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2012年01月11日 イイね!

相対性理論

相対性理論「降らないなぁ・・・」

ぎりぎりまでライブカメラで確認するも・・・、
全国雨雲ひとつない。

連休中は雪山フェスタだと思っていたのに参ったねコレ。

こうなったら、最後はあそこしかないかぁ・・・。
ぎりぎりまで迷いながらも、強行軍は出動となりました。

片道3時間の三方冬季閉鎖エリア。
ちょっと覗いてこようって距離じゃないけどね、まぁあそこなら走れないって事は無いと思うけど・・・いかんせん遠い~なぁ。


上信越北部エリアまで高速をトバします。

まぁ、飛ばすと言ったって、4.444のクロスミッソンでハッチャケるとガソリンが一瞬で無くなるので・・・5速4千を超えないあたりで、固定巡航が関の山。

レーサーが飛ばしたがるんで、
前に行かせたり、スリップの交換をしたりしながら行く訳ですが・・・


「だ い さん~、スリップ使わせてもらいます。」

「バカヤロウ、タダじゃないからな。」

「え・・・!?有料だったんスか???」

「当たり前だろ!ヲレのガソリンで走ってるようなもんだろ。」

「じゃあ、僕のも使ってください。」


頼んでもいないのに、レーサーはヲレを追い越して、加速してゆく。
おいおい・・・車速はあげなくていいってのに・・・。

スリップの効果をより高めたいと思っているのか、どんどん加速していく。
追いかけるものの、もうコッチはリミッターでつ。

燃費のためにスリップ云々って言ってるのに、回転数あげて過給かけてどうする。

レーサーのレガシィーがジリジリ離れていく。


こっちは燃料カットに当てたくないんだよ。


どんどんレガシィーが離れていく。
スタッドレスなんだから考えろよ・・・てか何でそのまま行っちゃうんだw

その刹那、左の車線に地元ナンバーのキレーなクラウンが・・・
ぎりぎり追い越さないあたりで減速&左車線へ移動。

したのはヲレだけで、レーサーは圧倒的な速度差で追い越した。


「やっぱり・・・」


格納式非常警告灯が反転し、赤い明滅が瞬いた。
追尾式の速度取締りが開始されたのだ。

不穏な空気を一瞬で察したレーサーは、アクセルを更に踏み込み、レガシィーの性能の限界にその身を託したようだった。


「おい、レーサー覆面だぞ判ってんな。」

「は~い、全力で逃げてま~す。」

「ヤバかったら予定のSAに入らなくていいからな。」

「了解です~。」


予定のSAに入れないと、恐らく現地での給油が出来ないんで、それはそれでマズイんだけど・・・
背に腹は代えられない。

グループ内で満タンの携行缶が二つあることを確認していたのでまぁ、何とかなるか。


だが、レーサーは予定のSAにて待機していたwww


「芯が強いなw」

「だ い さん達が来るまで、1速に入れてクラッチ踏んで待ってましたよw」

「あれだと、ナンバー現認出来る距離までは近づけなかったろ。」

「いや~、それでもビックリしましたよ。」


さすが”チームK”のエースは違うwwwww

コイツのクズのレッテルは伊達じゃない。
今年もタイトルの防衛は間違いないだろうね。


いや~ホントクズだなw



まぁ・・・そんなこんなで高速すら普通に行かないご一行は、漸く現地入り。
するものの、やはりというか・・・メインコースに雪が無いよ。

こりゃ困った・・・


バラバラに散らばって、コース探し。
アッチは意外とイイとか、コッチはダメだとか・・・路面状況を確認して回ります。


道幅は無いけれど、それなりに雪が付いているコースを見つけて走ることにしました。
山奥の山奥に入ってやっとだよ。

道じゃないところは1.5mくらい雪が積もってる。
本州でも有数の豪雪地帯といってもいいだろう。

路面は完全圧雪。

ここに1、2センチ降り積もってるとツルッと行かなくてベストなんだけど・・・
まぁ、そんなに悪くはない路面。


ウチのエースはどうやら苦手な路面のようで、安牌安牌と呟きながら別のコースを探しにいってしまった・・・そんなに走りづらいか・・・。


とりあえず、残っただ い 、クネ、ノリの三人でドリドリしながら行ったり来たり。
ちょっと道幅ないけれど、3ケタ台のストレート有り~の、1速使うテクニカル有り~ので、

おーし、ちょっとノッて来たぞ。


ズドン。





く、クネくん・・・何故そんなトコに・・・


「ぶははは!何やってんだ、そんなトコに道はねーぞ!!!」

「か・・看板に釣られちゃった・・・。」

「結構勢い良く行ったなぁ。」

「ま、前を見るのが怖い・・・。」


自力で出られそうもないので、牽引ロープでGCと連結。8輪駆動で漸く脱出w
幸い直角90°にナンバープレートが曲がっただけで無傷っぽいな。

さすがレーンホースのキチンと入った純正ウレタンバンパー。

去年のレーサーくらい突っ込まない限り割れたりしないwww



だからなのかココのところ雪山安牌のレーサー。
ま、安牌つったって充分に1軍機の走りはしているんだ。

何だかだんだん速度域が非常識になってきている気がするからね・・・

大事なのは楽しく走って無事帰る。
その本分に立ち返る必要性を無意識に思い出しているんだろう・・・


防衛本能というやつだ。


散々引っ掻き回しておいて何て勝手なヤツだなぁ・・・。


結局満足出来るコースが見つからず、レーサーも元のポジションにリターン。

確かに、レガシィーにとってはちょっと狭いかなぁ。
雪壁もガードワイヤーぎりぎりまで切ってあって、カチカチの氷になってるし・・・
リヤバンパー雪壁に押し当てて・・・て気にはならないカンジ。

ヲレも壊さないようにちょっと抑えよう・・・。


しかし、今回派手にブチかましたのはFDのノリさんだ。
10年近くハチロクに乗り続け、散々峠ドリフトをキメてきた経歴を持つ。
生粋の峠ファイターなのだが・・・

若干のブランクがあり、夏の運動会に、茂原の走行会に・・・
ベストなコンディションに持っていけなかったことをずっと悔やんでいた。


「言い訳じゃないけど、あの程度かと思われたくないんです・・・。」


そんな思いを雪山で挽回したかったのだ。

雪山といえばドリフト。ドリフトがメインの舞台とあれば、そこが主戦場。
一世一代の桧舞台と考えたのだろう。

だがいきなりで看破できるほど雪山は甘くない。



コースイン前に一言だけ。


「気持ちは判ってるし、上手いのも知ってるよ。でも、絶対離されちゃうから無理しないで自分のペースは守ってね。」


これは本当だ。

驕ってる訳でも上から目線な訳でもなくて、
どうしたって雪上では2駆のリミットラインというものがある。

ストレートの全開加速でFRが突破できない空気の壁を、4駆は突き破って加速する。

その差は、どうしたってコーナーでは取り返し切れない程なのだ。


だが、ノリさんのFDは想像以上のプッシュを見せる。

さすがに自分で言うだけあって、後追いで見ている限りアンダーステアは欠片も見せないよ。
そしてテクニカルセクションの速さには驚いた。

離されてしまう事こそないが、コッチも気を抜けない程のキレの良さを見せる。


「FDってスゲーFRだな・・・雪山でもこんだけ走れんのか。」


やはり、基本的に運動性能の高いクルマというのは、ドコに持ってきても速いのだな。
ノリさん位ドリフトで慣らしたドライバーがハンドルを握ったら、ほぼ初めての雪山と言ったってさじ加減の問題だ。

右に左にリヤバンパーギリギリじゃないか・・・やっぱ楽しそうだなぁ~FR。


と思っていると・・・右コーナーの立ち上がりで左リヤをパァン!と雪壁にヒット。
割れたリヤカウルがプラプラしてるのが見える・・・いっイケるのか!?

しかし、そのままの勢いでストレートを3ケタ台まで加速させ、派手な卍からテクニカルセクションへ突入していく・・・

マジか・・・何かが切れたな。


もうFRが到達できる限界領域はとっくに超えてしまっている。

ここから先でドライバーに求められるのは、いかに冷静に綱渡りのようなコントロール領域を外さないかという事だが・・・それも、ところどころ破綻が見え始めて時間の問題なのは目に見えていた。


このままだと、もうダメかも知れないナ・・・もうこうなったら自分でしか止められないんだ


そう思ったけれど、寸での所で走り切った。

ギリギリの所で冷静さを取り戻したようだった。
ノリさんも一流の走り屋ってことだな。




決してベストとは言えない路面だったけれど、何とか走り切ったね。

片道3時間かけて行って、3時間走って、3時間かけて帰る・・・
普通はこんなことしないよね・・・。

でもごめんね、みんなバカなんだ。



この一瞬の為に生きる・・・

そう言わんばかりのそれぞれのこのモチベーションは、一体何なのだろう。



グリップだけでもダメ、ドリフトだけでもダメ。
運転技術だけでもダメ、クルマだけでもダメ。
ドライバーとしての総合力が高いレベルで要求される不思議なカテゴリー

スノーアタック。


「今シーズンはダントツだ い さんですね・・・。」

「うん・・・珍しくマトモなタイヤ卸したからね、やっぱタイヤだよ。」

「そうなんですよね・・・人生はタイヤで決まるもんですよね・・・。」

「うん・・・(人生丸ごととは言ってないだろ^^;)。」


レーサーのとんちんかんな迷言がやけに耳に残った。
人生がタイヤで決まるって・・・何言ってんだあのバカは・・・。

朝のSAで解散したあとの帰路で、にわかに笑ってしまった。


そんな気の緩みからか・・・


ネズミで赤切符・・・orz

ヲレのひとり勝ちかと思われたが・・・家まであと10分ってところで敢無く惨敗。


畜生・・・赤切符て・・・一体何年ぶりなんだ。
サイン拒否の裁判以来かぁ・・・。


今回は多分出てたっぽいんで、逃亡も拒否もせず素直に応じました。

しかし・・・あんな一般道とはいえ、高速道路みたいな有料道路で・・・60キロ守って走ってるバカいないだろ・・・軽のオバちゃんだってヲレよか飛ばしてるよ。

あんなところでコソコソ速度取締り頑張ったって、ちっとも交通安全の啓発に繋がるとは思えないよ。
巧妙に正当化された単なる集金システムじゃないか。

そうは言っても、そんなつまらない罠に掛かってしまうほど油断していたヲレが悪い。


驕りからくるおろかな怠慢であった。


残念。


これで3勝2敗。
覆面は捕まっても口八丁で言い包められるけれど、ネズミはダメだね。
最初の1敗もネズミ捕り。

これは仕方がない。


8、9マソ罰金払って一日講習かぁ・・・10マソコースだぬ(´・ω・`)


コスパの高いスノーアタックを主張してきたけれど・・・今回は合わない。
しかも微妙にレーサーのせいのような気もしてきたw



でもこの地球に生まれて、この一瞬の為の人生・・・と思ったらまぁ、いい思い出か。

そう思いたい。


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また毟られるのか・・・









Posted at 2012/01/11 04:17:59 | コメント(14) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2012年01月04日 イイね!

新春雪山爆走隊2012

新春雪山爆走隊2012正月結成ががほぼ恒例となっている雪山愚連隊。

スキー客が上がって来る前の峠道の除雪作業を、ボランティアで行なっている慈善民間団体であるw

急遽の出動にもかかわらず、参画してきたのは合計5台。
図らずともオールスバルだw


最近周辺がスバルだらけになってきている。


インプレッサにフォレスターにレガシィーに・・・
プレオだヴィヴィオだと数え上げたらキリがない。

絶対的な速さばかりの追求ではなく、安定感や楽しさを加味した、
クルマ造りの理念が、昔からブレずに受け継がれてるのがスバル。


だからだろうか。


ヲレも詳しい事は良くワカンナイけどね・・・
FRからの乗換えで一番しっくり来たのがスバルの4駆だったんだよね。

乗ってて楽しいよねスバルの4駆。


もうウチラのグループは、チューニング番長も飽きてきて、ほぼノーマルのクルマで、どれだけ遊べるか!走れるのか!!って辺りに落ち着いてるのが殆どなんで、ベースがそこそこ仕上がってるクルマが望ましいんだ。

やっても足とかデフ弄るくらいで、もう大してやることがない。


つー訳で、雪山もスバルばっかなのも、もはや仕方がないか・・・。


予定のメインコースの路面がヤバかったので・・・
林道抜けて別コースに移動してきた面々。

何かもう、アチコチ先に走られた跡があるなぁ・・・
久々の雪に浮かれた香具師が多いらしく、先を越されてる・・・。
ほぼ前面アイスバーンか・・・イケるのか?


もうクルマを壊したくないんで、リヤデフを強行リセッティングしてきただ い GC8。
は・・遙かに乗りやすい・・・。


今回初めて雪でご一緒することになったマッキーGC8クーペ。
やっぱウイングレスのクーペは渋いなぁ・・・個人的に好きなスタイリングです。


何だかんだ従来の5分山グッドイヤーで今シーズンを迎えたクネGDB。
珍しくペースを合わせていくのが厳しそうだ。


クネと同型機であるGDBCで今シーズンに間に合わせたのだめさん。
予想に反して超絶グリップだった新品ナンカンが、早くも硬くなり始めてると大爆笑。


消すと再点灯しないというw中華キセノンキットをヘッドライトに組み込んで登場のyuuくんのSG5。
相変わらずのDCCDロックかフリーのみという極端なマシンは、今年も雪山で大暴れだ。


そんなyuuくんを一本追走してみたよ。


<OBJECT width=480 height=360>
</OBJECT>
こんなのフォレスターの動きじゃないw


それにしても楽しそうに走るな。

犬は喜び庭駆け回るじゃないけどさ、まさにそんな感じだよ。
いつも先頭かクネ追走ばっかだから何だか新鮮です。


路面もベストコンディションとは言い難いむずかしい雪質だったんだけど・・・

そこそこの雪壁は出来ていたので、まぁまぁ無理が利きました。


「みんな言わないけれど、本当にヤバイ一瞬を何度かやり過ごしてきてるだろ。」

「何度かどころか15回位ありましたよ~w」

「ストレートで飛ぶのが一番危ないよな・・・。」

「ヲレ”ありがとう”っていいましたもん。」

「ありがとう???」

「ありがとうブリザック、ありがとうフォレスターってw」

「神様にも感謝だなwwww」




往復10分以上のコースを4、5往復位したかな?


「誰かが刺すまでやめないのか???」


というクネの一言で我に返り、もうお腹いっぱいそうなみんなの顔を確認してから、下山しましたよ。
ふふふっ、楽しすぎて夢中になっちゃうね・・・

ソコをチョイチョイのところでコントロールして、無事帰る。



コレ大事。




実は一番危ないとされる、下山道。
多分もう終わったぁ~と油断するからだろうね。

先人達の失敗を多く見てきている僕らは、慎重に慎重にヤマを降りましたw



今回、自分のGCのリヤデフをリセッティング(イニシャルほぼロック→15キロ前後)して、
ゆるゆるリヤデフで、フロントヘリカルLSDとのバランスを狙ったのですが、

これは正解でしたね。

進入でのツライアンダーが消えました。
でもちゃんと、踏めばリヤデフは効くし、前後デフセッティングはベストに近くなりました。

結構好きな動きだよ・・・
コレならフロント機械式化という案はナシでいいな。
もうこれ以上の速さは追求したくないwww


充分楽しい仕様になったのでいいかな。




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レーサーいなくて可哀相w


Posted at 2012/01/04 01:39:08 | コメント(12) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2011年12月25日 イイね!

開幕戦

開幕戦クリスマス・イヴ
レーサーからの再三の出動催促

ナイと思ってたんで、まだタイヤ付け替えてないよ・・・
面倒なんで・・・

バカヤロウ!行かないよ?

って顔してバックレてたんだけど・・・
クネ、のだめ、含めて協議の結果閣議決定したようだった・・・。

金曜朝4時まで起きてて、土曜仕事。
そのまま寝ないで家で過ごしてたので既に眠い・・・。


「気をつけて逝って来てね~」


と送り出した訳だが。。。





気が付いたらスターティンググリッドに・・・。

無意識にスタッドレスに履き替え、カミさんが寝静まった後に出動していました。
1時間遅れで出たのに、高速降りたらその差が30分縮まっていましたw

開幕戦はいつも長野だね。



そして早くも修復可能な状態に・・・
ちょっとここんところヲレが壊れてるw

た・・・楽しい(汗



3速レヴから振りっ返してたら隠れアイスバーンに乗りますた(爆

ちょっと雪壁ないのに攻めすぎたかw安牌スイッチ押すの忘れた!

それにしても・・・一か八かのデフになってるなぁ・・・ゆっくり走れない。
やっぱリヤ落とそう・・・。


でもまぁ、開幕戦だからこんなもんか・・・去年も軽くウィンカー割ったっけ(汗



でも雪質は良かったなぁ・・・スゲー車速乗る路面。
めちゃくちゃ面白かったなぁ!

でも雪壁無いからめちゃくちゃ危ないwww


今シーズンも行くよ!!!


 

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カミさんに超怒られましたが・・・。
Posted at 2011/12/26 07:37:53 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2011年12月24日 イイね!

僕らが雪山を走る理由

僕らが雪山を走る理由もう来るね。
完全にシーズンインだよ。

今年もクルマがあることを神様に感謝しよう。

例年通りなら年内一発あるはずだ。
正月にも一発行くぞ。
そして3月まではいつでも出動できる態勢で過ごすのだ!

ワクワクするね、スノーアタックは。

夏タイヤでの峠やサーキット、ジムカーナなんかのイベントも楽しいけれど・・・
ちょっと楽しみのケタが違うよ。

この歳になって・・・
こんなにも待ち遠しい楽しみが自分の中にある事が、単純に嬉しいね。

淋しい義務感だけで、夢も趣味もなくしかめっ面で生きるつまらない大人にならなくて良かったと、自分を褒めてやろうぜw


ここらで一発、今シーズンのスノーアタックへのモチベーションを鼓舞するために、
コレまでの一幕を写真で振り返りたい。




2007年ころ。

この頃は、割りと近場でも降ったので大遠征というものは少なかった。
平日でも、降れば「現地で11時集合」とか平気でやってたね。



八千穂レイクの氷上走行会というものにも行ったね。
ちょっと滑りすぎてつまらなかったよw

路面のコンディションの保証が無い走行会は、合わないと思うようになる。



だんだん近場での降雪が稀になり、積極的に遠征するようになる。
新潟に、福島に・・・片道3時間圏内は遠征対象に。

ガッツリ走れれば多少の往復時間や、高速代は安いと勘定するようになる。




この頃からスノーアタックにまつわるリスクが段々値として計算できるようになってくる。
どれだけ安牌で走っても、避け切れないハプニングがある。

それらを充分に考慮して差し引いて考えても、走り続けることに変わりはなかった。

得るものの方が大きかったからだ。



ずっとクネGDBとのランデブーでやってきたスノーアタックだけど、

ここ数年で一緒に走りたいという仲間がかなり増えてきた。
本気組は、マッキーにyuu君、レーサーにのだめと・・・

一軍機が目立つ。

やはり上手いヤツは黙ってても雪をやるんだ。
きっとこれは本能なんだろう。

ここを越えずしてドラテクの何たるかを語るのは、餃子を食わないのに王将って美味いよねと言ってしまう事に近いのではないだろうか。

それくらい、必要の全てが詰まっている。

夢と希望と楽しさが詰まっている。

たまにバンパーの一つや二つくらい、くれてやるよ。
それが嫌で出来ないって言うんだったら、もうヲレ達に楽しみなんてないんだから。
誰だって欲しい物を買うときは金を払うだろう。


それと一緒さ。


ま、得るものがあるからやるべきだとか、堅苦しい事を言ってお勧めするわけではない。

やはり一般公道であるわけだし、最低限の安全を担保したり、
他車に迷惑を掛けないとか、当たり前の事には充分に配慮すべきなのは言うまでも無いが・・・
幾つかある条件をクリヤ出来れば、こんなにも安全なスポーツドライビングの舞台はないとヲレたちは考えているんだ。

アンダーを消したり、オーバーをカウンターで相殺したりというごく基本的なテクニックと、
ガチバトルで無茶しないで一歩引く強い精神力、
それでもたまにはクルマを壊すかもしれないけどしゃーねーよという覚悟、

このみっつだけ持ってくれば、そんなに酷いことにならないよ。
雪壁があるから、突っ込んでも大抵は車を壊す事は無いし、そもそも大してスピードが出ないからね、 法定速度内で充分に超限界領域のマシンコントロールを経験できるよ。

夏山やサーキットくらいでは、タイヤのグリップに負けて出てこないような動きがモロに出る。
クルマには本当はこんなチカラが掛かっていたんだと、思い知らされる。
急な操作は何一つ受け付けない。

本当は全てターマックでも起きている事だけど、知らないで終わってたようなクルマの動きがはっきり判る。そして、それがコントロール出来るようになると、ターマックでもクルマの一歩先の動きが判るようになってくるんだ。

ここに関しては、雪山を超える訓練方法はないだろう。
突っ込んでも平気なところで無いと、タイヤのグリップを遙かに超えたところでのコントロールなんて練習できる訳ないからね・・・。


ま、堅い話はココまで。


あとは単純に遠足が楽しいだけなのかも。
子供の頃からさ、遠足は準備からが楽しかったりするじゃない。

忘れ物はないかな?

あ、アレも持っていこうかな?

オヤツはどうしよう・・・。

この日の為だけに準備した物をお披露目する楽しさであったり、
クルマで遊びに行くって事には、そういうワクワク感があるよ。

スタッドレス買って、デフ入れて、足回り弄くって・・・
装備や、気持ちや、段取に・・・色んな物を準備してクルマで出かける。

そういうことが楽しいだけなのかも知れないな、とも思う。


ターマックの競技やサーキットでもそれらは同じ事が言えるかもしれないけれど、
ハッキリ言ってコストも安いんだ。

使うものは高速代とガソリン代、あとは集中力くらいなもので、クルマさえ壊さなければ、あまり失うものが無い。

サーキットじゃ、高速使って、ガス代もかかって、タイヤもブレーキも使いきる積りで走る。
シャーシに掛かる負担も大きく・・・フィーまで払ってるのに、サスが逝かれたり、エンジン終わったり、コースアウトで突っ込んだ日には目も当てられない。

壊さなくても、サーキット一発で10万円がヲレ達の試算である。


やはりヲレ達庶民には少々高級な遊びなのである。


そう考えると、スノーアタックはコスト面からも安全面からも何と優秀なのでせう。
経験に基づく独特の機微はあるものの、諸先輩方の言う事をよく聞いて段階を踏めばこんなに素晴らしいクルマ遊びはないのだよ。


今シーズンもビシッと楽しみましょう!
みんなよろしくね!!!





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やるかやらないかはアナタ次第です。

Posted at 2011/12/24 04:08:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ
2011年02月16日 イイね!

白銀のおろかな二日間 [二日目]

白銀のおろかな二日間 [二日目]「だ い さ~ん、マジで今日も逝くんすか?」

「まあな~、もう関越だよ。」

「今日誰来るんすか?」

「クネとのだめっちだよ。」

「マジすか・・・じゃあ、ヲレも今から出ます!!!」


レーサーダブル出動決定!
もう、出動っていうか、出勤だなwww

まぁ、ヲレも仕事だったけど(しかも、朝帰ってる時間無くて、会社直)
早めに仕事終わらせて、少し仮眠とれたからね・・・ヲレはなんとか大丈夫そう。


「ヲマエ・・・大丈夫なのか???」

「今日逝かなかったら、何の為にレガシー乗って雪山やってるんスか~。」


やるな~さすがヲレが見込んだオトコだwww
もう、漢気通り越してアホだな・・・狂ってる。

今日は来ないだろうと思っていたが、
そういう常識をひっくり返して来る野郎はヲレは大好きだ。

ヲレはちょっぴり遅れつつ、クネ・のだめ組とPAにて合流。
のだめさんも完全にハマってるナw


レーサーさんは到着が遅れそうなので、群馬県某所に先入り。
ヴィヴィオに根こそぎブッチされたあのコースへ。

あとで聞いたら、あのヴィヴィオ、アレックスの大将の一味じゃないか。
クネは知ってるひとだったようだ。
元全日本ラリーの選手で、〇コーズの専属メカだったよ・・・。

何故かちょっと安心(*´ー`*)ーЭ

界王神様の一味じゃしょーがねーやw
幾ら雪山で有利な軽とはいえ、
ちょっとあれがシロウトだったら、ヲレ達辞めたくなるほどの遊ばれ具合だったものなwww

赤帽の赤ヘッドに載せ替えてあるFFヴィヴィオ恐るべし!!!


今日はそんな猛者に遊ばれることなく、東側より登坂。

アルトやヴィヴィオがいっぱい麓で待機してたけど、
ちょうど帰るとこだったようで、ほぼ占有。
は、いいけど・・・東側は雪が完全に掃けててアイスバーンでしかなかった。

シルビアののだめさんがキツそうだ。

ヲレも一発スピンしたけれど、追いついてこなかったw
完全にメリーゴーランドだったんだろう。


着雪した木々のトンネルは息を呑むほど美しい。
いちいちクルマを停めて写真を撮りたくなる。

真っ白な峠道という、非日常を僕達は楽しみたいだけなのかもしれない。


スッキリと晴れ渡り、満天の星空に映すのは、
小さなスノーアタッカーたちの煌めきだ。

この一瞬は何かに遮られることなく、永遠へと変わっていく。


見晴のいい山頂付近。

きれいだなぁ・・・なんて言ってられないほど寒い!
車外活動は持って数分。


何だか、ココのコースは全てがきれいだなぁ・・・。

西側コースは路面の状態も良く、月光に照らされながら何往復かトライ。
うーむ、楽しい・・・。



<OBJECT width=480 height=390>
</OBJECT>
昨日の長野とは打って変わって走りやすいな。

のだめさんもタガが外れたようで、ガンガン雪を頬張ってきてるしw
バンパーの固定が何度か千切れるものの、その場で応急処置してまた突っ込むw
純正バンパーの重要性がここでハッキリと出る。

ファイバーのエアロじゃ、粉々になって終了でしょー。


<OBJECT width=480 height=390>
</OBJECT>
のだめさんは、前回とは打って変わって、かなりアグレッシブに攻め始めたね。
この一日だけでも、前半と後半でかなり動きが違う。

このまま続けたら、どんどん速くなってしまいそうだ。

ホーム20回券と雪山一回券だったらドッチを取るか、という
しょーもないクネの質問に、雪山券を取ってしまったというのだめ様。

ヲレやのだめさんが、FR練習期に何年掛けてどれくらいドリフトを練習したかは判らないが・・・

間違いなくこの一晩で、その数年の練習量を超えたはずだ。


そしてレーサーさんも合流し、第二のワンダーランド群馬の各コースをひた走る。


<OBJECT width=480 height=390>
</OBJECT>
完全にドリフトサーキットと化した某コース(貸切)
そして、食いつきがよく、安定した路面が気持ちいい。

<object width="480" height="390"></object>
前日のクラッシュをものともせず、猛然と踏み抜いていく、レーサーレガシィ。
もう、この二晩走り切っただけでも、このクルマに乗ってきた元は取っただろ。
もう、約10年オチのBH。


・・・え?直すの(爆


ハハハ、ヤフオク様様だね。


場所を移しては遊び・・・


場所を移しては遊び・・・

最後は、除雪ゼロの林道で遭難しかけて・・・(軽一台分だけ轍があったけどマッキーだろw)

スノーアタック終了~。
マジで一年分くらい走ったかな。
これでシーズンオフでも思い残すコトは無いかも。

夏のホーム100日走ってもこんなにドラマチックな事は無い。

だからかな・・・余り夏山に出撃しなくなったのは。

ガス以外に減るものが無く、夏山の何十倍も練習できて楽しいときたら、
雪山メインになってしまうのも仕方が無いでしょ。

緊急回避や、危機管理能力もかなり先鋭化するよ。ま、回避し切れてないけれど・・・
これはサーキットでは学べない。

それより何より、走りきった後の
この、全力でマシンコントロールに打ち込んだ充実感といったら何だ。

何だ?w

何だと言われても困るだろうけど・・・www

ひとことで言ったら、変なクスリをやってるような状態ではないだろうか。
夏山じゃ、まず到達しない領域に常に晒され、限界を一歩踏み越えたところで
ギリギリの集中力とコントロールに全神経を集めるわけだ。

何かが分泌されるんだろう。

突っ込んでも達成感(爆

雪山は不思議だね、ぶつけたって笑えちゃう。



そして鬼門は朝の高速帰路。
どんな超人でも眠気には勝てないんだ。

休憩ポイントのPAまでは頑張って欲しいが・・・


「なぁ、レーサー。眠くてヤバかったら遠慮なく電話して来いよ。」

「OKです~、何とかイケそうです。」

「PAで早めに休憩とればいいんだから。」

「了解です~。」



も~、寝るなって言ったのにぃ(怒

左フェンダーとミラーまで交換可能な状態にw

のだめさんも眠ってしまい、何かに乗り上げたらしく遅れて到着。
だ、大丈夫なのか???


4台中2台が884君状態に・・・。
これはもう、高速で眠ってぶつけちゃうことを884と名付けようw

なんだろう・・・言いづらいのかな・・・
遠慮なく、「もう無理ッス」って電話くれればいいのに。

これからは問答無用で早めに休憩取ることにしようかね・・・。



最後は洗車機のあるPAで仲良く洗車。


みんなボコボコなのによく洗車する気になるなwww



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ホント、高速で寝ちゃダメ!



Posted at 2011/02/16 18:08:21 | コメント(12) | トラックバック(0) | 雪まつり | クルマ

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愛車一覧

スバル インプレッサ WRX STI イプ太郎 (スバル インプレッサ WRX STI)
峠にサーキットにジムカーナに雪山に、ファミリーカーに、10年以上お世話になってます。 ...
ホンダ ホーネット250 ホンダ ホーネット250
通勤でもう一つ欲しい余裕と、老後の楽しみの為に30年ぶりに単車を買いました。 五十路目前 ...
スズキ エブリイ エブ子ちゃん (スズキ エブリイ)
妻の通勤&保育園送り迎え及びキャンプ用に買い替えました。 不整地走行を想定した4WDに、 ...
カワサキ KSR-I カワサキ KSR-I
ずっと憧れだった川崎のスペシャル原付も気が付けば25年落ち。遂に買ってやりました! フ ...
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