
もう来るね。
完全にシーズンインだよ。
今年もクルマがあることを神様に感謝しよう。
例年通りなら年内一発あるはずだ。
正月にも一発行くぞ。
そして3月まではいつでも出動できる態勢で過ごすのだ!
ワクワクするね、スノーアタックは。
夏タイヤでの峠やサーキット、ジムカーナなんかのイベントも楽しいけれど・・・
ちょっと楽しみのケタが違うよ。
この歳になって・・・
こんなにも待ち遠しい楽しみが自分の中にある事が、単純に嬉しいね。
淋しい義務感だけで、夢も趣味もなくしかめっ面で生きるつまらない大人にならなくて良かったと、自分を褒めてやろうぜw
ここらで一発、今シーズンのスノーアタックへのモチベーションを鼓舞するために、
コレまでの一幕を写真で振り返りたい。
2007年ころ。
この頃は、割りと近場でも降ったので大遠征というものは少なかった。
平日でも、降れば「現地で11時集合」とか平気でやってたね。
八千穂レイクの氷上走行会というものにも行ったね。
ちょっと滑りすぎてつまらなかったよw
路面のコンディションの保証が無い走行会は、合わないと思うようになる。
だんだん近場での降雪が稀になり、積極的に遠征するようになる。
新潟に、福島に・・・片道3時間圏内は遠征対象に。
ガッツリ走れれば多少の往復時間や、高速代は安いと勘定するようになる。
この頃からスノーアタックにまつわるリスクが段々値として計算できるようになってくる。
どれだけ安牌で走っても、避け切れないハプニングがある。
それらを充分に考慮して差し引いて考えても、走り続けることに変わりはなかった。
得るものの方が大きかったからだ。
ずっとクネGDBとのランデブーでやってきたスノーアタックだけど、
ここ数年で一緒に走りたいという仲間がかなり増えてきた。
本気組は、マッキーにyuu君、レーサーにのだめと・・・
一軍機が目立つ。
やはり上手いヤツは黙ってても雪をやるんだ。
きっとこれは本能なんだろう。
ここを越えずしてドラテクの何たるかを語るのは、餃子を食わないのに王将って美味いよねと言ってしまう事に近いのではないだろうか。
それくらい、必要の全てが詰まっている。
夢と希望と楽しさが詰まっている。
たまにバンパーの一つや二つくらい、くれてやるよ。
それが嫌で出来ないって言うんだったら、もうヲレ達に楽しみなんてないんだから。
誰だって欲しい物を買うときは金を払うだろう。
それと一緒さ。
ま、得るものがあるからやるべきだとか、堅苦しい事を言ってお勧めするわけではない。
やはり一般公道であるわけだし、最低限の安全を担保したり、
他車に迷惑を掛けないとか、当たり前の事には充分に配慮すべきなのは言うまでも無いが・・・
幾つかある条件をクリヤ出来れば、こんなにも安全なスポーツドライビングの舞台はないとヲレたちは考えているんだ。
アンダーを消したり、オーバーをカウンターで相殺したりというごく基本的なテクニックと、
ガチバトルで無茶しないで一歩引く強い精神力、
それでもたまにはクルマを壊すかもしれないけどしゃーねーよという覚悟、
このみっつだけ持ってくれば、そんなに酷いことにならないよ。
雪壁があるから、突っ込んでも大抵は車を壊す事は無いし、そもそも大してスピードが出ないからね、 法定速度内で充分に超限界領域のマシンコントロールを経験できるよ。
夏山やサーキットくらいでは、タイヤのグリップに負けて出てこないような動きがモロに出る。
クルマには本当はこんなチカラが掛かっていたんだと、思い知らされる。
急な操作は何一つ受け付けない。
本当は全てターマックでも起きている事だけど、知らないで終わってたようなクルマの動きがはっきり判る。そして、それがコントロール出来るようになると、ターマックでもクルマの一歩先の動きが判るようになってくるんだ。
ここに関しては、雪山を超える訓練方法はないだろう。
突っ込んでも平気なところで無いと、タイヤのグリップを遙かに超えたところでのコントロールなんて練習できる訳ないからね・・・。
ま、堅い話はココまで。
あとは単純に遠足が楽しいだけなのかも。
子供の頃からさ、遠足は準備からが楽しかったりするじゃない。
忘れ物はないかな?
あ、アレも持っていこうかな?
オヤツはどうしよう・・・。
この日の為だけに準備した物をお披露目する楽しさであったり、
クルマで遊びに行くって事には、そういうワクワク感があるよ。
スタッドレス買って、デフ入れて、足回り弄くって・・・
装備や、気持ちや、段取に・・・色んな物を準備してクルマで出かける。
そういうことが楽しいだけなのかも知れないな、とも思う。
ターマックの競技やサーキットでもそれらは同じ事が言えるかもしれないけれど、
ハッキリ言ってコストも安いんだ。
使うものは高速代とガソリン代、あとは集中力くらいなもので、クルマさえ壊さなければ、あまり失うものが無い。
サーキットじゃ、高速使って、ガス代もかかって、タイヤもブレーキも使いきる積りで走る。
シャーシに掛かる負担も大きく・・・フィーまで払ってるのに、サスが逝かれたり、エンジン終わったり、コースアウトで突っ込んだ日には目も当てられない。
壊さなくても、サーキット一発で10万円がヲレ達の試算である。
やはりヲレ達庶民には少々高級な遊びなのである。
そう考えると、スノーアタックはコスト面からも安全面からも何と優秀なのでせう。
経験に基づく独特の機微はあるものの、諸先輩方の言う事をよく聞いて段階を踏めばこんなに素晴らしいクルマ遊びはないのだよ。
今シーズンもビシッと楽しみましょう!
みんなよろしくね!!!

やるかやらないかはアナタ次第です。