
瑞牆山「みずがきやま」
山梨県にある標高2230メートルの山で、日本百名山のひとつ。
非常に難読な「瑞牆」は神社の周りの垣根の事を指し、独特の山容をからくるものであることは明らかですね。
なかなか変換できないので、検索結果からコピペですよw
若干の縁というか・・すぐ麓までは、行楽で訪れた事があるのですが、その魅力的な容貌から、いつか登ってみたいと誓ったきりで、それっきりでした。
まさか、走る連中で山登り組が出来るとは思ってなかったからなぁ。
だ い 、クネ、りょーちゅ、レーサーのパーティーで標高2230に挑みます。
レーサーがまさかの寝坊でスタートが一時間半も押してしまった・・・。
明るいうちに降りてこられなかったらどうすんだ。

瑞牆山を時計回りに回り込み、
北側斜面から山頂にアクセスする「不動滝ルート」を使用。
歩き始めは、木漏れ陽の中を歩く適度な斜面が気持ちが良かった。

レーサーが乗っかったらミシミシ・・・てwww

この美しい太古の森に、何十年置き去りなんだろう・・・。

北側は一切陽が射さず、凍りかけた沢や、氷柱が溶けずに残っている。
ガクンと気温が下がり、手袋なしではキツくなってくる。

あんな木の枝だけで支えているのか???
と思わせるユーモアを、皆が残していくようだ。
よし、レーサー!アレをやるんだ!!

ヲヲヲwスゲーwwwww

最期の強烈な急登攀を気合と根性で切り抜けると、漸く山頂へ。
そこはまさに天空の世界。

なんという素晴らしい眺望。
ここまで完璧に近い展望の山頂はそうそうない筈です。
快晴に完全無風。
ツイてるな・・・
僕たちは、ただただひたすらに感動。

すっかり冠雪した富士山も、はっきりと見えている。
思い出に残る風景というものが、誰の中にもあるだろうと思うけれど、
これは本当に、片手の中に入る素晴らしさではないだろうか。
狙ってもなかなか見られるものじゃない。

コッヘルでラーメンか何かを食う人。
バックには八ヶ岳と北アルプス。
絵になる食事だ。

断崖ギリギリの大岩でポーズを決めるクネたん。
このあとヘロヘロとしゃがみこむw

ギャグ厳禁の覗き込み風景。

りょーちゅが岩陰からカメラを構えただけで、「チビッ子ギャング」と称され、
一同大爆笑。
何もしていないのにGJと賞賛の瞬間。

ひと通り風景を楽しんだあとは、僕たちもバーナーを出して食事タイム。
おにぎりを食べたら、お湯を沸かして、カップ麺とコーヒー。
この鉄板メニューはどうしても外せない。
人生に於いて・・・こんな贅沢な時間はなかなか過ごせないだろう。
あまりの気持ちの良さに、すっかり長居してしまったよ。
陽も傾きだし、はじめは沢山いた他の登山客もすっかり居なくなってしまった。
ヲレたちもそろそろ降りないと。
アホで陽気な仲間と、厳しいだけではない大自然の歓迎、
歴史に残る素晴らしい山行であった。
でもレーサーのせいで暗中下山になってしまった・・・(←結構危なかった)
Posted at 2012/11/08 01:40:12 | |
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