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2018年10月28日 イイね!

DCCDの点検

DCCDの点検夏頃からDCCDのエラー表示が続くヲレのGC8。

真面目に点検する暇もなく延び延びになっていましたが、少し時間があったので触ってみました。
まぁ、事前の調べによると殆どの場合がDCCDの交換で直っているようですが、自分のクルマは使い方にしろ弄り方にしろ、少し例外的だからね・・・

二度手間も嫌なので、バラしたりする前にエビデンスを取りたい。


DCCDは、何年か前に頂き物で交換した物なので外した方がある。
このストック品は、ロック力こそ下がっていたもののインジケーター上は何の問題もなかったので、コイルは正常と思われる。(効きの低下が機械的なLSD側の問題ではなくコイルの問題だったとしたら、そもそも不良品だが・・・)

取り敢えずストックコイルの良不良も判らないので、単体で疑似接続してエラー表示が消えるかどうか先に確認してみようと思います。


alt
しかし解らないのが、このDCCDのコイル。

問題が出るとしたらショートか断線だと思うんだけど、劣化ってのがあるんだろうか。
ヲレは電気とかはあまり詳しくはないんでネットで色々調べてみるんだけど、よく判らない。

一本の線を何十回何百回と巻き付けた単なる電磁石だとは思うんで、作動そのものはONかOFFしかない筈。
断線ならコイル不作動、リークならヒューズ溶断だと思うんだけど、
線が切れかかってるみたいな抵抗値が大きくて効きが弱くなる、みたいなことがあるのだろうか。


テスターを当てて見ると抵抗値は4Ω。
数値が判っただけで正常かどうかは判らない。


外した時は気にしていなかったが、コイルから生えている外側の配線の劣化具合がヤバイ。
長年ミッションオイルという鉱物油と、高油温にさらされて配線の被覆が劣化してしまっている。

少し引っ張るだけでプチプチと切れてしまった・・・。

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alt
これではそのまま転用しても直ぐに断線してしまいそうなので、配線の怪しい所を全て作り直してしまった方が良さそう。

ケースの内側にあたる部分の配線は切って、新しい配線を半田付けで繋いで作り直しました。

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似たようなファイバー系の保護チューブを持っていたのでそれを通し、元のように屈曲ステーに固定し直しました。

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再度抵抗値を測ってみると3.5Ω前後と若干値が変わりました。
配線が劣化していたので抵抗になっていたのかも知れませんし、単なる温度変化によるものかも知れませんし、確認の方法がありませんw

更にこのコイルを、バッテリー直で接続してみて磁性の確認。

スパナを近付けるとカチンと引っ付きました。


しかし、近付けて近付けて漸くくっ付くという感じの磁力。
もっと強烈な磁場が発生して周囲の鉄を手当たり次第に引き寄せてしまうのでは、と心配しましたがこんなもんなのかという感想。

あとは、コイル巻きの黒い樹脂被覆と外殻の金属カラーの隙間からプクプクと染み込んでいるオイルが泡立つ現象がありました。

磁力が発生するだけでオイルが泡立つ!?


もしかして中でショートしているのか?
でも短絡なら抵抗値はほぼゼロになりそうだし・・・正常値が全く分からないので何とも言えませんが、エアコンなどのマグネットクラッチのコイルの抵抗値は4Ω程度と言う事なので、似たようなものなら正常な気もするし、詳しい人が居たら教えて欲しい・・・。


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取り敢えず、このコイルで仮接続してみます。

トランスミッションの左側面からカプラーへアクセスできるので、ここでコイルだけ繋ぎ直してコントロールユニット上の反応を見ますが・・・

エラー表示変わらず・・・。

何だと!?
このコイルも実はダメなのか?

それとも、コイルじゃない他の何かが原因なのか!?


GCはECUでDCCDユニットを見ていないので関係ないとは思ったが、一応バッテリーのマイナス外しなどを実施したり、電気系のリセットを試みましたが結果は変わらず。


うーむ・・・。
急に手持ちの物じゃ判らなくなったぞ。


alt
DCCDコイルへの2極線に極性があるのかもと思い、線を入れ替えたりしてみるもののそれでも変わらず。
単体チェックでも、どちらから流しても磁性に変化なしだったしね。


これは困ったな。。。


ついでに、まだトランスファーに入っている現車のDCCDのカプラーからテストリードを接続してみると、導通は無し。
現車のDCCDが死んでいるのは間違いなさそう。


やはり導通無しは死亡だよなぁ・・・。


やはりストックのDCCDコイルもダメなんだろうか。
導通以外にも正常な抵抗値などを見ていて、それから外れている不良品てことかな?

だとしたら、配線などを作り直したりしましたが、このコイルは使えないな。

それともコントロールユニット、もしくはハーネスの不具合か?
ただ、搭載コイルと両方が同時にダメってなかなかない事。
考えにくいなぁ。。



ちょっと誰か他のGC乗りのひとにユニット借りて付け替えさせてもらって、良否判断するしかないか。

誰かこの辺に詳しい人いませんか~。(;´∀`)






alt年内直さないと雪で遊べない・・・&車検が通せないw

Posted at 2018/11/17 06:23:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | クルマ
2018年10月28日 イイね!

冬が来る前に

冬が来る前にすっかり寒くなりましたね。

相変わらず季節の変わり目に調子を崩す私ですが、漸く長引いた咳が収まってきたところです。
体脂肪率一桁台なんて風邪ばかり引いて余りいいことはないな・・・。


今年の記録的で殺人的な夏の暑さもクルマなどの作業には適しませんでしたが、こう夏が暑いと冬はやたらと寒くなったりするもの・・・自然科学とはそういうものである。

寒い冬の朝からクルマの作業とか・・・これも嫌だよね。


仕事とか知り合いのクルマとかなら「よしやるか!」なんて割り切ってスイッチが入ったりするけれど、自分のクルマのスイッチとか・・・どこ探しても見つからないよ。

何処にあるんだろう・・・ヲレもクルマのやる気スイッチは・・・w(無いのかも)

まぁ、スイッチは無くてもジャンプケーブルバッ直でもいいからやらないといけない事がいくつかある。


先ず数年前からある厳冬期の朝のエンジンスタートの失敗。

毎回ではないんだけど、スタート位置に捻っても回るまでにタイムラグがあったり、回りが遅かったりする。
寒い朝にセルが勢いよく回らないのは致命的で、クランキングの回転数が低いので圧縮が足りずプラグが被って始動不能に陥ってしまう。

一回被ってしまうと、どんなにセルが勢いよく回っても初爆に至ることはなく・・
プラグを外して掃除するか、けん引ロープで引き回してもらって30キロ以上でギヤを入れるっていう高速押し掛けを実行するしかない。

朝の通勤前なんかでそんな余裕はないので、山の上の駐車場なのをいいことに道路まで手で押して坂道に落とし、乗り込んで2速で押し掛けw
っていうのを何度かやりました。(約100メートルの坂の下までに掛からなかったらアウトw)

初めは距離も距離なんでセルモーターだろうなんて言ってストック品に替えたりしていましたが、変わらずに症状は出ますし、舐めてんのかな~なんて思っていたんですが。


どうもイグニッションスイッチではないかという話がチラホラ。

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いつだったかマッキーも言っていたことを思い出し、イグニッションスイッチを注文。
交換してみることにしました。

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イグニッションスイッチは、ステアリングコラムにあるメインキーシリンダーの、鍵穴の反対側に取り付けられている配電基盤である。

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キーを回してシリンダーが回転すると、円盤状の接点も一緒に動き、アクセサリー電源・イグニッションON・スタートと順番に通電する仕組みになっている。

要するに、このスタート位置での接点に問題があると、セルモーターの駆動にトラブルが起きるということは容易に想像は出来ますが、モーターを回すための大電流(B端子)を直接接点している訳ではなく、リレーで言う所の信号線のようなものを通電させているだけなので、トラブル候補からは除外していた。

セルスターターというものは、それそのものがリレーのような仕組みになっていて、イグニッションスイッチから送られてくる電気を受けると、ギヤがパチンと飛び出してスイッチが入り、バッテリーからの大電流を直接モーターへ落とす仕組みになっている。


しかし、最初のこのパチンが始まらない・・・(若しくはとても弱い)のだ。

パチンはあるけど重くて回せないとかならバッテリーが弱いとかセルが弱っているとかが濃厚ですが、パチンに行かないってのはそれより上の可能性を示唆する訳で・・・
そこから上の通電をコントロールしているのはイグニッションスイッチって事ですな。

セルがリレー的な構造をしているとは言っても、パチンを制御しているプランジャのコイルへの通電もそこそこ大きめの電気が流れるようで、スターターのスイッチを見ていても結構太めの配線が使われている。

しかし、スイッチ基盤そのものはなかなかに可愛らしいサイズで、セルクランキングをしつこく繰り返したりしているとそれなりの熱を持ちそうな構造である。

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20年間でおよそ10000回は捻られたであろうイグニッションスイッチ。

右側の新品と比べると、ケースから基盤が浮いてきてしまっているのが判る。
熱を持って基盤の樹脂が柔らかくなってる時に、中のスプリングの反力に負けるんだと思う。

こんな風に浮いてしまうと、スプリングで接点を押す力が弱くなって接点不良が起きやすくなる。
捻った時のカチカチというノッチ感も新品に比べ甘く、くたびれた感じ。


まぁ、兎に角お疲れさまでした。


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スイッチを新品に交換。
小ネジ一つなので、寝る前に15分くらいの時間で作業出来ました。

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スイッチを分解してみました。

銅の円盤を自動戻りと押し付けを兼ねたスプリングで基盤に押し付けているだけの単純な構造。
器用な人なら自分で直せそうですね。

因みに自分は壊さずにバラそうと思ったけど、カシメが上手く起こせず基盤が欠けましたw


alt
スターターに行くであろう接点部分は結構減っていて、グリースの焦げも見られます。
ここの接点がイマイチのせいで、セルスターターのプランジャがギリギリ動かない・若しくはやっと動く程度の導通だったのでしょう。


結局、プランジャが勢いよく動かないからB端子のメイン接点の接着も甘くなり、結果セルの回り方も弱くなる・・・という2点目の接触不良を起こしたって事なのかな。

判りにくいよ・・・。


セルモーターはキーを捻ると瞬時に勢いよく回るようになり、エンジンスタートをなんと一瞬で実現できるようになりましたw

これで寒い朝からエンジンが被るっていう心配から解放されたようです。



alt今度はDCデフを直さないと。。



Posted at 2018/11/03 11:34:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | GC8メンテナンス | 日記

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