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2014年09月27日 イイね!

22年

22年初年度が平成4年だから、22年前のクルマになるこのビビオ。

排気だのオイルだの色々漏れてくるということだった。
距離だけは8万キロに達していないものの、流石に古さは隠せない。

CVTのパウダークラッチがイカレていないのが奇跡である。



排気漏れから着手し、音源から探っていくとフロント周りから漏洩。
オイル漏れによる汚れも酷い・・・。

どうもフロントパイプからバスバス漏れている感じなので遮熱板を外すと、錆びて大きめの穴が空いていました・・・溶接修理の積りで準備していたけど、ここまで腐ってるとちょっと上手くない。
きれいに溶けないし、どうせまたスグ腐ってしまうので・・・

それほど高いものではないので、後日新品に交換することにしました。



ミッション側のリヤクランクシールも怪しいけれど・・・
そこはちょっと大事になるので、手始めにタペットカバーパッキンとデストリビューターのOリングを交換してみます。

ここを換えてもまだオイルが濯ってくるようなら、フロントかリヤのクランクシール・カムシールがNG、若しくはヘッドガスケットが外側に抜けちゃってるのかも知れない。

どこがダメでも不思議ではないけどね・・・。


車検前にでもタイミングベルトは交換した方が良さそうなので、
エンジン前側のオイルシールやヘッドガスケットはその時交換しよう。


キツキツのエンジンルームですが、ヘッドカバー脱着はそれほど大変じゃないです。
インタークーラーといくつかの配管とハーネスをどかすだけでアクセス出来ます。

インテークパイプやヘッドの中にネジやゴミを落とさないようにね。



オイル焼けが酷いタペット周り。

オイル交換なんてあまりされていなかったんだろう。
赤帽が採用していた丈夫なエンジンだからね、放ったらかしでも走れなくなることは滅多にないけれど、最低でも1万キロに一回くらい換えていればこんな風にはならないよ。

こういうの見ると、ヘッド全バラにして磨きたくなるね・・・
ヘッドガスケット駄目だったら、バラしてキレイにしてタペット調整とか徹底的にやりたいところ。
かなりエンジンの振動が抑えられて、静かになるよ。



パックになってるタペットカバーパッキン。
シールワッシャーは同梱。
プラグはヘッドに横から刺さってるので、ホールパッキンは必要ない。

デスビのOリングは別に注文しないと駄目よ。




実は、一番オイル漏れが出やすいのがデスビのOリング部分。
漏れる時も結構盛大である。

ヘッドカバーなんてダメでもチマチマ滲むだけだけど、デスビの所はドバドバ来るのでポタポタ地面を汚す程だと、ここの場合が多い。

デスビは長穴の調整で点火時期を決めているので、
外す前にけがきやマーカーで印をして元通りに組めるようにしようね。

ミリ単位で数度変わってしまうので、いい加減に調整したらエンジン壊れますw


タイミングライトでちゃんと調整し直してもいいかも。
調べてみると、SC・NAを問わず10度前後でした。

13度位まで進角させて、ハイオクで乗ってみるのもいいかも。


デスビ式でない高年式のエンジンはレジスター(ヒューズみたいな抵抗ね)の交換だけで点火時期を調整しています。(進角3度とか5度とか種類がある)



カバー周りはスッキリきれいになったね。

これで少し乗ってみて酷いオイル漏れが止まればいいけど、余り変わらなかったら更に追い込んでいかないといけません。

このクルマも、当分はレストアメインになりそうです。



次回は水まわりのホース類を交換する予定。


下げたら上がらないパワーウインドウも直さなきゃだった。。。
Posted at 2014/10/02 03:54:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年09月26日 イイね!

面倒なリヤキャリパー

面倒なリヤキャリパー頼まれていたDC2のブレーキキャリパー一式。
どうも鬼門のリヤキャリパーが自信がないらしい。

確かに面倒なんだ、パーキングブレーキ機構付き片押しキャリパーの分解は。

これに比べたら、対向4ポッドキャリパーとかは、ピストンが多いだけで何も難しいことはないくらいだよ。



ま、簡単な所は気軽に自分でやれよって意味じゃないからね・・・ブレーキは命に関わる部品。
熟知していて、経験と自信がないなら自分で触っちゃダメだよ。


とにかく面倒なパーキングブレーキ機構。
しかし、ここを割愛すると本当のオーバーホールではなくなるのである。


ざっと分解するとこんな感じになる。


注意点だけは整備手帳に書き出してあるけれど、
はじめてだと???がいっぱい並んで時間が掛かることだろう。

バラせないだけならいいが、組めなくなる可能性の方が高いので、自信がないなら迂闊に手を出さない方が無難である。

苦労してここまでバラしてやることは、サイドブレーキブラケット側へフルードが漏れないようにするための小さなOリングの交換と、ブラケットのピン穴のグリスアップで、結構重要な作業。

ただ、組めなくなったり、組み付け不良で不動車にするリスクを拭いきれないようなら、
ピストンシールとダストブーツだけ換えて、やったような顔をしてる方がいいと思うw

結構そういうひと居るでしょw





でもやっぱり、リペアキットの部品は全部使い切りたいもんだよね^^


これでちゃんとサイドターンができるようになるといいね!
Posted at 2014/09/30 03:14:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年09月21日 イイね!

フロントガラスを交換してみる。

フロントガラスを交換してみる。色々と作業が溜まっていた11アルトワークス。

昨年の軽いオカマから関東大雪を経て、随分ボロっちくなってしまった。

定期的に改修はしているものの、
予算が限られているため、優先順位を決めて少しずつやっていくしかない訳だ。

パッと見はそのまま廃車置場に積み上げられてもおかしくないビジュアルだが、
この5年ほどの間に、コツコツ改修し、タイベルやエンジン周りのシール関係を換え、オルタネーターも交換、ラジエターや水回りのホース類交換、ブレーキ周り完全オーバーホール、足回りのベアリングやブッシュ類交換・・・etc

見た目だけで捨ててしまっては申し訳ない位、改修は進んでいるクルマだ。

これはもう、きちんと直していく以外選択肢はない。
オーナーは、あと10年、乗る気満々なのである。


先ずは、オカマ事件で台無しになったフォグランプのHIDを復活させ、
ついでにヘッドランプもHID化します。


バンパーを外してフォグランプユニットを取り外します。

早速中古パーツの激安復活の洗礼を受けます。
ボディーへの取り付けステーのふもとが割れちゃってますね・・・
何やらくっつけた跡があるけれど、弱かったみたいでプラプラになってました。

この修理は、自分が忙しくてやる暇がないので板金屋の先輩のところに投げたんだけど、格安を推し過ぎたか・・・

仕方ない、あとで直しておこう。



以前着けたキットは標準の汎用バーナーだったんだけど、アルトワークスのぺったんこなフォグランプだと浅くてガラスに届いてしまってとても苦労したので、今回はショートタイプを準備。

H3のハロゲンバルブより短いね。

元のブーツを上手く活かしてキセノンバーナーを取り付けします。


ランプから外した純正のハーネスをバラスト側の電力供給線と繋ぎます。
ちょうど平ギボシのオスとメスなので加工ナシで流用。

ブーツの簡単な加工だけで、あとは組み換えだけです。



ヘッドランプ側はリレー付きキットを使うので、電源はバッ直です。
付属のハーネス自体は出来上がってるので、ランプからH4バルブだけ外したら、割り込ませるだけ。
取り回しだけ、コアサポートの下を通したりして見栄えよくまとめます。



バラストはやはりここしかない。


割れていたバンパーのブラケット取り付け部も、エポキシパテでガッチリ接着。
多分振動くらいじゃ外れないと思う。



さて、点灯確認です。

これは凄まじく明るいな・・・
フォグは3000Kとかが良かったらしいが、ショートタイプは種類がなく今回は断念。
それでもこれは迷惑なくらい明るいぞ。

来月に滅多に乗らない高速道路に乗って新潟まで行くらしく、
夜間の視界不良を心配してのHID化だったんだけど、これで追い越し車線走ってたらみんな退くレベル。


フォグは普段消しておいた方が無難かもな・・・。




そして、今回のメイン。
ガッツリヒビの入ったフロントガラスの交換です。

餅は餅屋という言葉があるように、ガラスはガラス屋の仕事であって、クルマ屋の仕事ではない。
というのが自分のこれまでの考え方であって、
板金屋時代も、嵌め込みのガラス以外はガラス屋に外注に出すものであった。

費用も5~10万位掛かってしまうのは当たり前で、全てはガラス屋の胸先三寸だったのである。


しかし時代は変わった。

ネットが普及し、格安の輸入品が今日頼めば明日到着する時代である。
純正ガラスが部品だけで5万も6万するのに対して、同等かそれ以上の社外品が1万から出回っているのである。

これだけ安いのであれば、自分たちでやってみてもいいかもと思うようにはなってくる。


何事も経験だ。
などと、うっかり思ってしまったんだな・・・




どでかい箱で厳重に梱包されたガラスが届きました。
とにかく割らないように細心の注意を払います。



ガラスモールをむしり取ります。
丁寧に取った積もりだったけど、ボロボロになりましたね・・・
新品にするからいいんだけど、再利用が出来ないことはわかりました。

どんな作業にも興味があるヲレは、ガラス屋の作業をいつも盗み見をしていたので、
大体の段取りと内容は解っている。

ただ、見ている以上に大変な作業だったと思い知らされることになる。



コーキングにドリルなどで上手く穴を開けてワイヤーを通し、
梱包用の持ち手などを利用してワイヤーカッターを自作します。

切れてしまった時の為に、2本準備しておきました。

しかし、この作業が想像以上に大変でした。

Aピラーの脇は両手が入るんで、力が入りやすく意外と速く切れましたが・・・
ルーフ側とカウルパネル側が、ワイヤーが短かった為、引き切りが出来なくて時間が掛かりました。
押して切るというのは想像以上に力が入らず、3倍は時間と腕力を使います。

60センチじゃ全然短かったな・・・

90センチくらいあれば、反対側から引き切りが出来たのに、これは道具のチョイスが悪かったな。


苦労しましたが、何とか一周出来ました。
2時間くらい掛かってしまったんではないだろうか。

ガラス屋は15分くらいで外してたな・・・( `・ω・) ウーム…

やはり専用の道具と経験の差はデカイ。



やっと外れました。

途中で面倒になって、完全に一周切れてないままむしり取ろうと思ったんだけど、コーキングの接着力は並みではなく、ガラスがバキバキになるだけで一向に外れません。

がんばってギコギコ最後まで切りました。



外すだけでマジで大変だった・・・

なんとなくコツは掴んだんだけど、軽自動車でこれだけ大変なんだろ。
他の車種じゃ気をつけるトコロも変わってくるだろうし、こりゃ迂闊には出来ないなぁ・・・。


内外装、外すものが意外と多いので、これまた面倒。

慣れればエンジンフードくらいは外さなくてもイケるかな・・・

流石にダッシュ外したら合わないので、マスキングテープを何重にも張って養生。
ワイヤーで切らないように細心の注意を払いました。



ワイヤーは一本途中で切れて、もう一本もギリギリ持った感じでした。
16年も前のクルマなのでコーキングが硬く、残りをカッターで削ぎ落とすのも一苦労。


ちょうど、りょーちゅ君が仕事を頼みに来てたので、新品ガラスの取り付けだけ手伝ってもらいました。


外したガラスをバリバリと踏んづけて四つ折りにし、捨てやすくします。


ちょっと硬化の遅いシーラーを使ってしまったので、完全硬化には一晩掛かります。
新品のガラスモールだけは部品が間に合わなかったので、納品後後日取り付けになってしまいましたが、新品ガラスは気持ちがいいですね~。

断熱・カラーグラデーション入りで、暑い日でも車内の温度上昇を抑えます。

天の川のように飛び石だらけの、ウチのイプ太郎のフロントガラスもやってみたいところですが、
またやりたいと思えないほど大変だったので、当分は考えていませんwww

くったくたになって、漸くアルトワークス全作業終了。



今度はボロっちいままのバンパーとか外装の改修だね。

また数ヵ月後!



しかし、クールベールのぼかし入りで1万円強とか安すぎだ。




Posted at 2014/09/23 03:03:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年09月13日 イイね!

純正足

純正足早くも譲渡後二回目の車検が近いポンさんのS15。

ヘタリきったダンパーと落とすだけのダウンサスが最悪なのと、車高がいつも検査でギリギリなので、程度のいい純正サスに交換することになりました。

しかし、距離が伸びないこのS15シルビア。
車検から車検の間で5~6回くらいしか乗ってないみたい。

乗りやすいクルマになれば、もう少し乗りたくなるかな?



錆だらけのテインのダウンサスと、押したら戻らない終わりきった純正ダンパーを、
元々この車両についていた推定3万キロ未満使用の純正サスに交換します。


車検に備えて、その他の怪しいところを軽くチェック。




距離こそは乗ってないけれど(まだ3万3千キロ!)、初年度から15年経ってるからね・・・
足回りのブッシュ関係はそろそろ限界だね。

取り敢えずテンションロッドの封入グリスが漏れ出してるのと、リヤスタビのブッシュは終わってる。


もう5年近く前に作った、フロントのピロスタビリンクはまだイケそう。
グリスだけ入れとこう。
社外風調整式純正スタビライザーも、問題なさそう。


オイルキャッチタンクのブローバイもインテークに戻してるから車検は大丈夫。


これで車高とエンジンルームは問題ない。
内装は、フルバケットシートの背面カバーがちゃんとついていれば問題ない筈。
それ以外は、あとからくっつけてあるマフラーカッターみたいなのを取れば検査は平気だな。


足回りを変えたので、試走。

流石に乗り心地がいいな・・・ストロークがあってちゃんと踏ん張る。
純正サスも、ヘタってないと意外といいよ。
スタビが社外ってこともあるけど、思ったほどロールはしないし、
ピッチングもしっとりしてて峠での攻めも全然イケそうだよ。

やはり足回りの性能としては、純正サスのストロークが完璧だ。

わざとオーバー目に振り出したりして崩してみたけど、流れてもコントロールしやすいし限界高いわ。

もっと上の足回りを目指すなら・・・
バネは純正のまま、もう少し強めの純正形状ダンパーとブッシュ類の完全リフレッシュ。




下手な車高調より全然速く走れるんじゃないかな。



とかいって車検まだ結構先じゃん・・・

Posted at 2014/09/17 05:42:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年09月05日 イイね!

溶接強化スタビライザー

溶接強化スタビライザースタビライザーのチューン。

いい部分も悪い部分もあるのだが、自分はコイルスプリングは柔らかめで、強化スタビライザーでロールを抑える足回りが好きだったりする。

ハードサスや車高調なんかで固めてしまうと、もうずっと乗り心地が悪くなるじゃない。
どうしてもそれが嫌なんだよね。

通常のピッチングでは突っ張らず、コーナーだけ踏ん張ってくれるってイメージです。


ただデメリットもあって、荷重が乗ってないイン側のサスがアウト側のバンプにつられるので、インリフトしやすくなる。
要するに、タイヤの接地が悪くなるんだ。

固めれば固めるだけ悪くなるので、リヤだけ固めればオーバーステア。
フロントだけならアンダーステアになってしまいます。


アルテッツァのように車重がそこそこあって、パワーが少ないクルマだと、
もう少しクイックに向きを変えて欲しい場合も多い。

若干トラクションが下がっても、向きを変えやすい方が結果的に速い場合も多い。


金を掛けられないながらも、運動会に向けて準備を進めているノリさんのアルテッツァ。

ちょっと仕事の合間にスタビでも作ってやろうかな。



12ミリ位の中実鋼棒で出来ている純正スタビに、10ミリの鋼棒を並行に溶接します。
形に合わせて曲げるのが中々大変だった。


そして、400Vの半自動溶接機でイッキにカタを付けます。



バチバチ・・・会社の溶接機はよく溶けるな~。



ガッチリ鉄棒が溶け込んだリヤスタビライザー。
捩れた時に剥がれるとマズいんで、マジでやりましたよ。



あとは色を塗って終わりです。


うーん、途端に社外品ぽくなったぞ。
捻り剛性がどれだけ上がってるのか判りませんが・・・



インプレが楽しみだなぁ。




200%くらいにはなってそうだな。



Posted at 2014/09/07 01:06:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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「[整備] #その他 HA11S アルトワークス 社外ラジエター装着 https://minkara.carview.co.jp/userid/271921/car/262720/7405733/note.aspx
何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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2009/09/13 00:37:18
 

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