感じるようになったとの相談を受けていたのだけど、このタイヤのせいではないのかな・・・と。



FFや4WDなどの前輪駆動車は、タイヤが食い過ぎてベルトが滑ったりすると急にハンドルが重くなったり、ポンプへのエア混入でアシスト不具合が出たりすることがあるが、このクルマのように電動パワステだとモーターやパワステCPUの不調でアシスト不具合が出ることが多い。

ただ、こういった根本的な機関不具合の他に、フロントタイヤのスリップによるアシスト力の低減でキックバックが急に重くなることもある。

車速感応型か回転数感応型かは判らないが、現代のクルマは例外なく段階的に重さの変わるパワステであるから、タイヤの空転により高速回転になるとキックバックが急に重くなったりする。

このクルマに関してはモーターの不具合は全く感じなかったが、雨天だったこともあり右左折時にアクセルを大きめに開けるとタイヤのスリップが止まらなかった。


こういった際のキックバック増大を不具合と受け止めていたのかも知れない。




タイヤをローテーションしてクルマを返すと、山のあるタイヤで空転しなくなったからか、パワステの不具合は一切出なくなったとの事。
このオーナーも、走らないくせに割と神経質なので、そういった違いを感じたのだろう。

ま、この頃のアルトワークスは、実際パワステユニットの不具合も多いので、様子を見てもらいましょうか。

エンジンの吹け上りがおかしいと慌ててクルマを持ってきて、実際乗ってみるとクラッチが滑ってるだけだったりする事も多い。

素人の感覚なんてそんなもんである。



ブレーキに関しては段違いの初期タッチとフェード性能。
全く違うクルマのようである。

これだと明らかにタイヤのグリップ力が負けてしまう。


タイヤを交換して漸く本来の制動力を発揮できると言った所だろう。
タイヤが良くなると、ロールが気になるようになるかも知れない。



走り屋じゃないから流石にそこは気にならないか?



スタビでも入れたら丁度いいのかも知れない。


Posted at 2016/09/27 01:44:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

プロフィール

「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

人気ブログランキング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2009/09/13 00:37:18
 

愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI イプ太郎 (スバル インプレッサ WRX STI)
峠にサーキットにジムカーナに雪山に、ファミリーカーに、10年以上お世話になってます。 ...
ホンダ ホーネット250 ホンダ ホーネット250
通勤でもう一つ欲しい余裕と、老後の楽しみの為に30年ぶりに単車を買いました。 五十路目前 ...
スズキ エブリイ エブ子ちゃん (スズキ エブリイ)
妻の通勤&保育園送り迎え及びキャンプ用に買い替えました。 不整地走行を想定した4WDに、 ...
カワサキ KSR-I カワサキ KSR-I
ずっと憧れだった川崎のスペシャル原付も気が付けば25年落ち。遂に買ってやりました! フ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation