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2014年03月20日 イイね!

雨の五十日年度末

雨の五十日年度末久しぶりの多摩。

立川にある自動車検査登録事務所です。

フォレスターは継続車検で仕上げです。
午前中から気になるところを見直ししたりして午後の第3ラウンドからラインでした。


いつも光軸を取りに行ってる米山自動車でも、

「今日は混んでんぞ~」

などと言われつつ・・・


受付もラインも大行列。

こんなの久々だな・・・やっぱ多摩は違うな~。


現地着後すぐジャッキアップでミッションの下回りを脱脂洗浄。

オイルシールがヘタってるのと、アクスルシャフトがきちんと留まってないせいで、
結構滲んできてしまう。

新油で規定量まで入れてあるからね。

規定量だと油面がオイルシールより上なので、当分は出やすい筈。


そのまま乗ってると、オイルが減ってくるので、油面が下がり落ち着いてくるけど・・・
ホントは早めに改修したい部分ではある。

何はともあれ、月内で継続だけでも済ませないといけないので、
ライン直前で掃除して無理やり通してしまいます。


年度末は混んでるのは当然として、週末の五十日で雨。

行くまでの道路も鬼渋滞。


クルマ屋がよく使う裏道があるんでドハマりはないけれど、それでも混んでたなぁ・・・。


ラインの行列も30分以上待たされる始末。
これだけ待たされるようだと、シクったからといって何度もチャレンジ出来ないぞ。

午後からの検査はそういう緊張感がある。


クソッ!82ミリか・・・

この車高で無問題と聞いていたんでノーマークだったんだけど・・・
フロントパイプと中間パイプが低くて、あと最低でも10ミリ以上は上げないと厳しい感じ。

一応車高調か・・・


強めの雨、時間は午後3時を回ったところだ。



瞬時に再調整の作業時間と、並ぶ時間と、次で合格する確率を計算する。

「行ける」

のゴーサイン。


30分で調整が終われば、4時頃には再検査を受けられるだろ。




とにかく車高を上げないと!

降るしきる雨の中、検査場の敷地の端っこでジャッキアップしてタイヤを外します。
一つ目でリングの固着があったらもう今日は諦めようと思ってた。


工具箱は積んできてたけど、車載用だし流石に専用レンチはない。

リミットは一ヶ所7分。
ウォーターポンププライヤーとハンマー、貫通マイナスで一気に勝負に出ます。


を、結構かんたんに回ったナ。

てか、ちょっと緩すぎるくらいだな・・・
多分ロアシートが走ってるうちに回っちゃってたんだろうな。

四輪車高がバラバラだった。


車高調なんてまぁ、こんなもんですね。

相当マメにチェックしたり調整したりしないと、緩んで下がってきたり、
逆に固着して回らなくなったり、トラブルは多いよね。

純正サスがネジ式車高調を採用しないのは、
単純な必要性の他に、どうしてもトラブルフリーであることができない完成度故である。

キチンと定期的にメンテナンス出来るユーザーだけが、
自己責任に於いてのみ看過することが出来る、諸刃の剣。


それが車高調だと言ってもいいかも知れない。



当然ヲレには車高調は無理・・・。
完全メンテナンスフリーで安くて耐久性が高い純正形状品にほぼノーマルのスプリング。

お父さんにはこれで充分で御座います。。。



よおしよおし!

20分で車高調整完了。


軍手ビッチョビチョになっちゃったwwwww


そして半分居眠りしながら検査の行列に並び再検査。


「ギリギリっすけどOKです!」

マジか、ギリギリか・・・一ヶ所20ミリ以上は上げたと思ったんだけど、
単純に車高は20ミリは上がらないのか・・・

フルタップだからね、一定以上はプリロードにしかなってない場合もあるな・・・。


ま、これで落ちたら3度目は無理だったろうし良かったぁ。


きちんと嵌ってないドライブシャフトを下回り検査で言われたらアウトだったんだけど・・・
そこも指摘なし!



何とか始末しました・・・。



ただ、もう少し色々やっとかないと次は厳しいかもな・・・




Posted at 2014/03/21 00:16:52 | コメント(6) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年03月19日 イイね!

ほぼインプレッサなフォレスター

ほぼインプレッサなフォレスターSF5 フォレスター
うちの近所に住んでるプゲラッチョさんの愛機なんだ。

あまり携わった事がなかったクルマだけど、ここまでほぼインプレッサとは思わなかったな。

エンジンはシングルタービンのEJ207、
サスペンションの懸架方式もインプと同じ。
前後のブレーキは既に対向キャリパー化され、
トランスミッションはGCの中期以降のSTiのクロスであるTY752VB5CA。
DCCDも装着され、リヤデフもR180に換装されている。

殆どヲレのGCと同じ内容じゃんか。
てか、エンジンはうちのコのより新型なくらいだよ。


今回は、車検前なのにクラッチズルズルだし、ヘッドカバーつゆだく仕上げで何とかして欲しいってハナシ。
ついでにギヤボックスもGCのクイックに換装したいんだって。

ついでが重たいのばっかりだな~(;´∀`)


こりゃ、2日みないと終わらない内容だな・・・。


思いの他高回転でブン回しながらやってきたプゲラッチョSF5。

もうクラッチが滑り過ぎていて、5千以上回さないと走り出さないとか・・
一速入れたままクラッチ切らずに停まってもアイドリングするとか・・・

ここまでクラッチ終わってるの久々見ましたwwwww


よく走ってこれたな~
これだけ滑ると一気に走行不能になるもんだけど・・・

カバーのヘタリかもな。。。



カーボンボンネットにTE37ホイール、エアロフェンダー・・・
レガシィとかフォレスターでやってるひとってのが意外と多いのが、昔から不思議だなと思ってた。

もうインプレッサに乗ればいいのにと思ってしまうのだが、


話を聞いてみると、やっぱり積載性や居住性といったユーティリティとの両立を考えてしまうからなんだって・・・やっぱりそのへんが外せない人って多いんだな。

レーサーなんかもそうだけど、なんでレガシィなんだよ・・・って思うんだよね。
あんだけ走りが!走りが!って人一倍騒いでるくせに、耐久性やサイズ、重量に劣るファミリーユースモデルに甘んじていられるのがよく判らないと思った。


単なる感覚の違いなのかな・・・


シルビアとかハチロクとかで育ってきたから、ドアが4枚もついてるインプレッサで充分にファミリーセダンだろと感じているヲレがオカシーのだろうか。

確かに、荷物いっぱい積んでキャンプ行こうぜって話になったらちょっと厳しい気がするけど、
だいたい友達のヴィッツで行っちゃうしな、
通勤は原付、近所の足と荷物運びはミニカトッポ。

GCに求められている性能が・・・
走りに使えて、家族が3人程度乗れて、たまの帰省時に高速がラクならいい。

クルマで見栄張る気もないからな・・・



あとないな・・・。





ウマで揚げて下から見ると気になるポイントが幾つかあるな・・・

ミッションの締結ボルトが一本緩んでる。
アクスルシャフトのサークリップがない。
マカロニピンをスプラインひとコマずれのまま強引に叩き込んでいる。


どこに頼んで作業したんだろ・・・怖いわ





作業手順は完全にインプレッサに準じています。

フロントのアクスル分ひと手間多いけれど、FR系のクラッチ交換みたいなもんだよね。


四駆の割にコンパクトなスバルのミッション・トランスファASSY
コンパクトつったって70キロくらいはあるかなぁ。

下から降ろすしかないんで、クレーンが使えるエンジン降ろしより骨が折れるよ。

ジャッキとバタ角とハンドパワーをうまく使って積んだり降ろしたり、
身体がガッタガタになりますw



懸念したとおり、右の半刺さりのマカロニピンは外すことができなかった。
スプラインがいっこズレてるのに思い切り叩き込んだんだろうね、中でカシまっちゃって引っ張ろうが捩ろうが抜けない。

こんなの反対から叩けなかったら抜けるわけない。


・・・ので、ドラシャのトリポートでバラしました。。。


クラッチ板は、思った通り極端に減ってはいなかった。

前回強化品で組んでるらしい・・・最後まで使えてないんだなぁ。

強化カバーってのは、ダイヤフラムの焼入れを増やして硬くしているんだけど、ストローク量が標準カバーよりないものが殆どなので、それなりにディスクが減ってくると、もうカバーが押さえられなくなっちゃうんだよね。

ダイヤフラムも柔軟性が落ちているのでヘタリも早い気がするし、


倍近い額払って強化品組んで、純正の半分しか持たないんじゃ幾らなんでも合わないよ。

ちょっとパワーアップ程度の弄りなら、クラッチは純正品一択。
これで充分なのだ。

ちょっと滑る位の方がミッションの保護になるし、
メーカーもいたずらに圧着力を上げてこないのは、そういう観点からなんだよね。


峠にサーキットにジムカーナに雪ドリに・・・
手加減なく使いまくって13万5千キロ持ったんだからね、ヲレの純正クラッチw




新品カバーディスクは信頼のエグゼディ純正同等品。
フラホは恐らく5キロ程度の極軽量品ですね。

折角フラホ外すんで、ベアリングやシール関係も全部交換です。



しかし・・・スバルのクラッチとか、今までに何回交換したんだろ・・・
結構大変なのにやる機会が多いな。。


エンジン車載のカバーパッキン交換も、思ったより大変だったな・・・見えてるのに全然外れてこない・・・
何だろ、何度もやったはずなのに。

あ、これABSがついてるから、ヲレのGCより狭いのか。



ミッションを載せる前にひと仕事。
これはどうしても今やっておきたい、ステアリングギヤボックスの交換・・・


鬼門のパワステホースとの接続ユニオンが「今でしょ」状態だ。




ミッションがなければ楽勝だ。

ギヤボックス自体はメンバーの下からキャップで留まっているだけなので、
本当にヤバイのはホースとの接続ナットだけ。

並べてみると、外観上は同じ、長さすら同じな気がする。



これから使うGC用ラックのブーツが切れていたので、フォレスター用からブーツ移植。
直ぐに車検だからね・・・



ハンドル側とラック側でだいたいセンターを合わせて、ユニバーサルを接続します。

サイドスリップ調整はタイヤ付けて着地させてからだよ。
ハンドルのセンターを出しながらの左右の調整は、結構手間が掛かります。




さて、あとはミッション搭載のみ。

プルクラッチの軸ピンを取り付けて、メンドラやレバーのピボット部分をグリスアップ。
長く乗るなら、こういう細かいことが大事だったりする。



これも、アクスルシャフトで引っこ抜いて頑張ってみたけどどうにもならなかったなぁ・・・

ドラシャごと交換しかなさそうでした。


毎回思うけど、ここまで持っていくのが大変なんだ。
ほぼ腕力とフロアジャッキだけだもんな・・・。

ベルハウジングのスタッドボルトにミッションがハマれば勝ち。



二日目の夕方に漸くミッション搭載となりました。

二日目の昼であらかた終わる算段だったのに、ドラシャでハマって何時間か損したからな・・・
ちょっと読みが甘かったか・・・。


それでも慌てない事が大事。

もう少し作業が残っていても、休憩がてら周りを整理整頓したり、
工具を選別してしまったり、気持ちに余裕がないと最後に失敗するからね。

甘いものを口にしたりして、酸素と糖を脳へ送ってやるといい。


休憩を20分取れば、だらだら1時間掛かるところが、30分で終わったりする。



ミッションオイルとパワステフルードを注入して、
戻した配線関係を一つ一つ目で追いながら、間違いがないか確認。

いいね、大丈夫そうだ。


エンジンかけてパワステフルードのエア抜き、最後のトーイン調整。

ちょっと試運転で乗り回したけど、ステアリングまでクイックになって、自分のGCかと思いました。
意外と下のトルクがあるせいで車重も感じなかったな。

ほぼGCインプレッサで、ハッチバックで、積載性がミニバンクラスか。

確かに悪くないな・・・。




そしてヲレの日曜日は終わった。

変なヲッサンが出てこなくて良かったわw


Posted at 2014/03/19 03:07:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年03月01日 イイね!

10年目のリフレッシュ計画

10年目のリフレッシュ計画近所の幼なじみであり、
旅の相棒として25年の付き合いがあるコウヘーの愛機ヴィッツRS。

きちんと1500を買ったので、見た目にそぐわないパワフルなホットハッチである。

このヴィッツが来たのは、自分がハチロクからインプレッサへ以降する頃と重なるから、もう10年前になるんだなぁ。


コンパクトなのに、5ドアで使い勝手が良く、キャビンも意外と広い。
1500のエンジンはVVTiのおかげで、下からトルクがあり、上まで谷間なく吹け上がる。

高速道路も余裕で、メーターを振り切るところでの巡航も不安がない。

燃費もダントツにいいので、遠足でGCを出すことはまず無いw


大して走行距離が伸びていない事もあるけれど、この10年大きなトラブルもなく優秀な活躍を見せた。

強いて言うなら、トランスミッションからの若干のオイル漏れと、
VVTiのオイルコントロールバルブがトラブった位で、出先で走らなくなるといったことは一度もない。

そんなヴィッツも取る年波には勝てず、
ドアウインドウの上げ下げで手こずるようになり、高速では強めの風切り音。
前照灯も、最近のどんな車よりも暗い感じがし・・・


という訳で、いろいろとリフレッシュしてもう少し乗ろうということになりました。





まずはドアウインドウの動きや、風切り音の原因になっているストリップ関係。
水切りモール、ウインドラン、ウェザーストリップをすべて交換。

ガラスを外したり、SSTを使って外すような部品が多く、結構手間。

硬く縮んでしまっていたゴム部品を交換し、
ドアの開け閉めは新車の感覚を取り戻しました。

強めに閉めないと半ドアになる程だよ。

気密が良くなったからかな、車内が静かになった気がするよ。


いいね、こういうメンテナンスも。



そしてお次は、黄ばんで昭和の香りさえ漂ってくるヘッドライト。
樹脂の異型ヘッドランプが当たり前のこのご時勢では、長く乗ると経年劣化が避けがたい部分である。

10年に一回と思えば、交換するという手もあるけど、
車種によって部品も高くてね、

極力磨いてギリギリまで使いたい。



コンパウンドを使ってポリッシュすると、ここまで戻る。

 樹脂そのものの変色や、微細なクラックまでは直せないものの、表面的にツヤがなくなってるようなのは、磨けばかなり良くなる。

磨くだけだと割と直ぐツヤが退けて元に戻ってしまうのだけど、
これをキチンとクリヤで塗装してしまうという裏技がある。

作業がしっかりしていれば、当分は磨き後のコンディションを保てる筈。



 ここまでなればまだ買わなくてもいいでしょ。




最後はいろいろと電装品を更新。


 10年近く使った本体センサー一体型wのETCは、接触不良で危ない時がある。
ゲート手前の路面の継ぎ目でカード未認識になり、開かなかったことがあったとか・・・。
もう元はとったので交換^^;


 あとは、ピボットの簡易水温計を追加。
ヴィッツは最初から水温計って付いてないんだよね・・・
年数もたってきたし、日頃水温見ていれば不具合も事前に判るかもしれないからね。

最近はみんなこれ付けてるね。

簡単で見やすくてオススメです。


そして、塗装が乾いたヘッドライトの取付と一緒にフォグランプをキセノン化。




いやいや、やることが多かったから一日で終わるかヒヤヒヤしたけれど、何とか終わったな・・・

ウェザーストリップがガッツリ糊で貼ってあったのが誤算だったな・・・
あれを剥がすのが大変だった。


ひとつ不具合を残していて、原因を探してたんだ。

完全暖気後にだけ、セルは勢いよく回るけどエンジンのかかりが悪い。
朝イチやエンジンが暖まってない内は一発でかかるんだけど、
そこそこ走ったあとちょっと停めて、またエンジンをかけるときにかかりが悪い。

あちこちセンサーを疑ったり、ダイアグかけたりしてるんだけど特定できないんだな。

もしかしたら・・・と思って、キーONで数秒溜めてからセルを回すと・・・


一発でかかった。


キャブ車みたいだなw
でも明らかにパーコでしょ。

インジェクション車でもなる場合は多い。


でも以前は出てなかったのだから、何か原因があるんだろうな。
どこが劣化すると、パーコレーションが出やすくなるんだろうか。


・・って感じでマトが絞りやすくなったな。また時間があるときに考えてみよう。


しかし、コウヘーのマシンも色々とリフレッシュが出来たね。
機関も完璧にやって、もう10年乗るのもいいだろ。

直せるクルマをいちいち買い換えるのは勿体ないよ。
飽きてきたなら、自分流にモディファイしたりして楽しみ方を変えていけばいいんだよ。

まぁ、貧乏臭いと思うだろうけどさ、

安い買い物じゃないんだし、
手のひらに馴染んだクルマを大事に面倒見て長く乗ろうぜ。



と、相変わらずまわりを洗脳し続けるだ い であったw

  



雨だったけど、土曜日はそれほど寒くはなかったので助かった。


もう、こうやって春になってくんだね。


ヲレのGCもストリップ関係やろうかな。。。
Posted at 2014/03/03 02:20:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年01月18日 イイね!

ほぼデフロック仕様卒業

ほぼデフロック仕様卒業リヤデフの機械式LSD。
通称ノンスリ。
走りのクルマには必須のチューニングアイテムだ。

デフのLSDをビシっと決めたクルマの楽しさは異常。
FFでもFRでもAWDでもそれは同じ。

最近では、純正で装着されてくるトルセン式もなかなかいいが、やはり、機械式の楽しさには敵わないと言わざるを得ないだろう。


昭和のクルマとドリフトで育ったヲレは、
純正トルセンあたりで満足できるほど優等生ではないんだわ。
機械式じゃないと調整もできないし。


しかし、この麻薬には身体はすぐに慣れてしまう。
もっともっととなってしまうのだ。
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・判ってはいても、もうちょっとだけでも・・・

となってしまう。

その最たるところが、結局デフロックなのだ。


当然アンダーが強くなったり、車庫入れすらままならなくなる。


AWDだと、2駆に比べてLSDの恩恵を体感しにくいので、どうしても過激な方向に行きがちだが、
イニシャルトルクを上げた分だけ、旋回抵抗が大きくなるのは2駆も4駆も同じ。

自分のGCと、クネのGDBは長らくリヤデフをロック仕様で乗っていましたが、
GCは、フロントをトルセンにしたタイミングで標準的なイニシャルに再調整。

クネGDBは粘っていましたが、1年ほど遅れて今回卒業となりました。


やや陽も傾きだした昼下がりからの作業。

今日はシルビアの作業もあったからね・・・
意外と押しちゃってスタートが遅くなっちゃった・・・。



慣れてるからもあるけれど、パパッと頑張れば一時間ぐらいでバラせるリヤデフ。
特にトラブってる様子もないね。
今回入れ替えるのは、内爪のフリクションディスク。

スバルのリヤデフは日産の部品なので、ニスモの部品で調整してあるんだけど、
標準1.7㎜のフリクションディスクを、4枚1.9㎜に換えてほぼロック状態にしてあったんだ。
(写真では溝なしがニスモの1.9㎜)

これを2枚1.7㎜に戻して、ほぼロック→イニシャル15キロ(約150Nm)前後に落とします。



プレートの入れ換えだけでは変わらないけれど、毎回バックラッシュの確認はしておきましょう。
バックラッシュの校正時期の目安になるからね。

今回の値は0.14㎜。

前回のキャリヤ交換
時に0.09㎜で合わせてるからね、3年で0.05㎜拡大か。
やや早いな・・・完全デフロックはギヤやベアリングへの負担も大きいのかも知れない。


次回の調整時にはバックラッシュを詰めてもいいかも知れない。


しかし、寒い日だったね・・・暗くて寒いだけで捗らなくなるのが作業といものだけど、
それでも実質4時間くらいか・・・



でもスゲー疲れた・・・駆動系は時間では換算できない致命的な疲労が残るな・・・。


天気が崩れるらしく、頻繁に雪山への出動要請が来ているが、
日曜日は朝から普通のお父さんをしないといけないので、ちょっとナイなぁw



流石にこの作業のあとに走る気にはなれない・・・
Posted at 2014/01/20 01:00:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2014年01月04日 イイね!

新年初作業。

新年初作業。去年BMWの335(エストリルブルーメタリック)に丸塗りした、トヨタのマイノリティ、クルーガーV。


大分以前から足回りの相談をされていたのだ。

オーナーも、特別クルマに詳しいわけでもなく、こんな風にカスタムしたいとか、やりたいことのイメージがハッキリ決まっているわけでもない。


多分、周りの影響でクルマは好きになったんだけど、興味を持ち始めだから、
どういうものがいいとかが決まってないんだろうね。

 
でも、変なものに影響されすぎて、センスない感じのヤツが多過ぎるから、
逆に、まだ何とかできるんでいいかも知れない。


カッコイイが全ても本人の自由だからいいけども・・・


「限界で何インチ入りますか?」とか言って、
元々16インチ位のクルマに22インチとか強引に入れて、
タイヤなんか只のゴム巻き。

車高もSUVなのに、着地寸前のローダウンでコンビニ入れないだろ?
「いや、ハイドロなんで大丈夫ッス」
とか言ってたのに割とすぐ壊れて下がりっぱなし。

テールランプ光ってるのが殆どわからないほどスモーク仕様にしていかつくてカッコイイとか・・・

イカリングだのLEDモールだのを、ヘッドランプに埋め込んだり、
型落ちのトヨタ車に入れてどう見えるんだよ。


雑誌とかカスタムカーのショーとかに影響され過ぎでしょ。

実際危ないし、乗り心地は悪いしどうすんだよ・・・。


実際は街に峠にバンバン走って、人を迎えに行ったり、通勤に使ったり、
旅行に行ったり、荷物載せたり、ヲレたちの便利な道具であるはずの自動車。

ただ飾るだけのクルマに憧れて、存在意義の9割を捨てるのがクルマ好きなのかって話。


どんな分野でもそうだけど、追求するものがコアになっていく程、
万人には理解しがたいものになっていく傾向がある。

洋服とかのファッションにもあるじゃない?

興味ない人には全く判らない。

わかる人だけがわかる、偏った結論が真実みたいな。


ヲレはそういうの嫌い。


偏ったものが好きなのは別に自由。
でも、それが至上という偉そうな雰囲気がある。
価値観が押し付けがましいんだよな。


バカヤロー、勝手にやってろという気持ちになる。


黙っててもカッコイイ~って思われるようなさりげない何かががカッコイイんであって、
カッコイイことが決まっているわけじゃないのだ。



そこで、まだ道を踏み外していない若者には、意味のなさない車高調は外して捨てさせ、


ノーマルサスペンションに戻すことをお勧めしている。


ノーマルは可もなく不可もなく中途半端と思われているフシがある。

だが、サーキットを走ったり競技をやるわけじゃない、
街乗りを中心とした一般的な使い方が基本であれば、ノーマルを超える足回りはないだろう。

最近のスポーツカーに至っては、やりすぎだろって位硬いので、
峠くらいでは変える必要ナシ。

スプリングに対するダンパーの減衰力のバランスも完璧だし、
サスペンションジオメトリーも計算されていて、
ふらつくことや、不意にハンドルを取られることも殆どない。


メーカーがこれまでに何億円も掛けて開発してきているバランスが、
そこらへんの場末の工場で、強度検討もなされずに作られているシャコチョー以下な訳はないのだ。

少なくとも、このクルーガーのオーナーに、車高調は全く必要がない。


クルマの使い方が決まり、カスタムの本質が自分の趣旨に合っていて、
そのデメリットを理解した上で、納得と責任が取れるのなら、また弄ってみればいいのだ。

それまでは無駄に金を使う必要はない。



サスのノーマル戻しと言っても、
調達した中古品のブーツやバンプラバーなどを新品使って組み直しなので、
ポンポンと交換では済まない・・・

自由長の長いスプリングでの、サスペンション分解組立は結構大変だ。

フロントに関しては、汎用のスプリングコンプレッサーが噛まない形状だったので、
アッパーだけ先にストラットにセットして、車重を使って組むことに。

ま、何気にコレが一番早いんだけど・・・。


スタビリンクも腐りまくりで、ナットをベルトサンダーで破壊したり、インパクトも使うし、
ポータブルコンプレッサーは今日も活躍です。



7~8センチは上がったかな?
こういうクルマは高いほうがカッコイイじゃん。
Posted at 2014/01/06 01:10:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ

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何シテル?   06/30 04:17
だ い です。空白が二つですw 板金塗装と整備をちょこっとかじってマス。
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