
はぁ・・・何から書こうかな・・・
すっかり更新できない生活でした。
この一ヶ月、プライベートな時間は、殆ど全てイプの整備に充てる毎日。
普段の仕事も忙しく、会社から帰るのは夜9時10時。
そこから2時間3時間、各コンポーネントのオーバーホール。
寝るのは早くても2時くらいだ。
自分で言うのも可笑しいけれど、
先週の一週間は鬼気迫るものがあり、数時間づつしか寝てないカラダで、
金夜は徹夜。
小鳥達がさえずる朝陽のなか、GC8は組みあがった。
一時は土壇場でのデフブローにより、暗転した戦局。
しかし、持つべきものはみん友のダイ@GC8Cさんの提供により、
予定日決着の光明が見えた。
LSDもオーバーホールして組みなおし。
ニスモのディスクを追加し、提供デフに組まれていた高張力スプリングプレートを使って、
合計の厚みを片側で0.40㎜増加。
バックラッシュも、たくさんのシムの組み合わせを試し、
0.04㎜以内の詰め詰めでセッティング。
デフはこんなカンジだ。
そんなこんなで組込み。
デフ乗せるだけだっけ?
なんて始めたら、思ったより作業が残ってて、
インタークーラー周り組付け。
フロントパイプ取付。
フロントドライブシャフト組付け。
タイロッド接合・アライメント調整。
プロペラシャフト組付け。
リヤデフキャリヤ組付け。
ラテラルリンク1G締め付け。
職質対応w
OHコンポーネンツ オイル・フルード充填。
着陸、片付け。(朝日がまぶしい)
結構あった・・・orz
そして試乗。
おっ、ウナリ音は消えたな。
ま、ココは当然でないと困る部分だが・・・
100%はないのがこの世界。
普通に嬉しいよ、苦労が報われた瞬間だね。
フライホイールが軽くなったのもイイね。
レーシングのピックアップが全然違う。
久々の感覚だなぁ・・
それでもハチロクのノーマル程も吹けないけれど、インプのノーマルなんて酷いからな。
吹け上がりが速くなり、回転落ちが速くなり、
エンブレも効くようになるしな、
トルクが落ちるなんて言われるけれど、走りに関わる部分ではデメリットは無いと思います。
何より運転していて気持ちがいい^^
デフもバキバキだぬ。
バキバキっていうか、チャタリングすら発生してないね。
最高だ。
アンダーが強いとか、街乗りが最悪だとか言いますが・・
全く気にならないですね。
全てに於いて乗りやすいです。
早いトコ山で足のセッティング取り直さないとな~。
なんてやってると、エンジンルームからギュルギュル異音が。
この音はパワステポンプだなぁ・・・
全部オーバーホール済みなのだが・・・
ラックに刺さる配管からフルード漏洩でした。
作業性最低な部分・・・
そもそも緩めたり締めたりできるんだろうか。
週明けの晩、がんばって復旧作業。
単なる増し締めでは済まない気がしたので、
シッカリとした作業スペースを取る為に、胎を括ります。
ウマで揚げて、ドライブシャフト、スタビライザーを外し、ラックもキャップを外して宙づり状態に。
ココまでやってやっと、工具によっては咥えられるという程度。
がんばってユニオンを外すと・・・
Oリングはカチカチで、外す時割れました。(左)
そして、適当に家にあったサイズの近いストック品で入替えます。(右)
多分、エアコンの高圧配管のOリングではなかったか。
色々試したが、、、
変にフレアナットに拘って、曲げて角度を付けたり、専用工具を作りましたが、
短いただのスパナが一番回し易かったw
頑張って頑張って何とか締め込めました。
そしてエンジンを掛け、ハイドロリックフルードを注ぎ足して、
ステアリングのロックトゥロックを10往復。
ドキドキしながら確認・・・
オッケー!!!
止まった!!!!!
コレもなかなかに運である。
キチンと漏れが止まるという保証はどこにもなかった。
漸く長い戦いが終わった。
正直結構疲れた。
ぶっちゃけかなり痩せてしまったよ。
ほぼ一ヶ月間、作業による慢性的な寝不足と、肉体疲労。
トラブルシュートと時間的プレッシャーによる精神的な疲弊。
これらの蓄積は、充分な睡眠で一気に解消かと思っていたのだけど、
そうも行かなかった。
肉体的にはとっくに限界を超えていたのだろう、
体細胞がいっぱい死んだままになっていたのかもしれない。
一日二日シッカリ寝たところで、身体の芯にこびりついたような疲労感は消えず、
目をつむると泥に引き込まれていくような感覚が、いつまでも残った。
途中から、精神力だけで遂行していたんだなぁ。
人間の身体なんてものはつくづく借り物なんだなぁ・・と思った。
お山で振り回してみっか。
Posted at 2010/07/12 04:18:52 | |
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