
通勤で運用を始めてまだひと月程度のジョグアプリオ。
給油のタイミングを逃し、ガス欠寸前とまではいわないが、割とぎりぎりまで無給油で引っ張ってしまった。
でもまぁ、そこは6Lタンクのジョグアプリオ。
メーター読みでエンプティに近くても、まだ割と入ってるもんだ。
1L弱はまだ入っている筈だ。
ま、仕事帰りの途中にあるエネオスで入れて帰ればいいかな位に思っていた。
ところが、会社を出て程なくした所で、ぷすんぷすんと止まりそうになる。
マジか!実はもうガス欠なのか!!
スロットルを煽ってなんとか引っ張るものの、次の信号待ちであえなくエンスト。
しかし、見えているぞ!
交差点を右折した先にすぐエネオスのスタンドが!!
何だよちくしょう。
意外とメーターに余裕ねーなぁ・・・何て思いながらすぐ先のスタンドまで押して行って無事給油。
危なかったなぁ。
そう思いながら走りだそうとするが、なんだかアイドリングが落ち着かない。
なんだ、まだキャブにガソリンが落ちてないのかな。
少しスロットルを煽ってみるが、逆にストール気味になる。
???
勝手にガス欠と思っただけで、実は別の不具合か?
直ぐに思いついたのが、燃料タンクをだいぶ空にしたので、バシャバシャと波立ち、底にたまっていたゴミが舞ってキャブレターに入ったのかも知れない。
ボロいバイクだとよくある事だ。
上手く吹かすと走れたので、どうにか帰宅。
直ぐに直す時間も無かったので、何とかかんとか走れるならと、
翌朝も乗って会社に行こうと思いましたが、全くアイドリング出来ないのでフカして高回転につなげていくことが出来ない。
走りだせない!!!
これじゃダメだと、急遽インプで通勤となりました。
その日は美しい夕日を横目に定時で退社し、ソッコーで直すことにしました。
帰りにナップスで汎用の燃料フィルターを購入し、納車時メンテナンスをしたノリさんにクレームの電話w
「馬鹿野郎!もう走らないじゃねーか。」
「クレームですかw、そもそもゴミなんで勘弁してくださいよ~。」
「最低でも普通に走るのが条件だろ。」
「多分キャブじゃないですかね。」
「ジェットが詰まったか?」
「詰まってるんじゃないですかね、若干錆びはありましたからね。」
仕方ねーな・・・。

燃料タンクを覗き込んでみる。
確かになんか錆だがゴミだかカスみたいなのが底に溜まってるな。
あれを巻きあげたのか・・・。

リヤカウルだかメットインやらを全部取らないとキャブまで行けないのが面倒くさい・・・。

キャブレターをバラシてみる。

メインジェットは詰まってない。
きれいに丸穴が見える。
しかし、スローは向こう側が見えなかった。
細長いから見えにくいのかな?
そもそも小さいものが良く見えないので目をこすりながら光に翳すけどやはり穴は見えない。

細い塗装のゴミ取りようニードルでほじくると、黒いカスが出てきた。
これが原因で間違いなさそうです。
スローは細いからね・・・すぐ詰まる。

見えるようになりました。
負圧コックが正常に作動しているかどうか、バキュームホースを吸って確認してみる。
ちゅう~と吸うと、ドバドバ燃料ホースからガソリンが出てきます。
コックは正常だな。

間にナップスで買ってきた燃料フィルターを入れてキャブレターを戻します。
古いバイクはフィルターをちゃんと入れないとダメだね。

これでエンジンを掛けて問題ない事を確認。
無事修理は完了しました。
危ない危ない、走らない乗り物が増える所でしたw
この小休止に乗じて一気に乗り物を直す!!!
Posted at 2019/04/07 15:35:10 | |
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